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仕上げ実績・ブログ - BBS-1Ps/RG・RGR・DTM・RE・RT

2015.10.22

マツダ純正BBS-RG17インチ/バレル2次元研磨からのパウダースモークブラック(薄め)

マツダ純正BBS-RG17インチへの当社自慢のバレル2次元研磨からパウダーコートによるキャンディー(透明系)の「黒薄めのパウダースモークブラック」です。

透明系のキャンディーカラーは素地光沢を透したカラー表現ですので「BBFバフ研磨・バレル研磨・ブラッシュド」などホイールを先ずポリッシュ化する事が最前提です。



マツダ純正BBS-RG17インチ/バレル2次元研磨からのパウダースモークブラック



愛知県のお客様・・・多少の傷は有りますが、大きなガリ傷、曲りなど無く程度良好なマツダ純正のBBS-RG17インチホイールです。

いつもこんな程度の良いホイールばかりなら順調に作業が進みますが、「曲り、ガリ傷、腐食」の有るホイールが多いためその分手間と時間が掛かってます。







塗装剥離ブラスト研磨







ハンドアクション研磨







インナーリムから側面リムは研磨機による全面研磨







ハンド研磨からバレル荒研磨







バレル中研磨してハンド研磨~ハンドバフ磨きを繰り返します。

※ペーパー目残りや磨きムラをチェックしてバフ磨きとバレル仕上げ研磨を数回繰り返します。







満を期してバレル仕上げ研磨の完成!

※バレル2次元研磨ノークリアー時





バレル2研磨仕上げ納めならこれで十分な仕上がりです。







このバレル光沢を透かしたキャンディースモークブラックにします。

透き通る黒のキャンディーカラーですのでペーパー目や磨きムラなどバレル仕上げが悪くければ正直にそのまま透けて見えますのでこの工程が一番重要です。







新種のパウダースモークブラック薄めの静電噴射!







バレル2次元研磨の光沢を生かした透き通った新種のパウダースモークブラック薄めキャンディーカラーの完成!







インナーリムから側面リムまでパウダーコートでしっかりガードしていますので普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ない裏リムなどは「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」効果抜群です。







通常のベタ塗りのカラー塗装ではこの表現は絶対に出来ません。







パウダーコートのキャンディーは溶剤のキャンディーより透明度はやや劣りますが密着性や肌強度、耐久性は溶剤キャンディーの比では有りません。







一般的なカラー塗装ではこの表現出来ませんので「BBFバフ研磨・バレル研磨・ブラッシュド」などポリッシュしてホイールを光らす事が最前提です。



通常のキャンディーはベースに「シルバー塗装やウェットブラスト」がどこも一般的ですがそれではキャンディーに一番重要なベースに光沢が出せませんのでキャンディーの擬似的な方法でポリッシュからのキャンディーとはほど遠い仕上がりになります。



パウダーコートフィニッシュはビジュアルも重要ですが耐久性が最大の目的です。

一般的な溶剤塗装は焼き付け温度が80℃前後のため使用中にホイールは熱を持ち50℃前後で溶剤塗膜が柔らかくなりパットカスや異物が熱で柔らかくなった塗膜に刺さり付着していくら洗っても取れなくなります。

パウダーコートは樹脂膜の上焼き付け温度が200℃前後のため120℃前後まで達しないと塗膜が柔らかくななりませんので通常の使用熱位ではパットカスや異物などびくともしません。

ブレーキパットカス付着の多い外車などは特にパウダーコートが一番適した塗装です。

ガラスコーティングなどボディーカラーと同様の溶剤肌をコーティング保護するためのモノですのでパウダーコートしたモノへのガラスコーティングなど無意味なため不要です。



以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。

バレル研磨の修理はこちらhttp://243ok.co.jp/blog/category/464/



4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!

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メール送受信のお願い・・携帯からのメールでは一部「受信制限、返信不能、文字化け」などが有り電話番号が明記されないと、こちらから連絡の取り様が有りませんので必ず電話番号明記の上お願いします。返信不能な場合はこちらからお電話いたします。

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2015.10.01

BBS-RGR18インチ大きな曲り割れ修理からのパウダーコートDSK

BBS-RGR18インチ4本全部表裏曲りガリ傷有りで2本は広範囲の大きな曲りとリム割れが有るためどこへ出しても断られる(出来ない?)そんなほぼ修理不能扱いのホイールを完全に治してから仕上げは耐久性UPのパウダーコートDSKで復活しました。

今回のRGRは「大きな曲り・割れ・欠け・ガリ傷」の修理フルコースで、塗装仕上りの見た目も重要ですがその前に基本土台となる修理技術こそが肝心要です。



BBS-RGR18インチ大きな曲り割れ修理からのパウダーコートDSK



千葉県のお客様・・・ここまでなれば修理不能で普段ならお断りしますが、当社への修理信頼を前提でヤフオフのジャンク品RGRを購入された経緯も有りそうもいかず、今回は何とか治しましょうと言う事で時間を掛けて修理いたしました。







剥離すれば曲りによる割れが見えて来ました。







大きな曲りのプレス修理から溶接による原型修復







割れた箇所の曲り修理から溶接修理







大きく曲がって割れたいたホイールの完成!







こちらはタイヤ側へ大きく押されたた曲りが半周ほど有ります。

押し込みによるディスクまで歪んだモノは横振れを起こしますのでディスク歪はその場でアウト修理不能になります。







曲りを治してからガリ傷修理の準備







リム表裏包み込むように肉盛り溶接







曲り、ガリ傷修理の研磨形成の完成!





