仕上げ実績・ブログ
2016.07.30
日産Y30純正とHONDAプレリュード純正のパウダーコートからのダイヤモンドカットフルリフレッシュ
古い純正ホイールを当時モノのオリジナルに沿った再生が出来ないって諦めていませんか?
昭和の日産Y30純正とHONDAプレリュード純正をパウダーコートとダイヤモンドカットによる現代の技術でオリジナルに沿った復元再生をしました。
ダイヤモンドカットに限らず1Psホイールのカラー塗装&ポリッシュ「BBFバフポリッシュ・バレル研磨・ブラッシュド」など先にカラー塗装を済ませて先塗りカラーを剥ぎながら各種のポリッシュ加工して最後にトップコートの丸塗りのオンクリアーとなりますので後のポリッシュ方が違うだけで作業の手順は同じです。
「BBFバフポリッシュ・バレル研磨・ブラッシュド」などカスタムポリッシュはパウダークリアーが可能ですが、ダイヤモンドカットはパウダークリアーが出来ませんので溶剤クリアーのみとなり総合的な耐久性はパウダークリアーが出来る他のポリッシュ方より劣りますが純正オリジナル重視ならダイヤモンドカットになります。
日産Y30純正とHONDAプレリュード純正のパウダーカラーコートからのダイヤモンドカットフルリフレッシュ
福岡県のお客様・・・昭和の時代の年代モノの割には珍しく曲り、ガリ傷、腐食の無い程度良好な日産Y30純正15インチ鋳造(CAST)ホイールです。
埼玉県のお客様・・・こちらも25年前の年代モノですが曲り、ガリ傷、腐食など年相応に劣化したHONDAプレリュード純正鋳造(CAST)ホイールです。
HONDAプレリュードの方はダイヤモンドカット溶剤ポリッシュ特有の白ミミズが多く出ています。
純正ダイヤモンドカット白ミミズ腐食の原因はこちら
http://243yxeoj.sw63.secure-cms.net/menu/simifusyoku/
剥離からブラスト研磨
Y30純正の方は曲りガリ傷修理は有りませんが、プレリュード純正の曲り、ガリ傷修理!
プレリュード純正の溶接肉盛り修理!
インナーリムから側面リムまでパウダーコート下処理の本体丸ごとリム研磨
オリジナル溶剤カラー似のパウダーガンメタとパウダーシルバーの静電噴射!
先塗りカラーは溶剤カラーでは無く耐久性重でY30純正はパウダーガンメタでプレリュード純正はパウダーシルバーから天面をスライスカットしてダイヤモンドカットポリッシュになります。
純正ホイールは鉄の座金ブッシュが付いていますのでパウダーコートする際は座金ブッシュは外します。外したついでにサービスで錆をブラスト研磨しますが鉄の座金ブッシュはすぐに錆びますので出来ればパウダーコートするか新品と交換するかいずれかをお勧めします。
日産Y30純正パウダーガンメタ&ダイヤモンドカット溶剤クリアーの完成!
当時物オリジナルとほぼ同じような感じに復元再生出来ました。
HONDAプレリュード純正パウダーシルバー&ダイヤモンドカット溶剤クリアーの完成!
曲り、ガリ傷、腐食有りでしたが、当時物オリジナルとほぼ同じ質感風合いに復元再生出来ました。
デザイン表面パウダーコートしたついでにインリムまでパウダーコートして有ります。
●インナーリムまでパウダーコートしたの理由●
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんのパウダーコートにより「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点でインナーリムまでパウダーコートします。
Y30純正のキャップはプラ樹脂製のためダイヤモンドカット不可のためレンズクリアーで光沢復元
プレリュード純正のキャップはプラ樹脂製の溶剤シルバー塗装仕上げになります。
★ダイヤモンドカット不可なモノと注意点★
1・鉋でスライスするような天面カットポリッシュ方のためリムやディスクは角張ってエッジが鋭角になり角張ったエッジ部はクリアーが伸びて塗膜が薄くなるためディスク角部やバルブ穴の鋭角な箇所へ水が侵入で白ミミズ腐食が入る原因です。
こちらhttp://243yxeoj.sw63.secure-cms.net/menu/simifusyoku/
2・繊細な虹色ライン保護のためオンクリアーは絶対条件ですがパウダークリアーは出来ません。
3・表面削り出しで平滑なディスク構造のみとなるため丸みを帯びたディスクにはダイヤカット不可。
4・歪み、横振れ縦振れの有るモノは均等にカット出来ませんのでダイヤカット不可。
5・合金プレス深リムや旧RSリム、旧式のOZ(AMG・フッツーラ)などの3Ps1枚型の肉薄リムは肉厚確保や強度確保の面からダイヤカット不可。
6・ディスク面へのダイヤモンドカットの場合、ホール穴がフラットタイプのディスクは旋盤取り付けの際、治具ナットが干渉しますのでダイヤカット不可。
7・2Ps溶接ハメ殺しのホイールはリム、ディスクが単体にならないため構造デザインにより不可。
6・肉厚の有る1Psはある程度複数回のダイヤカットは可能ですが、元々肉厚の薄い2・3Psのリムは何回もスライスすれば肉厚が薄くなってしまうためダイヤカットは2回までが限度です。
※「BBFバフポリッシュ・バレル研磨・ブラッシュド」など磨き修理は何回でも再研磨可能です。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
お問い合わせやお見積もりはこちら nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
メール送受信のお願い・・携帯からのメールでは一部「受信制限、返信不能、文字化け」などが有り電話番号が明記されないと、こちらから連絡の取り様が有りませんので必ず電話番号明記の上お願いします。返信不能な場合はこちらからお電話いたします。
電話受付:平日AM9:00時~PM19:00時 ※日曜祝祭日はお休みです。
電話番号 0995-65-7225
(有)オートサービス西
関連情報URL : http://243yxeoj.sw63.secure-cms.net/blog/category/505/
- カテゴリー:
- ダイヤモンドカット/修正・リフレッシュ
コメント
- 2021.09.24 11:23
- 横田幸洋