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仕上げ実績・ブログ - RAYS TE37

2014.02.20

VOLK-TE37とBBS-RGRのハイパーシルバー(DSK)塗り替え

VOLK-TE37とBBS-RGRのベースカラーが違うハイパーシルバー(DSK)塗り替えです。

ハイパーブラック(DBK)は黒をベースとして銀膜の濃淡で黒の透かし加減を調整して表現しますが、ハイパーシルバー(DSK)は銀膜の濃淡では無く下地ベースで銀の表現が変わります。

今回紹介のTE37とRGRは銀明るめとのリクエストですがお客様のイメージに合してベースカラーを変えていますので銀の表現が微妙に違います。

DBKは誰が見ても普通のガンメタとの違いが明らかに解りやすいですが、DSKは知らない人が見れば普通のシルバー塗装と思われがちで、変わり映えが無い様に見えますが比べて見れば全く別表現です。

VOLK-TE37とBBS-RGRのベース違いのハイパーシルバー塗り替え
その1・・14インチVOLK-TE37

栃木県のお客様・・・曲り、ガリ傷など全くない程度良好なアルマイトブロンズの14インチTE37です。


修理工程が有りませんので、いきなり剥離からスタート出来ます。アルマイト専用の薬品漬けして大まかにアルマイトを溶かして後は普段通りのウェットブラストからドライブラストの3段階の剥離となりそれからハンドアクション研磨をします。
※ブロンズアルマイトは普通のカラー塗装より1工程多い剥離作業です。


完全脱脂後、水分飛ばしの空炊きしてパウダーベースコートを噴射します。


パウダーベースコートの完成!パウダーワンコートフィニッシュならここで終了ですがハイパー塗装はこれからが永~い多くの工程が有ります。


パウダーベースコート肌をサイディングして「密着剤~アンダーコート~銀膜ハイパー塗装~トップコート」の4ペグ(焼き)+4コート(塗装)の工程になり途中で予期せぬ不具合が出る事も多々ありハイパー塗装は順調には事が進みません。


やや明るめのハイパーシルバー(DSK)の完成です。


インナーリムや側面リムはパウダーコートベースになります。


写真ではやや暗めに写っていますが現物は明るめです。

その2・・18インチBBS-RGR

愛媛県のお客様・・・ゴールドからいきなり下処理なしの上塗り仕上げのDBKですが、これは酷かったです。・・・・・(泣く)


後塗りの塗装はどんな前処理や修理をしているかなど判断が出来ませんので先に塗装を剥いでからの判断お見積りになります。


塗装を剥いだら良く有るガリ傷へのパテ埋め補修!
酷いのは曲がった箇所をパテで形成です。信じられません・・・・


4本全ては写真には納まらないほどの肉盛り研磨形成です。


修理に時間が掛かりましたけど肉盛研磨形成は普段通り4本無事に完成!


インナーリムから側面リムの研磨します。


明るめのハイパーシルバー(DSK)の完成です。


インナーリムや側面リムはパウダーコート肌になります。


ガリ傷、パテ埋めだらけのRGRが生き返りました。

ハイパー塗装はパウダーコートを利用していますので塗装強度が有るかのように勘違いされてるユーザーが多い様ですが、パウダーコートはあくまでも地金の上へのベースで有ってパウダーの上の層は4層の重ね塗り、つまりバームクーヘンの様に挟んで有る状態です。そのため肌度を犠牲にしてできる特殊な高級メタル表現が売りの塗装方です。

パウダーコートベースの場合はパウダー上層からのハイパー塗装剥げが起こります。また溶剤ベースの場合は地金からの塗装剥げが起りますので単に剥げる箇所が違うだけの事です。

ハイパー塗装の最終塗膜は傷つきやすく、剥げやすいためデリケートな扱いメンテが必要です。

後塗り、社外品、純正品に限らずハイパー塗装ホイールは高圧洗浄機や洗車機は絶対厳禁ですのでスポンジ等で手洗いシャンプーしてください。


最後のお化粧仕上げになる「再塗装も磨き」も、基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。

4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。

こちらからの発送は運送会社の2次的な「紛失、盗難、損傷」などに備えて保険を掛けて発送しています。

お問い合わせやお見積もりなどはnishi@243ok.co.jp  の方へ「写真、住所、電話番号」明記の上お願いいたします。

お電話でもお気軽にお問い合わせください。
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2014.01.16

ボルクTE37とボルクプロドライブのパウダーコート

RAYSの1Ps鍛造ホイールへのパウダーワンコートフィニッシュ丸塗り塗装の紹介です。

2台共腐食が無く素材の良い国産鍛造ホイールですのでパウダーコートカラーフィニッシュが可能です。

溶剤カラーでもパウダーカラーでも丸塗り塗装は簡単そうに見えてややインパクトに欠けますが、耐久性重視のパウダーコートは剥離研摩の下処理に時間と手間がかかります。さらにパウダーコートフィニッシュは溶剤塗装の様に後で部分手直しが出来ない一発勝負のため不具合が出たら一からやり直す事も有ります。