その他4本インリムの曲りとガリ傷修理のオマケ付







インリムの曲りを治してからガリ傷の肉盛り修理







「大きな曲り・割れ・欠け・ガリ傷」の修理のフルコース無事に完成しました。

これより普段通りのパウダーコートに入ります。





1コート目のシルバークロームの静電噴射!







シルバークロームの写真を撮り忘れていましたので他のホイールシルバークロームですがこんな感じでメッキっぽくなります。

この上にスーパークリアーを塗ればパウダーコートDSKになります。





2コート目スーパークリアーの静電噴射







パウダー2コートによるパウダーコートのDSK完成です。







疑うかもしれませんが大きく曲がって割れていた箇所です。







タイヤ側へ広域に大きく押されて曲がって削られていた周辺箇所です。

※パテ埋め補修は一切有りません。





パウダーコートで綺麗になりましたがパウダーコート事態はそう難しい施工では有りません。今回は「大きな曲り・割れ・欠け・ガリ傷」の修理のフルコースで、曲り割れ修理に比べればガリ傷修理など屁みたいなモノです。









パウダーコートによるDSKなら「密着性、耐色性、耐光性・頑丈肌」など耐久性は肌の弱いデリケートな溶剤DSKの比では有りません。







インリム写真を撮り忘れしましたがインナーリムから側面リムまでパウダー2コートでがっちりガードしていますので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などこれ以上ないより効果的な塗装コーティングです。







パウダーコートは設備さえ整えれば何処でも出来ますが、ホイールの修理は修正機が自動で治すモノでは有りませんので「プレス・ハンマリング・溶接・研磨形成」の全て手作業による経験と勘と実績です。



再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは肝心要の曲り、ガリ傷修理が出来てからの話しです。

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2015.09.17

BBS-RG15インチ溶剤シルバーとパウダーシルバーx2台

NISSAN純正BBS-RGと初期型のBBS-RGの15インチ2台です。

NISSAN純正BBS-RGは「溶剤シルバーメタからポリッシュも溶剤クリアー」で初期型のBBS-RGは「パウダーシルバーからポリッシュもパウダークリアー」の2コートフルパウダーコートになります。



指定カラーが有る場合やコスト重視なら溶剤カラーの選択になり、指定カラーが無くコストは掛っても耐久性重視ならパウダーコートカラーの選択になります。※BBSの量産新品はカラーもクリアーも全て溶剤です。



溶剤もパウダーも一長一短が有りどちらが良い悪いで有りませんのでそれら特性は下の欄に詳しく案内しています。最後まで目を通してください。



BBS-RG15インチ溶剤仕上げとパウダー仕上げx2台

その1・・NISSAN純正BBS-RG「溶剤シルバーメタ&ポリッシュ溶剤クリアー」



愛媛県のお客様・・・曲り、ガリ傷、腐食無しの程度良好なNISSAN純正BBS-RG15インチです。こちらは一般的な「溶剤シルバーメタからポリッシュも溶剤クリアー」にします。







修理が有りませんのでいきなり塗装剥離





ブラスト研磨してデザイン天面アクション研磨

溶剤仕上げでもパウダーコートの下処理と同じ様に塗装は下地が命です。





本体丸ごと先に溶剤シルバーを塗ってからメタリックの場合一旦クリアーまで塗る必要が有ります。それから塗装を剥ぎながらアウトリムを磨いていきます。





6角キャップはバフ磨きから仕上げはバレル3次元研磨です。





ポリッシュ磨きしたリムからディスクまでクリアーを丸塗りして完成です。







純正BBSには座金ブッシュが付いていますので座金は外して研磨して有ります。





本体丸ごと先に溶剤シルバーを塗りますがメタリックの場合一旦クリアーで抑える必要が有ります。アウトリムを磨いた後はリムだけクリアーを塗れば重ねムラや筋が出るためリムとディスクの境目が自然な感じになるためディスクから丸塗りしますのでディスクは2回クリアーが載っています。







ポリッシュ磨きの光沢艶引き感が少ない透明度の高い溶剤クリアー



その2・・・初期型BBS-RG「パウダーシルバー&ポリッシュパウダークリアー」2コートフルパウダーコート



東京都のお客様・・・年代モノの古い商品のため曲り、ガリ傷、腐食有りの年相応の初期型のBBS-RGの15インチです。こちらは「パウダーシルバーからポリッシュもパウダークリアー」の2コートフルパウダーコートにします。







20年以上も経てばそれなりに腐食や曲りは当然出て来ます。







曲り、ガリ傷を治す前に塗装剥離







曲り、ガリ傷を治してから表裏リムとディスクの全面研磨





腐食の有った6角キャップもバフ磨きからバレル研磨で光沢が蘇ります。







先塗りワンコート目のパウダーシルバーの静電噴射!







リムのパウダーシルバーを剥ぎながらアウトリムのBBFバフポリッシュ







ポリッシュしたアウトリムからディスクまで本体丸塗りの2コート目パウダークリアーの静電噴射!





先塗りパウダーシルバーから磨いたリムまで丸ごとパウダークリアーして完成です。





量産新品の設定にないパウダーコートは「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点からインリムはパウダーコートフィニッシュが絶対有利です。





2コート目のパウダークリアーでパウダーシルバーが肉持ち感有る光沢になります。







リムは腐食が有りましたのでパウダーコートによるブツ湧きを心配しましたがそれも無く上手く行きました。







「NISSAN純正BBS-RG」は6角キャップだけパウダークリアーで本体はシルバー&ポリッシュの溶剤フィニッシュになります。※新品のBBSの塗装は全て溶剤です。







「初期型BBS-RG」は6角キャップから本体のシルバー&ポリッシュも全てパウダーコートフィニッシュになります。※BBSの量産新品にパウダーコートカラーは有りませんので一品物ワンオフだからこそ出来るフルパウダーコートです。



