仕上げ実績・ブログ - 1Ps/パウダーカラー&リムポリッシュ
2012.04.23
BBS-RGR19インチ/パウダーコートグロスブッラク+リムポリッシュ
BBS-RGR19インチのパウダーコートグロスブッラクとリムBBFバフポリッシュ仕上げのリフレッシュ・リメークです。
パウダーコートカラーフィニュッシュ仕上げやパウダーコートをベースにするハイパー塗装(DBK・DSK)やスッパタメッキなどみな塗装剥離+ブラスト研磨が必須作業です。
BBS-RGR19インチ/ガリ傷修理からリムポリッシュ+パウダーコートグロスブッラク
東京都のお客様・・程度の悪かったRGRがテカテカリムと黒光りフェイスで別モノとなって蘇りました。
4本みな修復暦有りでペーパー目も粗くガリ傷だらけの内2本は削り込み研磨で写真左が極端に薄いのがお解りでしょうか?平然とこんな修理しますよね・・・
当店に入庫するご依頼品はこんなのが多く余計に手間暇がかかるため仕事が押してしまいいつのまにか恐ろしい数の修理待ちを抱えている状況です。
4本みなガリ傷だらけですので実際この写真以外に沢山有りますがスペースの都合上抜粋した肉盛り修理です。
リム溶接部の研磨形成からホイール本体の研磨+ブラスト研磨です。
これでパウダーコートの下処理はバッチリです。
塗装仕上げは下処理が命です。
再塗装は上っ面だけ塗装してもだめなのです。
パウダーコートの前に水分を完全に飛ばすため同時進行中のLMディスクもまとめて120℃で20分空炊きします。
パウダー噴射! (静電気で粉がくっついた状態です。)
専用釜200℃で焼いてパウダー完成!
リムポリッシュ部がダイヤモンドカットの場合は旋盤バイトで切り込みしますのでマスキング無しで丸ごと塗りますが、BBFバフポリッシュの場合はリム研磨機で人の手による研磨のため硬くて頑丈なパウダー肌をを剥ぐのに時間がかかります。あらかじめ研磨しやすいようにパウダーが被ら無い程度に研磨するリム面へマスキングと言うよりカバーをします。
リム研磨機によるBBFバフポリッシュの完成です。
全周ガリ傷が有った箇所の修理もご覧の通りです。
ポリッシュ仕上げは素地表現のためパテ埋めが出来ませんので溶接研磨形成の技術の差が出てきます。
インナー側もリム側面も丸ごとパウダーグロスを塗ってありますのでテカテカに黒光りしています。
この日はパウダーコートカラー(グロス・マット)こそ違いますが同じ作業の工程となったRGR2台完成です。 右写真マットブッラク側はリムポリッシュ面へガラスコートしますのでさらに5日後の出荷となります。
パウダーコートグロスブッラクとリムBBFバフポリッシュノークリアー仕上げです。
パウダーコートマットブッラクとリムBBFバフポリッシュオンクリアー仕上げです。
同じRGR黒系でもパウダーコートのカラーが違うだけでイメージがガラリと変わります。
1Psホイールのリムとディスク個別仕上げは全て塗装を完了してからポリッシュ部の加工(ダイヤモンドカット・BBFバフポリッシュ)へとなります。
1Psホイールのカラー丸塗り塗装と違いリムポリッシュ加工が増えれば工賃と納期が余分に掛かります。
当社のポリッシュ加工は「BBFバフポリッシュ・スーパーミラーバレル研磨 ・ダイヤモンドカット・ブラシェッド」のポリッシュ加工が可能です。
どのポリッシュ方も表現が違うだけで「良い、悪い」かの品質の差ではありませんのでお客様のお好みでリクエストされたモノをお受けします。
アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアー納め後のメンテナンスについてはこちら
人の手では出来ない作業をしてくれるリム研磨機やバレル研磨機またPC旋盤、パウダー設備、塗装ブース設備など完備していてもそれらはみな最終仕上げお化粧のための専用機械と塗装設備です。
基本土台となる最初の工程の修理下処理が出来ないとそれらはみな何の役にも立ちません。 新品をリメークしている訳では有りませんから・・
修理ついでに色換え、磨きなどお考えの方はこの機会に是非ご相談ください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西 HPはこちら