RAYS/TE37RTとYAYSプロドライブのパウダーコートフィニッシュ
その1・・TE37RT18インチパウダーグロスホワイト
埼玉県のお客様・・・真っ赤なTE37RTです。TE37RTはリムへの切り込みラインと掘り込みロゴが入っていますがこれを削除して耐久性重視の真っ白なパウダーグロスホワイトフィニッシュ仕上げます。


剥離からブラストかけてリム研磨からディスク研磨


肌合わせにパウダーコート前の当店独自のひと手間かけたバレル研摩


ディスクの削り凹文字とリムの切り込みラインを削除します。


元々無かったかの様に自然な感じで文字とラインを研摩削除


パウダーグロスホワイトの噴射!


冷却乾燥!


パウダーグロスホワイトフィニッシュ完成!


新しい商品のためラベルは上手に剥いで再利用出来ました。
※古いホイールラベルは再利用できませんので剥離削除になります。


丸塗りのパウダーグロスホワイトワンコートフィニッシュの完成!

その2・・プロドライブ17インチパウダーマットブラック

宮崎県のお客様・・・・4本皆ガリ傷有りのガンメタです。


剥離からブラスト研摩


4本皆ガリ傷肉盛修理からです。
カラー塗装修理に良く有るパテ埋め塗装など致しません。


天辺のプラ製のエンブレムが上手く外れてくれさえすればアルミ製のキャップなら塗装を剥いで研磨してパウダーコートが出来ます。


キャップへのパウダーレッド噴射!


パウダーマットブラックの噴射


ホイール丸塗りパウダーマットブラックとキャップパウダーレッドの完成!


パット面は研摩して有りませんがパット面研磨してから納品しています。



パウダーワンコートの流れ※1Psの場合

※2・3Psは分解してリムとディスク別々の下処理からの作業となります。
①曲り、ガリ傷修理~ ②塗装剥離~ ③ブラスト研磨(ドライ&ウェット)~ ④ディスク部はアクションハンド研磨~ ⑤リム研磨(アウト、インナー、側面リム)~ ⑥丸ごとバレル荒研磨~ ⑦完全脱脂~ ⑧120℃空炊き~ ⑨静電パウダー噴射~ ⑩冷却完成!


パウダーコートは腐食の有無と素材造りの良し悪しで仕上がりが左右されます。

鍛造品は100%日本製ですので腐食が無い限り問題無しとして鋳造品も国産品で腐食が無ければほぼパウダーコートフィニッシュが可能ですが、中国製の鋳造品は高温焼き付けによるブツ、湧きが確実に発生しますのでパウダーコートフィニッシュはほぼ不可です。

有名社外ブランドホイールでも鋳造ホイールは海外特に中国で造られたモノが多くなってしまっています。・・・国産車の純正ホイールは日本製品(ほとんどエンケイ製)ですのでほぼ問題不具合が発生しません。

パウダーのメタリック系(ゴールド&シルバー)は発色、艶感は溶剤に比べてやや劣リますが、白黒(グロス&マット)のような原色カラーや調色を要さないソリッド系カラーは発色、艶感は溶剤に劣る事も無く頑丈肌のパウダーコートがお勧めです。

パウダーコートは調色が出来ませんので指定カラーで調色を要すカラーは溶剤ウレタンカラーとなります。

●液体溶剤ウレタンカラー(液体スプレー式)は色合い見た目、耐久性はボディーカラーと同質です。欠点は傷に弱く、剥がれ易く、退色性に劣ります。最大の利点は調合次第で無限のカラーが作れる事と部分塗装重ね塗りが可能な事です。

●固体樹脂パウダーカラー
(固体静電式)の欠点は調色が出来ない事と部分塗装や重ね塗りが出来ません。最大の利点は密着性・退色性・耐光性・塗装肌の硬さは溶剤ウレタンカラーの比では有りません。

植毛塗装・チジミ塗装・ザラザラパウダー・ガンコートなど特殊塗装も可能です。

最終の塗装や磨きは前工程の基本土台となる修理がキチンと出来てからの話しです。

4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。 

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2013.12.29

ボルクTE37/18インチスーパーポリッシュバレル3次元研磨

年内営業は27日で大掃除が昨日の予定でしたが結局一日ずれ込んで今日が最終日の大掃除になりました。

BBSの次にRAYSが2番目にオーダーが多いですがその中でダントツに多いのがボルクTE37です。

そんなTE37を当店自慢のバレル3次元研摩で既成品に無いオンリーワンホイールでお正月を迎える事が出来ました。

ボルクTE37/18インチスーパーポリッシュバレル3次元研磨(ノークリアー)