■溶剤塗装とパウダーコートの長所と短所■

溶剤塗装の長所

・調色可能でカラーが無限大・レベリングが高い・上塗りが出来る・ポリッシュ磨きへのクリアー透明度が高い・腐食酷いモノでも対応可能・素材造りの良し悪しを選ばない・プラ樹脂製問わず何にでも塗装が出来る

溶剤塗装の短所

・紫外線で退色、変色し易い・塗装肌が弱い・毒性の有機溶剤で環境に優しくない

パウダーコートの長所

・耐蝕性、退色性、密着性、耐光性、頑丈肌など耐久性に優れる・有害物質が無く環境に優しい

パウダーコートの短所

・調色が出来ない・カラーバリエーションが少ない・上塗りが出来ない・腐食の酷いモノは発砲する・素材の良し悪しを選ぶ・金属制に限られる・パウダークリアーは透明度がやや低くなるためポリッシュ磨きの光沢の艶引き感が出る

溶剤&パウダーどちらにも一長一短が有りますのでビジュアル重視か耐久性重視かの目的に応じた選択になります。



■溶剤とパウダーコートの組み合わせに付いて■

分解可能な2.3Psの場合は個別にディスクカラーとリムポリッシュクリアーを溶剤&パウダーコートの組み合わせは自由自在ですが、1Psホイールの場合は先塗りが溶剤カラーの場合は焼き付け温度差の違い(溶剤60℃・パウダー180℃)で後塗りのポリッシュクリアーにパウダークリアーは塗れません。その理由は焼き付け温度さの違いで先塗りの溶剤カラーが変色したり溶剤塗装が湧いてきます。

逆の先塗りが高温焼き付けのパウダーカラーでポリッシュが低温焼き付けの溶剤クリアーは当然可能です。



再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは肝心要の曲り、ガリ傷修理が出来てからの話しです。

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2015.04.07

BBS-RE18インチ/バレル3次元研磨ブラッシュドパウダークリアー

元々バレル3次研磨して有るBBS-RE18インチを再バレル3次元研磨ベースのブラッシュドから耐久性重視のパウダークリアーコーティング!

フルポリッシュからのバレル研摩の場合はベースが出来上がったていますのでバレル研摩料金はお安くなります。

ワンオフで時間を掛け丹念に磨き込むバレル3次元研磨は新品卸しのフルポリッシュよりテカテカの光沢になります。



BBS-RE18インチ/バレル3次元研磨からのブラッシュドパウダークリアー



兵庫県のお客様・・・バレル研磨による3次元フルポリッシュのメーカー限定販売のREです。再バレル研摩からブラッシュドにします。







ポリッシュオンクリアー特有の白ミミズシミ腐食の現象です

量産ポリッシュは肌の弱いクリアー保護のため水侵入による白ミミズシミ腐食が早期に出ます。

白ミミズシミ腐食が入る箇所は「ホール穴・バルブ穴」「スポーク角」など角張った箇所や「アウトリム端」など傷の入り易い箇所です。

角張った部位はクリアー塗膜が伸びて薄いためその周辺や傷口から水の侵入により素地とクリアーの間に水が密封された状態のままになり腐食が進行します。

ポリッシュオンクリアー腐食についてはこちら







メーカー設定のフルポリッシュよりワンオフハンド研磨からのバレル3次元研磨の方が光沢は遥かに勝ります。







ここまで磨き上げて勿体ない気もしますが今回のバレル研摩はあくまでも3次元バレルブラッシュドのベースの為の通過点にすぎません。







天面ブラッシュドしてパウダークリアー丸塗り静電噴射!







3次元バレルブラッシュドパウダークリアーの完成!









モッチリした厚めのパウダークリアーでブラッシュド肌の艶感、質感はパウダークリアー独特の表現になります。







スポーク縦壁から立体的な箇所はバレル3次元によるツル肌光沢です。







裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・」などの利点からインリムへのパウダーワンコートフィニッシュが理想的です。







高級鍛造(FORGED)ホイールほど良い結果が出ますが一部の海外製の鋳造(CAST)ホイールなど余計に手間掛けた割にはここまでならないモノも有ります。







バレルのテカテカ光沢と荒目銀色で鈍い光沢を放つブラッシュドは気品漂う高級感が有りでさらに「丈夫で長持ちお手入れ楽々」になります。







左バレル3次元研磨と右バレル3次元研磨ブラッシュド&パウダークリアーです。

バレル研摩からのベースは同じでもブラッシュドするとフェイスがガラリと変わります。







BBS軍団「RS-GTゴールド&ダイヤモンドカット・LM裏組バレル2次元ブラッシュド&パウダークリアー・REバレル3次元ブラッシュド&パウダークリアー」3台完成!



パウダーコートフィニッシュはビジュアルも重要ですが耐久性が最大の目的です。

一般的な溶剤塗装は焼き付け温度が80℃前後のため使用中にホイールは熱を持ち50℃前後で溶剤塗膜が柔らかくなりパットカスや異物が熱で柔らかくなった塗膜に刺さり付着していくら洗っても取れなくなります。

パウダーコートは樹脂膜の上焼き付け温度が200℃前後のため120℃前後まで達しないと塗膜が柔らかくななりませんので通常の使用熱位ではパットカスや異物などびくともしません。

ブレーキパットカス付着の多い外車などは特にパウダーコートが一番適した塗装です。

ガラスコーティングなどボディーカラーと同様の溶剤肌をコーティング保護するためのモノですのでパウダーコートしたモノへのガラスコーティングなど無意味なため不要です。



再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。



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日曜祝祭日はお休みです。



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2015.04.01

BBS-RGR/DSKからパウダーゴールド&パウダークリアー2コート

高級感有るハイパーシルバー(DSK)から耐久性重視のフルパウダーコートへの塗り替えです。

ハイパー塗装(DBK&DSK)は銀膜を挟んだ溶剤による多層塗装(4~5層)でメタル調の高級感ある表現になりますが塗装肌が脆いのが最大の欠点で飛び石や干渉傷で塗装が割れたり欠けたり剥げてたりします。

