仕上げ実績・ブログ - OZフッツーラ/リフレッシュ・リメーク
2013.05.15
OZフッツーラ/ハイパー塗装&ポリッシュによるフルリメーク
ヤフオフ購入で出品者側から直接送って来たフッツーラです。
ご依頼者は現品を確認されていませんが、曲り有りとガリ傷有りでさらにピアスボルトは再生不能の錆びだらけでした。・・・
幸いフッツーラの純正ピアスボルトは1台分在庫が有りましたのでそれを提供します。
修理からのリフレッシュは普段通りに進みましたが、キャップロゴのハイパー塗装文字に今回苦労しました。
OZフッツーラハイパー塗装リフレッシュ・リメーク
新潟県のお客様・・・曲りやガリ傷は有りますが肝心なポリッシュが傷んでいませんのでこれなら綺麗に復活出来ます。
※ポリッシュリムは曲りやガリ傷より腐食の有無が仕上がりを左右します。
年代モノですので曲りやガリ傷はつきものです。
ガリ傷への溶接肉盛り修理
他のディスクを仮付けしてアウトリム研磨
他のインリムを仮付けしてBBFバフポリッシュ仕上げ
各パーツの塗装剥離からブラスト研磨して塗装の前処理
こちらで用意したOZ純正ピアスボルトはクロームを生かしたブラックポリッシュに加工します。
ナットもブラストかけてパウダーコートします。
インリムはまとめてパウダーコート前の120℃空炊き
ナットへのパウダーグロスブラックの噴射!
パウダーコートは頑丈肌ですので締め付け工具を使っても簡単には剥げません。
当店定番となったインリムへのパウダーグロスブラック噴射!
エンブレムのハイパー塗装ロゴ文字加工
↓
エンブレムはアルミ缶のような薄いアルミ板モノですので外すのもコツが有ります。
まずは溶剤サフを塗ります。
背景の赤塗装(一旦クリアーまで完成させます。)
カッティングプロッターで抜き文字のマスキングシールを余分に作ります。
エンブレムに抜き文字シールを貼って抜き文字部分をハイパー塗装します。
※シール式ロゴならここで完成ですがここからが大変です。
たかがロゴ文字とは言えハイパー塗装は「プライマー+ベースカラー+アンダーコート+ハイパー塗装+クリアー塗装」と多層塗りになります。
文字塗装完成してマスキングシールを剥いでもう一度全体をクリアーで被しますが、マスキングシールの糊残りがありそれを削除するのに手間がかかりました。文字の塗膜が厚いためそれを自然な感じにするためにこれからクリアーをこってりとブ厚く塗ります。そうする事で文字の凹凸が無い自然な感じになります。
各パーツ磨き&塗装の完成です。
黒染めしたピアスボルトを装着して無事合体完成です。
当店定番のインリムへのパウダーグロスブラックは肌強度と耐熱性、汚れが目立たない利点だけで無く黒と無垢のコンストラストで締まりが有り見た目もグッドです。
テカテカに光ったリムポリッシュの事より完全なる曲り、ガリ傷修理を評価してください。
■OZフッツーラ/フルリメークの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・BBFバフポリッシュ(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック
3・ディスク&プレート・・・・・・ハイパーブラック(DBK)
4・ピアスボルト・・・・・・・・・・OZ純正品交換、黒染め
6・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研摩
7・完全分解に伴うシーリング打ち直し
8・エンブレム・・・・・・・・・・・・ハイパー塗装ロゴ文字
9・リムシール・・・・・・・・・・・ロゴシール作成(小文字のため透明シート抑え)
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
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2012.12.20
OZシュニッツアー17インチのフルリフレッシュ
近年の3Psはインリムとアウトリムを熔接結合されて実質2Psになってますが、古き良き時代の3Psはシーリング式の本当の3Psです。そんなOZシュニッツアーの完全分解フルリフレッシュの紹介です。
旧式の3Psシーリング式では組み付けに手間がかかるため量産向きで無くコスト面から熔接でくっ付けて有ります。さらにリムとディスクを熔接結合された厄介な2Psハメ殺しも有ります。
古き良き時代のOZやRSなど旧3Psは完全分解して個別に加工出来ますので加工内容もバリエーション豊富でまたアウトリム、インリムも好きな様に着せ替えサイズ変更カスタムも出来ます。
また今回はポリッシュオンクリアー特有の劣化現象も詳しく紹介していますので最後まで是非目を通して見てください。
OZシュニッツアー3Ps17インチのパーツ別フルリフレッシュ
神奈川県のお客様・・・ノークリアーポリッシュでしたので酸化白ボケ艶引きは有りますが、オンクリアー特有の白錆び、虫食い現象は出ませんのでノークリアーポリッシュは磨けば元通りに光沢が蘇ります。
1・・アウト、インリムのガリ修理からポリッシュ&パウダーグロスブラック・・
アウトリムのガリ傷肉盛りとインリムガリ傷修理です。
インリム肉盛り熔接!