神奈川県のお客様・・・・程度良好な人気のTE37です。最初はシルバーメタのご希望でしたがその後バレル2次元研摩になりまた途中から再度バレル3次元研摩に追加変更です。


剥離からブラスト研磨


最初は2次元研摩希望でしたのでスポークサイド面はユズ肌を残した下処理研磨です。


急遽3次元研摩へ変更になりましたのでスポークサイド面からディスク付け根までも隅々まで下処理になります。


バレル中研磨からバレル荒研磨


中仕上げ途中ですがまだペーパーバフ目や荒肌、磨きムラなど有りますのでここから本格的にひたすら磨き込んで仕上げて行きます。


デザイン天面トレース研磨


ホール穴付近やサイド面はエアー工具や手磨きで根気よく磨き込みます。


ホイールは光沢が出てきましたがキャップがハイパーシルバー(DSK)では今一バランスが悪いためこちらで判断してせっかく塗ったハイパー塗装のキャップも磨き込みに変更します。プラ製は磨き込みが出来ませんので塗装仕上げになります。


キャップも磨いてバレル3次元研摩の完成です。
補足:通常のメッキタイプの金属エアーバルブは洗浄研磨して納品していますが、アルミ製のアルマイトカラー処理されたエアーバルブは洗浄研磨すれば色が剥げてしまうため洗浄研磨が出来ません。アルミのバルブでより軽量化のためらしいですが、それは金属バルブと僅か数グラムの差ですのでタイヤバランスでウェットを付け時点であまり意味がないような気もしますが・・・


インナーリムや側面リムは特別狙って磨いている訳では有りませんが1Psはバレル研摩機本体挿入のためついでに綺麗になります。


万遍無く磨き込む3次元は2次元研摩の2~3倍以上の時間手間がかかります。


既成モデルに無いフルポリッシュでアルミ独特の落ち着いた風合い光沢になります。

メーカーやモデルで名称(スーパーポリッシュ・ミラーポリッシュ・ミラーポリッシュペイント・その他)など様々ですが基本は全てバフ磨きからのフィニッシュはバレル研摩工法です。

今年もあと3日です。今日はお世話になった機械、工具達をスタッフ5人で隅々まで掃除して終わりにします。
明日は溜まりに溜まったメール見積もりの返信返答をいたします。
納期がずれ込んでしまい年内納品できなかったお客様には大変ご迷惑おかけしました事をお詫びしたします。

年末年始休業のお知らせ

12月29日(年内最終出荷業務&大掃除
12月30~1月5日(休業)
1月6日~(通常営業)

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(有)オートサービス西

2013.12.17

RAYS/TE37鍛造ホイールの曲り割れ修理からパウダーコート

RAYS/TE37鍛造ホイールの曲りによる割れ修理と4本ガリ傷修理から仕上げはパウダーグロスブラックホワイトによるリフレッシュ・リメークです。

鋳造や鍛造は粘り軟度が有りませんので曲がってしまえば根本にクラックが入ってしいます。

それに対して板モノ合金プレスは粘りが有るため少々の曲りではクラックは入りませんがホイール本体が歪む事があります。

RAYS/TE37鍛造ホイール18インチの曲り割れ修理からパウダーグロスホワイト+シールの復元オンクリアー


宮崎県のお客様・・・1本は深いガリ傷と大きな曲りとそれに伴ったクラックも入っています。他3本も皆ガリ傷だらけのかなり程度がよろしくないTE37です。


曲りをまずは治してプ割れ修理から入ります。


仮止め溶接から本番の肉盛溶接をします。


研摩形成した後、タイヤを組んで割れた箇所の修理部分からエアー漏れをしないかチェックします。もちろんOKです。


こちらは4本ガリ傷肉盛り修理ですが実際はこれ以上有りますが写真に納まりきれません。


曲りによる割れた方の研摩形成完成です。
パテ埋めなど一切行っていません。


リム研磨からハンドアクション研磨して通常はパウダーコートに入りますがさらにもうひと手間かけてバレル荒研磨でより平滑に肌を揃えます。


パウダーグロスホワイトの噴射!