耐久性重視で末永く維持したい場合は密着性が良く頑丈肌のパウダーコートフィニッシュなら「丈夫で長持ちお手入れ楽々」でワンオフならではの塗装方です。

ハイパー塗装とパウダーコートでは密着性や肌の固さはパウダーコートが4~5倍以上と言っても過言では有りません。



BBS-RGR18インチDSKからパウダーゴールド&ポリッシュパウダークリアー2コート



福岡県のお客様・・・ガリ傷は有りますが程度良好なRGRのハイパーシルバー(DSK)です。溶剤DSKから耐久性重視でパウダーコートに塗り替えします。







中古品ですのでガリ傷は付物です。







ガリ傷への肉盛溶接・・アウトリムがカラー塗装ならパテ埋めで誤魔化し出来ますがポリッシュにしますので誤魔化しが効きませんのでここが修理技術の腕の見せ所でも有ります。







パウダー2コートですので念には念を入れてバレル研摩を掛けます。

※パウダーコートの下処理として全てバレル研摩かける訳では有りませんが時と場合によります。







バレル研摩まですればパウダーコートの下処理としてこれ以上の無い下処理です。量産新品はここまでやりませんのでワンオフならではのひと手間掛けた拘り作業です。







1Psは本体丸ごと研磨のためインナーリムから側面リムも同条件の下処理です。







1コート目のパウダーゴールドの静電噴射!







1コートのパウダーゴールドフィニッシュならここで作業終了ですが・・・ここからさらにリムポリッシュとパウダークリアーが有ります。







丸塗りパウダーゴールドのリムを研磨してアウトリムBBFバフポリッシュの完成

アウトリムへのポリッシュはダイヤモンドカットも可能ですが今回はパウダークリアーが目的のためダイヤモンドカットにはパウダークリアーが塗れませんのでパウダークリアー可能なBBFバフポリッシュになります。







2コート目のパウダークリアーの丸塗り静電噴射!







先塗りのパウダーゴールドから後加工のリムポリッシュへのパウダークリアーの完成!

先塗りのパウダーゴールドにはパウダークリアーにより2コート目となり後加工のBBFバフポリッシュへのパウダークリアーは1コートになります。







インナーリムから側面リムは先塗りのパウダーゴールドの上へ2コート目のパウダークリアーで光沢有るゴールドになります。







アウトリムのポリッシュ光沢はBBFバフフィニッシュ時よりパウダークリアーでやや艶引き感は出ますがモッチリした厚めのパウダークリアーの艶感、質感はパウダークリアー独特の表現です。







量産新品の薄くて肌の弱い一液型クリアーに比べて濃厚なパウダークリアーでポリッシュ面を頑丈肌でガードします。







ポリッシュへのクリアーコートには大きく分けて液体ガン吹き溶剤(アクリルウレタン)と固体静電パウダークリアー(ポリエステル樹脂・アクリル樹脂)があります。

液体ガン吹き溶剤のアクリルにも1液型(硬化剤無し)と2液型(硬化剤有り10:1~4:1~3:1~2:1~1:1)など様々有り用途に応じて使い分けします。



ガン吹き溶剤の一液型・二液型とパウダークリアーを解りやすく例えて言えば・・・
一液型は「サランラップを1枚被せた」のに対して二型は「サランラップを3枚ほど被せた」感じでパウダークリアーは「透明の厚い塩ビシートを被せた」感じと表現すれば判りやすいでしょうか?

新品量産は自然硬化する溶剤二液型やリスクの高いパウダークリアーなど使えませんので量産クリアーは透明度は高くてもその反面肌の弱い一液型クリアーが主流になります。

透明度重視か強度耐久性重視かがクリアーの選択です。



若干の艶引き感を差し引いてもガン吹き溶剤系クリアーより密着性、耐久性、塗装肌の頑丈さから選択すれば静電式(固体)「パウダークリアー」がポリッシュ面保護には今一番、理想的なクリアーコートと言えるでしょう。

パウダークリアーは「素材の良し悪し」と「腐食の有無」で不可となりる場合が多く有ります。



・溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」新品ホイール量産向き

・溶剤系(液体)「2液型の硬質のクリアーコート」硬化剤混合硬質型ワンオフ向き

・静電式(固体)「パウダーコートクリアー」塗装膜ではない樹脂膜の頑丈型(第3のクリアー)      



オンクリヤー面に飛び石傷やガリ傷が付けばクリアーが剥げてしまい剥げた箇所から水が浸入してクリアー下層とアルミ上面との間に閉じ込めらたままとなり湿って密封された状態のままのため白カビが生えて腐食が進行してアルミ素地内部まで犯され虫食い状態になります。



再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。





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2015.03.27

BBS-RGRスーパーポリッシュバレル3次元研磨からのパウダークリアー

BBS-RGR18インチバレル3次元研摩からのパウダークリアーコーティングです。

「BBS・鍛栄舎・RAYS」など純国産鍛造(FORGED)ホイールは「パウダー塗って良し・バレル研摩して良し・軽くて取扱いに良し」と3拍子揃った世界一の高品質ホイールですので施工中の不具合がほとんど無く施工する側からしても安心できる世界一の高品質ホイールです。鍛造品は金属組織の密度の濃いためバレル研摩には一番相性がいいです。

