仕上げ実績・ブログ
2018.05.12
BBS-RI-D19インチ1Ps鍛造バレル3次元研磨ノークリアー
BBS-RI-D19インチ鍛造バレル3次元研磨ノークリアー
【ノークリアーの欠点】
1・アルミ素地剥き出しのため傷が付き易く雨泥で酸化白ボケし易い
2・塩風の有る海岸沿い、火山灰が降る地域、雪国で凍結剤を使う地域などは特に腐食を起し易い
3・水や泥が付いてそのまま放置すればシミ、腐食の原因となり普段のメンテナンス(洗浄・ワックス・磨き)など週2回以上の磨きメンテが常に必要となる
4・クオリティの維持は使用条件化や普段のメンテナンスの有無に左右される
※ノークリアーメンテについてはこちら http://www.243ok.com/menu/noclearmente/
●オンクリアー(パウダーアクリルクリアー)の特性●
【パウダークリアーの利点】
1・素地ポリッシュにパウダークリアーコーティングされているため洗車水洗い程度で済む
2・パウダークリアーは量産新品の軟弱な一液型溶剤クリアーと違い「密着性・褪色耐UV性・耐熱性・頑丈肌」など総合的な耐久性UPが期待出来る
【パウダークリアーの欠点】
1・磨き込んだ鏡面研磨光沢がクリアー塗装により鏡面光沢がやや落ち艶引き感が出る
※例・・鏡にクリアーを塗れば映り込みが弱くなりボケ感が出るのと同じ現象
2・曲りガリ傷修理の際にクリアー剥離代が伴い修理後に全面再クリアー代も掛かるためノークリアーより納期や修理ランニングコストが高くなる
3・パウダークリアーとは言え経年劣化やガリ傷、角部からアルミ素地とクリアーの間へ水が浸入してに白シミ、ミミズシミ、塗装の浮きがいずれ起こる
4・ユーザー自信で部分傷補修が出来ない
※傷、シミの入った箇所を研磨してもクリアーが剥げるだけでアルミ素地が出て却って不格好な仕上りになる
■ノークリアー&オンクリアーまとめ■
ノークリアーは週1ペースでのメンテが必要ですが、メンテ次第で光沢クオリティーが永く維持出来てユーザー自身でリペアー可能である
オンクリアーは水洗いOKですが小傷から水侵入白錆びや曲りガリ傷が入れば一旦クリアーを剥ぐ必要が有りユーザー自身で磨きリペアーが出来無い
■ノークリアーメンテについて■
ノークリアー仕上げはオンクリアーの様に水侵入による白ミミズシミは入りませんがアルミの無垢状態ですので水、泥、灰、塩カリなど水気や塩分が一番の敵です。
水気や塩分による白ボケ、酸化を防ぐために定期的に水洗いして乾燥後に水気弾きの強いワックスでも掛けておけばより光沢維持効果が有ります。
ポリッシュホイールやアルマイトホイールなど市販されているホイールクリーナー(汚れ落とし)などを使えば
化学反応を起こし表面を犯してしまいますのでホイールクリーナー(汚れ落とし)は絶対NGです。
中性洗剤で洗浄して水弾きワックを掛けておけば素地コーティングの役目をして光沢を長持ちさせます。