2012.02.11
BBS-RG1PS系の丸塗り仕上げとリムポリッシュ仕上げ
BBS-RG系1Ps鍛造ホイールのリムディスク丸塗り仕上げとディスク塗装からリムポリッシュ加工個別仕上げの紹介です。
1Psホイールは丸塗りカラーとリムやスポークへポリッシュ加工してあるホイールが有ります。
BBSなどで「DBK-P」と有りますが「DBK」が塗装部(ハイパー塗装)で「P」がポリッシュの意味となります。
修理から下処理して塗装までの工程は両者同じで丸塗りは塗装して完成となり、リムポリッシュ加工は塗装完成後さらにリムポリッシュ加工が加わります。
Pに充るリムポリッシュ個別仕上げは「BBFバフポリッシュもダイヤモンドカット」もお値段と表現が違うだけで作業の手順はみな同じです。
BBS-RG1Psホイール丸塗り仕上げとリムポリッシュ個別仕上げ
三重県のお客様・・BBS-RG260 ガリ傷修理からシルバーメタ丸塗り塗装
愛知県のお客様・・BBS-RG239 ガリ傷修理から丸塗りしてリムポリッシュ加工さらに付属パーツ加工のキャッププレート塗装と6画キャップの研磨も追加となります。
まずは両者共通のガリ傷肉盛り溶接から始まります。
リム修理研磨完成!塗装表現でもポリッシュ表現でもパテ埋めや削り込み研磨修理はプロの恥ですので極当たり前の修理をしています。
仕上げが溶剤シルバーですので、溶剤用のプライマーからサフの下地を他の商品もまとめて60℃で強制乾燥します。 ちなみにパウダーは180℃以上で焼きます。
RG260は調色した明るめのシルバーメタを丸塗りしてからトップコートを塗って完成です。
RG239は丸塗りシルバーメタ完成後もう一工程増えてリムのBBFバフポリッシュオンクリアーして完成です。
BBFバフリムポリッシュはオンクリアーして6画キャップもバレル研磨してオンクリアーして有ります。 今回のリムポリッシュは価格的な配慮でBBFバフ鏡面研磨オンクリアー仕上げです。ご希望あればダイヤモンドカットもお受けします。
※BBFバフ鏡面研磨のポリッシュ仕上げがポリッシュ加工3種の中で安いからと言って品質もお安いのではなく作業コストの差額ですので勘違いの無いようにお願いいたします。
裏面仕上げは両者共通です。
今回のような同サイズで同じような構造モデルでもRG260のように付属パーツが無くさらに丸塗り完成となるモノとRG239のようにリムポリッシュが追加となりさらにキャッププレートや6角キャップのバレル研磨も加われば納期、工賃も当然違ってきます。
当社のアウターリムへのポリッシュ加工は「BBFバフポリッシュ・スーパーミラーバレル研磨 ・ダイヤモンドカット」の3通りのポリッシュ加工が可能です。
どのポリッシュ方が「良い、悪い」かの品質の差はありませんのでお客様のお好みでリクエストされたモノをお受けします。
3種のポリッシュ料金は作業コスト上の差額のためご予算や拘りがあればお伝えください。ご希望に応じたポリッシュ加工をいたします。
※旧RSなどの薄リムや修復暦有りで共振の出るリムなどはダイヤモンドカットは不可となります。
※BBFバフ鏡面研磨・バレル研磨はノークリアーでも構いませんがダイヤモンドカットはオンクリアーが必須となります。
3通りのアウターリムポリッシュ研磨の特徴お値段はこちら
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアー納め後のメンテナンスについてはこちら
人の手では不可能な研磨をしてくれるリム研磨機やバレル研磨機またPC旋盤、パウダー設備、塗装ブース設備など完備していますがそれらはみな最終仕上げお化粧のための専用機械と塗装設備です。
キチントとした修理が出来ないとそれらはみな役に立ちません。
色塗って磨いてお化粧だけしても意味がありません。
基本土台となる職人技の手作業による修理が出来てそれから専用機械と塗装設備を使いリフレッシュ・リメークが出来上がります。
4本リフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
修理ついでに色換え、磨きなどお考えの方はこの機会に是非ご相談ください。