今回のRGRも肉盛りを要すガリ傷が有りましたが肉盛り溶接修理が出来ないとフルポリッシュ仕上げのバレル研摩など絶対に出来ません。



BBS-RGR18インチ/バレル3次元研摩パウダークリアー



山口県のお客様・・・バレル研摩は2回目のオーダーで今回はRGRのバレル3次元研磨からのパウダークリアーです。







中古品ですのでガリ傷やパテ埋め補修は有りますが変な削り込み修理して有りませんのでこの位のモノは全く問題有りません。









パテ埋を削除してガリ傷肉盛り研磨形成!他店手直しで無い限り素直な修理などほぼ完璧に治してからフルポリッシュバレル研摩に入ります。









3次元研磨はスポークやその他立体的な箇所縦壁まで全て磨き上げます。







バレル中研磨からバレル荒研磨







1Psの場合は本体丸ごとのバレル研摩になります。







仕上げ前の一歩手前の状態ですが、ここでパウダーグロスブラックの追加希望が有り色塗りが有る場合は先塗りしてから磨きの手順のため真逆作業で手順が狂って来ました。







せっかく磨いた箇所へパウダーコートが被らない様にマスキングしてからの追加パウダーグロスブラック

先塗り黒なら本体丸塗りして塗装を剥ぎながら研磨になるためマスキングもする必要無く黒と磨きの2トーン自然に上がります。







インナーリムから側面リムはパウダーグロスブラックで天面バレル3次元研磨の完成!







インナーリムポリッシュ部へ2コート目のパウダークリアーの静電噴射!







2コートパウダークリアーで完成です。







インナーリムから側面リムは2度手間で面倒だったパウダーグロスブラックになります。







手作業による芸の細かな職人技の磨き込みから仕上げはバレル研摩でないとここまでなりません。







ホール穴中心部は2000番手以上まで磨き込みます。







バレルフィニッシュ時よりパウダークリアーでやや艶引き感は出ますがパウダーコートによる耐久性重視が今回の最大の目的です。









派手な光物とは違いアルミ独特の光沢は高級感が有り品のある柔らかなイメージです。



オンクリアー&ノークリアーには一長一短が有ります。

ノークリアーの長所・・
素材光沢がそのまま表現されます。無垢の状態ですので水の侵入による白ミミズ腐食などは無縁です。また少々の傷直しや白ボケは手磨きでユーザー自身でリペアーメンテが出来ます。

ノークリアーの短所・・雨風にさらされるといずれ酸化白ボケします。それらはDIY作業で輝きは復活しますがメンテがやや面倒です。



オンクリアーの長所・・クリアーで
表面を保護すれば酸化白ボケはしませんので洗浄のみで磨きメンテは不要です。

※傷に強く密着性も良い頑丈肌のパウダークリアーでも完全無欠では有りませんので溶剤クリアーよりは「丈夫で長持ちお手入れ楽々」です。



オンクリアーの短所・・バレルフィニッシュ時よりやや艶引きが出る事と傷が入れば傷口から水の浸入で白ミミズ現象が現れます。クリアーが被ってますので白ミミズや小傷修理など一旦クリアーを全部剥がないとDIY作業では無理なため修理代のコストが掛かります。

 



バレル研摩の仕上がりは腐食の有無と素材造りの違い「鋳造(CAST)、鍛造(FORGED)」や「生産国(海外品・国産品)」などで大きく左右されます。

クロームを剥離したモノや中国製品は素材造りが悪いためバレル研摩は不向きなモノが少なく有りません。

鋳造・鍛造問わず何をするにもmade in Japanです。



 以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心ください。





4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。



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2015.03.17

BBS-RE18インチ/パウダーコートによるハイパーシルバー(DSK)調

パウダーコートによる溶剤ハイパー塗装(DSK)調の紹介です。

溶剤のハイパー塗装はベースから銀膜添付してトップコートまで5塗装5焼きの溶剤重ね塗りをして初めて高級感有るハイパー塗装になります。

ベースがパウダーでもその上は溶剤の多層コートのため塗膜が厚くなる上に間の層はサイディング出来ない重ね塗りの挟んだままのため密着性は悪くなりますがそれらを犠牲としてメタル調のハイパー塗装になります。ハイパー塗装は剥げ易く肌が脆いのが溶剤ハイパー塗装の最大の弱点です。

そんなハイパー塗装の最大の弱点を解消するのがパウダーコートによる新種の「パウダーメタルシコート」と「パウダースーパークリアー」の2コート組み合わせによるパウダーコートフィニッシュです。「密着性、耐光性、耐色性、頑丈肌」溶剤ハイパー塗装の比では有りませんので「丈夫で長持ちお手入れ楽々」な理想的な塗装方です。

【溶剤ハイパー塗装とパウダーコート塗装肌の強度比べ】 実験YouTube動画

https://www.youtube.com/watch?v=EwgV3IQNJiU



BBS-RE18インチ/ハイパーシルバー(DSK)極似の頑丈肌パウダーメタルシルバー再塗装



石川県のお客様・・・RE純正カラーのハイパーシルバー(DSK)です。

肌の弱いDSKから新種のパウダーコートで溶剤のDSKとほぼ同じ表現で耐久性重視のパウダーコートに塗り替えます。







ガリ傷肉盛り修理から・・・塗装完成後は見えない裏方の当たり前の工程が一番重要です。

※リムへの削り込み修理やパテ埋め補修など一切行っていません。







剥離からブラスト研磨からリム研磨・・・塗装や磨きは修理からの前下処理が命です。

この段階で腐食痕が出て見えてくればパウダーコートは不可となり溶剤でのハイパー塗装に切り替えます。









パウダーの2コートですのでレベリング向上のためにバレル研摩をかけてより念入りに平滑面出しをします。









パウダーコートの為のバレル研摩からさらに化成処理して考えられる万全の下処理から160℃以上のオーブン空炊をします。手間暇経費を掛けています。







1コート目のパウダーメタルシルバー静電噴射







1コート目のパウダーメタルシルバーで充分ハイパーシルバー(DSK)風ですがメタルシルバーのままでは鉛色に変色しますのでコーティングの為に2コート目のパウダークリアーは必須条件です。







2コート目のパウダースーパークリアーの静電噴射







メタルシルバー+スーパークリアーの2コートパウダーの完成!

