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2017.05.01

BBS-RS-GTパウダーコートによるDSK-Pフルパウダーコートリフレッシュ・リメーク

BBS-RS-GT「溶剤DSK-P」から耐久性重視の「パウダーコートDSK-P」フルパウダーコートです。

高級感有る溶剤メタル調ハイパー塗装(DBK&DSK)は4層重ね塗りで塗装が剥げ易く肌が脆いのが欠点でです。また
Pのポリッシュも肌の弱い溶剤クリアーのため飛び石で水侵入で白ミミズシミが入り易くなります。

北海道その他雪国の地域は塩カリ等で溶剤カラー&溶剤ポリッシュクリアーは早期劣化しますので一品物ワンオフ塗装ならではの総合的な耐久性を備えたパウダーコートによる光輝シルバーDSK-Pフルパウダーコートによる塗り替えです。

BBS-RS-GT19インチ/パウダーコートDSK-P光輝シルバーフルパウダーコート

北海道のお客様・・・多少の曲りガリ傷は有りますが腐食が有りませんのでパウダーコートフィニッシュが可能です。※北海道のさらに最北端より本土最南端の鹿児島へご依頼ありがとうございます。

曲りガリ傷肉盛り修理
「曲り、ガリ傷」は治っても「虫くい、陥没、腐食」は治せませんので曲り、ガリ傷より「虫くい、陥没、腐食」の有無こそが仕上がりを大きく左右します。

2Ps本体剥離からインナーリムから側面リム研磨

2Ps本体先塗りのパウダーシルバーのガスグラスプライマー

2Ps本体パウダーシルバー静電噴射!

アウターリムのBBFバフポリッシュ

アウターリムのパウダークリアー静電噴射!

センターディスクの剥離から砂肌削除のハンドアクション研磨

平滑面出しの当社独自のバレル研磨!
※塗装は下処理仕込みが命です。

1コート目のパウダーミラークロームの静電噴射!

DSKのベースとなるメッキ調パウダーミラークローム

メッキ調パウダーミラークロームへ2コート目となるパウダースーパークリアー静電噴射!

1本ずつ丁寧に磨いたピアスボルト装着組み付け完成!

裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんのパウダーコートのカラーに関係なく「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などインリムはパウダーコートカラーがお勧めです。パウダーコートはガラスコーティングも必要有りません。

斜め写真と正面写真では撮影環境で違って見えますが正面写真がより実物に近いです。

ポリッシュ専用のアクリルパウダークリアー独特のモッチリとした肉厚感有る透明度の高い頑丈肌になります。

溶剤ハイパー塗装DSKと比較したパウダーコートDSKは光輝シルバーの光沢感やビジュアル、耐久性は遥かに勝ります。

■BBS-RS-GT19インチ/パウダーコートDSK-Pの詳細■
・アウターリム・・・・・・・BBFバフポリッシュ(パウダークリアー)

・2Ps本体塗装・・・・・・パウダーシルバー

・センターディスク・・・・パウダーコートDSK光輝シルバー

 ・ピアスボルト・・・・・・・洗浄研磨再利用

 ・エアーバルブ・・・・・・・洗浄研磨再利用

・エンブレム・・・・・・・・・交換無し

パウダーコート(DBK&DSK)は200℃高温焼き付けの塗膜では無く樹脂膜のため「密着性、耐光性、耐色性、耐熱性、頑丈肌」など溶剤ハイパー塗装の比では有りません。「丈夫で長持ちお手入れ楽々」で耐久性やメンテナンスの面ではパウダーコートによる(DBK&DSK)が断然優位です。

・・パウダーコート(DBK&DSK)の弱点欠点・・
1・パウダーコートは粉(個体)の静電気蒸着方のためプラ樹脂製は通電せず高温焼き付けに耐えきれませんので金属製以外のモノは施工が出来ません。
2・液体ガン吹き溶剤塗装の様に臨機応変に部分塗装修理が出来ません。
3・200℃高温焼き付けのため「虫食い、腐食、巣穴」の酷いモノは空気発泡現象が起きます。
4・パウダーコート(DSK)は溶剤DSKより光輝シルバーになりますが、パウダーコート(DBK)はやや青赤みが有り溶剤DBKとは若干の色ずれが有ります。


 【溶剤ハイパー塗装とパウダーコート塗装肌の強度比べ】 実験YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=EwgV3IQNJiU

■溶剤ハイパー塗装の特性のおさらい■
ハイパー塗装は一般的な調色した溶剤2コートカラー塗装と違い4~5層の塗装を重ねたレイヤー式のメタル調表現のため密着性を犠牲にして成しえる高級感あるハイパー塗装になります。
 
ハイパー塗装はベースカラーの上へ銀膜から最終のトップコートまでの中間塗装はサイディングや密着剤添付が出来ません。つまりベース上の中間から上の層まではバームクーヘンのように挟んで重ねてあるだけのため密着が悪くなり飛び石に弱く、また取り付け時の工具干渉やタイヤ組み付け傷など付きやすく塗装肌が軟弱な事が最大の弱点ですのでタイヤ組み付けや装着作業また普段のメンテなど極デリケートに扱いう必要が有ります。

それら密着性を犠牲にして特殊なカラー表現ですので高級特殊塗装と言われる(ハイパーやスパッタリングメッキ)は重ね塗り手法のためカスタム塗りも社外量産新品や純正ホイールなどハイパー塗装は全て高圧洗浄機や洗車機は絶対厳禁です。
 

再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです
※色塗れば誤魔化せる削り込み修理やパテ埋め補修など行っていません。


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