パウダーコート冷却乾燥!
本来はここで終了ですがロゴシール制作から貼り付けが有りますのでオンクリアーでシールを抑えます。


インナーリムや側面リムはパウダーコート肌を残すためクリアーがインナーリムや側面リムに被らないようにマスキングします。


ロゴシールはクリアーで抑えてありますのでシールが剥がれる心配は有りません。


曲がって割れていた箇所のアップです。
※色を塗ってしまえばどんな修理でも誤魔かせますのでカラー再塗装修理品は怪しいモノが多いです。


インナーリムや側面リムはパウダーコート肌残しです。


こちらはガリ傷修理したホイールです。
パテ埋めや削り込み修理などホイール修理屋の職人としてプライドが有ります。

今回はお客様の都合で個別に2本ずつの提出でしたが2本ずつでは修理は基よりパウダーコートなど作業効率が悪いため1本単価が割高になりますので4本修理リフレッシュ・リメークの場合は4本同時提出でお願いします。

特にハイパーブラック(DBK)など2本ずつの場合レイヤー式の塗装方のため濃淡、色ずれを起こしますのでハイパー塗装塗り替えは4本同時に限ります。

パウダーコートも溶剤カラーもバレル研摩も基本、土台となる修理が出来てからの話しです。

4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。

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2013.10.29

ブラック&オレンジ/ハイグロスパウダーコートフィニッシュ

こちら鹿児島ではPCのネット普及率は残念ながら全国下から二番目です。そのため「みんカラ+」は鹿児島で3件で内2件は全国チェーン店で地場ショップは当社1件だけです。・・・パウダーコート事態の存在を知らないためパウダーコートはほとんど普及していませんのでパウダーコートとは何なのか?どんなものか?・・・ここ鹿児島にもパウダーコートを普及して行きたいと思っています。そんな地元鹿児島からの稀なパウダーコートご依頼分2台まとめて紹介します。

2台共、純国産日本製の鋳造・鍛造ですのでパウダーコートフィニッシュが可能です。※中国産とアメリカ産=中国製の鋳造ホイールへのパウダーコートフィニッシュは不具合が多いため基本不可です。一部アメ鍛が有りますがそれは可能です。

ブラック&オレンジ/ハイグロスパウダーコートフィニッシュ
その1・・ハイグロスブラックパウダー

鹿児島市内のお客様・・・・RAYS製鍛造のTDRです。多少の傷は有りますが程度良好ですのでパウダーコートフィニッシュは可能です。


剥離からブラスト&ハンド研摩します。


グロスブラックの静電噴射!


アルミ製のキャップもパウダーグロスブラック


キャップエンブレムもアルミ製では有りますが極薄のため高熱で反ってしまう恐れがありますのでこれは低温焼き付けの溶剤ブラックで塗装します。


エアーバルブはストレート式と交換してこれもパウダーグロスブラックを塗ります。
※不具合失敗を想定して1本は予備です。


パーツ別のパウダーグロスブラックの完成!


インナーリムや側面リムもハイグロスのパウダーコートで黒光しています。

その2・・ハイグロスオレンジパウダー

鹿児島県串木野市のお客様・・・RAYS製鍛造のハイパーブラック(DBK)です。
レース使用のためより「耐光性、耐熱性、耐久性」重視で頑丈肌のパウダーコートでやや派手目で個性豊かなオレンジを塗ります。


剥離してブラスト研磨からハンド研磨


パウダーグロスオレンジの静電噴射!


1Psですのでインナーリムや側面リムもパウダーコート丸塗りです。


個性豊かなオレンジパウダーですがレースなど過酷な環境下では一番適した塗装がパウダーコートです。
レベリングビジュアルより頑丈肌重視がパウダーコートの売りです。

パウダーコートの流れ※1Psの場合

※2・3Psは分解してリムとディスク別々の下処理からの作業となります。

①曲り、ガリ傷修理~ ②塗装剥離~ ③ブラスト研磨(ドライ&ウェット)~ ④ディスク部はアクションハンド研磨~ ⑤リム研磨(アウト、インナー、側面リム)~ ⑥丸ごとバレル荒研磨~ ⑦完全脱脂~ ⑧120℃空炊き~ ⑨静電パウダー噴射~ ⑩冷却完成!

パウダーコートは素材の良し悪し(生産国)で仕上がりが左右されます。
鍛造品は100%日本製ですので腐食が無い限り問題無しとして鋳造品も国産品で腐食が無ければほぼパウダーコートフィニッシュが可能ですが、中国製の鋳造品は高温焼き付けによるブツ、湧きが確実に発生しますのでパウダーコートフィニッシュは不向きです。

有名社外ブランドの鋳造ホイールは中国で造られたモノが多くなってしまっています。・・・国産車の純正ホイールは日本製品(ほとんどエンケイ製)ですのでほぼ問題不具合が発生しません。

パウダーのメタリック系(ゴールド&シルバー)は発色、艶感は溶剤に比べてやや劣リますが、白黒(グロス&マット)のような原色カラーや調色を要さないソリッド系カラーは発色、艶感は溶剤に劣る事も無く頑丈肌のパウダーコートが絶対お勧めです。

