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2018.09.08

BBS-RG15インチ/ピッチ加工&溶剤ハイパー塗装DBK-Pリフレッシュ・リメーク

BBS-RG15インチパウダーコートベース溶剤ハイパー塗装DBK-Pです。

分解可能な2Ps、3Psはリムとディスクパーツ別施工のため溶剤塗装とパウダーコートやパウダークリアーの組み合わせは自由自在に出来ますが1Psのカラー&ポリッシュはカラー塗装を先に済ませてからリムポリッシュの手順のため先塗り溶剤塗装の窯焼き70℃の後にパウダークリアー窯焼き180℃の焼き付けは溶剤カラーが発泡、変色しますので焼き付け温度同条件の溶剤クリアーになります。

BBS-RG15インチ/ピッチ加工&溶剤ハイパー塗装DBK-Pリフレッシュ・リメーク


兵庫県のお客様・・・・ポリッシュ特有の白ミミズ腐食は有りますが程度良のRG15インチです。
プラ樹脂製6角キャップを純正アルミキャップと交換して114.3-5Hから114.3-4Hピッチ加工、溶剤ハイパー塗装DBK-Pにします。
 パット面フラットディスクと下駄逃げ有りディスク

パット面がフラットディスクなら対角線上にピッチ加工可能ですが、下駄逃げ有るディスクは逃げの箇所に新たな穴が開きますのでこのままではピッチ加工が出来ません。

パット面フラットディスクの114.3-5Hから1穴基準の114.3-4H外注依頼ピッチ加工

ピッチ加工が無事終われば剥離~ブラスト研摩

リム研摩ハンドアクション研磨

インナーリムから側面リムは研摩機研摩

当社独自の平滑面出しのバレル荒研磨 ※塗装は下処理仕込みが命!

ハイパー塗装DBKベースのパウダーブラック静電噴射!

パウダーグロスブラック仕上げならここで完成ですがハイパー塗装はここからさらに4コート(塗装)、4ペグ(釜焼き)が有ります。

インナーリムから側面リムは拘りのパウダーグロスブラック肌残しのためのマスキング

デリケートな溶剤ハイパー塗装DBKに研摩傷が入らない様にディスクのマスキングガード

プラ樹脂製6角キャップから純正アルミキャップと交換して他のお客様分の6角キャップバレル研摩からパウダーアクリルクリアー

BBSは膨大な数のオーダーが有りますのでまとめて効率よく同時完成!

RGの6角キャップにはプラ樹脂製も有りますがプラ樹脂製は研摩磨きが出来ませんのでプラ専用蒸着メッキの方法も有ります。

GR-1Psのリム&ディスク個別の溶剤ハイパー塗装DBK-Pの完成!
※1Ps丸塗りと違いリムとディスク個別仕上げは2Ps様にパーツ別施工が出来ない上マスキングも要しますので2Psや3Psより手間と時間が掛かります。

溶剤ハイパー塗装DBKの黒透かし濃淡は有る程度調整出来ますので今回は通常の黒中間色です。
※ベース黒にハイパー銀膜を薄く塗れば黒濃い目になりハイパー銀膜を濃く塗れば黒薄目になります。

先塗りのディスクが溶剤ハイパー塗装ですので後加工塗りのアウトリムポリッシュも当然溶剤クリアーになります。
※先塗りカラーが溶剤焼き付け温度70℃前後に対してパウダーコートは焼き付け温度200℃前後のため先塗リ溶剤カラーが沸騰変色します。

・・インナーリムから側面リムのパウダーブラック残しの理由・・
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点からインナーリムから側面リムはマスキングによる拘りのパウダーコート肌残しの理由です。

2Ps本体塗装の量産新品黒と当社パウダーブラックの黒光り光沢の違い!
量産新品のインナーリム、側面リムは溶剤の黒が薄く被った程度ですが丸塗りパウダーブラックはインリム側面リムとは言え拘って丁寧に塗っています。

溶剤ハイパー塗装は4コート、4ペグの重ね塗りして無し得るメタル調高級塗装ですので塗膜肌がデリケートなため扱いに十分気を使けてください。
■ハイパー塗装の特性■ 
ハイパー塗装は一般的な調色した溶剤2コートカラー塗装と違い4~5層の塗装を重ねたレイヤー式のメタル調表現のため密着性を犠牲にして成しえる高級感あるハイパー塗装になります。
ハイパー塗装はベースの黒やグレーの上へ銀膜から最終のトップコートまでの中間塗装はサイディングや密着剤添付が出来ません。つまりベース上の中間から上の層まではバームクーヘンのように挟んで重ねてあるだけのため密着が悪くなり取り付け時の工具干渉やタイヤ組み付け傷など付きやすく塗装肌が軟弱な事が最大の欠点ですのでタイヤ組み付けや装着作業また普段のメンテなど極デリケートに扱いう必要が有ります。 
それら密着性を犠牲にして特殊なカラー表現ですので高級特殊塗装と言われる(ハイパーやスパッタリングメッキ)は重ね塗り手法のためカスタム塗りも社外量産新品や純正ホイールなどハイパー塗装は全て高圧洗浄機や洗車機は絶対厳禁ですのでスポンジ等での手洗いシャンプーをしてください。
パウダーコートベースの場合はパウダー上層からのハイパー塗装剥げが起こり、また溶剤ベースの場合は地金からの塗装剥げが起りますので剥げる箇所が違うだけでベースは関係なく上層の特性に依存されます。
厚塗り塗装は女性の厚化粧の様なモノで厚く塗るほど塗装膜が脆くなりますので、薄く塗って塗り重ねが少ないほど塗装の密着性、耐久性は向上します。
一般的なシルバー、ゴールド、ガンメタはメイン塗装からトップコートまで通常2コートですが、ハイパー塗装は5コートを要しますのでどうしても厚化粧になりますので密着性、耐久性を犠牲にした高級メタル調塗装です。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
※素地表現のブラッシュドやバレル研摩など色塗って誤魔化せる削り込み修理やパテ埋め補修など出来ませんので修理技術こそモノを「言います。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
お問い合わせやお見積もりは会社メール nishi@243ok.co.jp  の方へお願いいたします。 
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