仕上げ実績・ブログ
2016.10.04
SSR20インチ/光輝アルマイト&パウダーグロスブラック/リフレッシュ・リメーク
バフ磨き修理から手治し光輝アルマイト
↓
合金プレスのアルマイトリム傷修理は簡易的なバフ磨きが主流ですがアルマイトとバフ磨きは別表現ですのでお間違い無い様に!
アルマイトのリム天面バフ磨きでははいずれ酸化白ボケしてしまいアルマイトと大きく違って来ます。
※ポリッシュにガラスコーティングしても効果は期待出来ません。
分解して3Psのアウトリムのみバフ磨きベースから光輝アルマイト※2Ps&3Psハメ殺しはリム単体に出来ないため光輝アルマイトが出来ない理由です。
光輝アルマイトはクロームメッキ同様に腐食の有無と下処理研磨のバフ磨きで仕上がりが左右されます。
※1・光輝アルマイトもクロームメッキもバフ磨きを土台ベースとして最終のメッキ処理工法が違うだけです。
※2・リム単体に出来ない2Psハメ殺しは光輝アルマイトもクロームメッキも不可能です。
SSR20インチ/光輝アルマイト&パウダーグロスブラック/リフレッシュ・リメーク
岐阜県のお客様・・・削り込み修理からのバフ磨きしてありましたので曲り修理ついでにオリジナルの光輝アルマイトに戻してディスクも上塗り溶剤ブラックからパウダーグロスブラックにリフレッシュ・リメークします。
インリム&アウトリムの曲り修理から・・
解り易い様にリムフランジ部を赤マジックで塗って有りますが削り込みでリムが薄くなっています。
※削り込み修理は逐一オーナーへ報告しないとこちらの仕業と勘違いされますので先に確認もらってから作業に入ります。
リム曲り修理して化成ソーダによるハンドアルマイト剥離
リム単体専用研磨機でBBFバフ研磨!
アルマイトメッキは水槽混入でアウトリムだけアルマイトという訳には行きませんので2Ps本体丸ごとアルマイトされますのでアウトリムとインリムを溶接結合された実質2Psの溶接ビートのコーキングを剥いでインリムまで洗浄研磨が必須です。
2Ps本体丸ごとアルマイトされますのバフ磨きしたアウトリムは光輝アルマイトになりバフ磨きしないインナーリムから側面リムはついでにアルマイトされ綺麗になります。
センターディスクの塗装剥離
ブラスト研磨
鋳造(CAST)鋳物ゆず肌削除ハンドアクション研磨
平滑面出しバレル研磨!パウダーコートに限らず塗装は下処理仕込みが命です。!
パウダーグロスブラックの静電噴射!
1本ずつ丁寧に磨いたピアスボルトを装着組み付け合体完成
サイズラベルシールは再利用して貼り付けで有ります。
2Ps本体丸ごとアルマイトされますバフ磨きしないインナーリムから側面リムはついでにアルマイトされますので綺麗になります。
元のディスクのブラックは上塗りされた溶剤ブラックでしたが塗装を剥いでアルミ無垢からのパウダーグロスブラックですのでそう簡単に剥げません。
新品オリジナル同質の合金プレスリム光輝アルマイト
※重要:
・・・アルマイト加工の条件と不可なモノ、留意点について・・・
1・・2/3Psの分解可能なリム単体になる事が最必須条件です。
2・・2Psハメ殺しのアウトリムのほとんどはアルマイトですが溶接結合でリム単体に出来ないためアルマイト加工は全て不可です。
3・・溶接を伴う修理のモノは不可では有りませんが溶接痕が現れます。
4・・鋳造リムは白濁しますのでアルマイトは不可
5・・鍛造リムは鋳造リムほど白濁しませんが合金プレスリムより白濁りが出ます。
6・・腐食の有るモノはアルマイトしても腐食痕は残った状態で現れます。
※重要
※アルマイト加工前の前処理となるBBFバフ研磨の時点では肉盛り痕はなじんで消えてしまいますがアルマイトの化学反応で溶接痕がうっすらと現れて来ます。肉盛研磨形成を要す修理で溶接痕を気にされない方はアルマイトもお受けしますが、溶接痕が気になる方はBBFバフポリッシュ仕上げになります。
※光輝アルマイトは市販されているアルミクリナーや薬品洗浄すれば化学反応を起こし酸化して白シミやアルマイト剥げが出ますのでアルミクリーナーや薬品洗浄は絶対厳禁です。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
お問い合わせやお見積もりは会社メール nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
電話受付:平日AM9:00時~PM19:00時
※日曜祝祭日はお休みです。
電話番号 0995-65-7225
(有)オートサービス西