注:)インリムの曲りは使用に影響しますので全て直しますがインリムのガリ傷などバリ取り程度はしますが要望が無い限り肉盛り研摩形成はいたしません。
見えないインリムとは言えアウトリム同様にキチント研摩形成します。
これガリ傷修理したインリムです。パウダーコートのための剥離からリム全面研摩します。
インリムへ粉体塗装(パウダーグロスブラック)静電噴射!
2・・アウトリムのポリッシュ仕上げオンクリアー・・
曲りやガリ傷修理してからリム研摩機にて2000番手まで根気良く磨き込みます。
元ディスクは同時進行で塗装が有りますので他のディスク組んでリム研摩します。通常はここでポリッシュ磨きの完成ですが、今回さらにバフ磨きと最終仕上げはバレル研摩までします。
バフ研摩機はインリムが無いとセッティング出来ませんのでディスク外してインリムを仮付けして バフ研摩します。
バフ完成後はまた他のディスク仮付けして最後の仕上げバレル研摩で磨き込みます。リムポリッシュだけでもディスクやリムの取り外しなどして手間隙掛けています。これからポリッシュのオンクリアーです。
3・・センターディスクの再塗装とピアスボルトの磨き&パウダーコート・・
センターディスクももちろん塗装剥離からブラスト研摩してハンドアクション研摩します。
仕上げが溶剤ウレタンシルバーメタですので同質の溶剤プライマーから溶剤サフの前処理塗装をします。
ナットの錆びも酷かったのでブラスト掛けてパウダーシルバーを噴射します。
全パーツ完成!
4・・合体完成・・
ピアスボルトも磨き込んだ後、組み付け合体完了です。
インリムはパウダーグロス肌ですので新品塗装より遥かに耐久性が有ります。
またアウトリムはバレル研摩して有りますのでアウトリム側面も光っています。
5・・ポリッシュのシミ腐食について・・
今回紹介したシュニッツアーは元々ノークリアー仕上げでしたので白ボケ艶引きは当然有りますが、それが幸いして虫食い、腐食、白ミミズなど出てません。
↓
腐食、虫食い、陥没が元々有りませんのでこんな感じにツルピカになります。
ポリッシュオンクリアーの劣化現象
オンクリアーのポリッシュは水の浸入で虫食い、腐食、白ミミズが入ります。
オンクリアー特有の経年劣化現象です。これはアルミとクリアーの間の層へ水が浸入して密封され湿った状態のままとなり侵食されて起こる現象です。
ノークリアーはオープン剥き出しで密封されませんからこの現象は出ません。
↓
虫食い、腐食、白ミミズが酷いモノはもう手遅れです。アルミ素地自体を痛めていますのでいくら磨いても虫食い、腐食痕は完全には削除できません。
ポリッシュオンクリアーは白ミミズが見え出したら虫食いが起こる前に早めの処置が大切です。
ポリッシュホイールの中古購入時のアドバイスとしまして曲りガリ傷の有無よりポリッシュ面の腐食状態で判断購入されるのが賢い購入方です。
曲り、ガリ傷は直せても虫食い陥没、負傷は完全には直せません。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
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年末年始のお知らせ
12月は29日までは年内納品が多いため交代製で日曜休み無しで朝6時からぶっとうしの仕事です。
12月30日~1月6日まで正月休みとなります。
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2012.11.08
OZフッツーラ19インチ2Ps修理からのリフレッシュ
修理からのリフレッシュ・リメークの入庫が多い根強い人気のOZフッツーラ
OZフッツーラには珍しい2Psタイプです。インリム割れ、アウトリムガリ傷修理からのリフレッシュですが、フッツーラはなぜかインリムが割れたモノが特に多いです。
OZフッツーラ19インチ/曲り・ガリ傷・割れ修理からのリフレッシュ
三重県のお客様・・・フッツーラの2Psは初めてお目にかかりました。経年劣化はそれなりに有りますが、フッツーラには良くあるインナー割れが2本有りです。
2本中1本は他所でやった塗り壁みたいな熔接団子の隣が割れています。
曲ったまま熔接して有りましたのでリムを持ち上げながら仮付けの熔接をします。
他所がやった熔接団子の手直し削除はいたしませんので不恰好では有りますが、熔接団子を残した状態での熔接研磨になります。
※インリムを塗装する時にリムを研磨する際、熔接団子が邪魔になりリム研磨機も使えませんので仕事もやりにくくなります。
2本中のもう1本は曲りからのクラックです。こちらはキチント表裏研磨形成します。
曲りを直すために仮付け熔接してそれから開先を取って本格的な熔接に入ります。
表、裏満遍なく熔接してから研磨形成します。当店のクラック修理は熔接団子残しなど見た目も悪いしそんな手抜き作業はしていません。
アウトリム側のガリ傷、曲り修理!