溶剤のハイパーシルバー(DSK)に似た感じです。







インナーリムから側面リムまで丸塗りのパウダー2コート

裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・」などの利点からパウダーコートがより効果的です









少々の飛び石にはびくともしません。







メタルシルバーによるDSK風は一般的な銀メタ立ちの強いシルバーメタとは違いメタ目の無いメタル調でゴージャスな高級感有る雰囲気です。







左「パウダーメタルシルバー」で右「溶剤ハイパーシルバー(DSK)」ですが比べて見ても色合い質感、表現はほとんど変わりません。







パウダーメタルシルバーによる溶剤ハイパーシルバー(DSK)風

※濃い目のグレーベースからのハイパー塗装(DSK)と言った感じでしょうか・・





パウダークロームによる溶剤ハイパーブラック(DBK)風

※パウダーコートDBK風はパウダースモークブラックでやや赤と青が少し強い感じす。

こちらhttp://243ok.co.jp/blog/2014/12/22986/



ハイパー塗装のような表現で「密着性、耐光性、耐色性、頑丈肌」の耐久性重視なら「丈夫で長持ちお手入れ楽々」のパウダーコートが絶対お勧めです。





■溶剤ハイパー塗装の特性のおさらい■

ハイパー塗装は一般的な調色した溶剤2コートカラー塗装と違い4~5層の塗装を重ねたレイヤー式のメタル調表現のため密着性を犠牲にして成しえる高級感あるハイパー塗装になります。

 

ハイパー塗装はベースカラーの上へ銀膜から最終のトップコートまでの中間塗装はサイディングや密着剤添付が出来ません。つまりベース上の中間から上の層まではバームクーヘンのように挟んで重ねてあるだけのため密着が悪くなり飛び石に弱く、また取り付け時の工具干渉やタイヤ組み付け傷など付きやすく塗装肌が軟弱な事が最大の弱点ですのでタイヤ組み付けや装着作業また普段のメンテなど極デリケートに扱いう必要が有ります。

それら密着性を犠牲にして特殊なカラー表現ですので高級特殊塗装と言われる(ハイパーやスパッタリングメッキ)は重ね塗り手法のためカスタム塗りも社外量産新品や純正ホイールなどハイパー塗装は全て高圧洗浄機や洗車機は絶対厳禁です。

ハイパー銀膜の上に直接クリアーコートして有るためリムへシールなど貼ってシールを剥いだ時にクリアーも付いて剥げる事が有ります。





再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。



4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!



お問い合わせやお見積もりは会社メール

nishi@243ok.co.jp  の方へお願いいたします。 

お電話でもお気軽にお問い合わせください。

TEL0995-65-7225(平日AM9:00時~PM19:00時まで日曜、祝祭日はお休み)



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2015.03.14

BBS-RGパウダーコートベース溶剤カラー&ポリッシュのリフレッシュ

BBS-RG16インチパウダーコートベースからの溶剤カラー&リムポリッシュの個別仕上げです。

新品同様で上塗り可能なモノ以外の再塗装は全て塗装を剥いで無垢の状態からの再塗装になりますのでその場合は溶剤ベースでは無く溶剤の指定カラーと近似のパウダーコートをベースにしてインナーリムから側面リムはそのままパウダーコート肌を残し耐久性重視でよりベストな塗装方です。

1Psのカラー塗装&リムポリッシュはカラー塗装を先塗り済ましてからリムポリッシュ(BBFバフポリッシュ・ダイヤモンドカット・ブラッシュド・バレル研摩)の手順となります。



BBS-RG16インチパウダーコートベースからの溶剤カラーリフレッシュ・リメーク

その1・・パウダーシルバーベースから溶剤シルバー&ポリッシュ



東京都のお客様・・・常連お得意様でBMW用初期型本国生産(当時の西ドイツ製)RGです。年代モノの車には当時モノのホイールでないと現行モデルは似合いません。







まずは曲り、ガリ傷修理から







曲り、ガリ傷修理が終われば剥離研磨してパウダーコートの下準備







インナーリムから側面リムまで完全研磨







ベースとなるパウダーシルバーの丸塗り







パウダーシルバー完成後に溶剤シルバーでお化粧塗装に入ります。







プラ製キャップは塗装しか出来ませんのでアルミ製に交換します。







アルミ製6角キャップをバレル研摩で磨き込みパウダークリアーでコーティング







アウトリムはBBFバフポリッシュして完成







インナーリムから側面リムはマスキングしてのパウダーコート肌残しです。







オーナーが定期的に磨くとの事ですのでアウトリムはノークリアーです。







オンクリアーは白ボケはしませんがガリ傷や飛び石傷でクリアー層の間に水が浸入して白ミミズが入ります。(ポリッシュオンクリアーの避けられない宿命ですがより長持ちさせるのがパウダークリアーです。)

ノークリアー白ミミズは入りませんが無垢肌の状態では酸化白ボケしますので市販のコンパウンドで磨くなど小まめなメンテが必要です。

オンクリアー&ノークリアーどちらも一長一短が有ります。





その2・・パウダーゴールドベースから溶剤ゴールド&ポリッシュ



岩手県のお客様・・・若干のガリ傷とポリッシュ特有の白ミミズシミが有る位で程度は良い方です。







当たり前のガリ傷肉盛り修理から・・・素地表現のポリッシュ面ですのでここが一番肝心要で腕の見せ所です。傷が消えるまでひたすら削り込みすればどうなるか想像つきますよね・・修理過程の透明化こそがブログのメインです。

使用中古品で曲り、ガリ傷修理の無いモノはほとんど有りませんので・・・







ガリ傷修理研磨形成して天面アクション研磨による平滑面出し







インナーリムから側面リムまで完全研磨







ベースとなるパウダーゴールドの静電噴射!