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2012.01.25
BBS-RGR18インチ1Ps ハイパー塗装&リムポリッシュ研磨個別仕上げ
1Psホイールへの塗装&リムポリッシュ個別仕上げはBBSに関係なくみな共通の作業の流れとなります。
ホイール本体とディスクの塗装や磨き(溶剤ウレタンカラー・パウダーカラー・ハイパーカラー・スーパーミラーバレル研磨・その他)があり、リムポリッシュには(BBFバフ鏡面研磨・バレル研磨・ダイヤモンドカット)があります。それらの各組み合わせにより様々な1Psリム/ディスク個別仕上げの表現が出来ます。その組み合わせによりお値段や納期が変わります。
今回はホイール本体ディスク部の塗装部門(パウダーカラーベースのハイパーブッラクDBK)にリムポリッシュ(BBFバフ鏡面研磨)の組み合わせリフレッシュのご案内です。
組み合わせの内容が変わるだけで1Psリム/ディスク個別仕上げは塗装を済ましてからリムのポリッシュ加工となります。作業の流れは基本的にみな同じですのでこのブログを参考にしてください。
BBS-RGR17インチハイパー塗装&リムポリッシュ仕上げ
兵庫県のお客様・・3本修復暦有りのリム削り込み研磨でディスクのゴールドも修復暦の3本と手付かずの1本の色とが明らかに違うゴールドでしたが、4本塗り直しから3本手直し研磨して4本を揃えて仕上げすればそれもみな解消です。
ハイパー塗装へ塗り直しですので塗装剥離は必須条件です。
リム研磨手直しも所要範囲でしたので問題ありませんでした。
これからさらにブラスト研磨します。
ブラスト研磨してさらにパウダーコート下地用にバレル荒研磨かけます。
これが他所ではやっていない当店独自の1工程増やした下処理です。
脱脂剤を混入してバレル荒研磨機で肌揃えしてさらに釜空炊きして水分を完全に飛ばします。
通電チェックからパウダーグロスを蒸着噴射して、一時保管箱に置き、4本同時に焼付け釜で180℃で焼き付けて粉を溶かします。
溶けた粉がこんな感じで艶有りブッラクへ変化します。
塗装膜ではなく樹脂膜ですのでアルミ素地へ黒の樹脂をがっちりガードします。
※溶剤系の場合はリムへマスキングしませんが、パウダーは肌が硬いためリムポリッシュ研磨する時パウダーを剥ぐのに一苦労しますらリム研磨する事を前提として研磨 し易いように適当にマスキングしているだけの事です。
黒ベースを透かしながら銀膜添付によるハイパー塗装(DBK)をして一旦クリアー塗装まで完成させます。
この銀幕添付の加減により「黒濃い目、中間色、黒薄め銀強し」などの濃淡表現となります。
当社の研磨専属の職人が研磨機にて1500番手までひたすら磨いてリムポリッシュ研磨の完成です。
ホイール本体の裏面・側面はベースとなるパウダーブッラク仕上げです。
リムはBBFバフ鏡面研磨としてディスク部はパイパーブッラク中間色のイメージです。
今回のリムポリッシュはお客様のリクエストでBBFバフ鏡面研磨ノークリアー仕上げで、さらにガラスコーティング処理して有ります。
ガラスコーティングについてはこちら
当社のアウターリムへのポリッシュ加工は「BBFバフ鏡面研磨・スーパーミラーバレル研磨 ・ダイヤモンドカット」の3通りのポリッシュ加工が可能です。
どのポリッシュ方が「良い、悪い」かの品質の差はありませんのでお客様のお好みでリクエストされたモノをお受けします。
3種のポリッシュ料金は作業コスト上の差額のためご予算や拘りがあればお伝えください。ご希望に応じたポリッシュ加工をいたします。
※旧RSなどの薄リムや修復暦有りで共振の出るリムなどはダイヤモンドカットは不可となります。
※BBFバフ鏡面研磨・バレル研磨はノークリアーでも構いませんがダイヤモンドカットはオンクリアーが必須となります。
3通りのアウターリムポリッシュ研磨の特徴お値段はこちら
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人の手では不可能な研磨をしてくれるリム研磨機やバレル研磨機またPC旋盤、パウダー設備、塗装ブース設備など完備してもそれらはみな最終仕上げお化粧のための専用機械と塗装設備です。
