仕上げ実績・ブログ - GT-R
2010.11.03
スカイラインGT-R35 純正20インチ 3次元スーパーミラーポリッシュ
スカイラインGT-R35 純正20インチのガリ傷修正から3次元スーパーミラーポリッシュ!
頑丈で素材の良いRAYS製「鍛造加圧式(FORGED)」はスーパーミラーバレル研摩に相性抜群で、こんなに変わります。
スカイラインGT-R35純正ホイールへの3次元スーパーミラーポリッシュ!
フロント9.5J側です。ガリ傷修正から始まります。
R35純正色はハイパー塗装で黒味の濃いタイプとなります。
リム端までスポークがきていますので20インチ以上さらに大きく見えます。
※アルミ製のキャップはホイール同質のミラーポリッシュ可能となりますが、プラ樹脂製のキャップは研摩不可のためハイパーシルバーで対応しています。
リアー10.5J側です。フロントとは幅、オフセットが大きく違うためスポークの盛り上がり感が違います。
10J以上になると下処理から仕上げのバレル研摩機の設定なども変わってきます。
3次元研摩の側面です。
スポークサイド面も表面同様に仕上がっています。
クロームとは違ったアルミ独特の柔らかい落ち着いた大人の光沢です。
2次元・3次元研磨についてはこちら
オンクリアー・ノークリアーはご希望に応じて対応いたします。
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
※重要)鍛造ホイールへのクロームメッキ加工は不向きです。
鍛造でもクローム加工も出来ない事はないですが、「もったいない」って事です。
今回のR35ホイールは最初クロームメッキを希望されてました。 クロームは最鏡の輝きとなりますが、リスクも伴います。そのリスクとは、リクロームする際、合金の一部が犯され素材を痛め、強度がどうしても低下してしまいます。鍛造ホイールは頑丈で軽量な事が一番の売り、特徴です。 それらをわざわざ高額な料金を払って強度を落とし、鍛造の有るべき要素を低下させてクロームにするより、強度品質を損なわず、鍛造と相性の良いミラーポリッシュを今回お勧めいたしました。
クロームメッキは科学反応によりアルミ合金の一部を溶かし犯してしまうため市販されているクロームホイールは全て鋳造(CAST)ホイールとなり、クロームする事を前提にあらかじめ太く分厚く造るため重量が課さんでしまいます。
クロームホイールは同サイズの鍛造ホイールの倍近い重量があるのはそのためです。クローム層が重たいのでは無く、素材自体が分厚く重くなるのです。
鍛造ホイールをクロームメッキしてしまえば鍛造本来の意味が無くなるため鍛造のクロームメッキは市販されていません。
AVSやSSRなど鍛造ホイールに一部メッキホイールが有りますが、それらは全て素材を痛めない塗装式のスパッタリングメッキ(SMB・SBC)となります。
つまり市販されているメッキホイールの分類として鋳造ホイールのメッキはクロームが主となり鍛造ホイールのメッキは全てスパッタリングメッキとなっています。
※コストの面で鋳造品でも廉価ホイールはクロームでなく蒸着メッキもあります。
ミラーポリッシュはクロームメッキのように錆び、腐食、剥げ、などの損傷劣化の心配もありません。
※普段のメンテナンスの有無で光沢の維持は左右されます。
仕様中生じたガリ傷など当店で一遍磨いてありますので、ローコスト、短納期で修理、再研磨が何回でも可能です。
●再修理代(ノークリアーの場合)12.000円~
●納期 1週間程度
※クロームメッキの修正再クロームは剥離から始まり再クロームとなりますので、18インチクラスで1本/7万円以上となり納期は40日以上かかります。
さらに再クロームは溶剤漬け電気分解により一部素材が犯されますので強度が3割ほど低下するため再クローム回数には限界があります。
※スパッタリングメッキは塗装式ですので強度低下の影響はほとんどありません。
クロームメッキの修正/再クロームについてはこちら
カラー塗装ホイールと違い素材自体の表現ですので、ガリ傷修正など肉盛り研磨形成の誤魔化しのきかないホイールです。
外車・国産車純正ホイールや社外品ホイール問わずスーパーミラーポリッシュ可能です。
素材自体の磨き工法のため素材の良し悪しに仕上がりが反映されます。
鍛造加圧式(FORGED)品は特にお勧めします。
ミラーポリッシュサンプル販売品もあります。
(有)オートサービス西HPはこちら
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