パウダーゴールドはこんな感じですがこれからさらに溶剤指定カラーでお化粧塗装をします。

このパウダーゴールドのままでリムをポリッシュにすればパウダークリアーの丸塗りが出来ます。







インナーリムから側面リムはパウダーコート肌を残すために溶剤ミストが被らいない様にマスキングして天面のみ溶剤ゴールドのお化粧塗装へのサイディング下準備







溶剤ゴールドのお化粧塗装完成後に塗装を剥ぎリムを磨いてポリッシュ面は溶剤のクリアーコーティングして完成です。







インナーリムから側面リムのパウダーコート肌残し理由・・・

裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・」などの利点からインリムへは特にパウダーコートが効果的です







ディスクのカラーが溶剤ですのでアウトリムポリッシュも同条件の溶剤クリアーになります。







6角キャップまで磨いて有ると全体がより引き締まります。

※プラ樹脂製のキャップは研磨出来ませんので塗装仕上げになります。







パウダーゴールド肌からのリムポリッシュの場合は丸塗りのパウダークリアーが塗れますが溶剤塗装をした場合はパウダークリアーが塗れませんので同種の溶剤クリアーになります。最終コーティングのクリアーは先塗りカラーと同じ方法でなければいけません。

※2・3Psはリムとディスクのパーツ別の個別塗装ですのでどちらも自由に選択出来ます。





その他BBS軍団パウダークリアーフィニッシュ4台本日完成しました。

左からRGRパウダーゴールド&ポリッシュパウダークリアー」・「RGRバレル3次元研磨パウダークリアー」RS-GTバレル3次元研磨パウダークリアー」RS-GTバレル2次元研磨パウダークリアー」今日もBBS2台入庫してBBS軍団今9セット作業進行中です。一年中繁忙期ですの今しばらくお待ちください。

16日(月)は私が体調不良のため従業員も休ませて臨時休業します。



再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。



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2014.08.27

BBS-STI&RGRのパウダーワンコート&ツーコート

新品設定では両方溶剤カラーですが耐久性重視で後塗り加工ならではパウダーコートによる再塗装&磨きです。新品設定より耐久性は格段に向上します。

BBS製スバル純正STIはパウダーグロスブラック丸塗りワンコート仕上げでRGRはパウダーグロスブラック丸塗りからさらにリムポリッシュして表面丸塗りのパウダークリアーのためディスク部はパウダー2コートになります。



STIのパウダーグロスブラック丸塗りのワンコートに対してRGRはリムポリッシュ加工とパウダークリアーの追加加工となりますので納期とお値段も変わってきます。





BBS-STI&RGRのパウダーコート(1コート&2ーコート)

その1・・STIパウダーグロスブラック丸塗りワンコート



福岡県のお客様・・・BBS製鍛造(FORGED)スバルオプションSTIです。4本皆ガリ傷有りですが腐食が無く国産鍛造品ですのでパウダーコートは問題有りません。

新品でも中国製の鋳造品はパウダーフィニッシュは不可です。







剥離してから曲りとガリ傷肉盛り修理!

※削り込み修理やパテ埋め補修はしていません。







リム研磨形成の完成!純正品の座金ブッシュは全て外します。







パウダーグロスブラックの静電噴射!







パウダーグロスブラック丸塗りの完成







1Psホイールは皆インナーリムから側面リムまで丸塗りします。







座金ブッシュは外したついでにブラスト掛けて有りますがリクエスト有れば座金も塗装いたします。







光沢有るパウダーグロスブラックになりました。・・・の見た目の宣伝よりその前に肝心要の曲り修理やガリ傷修理が出来てからの話しです。





その2・・RGRパウダーグロスブラック+リムポリッシュ+パウダークリアー2コート



長野県のお客様・・・曲り、ガリ傷は有りませんが退色劣化とポリッシュ宿命の白ミミズシミが入っていますのでより耐久性延伸のパウダークリアーで表面保護します。







ポリッシュオンクリアーは遅かれ早かれいずれは白ミミズシミが入ります。・・こうなればクリアーを剥いで磨くしか方が有りません。

白ミミズは素地とクリアーの間に染み込んだ水による腐食ですのでノークリアーはこの現象は出ませんが磨き無垢の状態では酸化白ボケします。どちらも一長一短が有ります。







全面剥離からリム研磨







インナーリムから側面リムも下処理研磨







アウトリムはパウダー(粉)がかかる程度に静電噴射!