専用機械を使うまでの前の工程で一番大切な曲りやガリ傷、溶接修理が出来ないと専用機械や塗装設備など何の役にも立ちません、色塗って磨いてお化粧だけしても意味がありません。
基本土台となる職人技の手作業による修理が出来てそれから専用機械と塗装設備を使いリフレッシュ・リメークが出来上がります。
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修理ついでに色換え、磨きなどお考えの方はこの機会に是非ご相談ください。
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2011.10.22
Lorinserもどき バレル研磨不可のためハイパー塗装&バフポリッシュ仕上げ
ミラーバレル研磨不可のためハイパー塗装&BBFバフ研磨
スパッタリングメッキ特有の剥げ劣化と溶接研磨されたリム手直しからバレル研磨研磨の予定でしたが素材不良のためハイパー塗装&BBFバフ鏡面研磨にての作業変更です。
剥離からブラスト研磨! 普通に1Psホイールです。
メッキホイールへ一部ポリッシュした修復暦の有るリムです。前回の修理で大きなピンホール(巣穴)が多く出ています。この現象は素材が悪いのも一つの理由ですが、一番の理由は溶接時の電流、電圧調整や溶接棒が適切でないため余計に沸きが出やすくなり 大きな巣穴が出現します。
ピンホールの手直しは潔く大きく削り落とします。
素材自体がスカスカ状態の鋳造品のため溶接時に異物、空気が沸いてきます。私がやっても無欠とは言えませんが針で刺した程度の穴位までには抑えています。
巣穴削除してからリム再研磨します。
リム部はポリッシュ素地表現のため巣穴を目立たないように仕上げる事が一番のポイントです。カラー塗装ならパテ埋めしてカラーで隠せますが・・・
剥離から荒研磨までは「スーパーミラーバレル研磨もハイパー塗装」も同じ共通した下作業ですので、ここからは磨き込むか塗装するかの違いで、作業内容変更によりハイパー塗装用のベースとなるパウダーコートをいたします。
ベースのパウダーコートの上面へアンダーコートしてハイパー塗装をします。
リム部は削いで磨きますので塗装肌はついでに被った程度です。
ハイパー塗装はクリアーまで完成させた後、リム部のリム研磨に入ります。
リム部はBBFバフ鏡面研磨の完成です。このあとクリアーコートします。
痛んだダミーボルトは再利用できませんんので、同品の新品を準備します。
ゴールドが希望ですがダミーボルトのゴールドは売ってませんので当方でゴールドにしました。 ちなみにエアーバルブもゴールドで同作業します。
ゴールドのダミーボルトとゴールドのエアーバルブを装着して全て無事終了です。
★スーパーミラーバレル研磨不可な素材について★
今回の「ロリンザーモドキへ」のバレル研磨が出来なかった理由は塗装剥離したあと、荒研磨かけた時点でホイール全体に巣穴が多く出始めこれをいくら磨いても巣穴陥没は消えませんのでバレル研磨には不向きの素材と判断しました。
鋳造CAST(鋳物式)は熱したアルミ合金を溶かして鋳型に流し入れた後に冷却して形成していく製法のため、金属組織が粗く方向性のない状態となるため空気孔(ピンホール・巣穴)が多く発生します。
近年のCAST鋳造(国産の純正や国産社外ホイールなど)は機会式のためバレル研磨でもほぼ問題ありませんが、古いCAST鋳造(10~20年以上前のもの)は旧式の砂型式があります。また「MADE INアジヤ産」のCAST鋳造品はアルミ合金の不純物が多く、素材自体の空気孔(ピンホール・巣穴)がさらに荒く金属組織がスカスカ状態のため「旧式の砂型鋳造」と「MADE INアジヤ産」のCAST鋳造品は表面上へ空気孔が表面上に現れるためバレル研磨には不向きな素材となります。
スカスカ鋳造ホイールはこんなになってしまいます。
↓
砂型鋳造やアジヤ産鋳造ホイール
バレル研磨はセラミックの押し込み摩擦で表面に光沢が出てきます。その押し込み摩擦により素材の悪いモノは正直に巣穴、荒が現われてきます。