パウダーコートは調色が出来ませんので指定カラーで調色を要すカラーは溶剤ウレタンカラーとなります。

●液体溶剤ウレタンカラー(液体スプレー式)は色合い見た目、耐久性はボディーカラーと同質です。欠点は傷に弱く、剥がれ易く、退色性に劣ります。最大の利点は調合次第で無限のカラーが作れる事と部分塗装重ね塗りが可能な事です。
●固体樹脂パウダーカラー
(固体静電式)の欠点は調色が出来ない事と部分塗装や重ね塗りが出来ません。最大の利点は密着性・退色性・耐光性・塗装肌の硬さは溶剤ウレタンカラーの比では有りません。

植毛塗装・チジミ塗装・ザラザラパウダー・ガンコートなど特殊塗装も可能です。

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2013.09.14

アルマイトブロンズからパウダーグロスブラック&リムポリッシュ

かわいい14インチTE37のアルマイトブロンズからパウダーグロスブラック+リムポリッシュです。

パウダーコートも溶剤塗装も最終の仕上げカラー塗装に入るまでの前処理に全体の8割を占めます。

カラー再塗装仕上げは下処理が命です。

アルマイトブロンズからパウダーグロスブラック+リムバフポリッシュ


埼玉県のお客様・・・傷も曲りも無い程度良好なアルマイトブロンズの代表的な14インチTE37です。


アルマイトは専用の薬品水槽で剥離します。
漬け置きして漬け過ぎると素材を痛めますので見張りが大切です。


アルマイトは塗装では有りませんので湿式ブラストでさらに完全に剥離します。
湿式と乾式の2台のブラストを適材適所で使い分けます。


湿式ブラスト完了後はハンド研磨からリム研磨に入ります。


ディスクは荒肌のままでのアルマイトのためディスクの荒肌をアクションでハンド研磨します。


インナーリムや側面リムはリム研磨機で研磨します。


ハンド研磨からリム研磨が済んだらさらにバレル荒研磨を掛けます。


バレル研磨機にセッティングして30分ほどホイール丸ごとゴリゴリと最後の下研磨をします。


バレル荒研磨までかければパウダーコート前の下処理はこれ以上の事は有りません。バレル研磨機で下処理をワン工程増やして万全を期します。


パウダーグロスブラックの静電噴射!
素材が良くて下処理がしっかりしていれば静電も上手く行きます。


アウトリム天面はバフ磨きのため一部肌を残した状態でパウダーグロスブラックの完成です。これよりリム天面のみ磨きを掛けます。
ポリッシュ面がダイヤモンドカットならバイトで切りますので硬いパウダー肌も関係無くリムまで丸ごと塗りますが、バフ磨きの場合は固いパウダー肌を研磨するのに手間難儀なためなるべく磨く箇所はパウダーが載らないようにした方がバフ磨きがやり易くなるため大まかにマスキングします。


アウトリム磨きは通常ディスクとの境目の垂直面からの研磨(縦横2面)ですがお客様のリクエストで天面部の1面のみのバフポリッシュです。


インナーリムや側面リムはパウダーグロスブラックの肌になります。


ポリッシュ加工がダイヤモンドカットの場合はバイトでの切削ですので黒とポリッシュとの境目のエッジが「カチッ」となりますが、バフの場合は磨きのため黒とポリッシュとの境目は黒の裁断面が薄くなり「モヤット」した境目になります。

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2013.08.28

1Psホイールパウダーワンコートフィニッシュ

色を塗り替えました。・・・だけでは何て事は無いようですが、パウダー塗り替えは溶剤のように上塗り、重ね塗りが出来ませんの完全剥離からの研磨作業が伴うため下処理に手間とコストのかかる塗装です。

溶剤塗装は経験熟練を必要としますが、パウダーは塗ると言うより静電気で粉を付着させる手法のため素材さえよければそう難しい塗装では有りません。しかし最終のパウダーにたどり着くまでの下処理が煩雑なため下処理に全体の9割を占めます。

パウダーワンコートフィニッシュは頑丈肌の耐久性が一番の売りです。

1Psホイール/パウダーワンコートフィニッシュ仕上げ
      ●パウダーグロスブラック●

千葉県のお客様・・ボルクTE37国産鍛造新品18インチ(レイズ製)
新品の場合溶剤塗装なら足付けサイディングしてそのまま上塗りも可能ですがパウダーはそれが出来ません。


新品でも関係なく剥離してからのリム研磨(インナーリム・側面リム)ディスクのハンド研磨など必要不可欠です。※場合によりバレル研磨までかける事も有ります。


パウダーグロスブラックの静電噴射


パウダーグロスブラック完成!
※ハイパーブラック(DBK)の場合はここまではあくまでもベースの段階です。


新品でしたのでアルミ式のラベルシールは両面テープで再利用できました。
※紙式のラベルシールの再利用は出来ません。

     ●パウダーマットブラック●

熊本県のお客様・・欧州製ロータス純正鋳造15&16インチ


下処理後の120℃空炊き


パウダーマットブラック静電噴射


パウダー7部艶引きマットブラック


インナーリムや側面リムも丸塗り同色

    ●パウダースパークダーク●

鹿児島県のお客様・・国産スバル純正STI鋳造17インチ(エンケイ製)