冷却乾燥後にパウダーコートを剥ぎながらアウトリムのBBFバフポリッシュに入ります。







ポリッシュしたリムのみのパウダークリアーでは無くデザイン面丸塗りのパウダークリアーですのでディスクブラック部はパウダー2コートになります。







リムポリッシュからディスクブラックまでパウダークリアー2コートの完成です。







インナーリムから側面リムは先のパウダーグロスブラックのワンコートになります。







パウダークリアーは新品量産の一液型溶剤クリアーよりは遥かに頑丈肌ですので多少の飛び石や傷には強いですので耐久性は期待できます。







どんな塗装もこの世に剥げない塗装など有り得ませんのでパウダーコートをしたからと言って完全無欠では有りません。パウダーコートは溶剤に比べて退色、劣化が起りにくい先延ばしになると言う事ですので勘違い無い様に!・・・



パウダーコートは高温焼き付け(200℃前後)のため海外製の鋳造(CAST)ホイールは生産国、年式造りによりブツ、発砲、湧きが発生する事が多く有ります。中国製の鋳造ホイールやクロームメッキ剥離からのモノ・腐食の酷いモノなどパウダーコートフィニッシュはほぼ不可です。※パウダーコートを溶剤の下地ベース利用なら可能です。





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メール返信のお願い・日々膨大なメール問い合わせのため随時回答返信が出来ませんので3~4日たってもこちらからの回答返信メールが無い場合は直接お電話ください。

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2014.08.09

BBS-RG-R&RIDバレル2次元&3次元研摩

BBS-RG-R17インチバレル2次元研磨(ノークリアー)とBBS-RID20インチバレル3次元研摩(パウダークリアー)です。

軽量かつ頑丈で密度の濃い高品質な純国産鍛造(FORGED)ホイールは2次元&3次元バレル研摩には一番相性の良いホイールです。

BBSに限らず純国産鍛造(FORGED)ホイールは「パウダー塗って良し・バレル研摩して良し・軽くて取扱いに良し」と3拍子揃った上に不具合の発生もほとんど無いため施工する側に取って安心できる世界一の高品質ホイールです。



BBS-RG-R&RIDバレル研摩2次元&3次元ノークリアー&オンクリアー

その1・・BBS-RG-R17インチ曲り、ガリ傷修理からのバレル2次元研磨(ノークリアー)



神奈川県のお客様・・・塗装劣化など損傷は無いですが1本が表裏大きく曲りディスク事態がやや反って歪んでいます。







タイヤ側へ押し込まれた曲りはディスクもついて下へ押されてしまうためディスクの歪が出る曲り方です。エアー漏れするメクレ曲りは歪が出ませんが、押し込み曲りは横振れが起こり歪は完全には治りきれません。







ガリ傷などは全く問題有りません。









アウトとインの両サイドがタイヤ側へ大きく押し込まれている事はホイール正面からの衝撃ですので恐らく結構な損傷が有った事故車のホイールと推測されます。







アウト、インの曲りを治して肉盛溶接です。









大きな曲りとガリ傷修理は何とか治り外観の原型修復は問題有りませんがやや歪は残っています。これはリアー側で使用くださいとオーナー様へは伝えて有ります。他3本は問題有りません。









バレル2次元研磨の完成です。











インナーリムから側面リムはバレル研摩水槽でついでに綺麗になります。









バレル2次元研磨は天面部がツル肌光沢となりそれ以外の箇所ディスクサイド面部がユズ肌光沢となり。







バレル研摩でプレミアホイールとなり蘇りましたが1本やや歪が残ったのが残念です。





その2・・BBS-RID-20インチ修理無しバレル3次元研磨(パウダークリアー)



神奈川県のお客様・・・ハイパーブラック(DBK)程度良好、新品同様のRID20インチです。







曲り、ガリ傷修理など有りませんのでいきなり剥離から隅々までハンド研磨します。







ハンド研磨~バフ研磨~バレル荒研磨~ハンド研磨~バフ研磨~バレル中研磨の繰り返し









バレル3次元研磨の完成です。

ノークリアーならここで納品ですが今回パウダークリアーをします。









パウダークリアー完成!

パウダークリアーによりバレルフィニッシュ時より2割ほどの艶引感が有ります。







1Psですのでインナーリムから側面リムまでパウダークリアー丸塗りです。









塗膜が厚いパウダーコート特有のモッチリしたクリアー肌になります。







素材が良くて腐食が有りませんのでパウダーコートのブツ、湧き、発砲は出ません。









中心部のホール穴付近はバレル研摩の回転率が小さいため外周面よりやや研磨力が弱くなります。そこはハンド研磨で補う事が出来ますが写真右RIDのような狭くて奥ばった箇所はエアー工具も届かず全て手作業研磨になるため研磨し易い写真左のRGに比べれば光沢が多少甘くなります。





オンクリアー&ノークリアーには一長一短が有ります。

ノークリアーの長所・・
素材光沢がそのまま表現されます。無垢の状態ですので水の侵入による白ミミズ腐食などは無縁です。また少々の傷直しや白ボケは手磨きでユーザー自身でリペアーメンテが出来ます。

ノークリアーの短所・・雨風にさらされるといずれ酸化白ボケします。それらはDIY作業で輝きは復活しますがメンテがやや面倒です。



オンクリアーの長所・・クリアーで
表面を保護すれば酸化白ボケはしませんので洗浄のみで磨きメンテは不要です。

※傷に強く密着性も良い頑丈肌のパウダークリアーでも完全無欠では有りませんので溶剤クリアーよりは長持ち先延ばしにするという意味合いと思ってください。



オンクリアーの短所・・磨き込み時よりやや艶引きが出る事と飛び石や干渉傷が入れば傷口から水の浸入で白ミミズ現象が現れます。クリアーが被ってますので白ミミズや小傷修理など一旦クリアーを全部剥がないとDIY作業では無理なため修理代のコストが掛かります。

 



バレル研摩の仕上がりは腐食の有無と素材造りの違い「鋳造(CAST)、鍛造(FORGED)」や「生産国(海外品・国産品)」などで大きく左右されます。

クロームを剥離したモノや中国製品は素材造りが悪いため基本バレル研摩は不向きです。

鋳造・鍛造問わず何をするにもmade in Japanに勝るモノは有りません。



 以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心ください。





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