※リム部はBBFバフ研磨(コンパウンド磨き)のため巣穴は目立ちません。
高品質な国産純正のCAST鋳造ホイール
マークX純正の鋳造ホイール
同じCAST鋳造品でも国産純正ホイールなどはバレル研磨しても問題なく仕上がりますが鍛造品より光沢感はやや落ちます。
圧縮された密度の濃い高品質なFORGED鍛造ホール
高品質な鍛造ホイールがバレル研磨に一番相性の良い素材です。
溶剤ウレタンカラー塗装やパウダーコートはカラーで被せますので素材の悪いモノではどうにか対応できますが、ポリッシュの「BBFバフ鏡面研磨・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット」は素地表現のため素材の良し悪しで仕上がりに影響します。
(有)オートサービス西
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- ロリンザー
2011.10.10
BBS-RGのリム(ポリッシュ仕上げ)/ディスク(カラー塗装)の個別仕上げ
スバル純正のBBS鍛造13インチとBBS-RG鍛造16インチへの溶剤ウレタン焼付けカラーによる塗り換えからリム部はBBFバフ鏡面研磨仕上げでのリフレッシュ・リメークです。
サイズやモデルは違いますが、1Psへのリム/ディスク個別仕上げの作業の流れは変わりありませんので、2台まとめてご紹介いたします。
同じ内容の作業でも現品の損傷状態の違いや修正の(有り・無し)と塗装メニューなどで料金や納期が違ってきます。
リムポリッシュ部は本来切削ラインのダイヤモンドカットですが、コスト面やメンテの配慮からオーナー様の希望でノークリアーによるBBFバフ鏡面仕上げとなっています。
1Psホイール/リム・ディスクの個別仕上げ
鳥取県のお客様・・修理工程が無い程度良好のスバル純正のちっちゃなカワイイBBSです。
埼玉県のお客様・・ガリ傷やポリッシュ面の痛み劣化が進行中のRGでしたが、早めの処置で問題なく綺麗になりました。
※注)「虫食いや腐食」の劣化が激しいポリッシュはいくら磨いても斑点、シミが残り、ポリッシュ表現が不可となりますので、早めの処置が必要です。
まずは両者塗装剥離~ブラスト研磨から始まります。!
16インチのRGはガリ傷肉盛り有りです。
溶剤ウレタンメタリックカラー用の下処理塗装です。
メインのゴールド&シルバーメタ塗装してさらにメタリック系は一旦クリアーを丸ごと塗って塗装を完成させます。
リム/ディスク丸塗り仕上げならここで作業終了ですが、ここからリム研磨に入ります。
塗装完成後、リム研磨の段階で、「BBFバフ鏡面研磨」や「ダイヤモンドカット」などお好みのリムポリッシュをします。
ダイヤモンドカットの詳細はこちら
ディスクからリム部の側面、裏面まで全てBBS-LMと同色のゴールドを塗り、リムポリッシュ面は、「BBFバフ鏡面研磨」してスバル純正のBBS13インチは完成です。
ディスクからリム部の側面、裏面まで全てGR純正カラーを調色したシルバーを塗り、リムポリッシュ面は、「BBFバフ鏡面研磨」してBBS-16インチは完成です。
BBFバフリムポリッシュ研磨とは・・・
リム研磨専用の研磨機にて番手が80番・120番・240番の荒研磨から始まり、 それから仕上げ研磨の油研ぎ研磨が240番・320番・400番・600番・800番・1200番・1500番・2000番までペーパー目を細かくして手と顔が油まみれになりながらひたすら磨いて行くアナログ的な研磨ポリッシュ方法です。
アナログなため構造を選ばず低コストで臨機応変に対応が出来ます。
ダイヤモンドカットとは・・・
様々なデザイン、構造やこの世に二つとして同じ動きをしないモノに対して表面の形状を3Dで立体数値化して形状に沿って表面を均一に削り出しするワンオフ修理ではハイテクな切削ライン研磨工法です。
ハイテクでは有りますが構造デザインを選びコストがかかります。
●リムフランジ部への研磨について●
リムフランジ部の塗装部は残してのリムポリッシュ仕上げです。
リムにメリハリが付いてホイール全体が締まったような感じとなります。
リムフランジ部まで研磨してのポリッシュ仕上げとなります。