剥離からハンド研磨してバレル荒研磨
※パウダーの前処理で贅沢にバレル研磨までやれるところはそうは有りません。


パウダーグロスグレー静電噴射


パウダースパークダーク完成※座金式のモノは座金を外して塗装しています。
※メタリック系のワンコートは艶感が無くてやや暗めに見えますので艶を出したい場合はパウダークリアーの2コート塗り重ねも可能ですが、パウダーの場合塗り重ねしてコート数が多くなればレベリングも落ちて来ます。


インナーリムや側面リムも丸塗り同色

     
●パウダーグロスホワイト●


大分県のお客様・・国産ホンダ純正15インチ(エンケイ製)
※パウダーグロスホワイトはベースとしてホンダ車体色NH-565カラーで仕上げます。


パウダー前の120℃空炊き


パウダーグロスホワイトの静電噴射


パウダーホワイトはベースとして指定カラー(NH-565)溶剤塗装にて完成!
※キャップはプラ製のためパウダー不可のため溶剤サフから溶剤指定カラーを塗ってHマーク制作貼り付けしてクリアー抑えして有ります。


インナーリムや側面リムはパウダーグロスホワイトになります。

     ●パウダーグロスオレンジ●

埼玉県のお客様・・国産エンケイR15インチ(エンケイ製)


剥離研磨からバレル荒研磨


パウダーグロスオレンジ静電噴射


パウダーグロスオレンジ完成


インナーリムや側面リムも同色仕上げ

パウダーコートの流れ※1Psの場合

※2・3Psは分解してリムとディスク別々の下処理からの作業となります。

①曲り、ガリ傷修理~ ②塗装剥離~ ③ブラスト研磨(ドライ&ウェット)~ ④ディスク部はアクションハンド研磨~ ⑤リム研磨(アウト、インナー、側面リム)~ ⑥丸ごとバレル荒研磨~ ⑦完全脱脂~ ⑧120℃空炊き~ ⑨静電パウダー噴射~ ⑩冷却完成!


パウダーコートは素材の良し悪し(生産国)で仕上がりが左右されます。

鍛造品は100%日本製ですので腐食が無い限り問題無しとして鋳造品も国産品で腐食が無ければほぼパウダーコートフィニッシュが可能ですが、中国製の鋳造品は高温焼き付けによるブツ、湧きが確実に発生しますのでパウダーコートフィニッシュは不向きです。

有名社外ブランドの鋳造ホイールは中国で造られたモノが多くなってしまっています。・・・国産車の純正ホイールは日本製品(ほとんどエンケイ製)ですので作業する側も安心です。

パウダーのメタリック系(ゴールド&シルバー)は発色、艶感は溶剤に比べてやや劣リますが、白黒(グロス&マット)のような原色カラーや調色を要さないソリッド系カラーは発色、艶感は溶剤に劣る事も無く頑丈肌のパウダーコートが絶対お勧めです。

パウダーコートは調色が出来ませんので指定カラーで調色を要すカラーは溶剤ウレタンカラーとなります。

●液体溶剤ウレタンカラー(液体スプレー式)は色合い見た目、耐久性はボディーカラーと同質です。欠点は傷に弱く、剥がれ易く、退色性に劣ります。最大の利点は調合次第で無限のカラーが作れる事と部分塗装重ね塗りが可能な事です。
●固体樹脂パウダーカラー
(固体静電式)の欠点は調色が出来ない事と部分塗装や重ね塗りが出来ません。最大の利点は密着性・退色性・耐光性・塗装肌の硬さは溶剤ウレタンカラーの比では有りません。

植毛塗装・チジミ塗装・ザラザラパウダー・ガンコートなど特殊塗装も可能です。

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2013.05.27

ボルクTE37とロードスター純正スーパーポリッシュバレル3次元研磨

純国産の鍛造ホイールと鋳造ホイールのバレル3次元研磨からのオンクリアー仕上げです。

ボルクTE37(鍛造)18インチはブロンズアルマイトからバレル3次元、パウダーオンクリアーで、ロードスター純正はメーカーオプションで希少なバレル仕上げでガリ傷修理から3次元再研摩からの溶剤オンクリアーです。

純国産の鍛造ホイールは軽くて頑丈で金属組織の密度が高くバレル研磨には相性抜群の素材です。かたや鋳造品でも純国産エンケイ製なら問題無く綺麗に仕上がります。

純国産(鍛造・鋳造)1Psホイールへのバレル3次元研磨+オンクリアー

VOLKブロンズアルマイトからバレル3次元研磨+パウダーオンクリアー

和歌山県のお客様・・バレル3次元研磨を前提に新品購入からの依頼です。どうせバレルをする訳ですので、高価なブロンズアルマイトでなくてシルバーかホワイトの塗装仕上げでもよかったのですが・・・


ブロンズアルマイトの剥離・・アルマイトは塗装では有りませんのでアルマイト専用の薬品剥離となります。


3次元研磨ですので隅々までハンド荒研磨をします。


バレル荒研磨!