ホイール端まで磨いてありますのでホイールが大きく見えます。
1Psのリム/ディスク個別仕上げは一旦丸塗りしてからリム研磨となりますので、リムブランジ部を残すか研磨するかで、料金の差は発生いたしません。
お好みに応じて対処いたしますのでお気軽にお申し付けください。
今回リムポリッシュ部はノークリアー仕上げとなります。
今回のこのリムにはピアスボルトやバルブなど突起物がないためノークリアーでもワックスやコンパウンド磨きなど簡単にヒト拭き出来ますのでメンテナンスが特にやりやすい構造です。
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアーのメンテナンスについてはこちら
アウターリムポリッシュはBBFバフ鏡面研磨・スーパーミラーバレル鏡面研磨・ダイヤモンドカットなどご予算、ご希望に応じてポリッシュ加工いたします。
アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
完全なる修正が出来て4本リフレッシュ・リメークとなります。
(有)オートサービス西HPはこちら
2011.08.22
BMW純正1Psホイールのハイパー塗装&リム鏡面研磨個別仕上げ
1Psホイールと分解可能な2・3Psホイールのリムとディスクの個別仕上げでの塗装&磨きによるリフレッシュ・リメークの紹介です。
リムとディスクの個別仕上げで同じような表現でも1Psと2・3Psではホイールの構造により作業の流れ手順が大きく違ってきます。
その1・・BBS製BMW純正1Psホイールのパウダーコートからハイパー塗装(DBK)とリム鏡面研磨の個別仕上げ。
その2・・WORKマイスター2Psホイールのパウダーコートからハイパー塗装(DBK)とリム鏡面研磨の個別仕上げ。
その1・・BMW純正1Psホイールのハイパー塗装(DBK)とリム修正鏡面研磨
神奈川県のお客様・・元は丸塗りハイパーDBKです。リム修理から変な塗装を上塗りしてありましたが、剥離からやり直せば見事に蘇ります。
まずは丸ごと塗装剥離からリム肉盛り研磨修理です。
ブラスト研磨で腐食削除から脱脂洗浄して100℃前後で空炊きします。
通電確認してパウダーブラック噴射!
リム部は後で鏡面研磨しますのでリムは軽く載せるつもりでやっても結構ベッタリ付いてしまいます。パウダーコートは塗膜が頑丈で硬いためリムに付いた塗装を剥ぐのが大変です。!
専用釜にて180℃で50分ほどパウダーを焼きつけします。
これからハイパー塗装をしますので、しばらく自然冷却します。
※パウダーブッラク仕上げならここで作業終了!ですが、これからハイパー塗装が待ってます。
パウダーの黒を透かしながら銀膜を添付(銀膜の染め料や回数で黒の濃淡が決まります。)ハイパー塗装からクリアーまで塗って塗装部は一旦完成させます。
※ハイパー塗装(DBK)丸塗り仕上げならここで作業終了!ですが、これからリム鏡面研磨がまだあります。
完成した塗装部へ研磨傷が入らぬようにテープガードして、リムポリッシュ面を「BBF鏡面研磨」や「ダイヤモンドカット」へとご予算ご希望に応じてポリッシュ加工となります。
今回のリムポリッシュ面は予算的に「BBF鏡面研磨」となりました。
アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
1Psホイール本体の裏面、側面は下処理のベースとなるパウダーコートのブラック仕上げとなります。
1Psはハイパー塗装に限らず塗装と磨きは一旦塗装を済まして磨き工程へなりますので、丸塗りカラー仕上げより、納期がかかり研磨代の料金も追加されます。
その2・・WORKマイスター2Psホイールのハイパー塗装(DBK)とリム修正鏡面研磨
神奈川県のお客様・・ハイパー特有の塗装剥げメクレです。
新品時はディスク裏までパウダーコートして有りませんが、後塗りパウダーの時は裏までキチント塗っています。
ハイパー塗装は粘り柔軟性がない銀膜表現のため他のモノが干渉する箇所や飛び石などで塗装剥げと言うより塗装割れを起こしやすい特性があります。これは新品も後塗りのハイパーも共通の特性弱点です。
ブラスト研磨からバレル研磨の下処理 !
どっち道分解しての作業ですので、前回リム修理の時にディスクの塗り替えをした方が作業効率が良かったのですが・・・(汗)
またディスクの分解、合体作業を伴い二度手間となりました。
粉(パウダー)が静電気でくっついた常温状態はこんな感じです。
釜で焼きつけして粉(パウダー)が溶け込んで濃厚なブッラクになります。
銀膜ハイパーを染めてディスクへのハイパー塗装(DBK)完成です。
前回ガリ傷修理したリムと再度合体して今度こそ全て完成です。
★ハイパー塗装の弱点★
粘り柔軟性が無い銀膜箔ため塗装割れを起こしやすいです。
ハイパー塗装は溶剤系のウレタンカラー塗装やパウダーコートフィニッシュ仕上げと違い銀膜自体が粘り柔軟性がないためにタイヤ組み換え傷やバランスコーン傷、キャップ取り外し傷、スタットボルト周りの工具干渉の傷などで傷と言うより塗装割れを起こしやすい特性があり、これは新品も後塗りもハイパー塗装の弱点となります。ハイパー塗装の取り扱いはメッキ以上の細心の注意が必要です。
アウターリムのポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット」の3種の研摩加工いたします。
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
ディスク部へはカラー塗装「溶剤系ウレタンカラー塗装・粉体パウダー塗装・ハイパー塗装・スパッタリングメッキ・クロームメッキ」と当店自慢の「スーパーミラーバレル研磨(ミラーポリッシュ)」いたします。
※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。
粉体(パウダー)塗装についてはこちら
傷、曲がり、色褪せの修正ついでにイメチェンをお考えのお客様はどんな事でもご相談ください。
「色塗って磨けばよいってモノじゃないのです。」
基本・土台となるホイール修正がまずしっかり出来ないとリフレシュ・リメークして見た目だけお化粧しても意味がありません。
(有)オートサービス西HPはこちら
2011.05.05
純正BBS14インチの粉体パウダー塗装からリムポリッシュ
ゴルフ&ジェミニ純正鍛造BBS14インチの粉体パウダー塗装と溶剤ウレタンカラーによる塗り換えからリムBBFバフ鏡面研磨仕上げでのリフレッシュ・リメークです。
モデルが全く同じモノで、リム/ディスク個別仕上げの作業の流れは変わりありませんが、ディスクカラーの違いやリムフランジ部への研磨(有り・無し)で、それぞれ違った表現となります。
同じモノを同じような作業しても現品の損傷状態の違い、修正工程の(有り・無し)で料金や納期が違ってきます。
いすゞジェミニ純正BBS14インチのリフレッシュ(マットブラック&鏡面研磨)
富山県のお客様・・ディスク&裏面カラー部は粉体パウダー塗装のマットブラック
リムBBFバフ鏡面研磨となります。
まずは丸ごと塗装剥離から始まります。
裏が1本軽く曲っていましたが、表面は擦り傷程度で大きなガリ傷も無く、比較的程度の良い商品です。
塗装剥離後にガリ傷や曲がりがあれば修理となります。1本軽い曲りを直してそれからパウダー用の下処理となるブラスト、バレル研磨、脱脂してパウダーマットブラックの丸塗り(表裏全面)となります。
※パウダー用下研磨に1工程多いバレル研磨までするのは他所には無い当店だけの拘り作業です。
通常は塗装剥離してさらにブラストしてからのパウダー施工となりますが、肌艶の仕上がり感向上のために鏡面仕上げ用のバレル研磨機を使い贅沢にパウダーコートの下処理にも利用しています。
マットブラック丸塗り仕上げならここで完成!となりますが、ここからアウターリム面の塗装を剥ぎながらのポリッシュ仕上げが待っています。