バレル中研磨!


これよりひたすら手作業研磨です。


様々な研磨機で下研磨をします。


ホール穴付近やスポーク角縦壁など何回もハンド研磨してバレルとハンドの繰り返しです。


バレル仕上げ研磨の完了!
これよりパウダークリアーを塗ります。


真っ白けのパウダークリアーを本体丸ごと噴射!
200℃で約10分ほど焼けば透明な樹脂被膜になります。


バレル3次元研磨からパウダークリアーの完成!


インナーリムや側面リムもパウダークリアーフィニッシュ肌になります。
※新品卸でしたのでシールも再利用貼り付けして有ります。


ネジ締め込みタイプのキャップ(BBS-RS)などは治具にセットしてバレル研磨が可能ですが、はめ込みタイプのキャップはバレルの圧力でキャップが外れたり割れたりしますのでバレルができませんからバフ研磨にての対応となります。

マツダ/ロードスター純正オプションバレル研磨ガリ傷修理から再ポリッシュ


鹿児島のお客様・・・ロードスター純正で当時モノでは珍しいバレル仕上げの純正ホイールです。※白シミはポリッシュ特有の水侵入による腐食です。


まずは溶接肉盛りによるガリ傷修理から


バレル3次元再研摩から溶剤硬質オンクリアー完成!
※新品時のオンクリアーは量産タイプの肌の弱い1液型クリアーに対して後塗りクリアーは2液型(3:1)の硬質クリアーを使っていますので新品より肌の固さは期待できます。


デザイン天面は勿論の事スポーク縦壁、角部のシミ腐食を削除して念入りに磨き込んで有ります。


お客様(お医者様)曰く、新品オプション設定時の仕上がりより後磨きの方が行き届いた細かな磨きで再研摩の方が遥かに綺麗だと大絶賛していただきました。
それも純国産エンケイ製品だからです。・・・

色塗りやクロームメッキのよう荒素地を隠せない素地表現のポリッシュ仕上げは「生産国・素材・造りの良し悪し」「虫食い腐食」がそのまま正直に現れます。

※食から工業製品まで巷で問題視されてる中国製品!そんなMade in Chinaのホイールが高品質な「国産ホイール」と同レベルの仕上がりになる事は期待出来ません。・・・・・

4本セット塗り替え、磨きリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。

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(有)オートサービス西

2012.05.21

1Ps鍛造ボルクと3Ps鋳造インパルのスーパーミラーバレル研磨(2次元)

当店自慢のポリッシュ研磨「バレル研磨」による1Ps鍛造ボルクと3Ps鋳造インパルのスーパーミラーバレル研磨(2次元)仕上げです。 

ボルクもインパルも最初の依頼は傷修理からオリジナルの「ハイパーとダイヤモンドカット」の予定でしたが、イメージチェンジで急遽バレル研磨へと変更です。

素材(鍛造・鋳造)の違いと構造(1Ps・3Ps)の違いで下処理と研磨法が一部変わりますが両者それぞれアルミ素材独特の光沢となりました。 

1Ps鍛造ボルクTE37/18インチのバレル研磨(2次元)

 
茨城県のお客様・・元はハイパー塗装ガリ傷修理からバレル研磨2次元ノークリアー仕上げです。 ハイパー塗装部分修正ならバレル研磨より安く仕上がりますが、全面剥離からハイパー塗装丸塗りの場合はバレル研磨2次元の方が安くなります。

3Ps鋳造インパルシルエット/18インチのバレル研磨(2次元) 

 
神奈川県のお客様・・元は切削ダイヤモンドカット傷修理からスーパーミラーバレル研磨2次元ノークリアー仕上げです。 バレル研磨2次元の方がオリジナルの切削ダイヤモンドカットよりお安くなります。

 
塗装剥離からブラスト研磨してハンド研磨します。

 
ハンド研磨後にバレル荒研磨します。

 
インパルのディスクはダイヤモンドカットのポリッシュでしたので塗装剥離後にブラストはかけず表面の旋盤カットラインの削除研磨をします。

 
インパルは本来3Psですが「インとアウト」を溶接結合されていますので実質2Ps構造でアウトリムは鍛造では有りませんのでBBFバフポリッシュ研磨をしてインナーリムはシルバー塗装となります。