粉体パウダー塗装についてはこちら
リムフランジ部の塗装を残してのリム面BBFポリッシュ鏡面仕上げです。
※提案注意事項)
このホイールもポリッシュ部へバランスウェイトを直付けてありました。
カラー塗装ならあまり問題ありませんが、ポリッシュ部へバランスウェイトを直に付けるとウェイト鉛にアルミが犯されていまい、その箇所へ黒墨状の腐食が現われます。
それは研磨磨きしても完全に取れませんのでやや黒点斑点が残ってしまいます。
ポリッシュホイールのデザイン面へ鉛ウェイトを直に付けない事をお勧めいたします。
ゴルフ純正BBS14インチのリフレッシュ(クリアーブラック&鏡面研磨)
広島県のお客様・・4本ガリ傷だらけで、パテなど使えないポリッシュ仕上げが前提ですので、ポリッシュ部はもちろん肉盛り研磨形成にて完璧に直してあります。
新品と交換したBBS赤パッチが、良く似合います。
4本ガリ傷有りと2本曲り有りの商品です。
塗装を剥ぐと傷の程度が良く見えてきて、修理もやり易くなります。
4本表面へガリ傷があり、さらにそのうちの1本はリム側面が全周削られておりこれを削り落としすれば1本だけリム幅が当然薄くなります。
面倒でも当然リム側面全周溶接となります。
溶接は簡単な事ですが、形成に手間と時間がかかります。
リム側面研磨形成とリム部、ディスク部の下処理研磨です。
ここから下処理塗装をしてブラック丸塗りからクリアー丸塗りとなります。
こちらは溶剤系ブラッククリアー仕上げからのポリッシュ鏡面研磨仕上げです。
1Psのリム/ディスク個別仕上げはマットブラックでもブラッククリアーでも塗装まで一旦完成させて後は塗装を剥ぎながらひたすらリム研磨です。・・ (汗)
80番・120番・240番の荒研磨して、
それから仕上げ研磨の油研磨が240番・320番・400番・600番・800番・1200番・1500番・2000番までペーパー目を細かく磨いて行き、顔も手も油まみれになりながら長い研磨の末に鏡面ポリッシュとなります。
●リムフランジ部への研磨について●
リムフランジ部の塗装部は残してのリムポリッシュ仕上げです。
リムにメリハリが付いてホイール全体が締まったような感じとなります。
リムフランジ部まで研磨してのポリッシュ仕上げとなります。
ホイール端まで磨いてありますのでホイールが大きく見えます。
1Psのリム/ディスク個別仕上げは一旦丸塗りしてからリム研磨となりますので、リムブランジ部を残すか研磨するかで、料金の差は発生いたしません。
お好みに応じて対処いたしますのでお気軽にお申し付けください。
今回リムポリッシュ部はノークリアー仕上げとなります。
今回のこのリムにはピアスボルトやバルブなど突起物がないためノークリアーでもワックスやコンパウンド磨きなど簡単にヒト拭き出来ますのでメンテナンスが特にやりやすい構造です。
アウターリムポリッシュはBBFバフ鏡面研磨・スーパーミラーバレル鏡面研磨・ダイヤモンドカットなどご予算、ご希望に応じてポリッシュ加工いたします。
アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
「色塗って磨けばよいってモノじゃないのです。」
基本・土台となるホイール修正がまずしっかり出来ないとリフレシュ・リメークして見た目だけお化粧しても意味がありません。
完全なる修正が出来て4本リフレッシュ・リメークとなります。
ヤフオフや中古販売店から直接当店へ送ってくださるお客様も多数いらっしゃいますので購入前にお気軽ご相談ください。
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