 
磨き難いスタットブルト付近のセンター部もご覧の通りです。
細かな部分はひたすら人の手による研磨からのバレル仕上げとなります。

 
スポーク真下にある影になる帯ラインも万遍ん無く研磨して有ります。

 
タバコの写り込みもこんな感じです。
丸みを帯びたデザインは光の反射でより光沢感が出ます。

 
インパルのピアスボルト付近の塗装仕上げしてあった部分はユズ肌状の鈍い銀の光沢となりリムはBBFバフポリッシュ仕上げです。

 
ボルク1Psは丸ごとバレル磨きのため裏面、側面はついでに綺麗になります。


インパル3Psは分解してのリムとディスクの個別加工ですのでリム本体の裏面、側面はシルバー塗装オンクリアーとなります。

ノークリアーでは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる利点があります。 そのためスーパーミラーバレル研磨はノークリアーのご希望が多いですが、ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、定期的なメンテが必要です。

※ノークリアーのお客様へはメンテ用のコンパウンドを低価でお分けいたします。

白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。

ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーパウダーコートクリアーとあります。

※古い鋳造ホイールへのパウダーコートクリアーは不向きです。
特性をよくご理解の上、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーいたします。
オンクリアー&ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアーのメンテナンスについてはこちら
ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら

一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。

※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。

以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。


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それでも返信がない場合は携帯やPCの迷惑メール設定などが考えられますので2~3日以内に当方からの返信が無い場合は確認のため直接お電話ください。



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2011.10.16

VOLKレーシング&OZラリーレーシングの塗り替えリフレッシュ

「溶剤ウレタン焼付けカラー塗装」は車のボディーカラーと同質で、ホイールへのカラー塗装も「溶剤ウレタン焼付けカラー塗装」が主流です。 

最大の特徴はカラー表現が無限大に作れる事と既存の塗装の程度により塗装を剥がづ上塗りや重ね塗りが出来る事です。一色丸塗りはお値段が一番安く上がるのが溶剤カラー塗装です。 

上塗りと言ってもいきなり塗るのではなく足付けからプライマー、サフなど下処理をしてからのカラー仕上げとなります。 

VOLKは足付け下処理からのマットブッラクで、OZは剥離研磨からのグロスブラックの1Ps16インチ黒系丸塗りの紹介です。  

VOLK・TE37溶剤ウレタン「マットブッラク」塗り替え
 
新潟県のお客様・・ガリ傷や曲がりは多少ありますが、元の塗装程度が良好なため塗装剥離せずマットブッラクへの塗り替えです。

 
基本は曲り、ガリ傷修理から始まります。
カラーで隠れるからと言ってリム端しの削り込みやパテ埋めなどいたしません。


ホイールの表・裏・側面全て塗装前の足付けとして丸ごと研磨してからプライマーやサフなど溶剤マットブッラク前の下塗装をします。

 
溶剤マットブッラクは黒を塗った後に艶消しのクリアーでベースの黒の艶引き感を出す表現方です。

OZラリーーレーシング溶剤ウレタン「グロスブッラク」塗り替え+ロゴ復元
 
北海道のお客様・・曲り、ガリ傷は有りませんが、塗装の劣化痛みがあるため剥離、研磨してグロスブッラクへの塗り替えとロゴシールの復元です。


年代モノで既に塗装の痛みの有るモノは剥離からの下研磨が必要です。


仕上げが黒ですのでプライマーから下処理のサフも溶剤系の黒サフを塗ります。


黒塗装後、事前に作ったロゴの貼り付け位置とサイズの確認です。




グロスブッラクですので艶有りクリアーを塗って完全硬化した翌日、黄色のロゴを貼り付けて完成です。!
黒に黄色のロゴは良く映えます。(阪神タイガースみたいです。)

●1Psホイールの場合でのリフレッシュ価格の比較●

同サイズモデルを対象とした場合での目安となる値段の安いほうからのざっくり順位です。

溶剤ウレタンカラー塗装スーパーミラーバレル研磨(2次元)パウダーコートハイパー塗装スーパーミラーバレル研磨(3次元)ダイヤモンドカットスパッタリングメッキアルマイトメッキクロームメッキ  と言ったざっくり順位です。またお値段に比例して納期もかかります。

溶剤ウレタンカラー塗装は「安い・早い」となりメッキ加工は「高い・遅い」となります。
※カラーの種類や構造、デザインで多少の変動はありますが、メッキ加工だけは不動の順位です。

ホイール修理を基本、土台として最終のお化粧となる様々な表面処理に対応いたします。

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この機会に是非ご相談ください。

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