リム修理が終われば分解して各パーツ別に剥離からの前処理に入ります。
キャッププレートも個別に剥離研磨します。
他店修理の熔接団子はそのままとなりもう1本の割れ修理は見た目も完璧に直して2Ps本体丸ごと研磨します。
各パーツの塗装や磨きの完成です。
既存のピアスボルトも洗浄研磨して合体完成です。
ロゴシールも復元貼り付けして有ります。
後塗りのインリムは汚れの目立たない黒がお勧めです。割れていたインリムは研磨形成で見た目も良いです。
アウトリムはBBFバフポリッシュからさらにバレル研磨してありますのでBBFバフポリッシュよりさらに均等な光沢になりバレルならではの独特なポリッシュ肌となります。
基本土台となるホイール修理が出来てそれからお化粧となるリフレッシュ・リメークへとつながります。
修理ついでに色換え、磨きなどお考えの方はこの機会に是非ご相談ください。
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2012.08.29
OZフッツーラ18インチ/クラック修理からのリフレッシュ
相変わらず入庫の多いOZフッツーラの修理からのリフレッシュですが、年代物で人気商品のため色んなオーナーと修理屋を渡り歩いているため今回のような結果になってしまう粗悪修理の典型的な例のリフレッシュ紹介です。
このブログを良く読んでホイール修理屋の選択と中古購入の参考にしてください。
お値段重視で安ければ良いモノでは有りません。
OZフッツーラ18インチ/クラック手直し修理からのリフレッシュ
大分県のお客様・・クラック修理の手直しの御依頼ついでにリフレッシュも兼ねた作業となり写真では何て事の無いフッツーラの様ですが4本見事に削り込み修理して有り薄っぺらいリムになってしまっています。
溶接団子跡へまたクラックが入っています。
強度確保の理由らしく溶接団子を残した修理を良く見かけますが、これは何の根拠も無いただの手抜き修理です。こんな修理なら10分前後で終わります。溶接しただけで1.5万円ってこんなに美味しい仕事は有りませんよね。
コの時型に溶接団子痕を削除して開先を大きく取り新に溶接します。
やや粘度の有る溶接棒で表裏包み込みように低温で溶接します。
表、裏研摩形成して一旦タイヤを組んでエアー漏れチェックをして問題なければ
インナーリムのブッラク塗装への前処理に入ります。
削り込んで有るリムはこれ以上薄くならないように下処理のリム研摩は手作業で行い最終の磨き込みをBBFバフポリッシュ機で仕上げます。
センターディスクとディスクプレートは塗装仕上げですので剥離からブラストしてハンド研摩の前処理をします。
溶剤シルバーメタ仕上げですので溶剤の前処理をします。
フッツーラはリフレッシュしたカーボンリングも含めると20パーツとなりそれに加えピアスボルトも160本有りそれら全てリフレッシュしますので手間のかかる作業です。
リムは薄いままでは有りますが合体完成です。
見た目はバッチリですが強度的に難有りです。
インナーリムクラック手直しは強度的には不安が有りますが見た目ほぼ完璧です。
3本はシミ、腐食が有りませんでしたので元通りとなりました。
1本オンクリアー特有の腐食虫食いが酷かったため痕跡がやや残ります。
オンクリアーポリッシュの虫食い現象については こちら
写真左は現在お預かりしているフッツーラのオリジナルのリム肉厚で写真右が今回の削り込みリムです。比べて見れば半分以下になっているのが解ります。
これを参考に中古購入の際は十分注意してください。
※旧式の1枚型リムは元々リムの厚みが均一でなくまちまちでも有ります。
輸送事故発生
↓
商品発送後に運送屋さんがホイールを落とされたらしくリムが曲ったとの連絡が有り、ただでさえ薄いリムですのでちょっとした衝撃でもこんな風にベロット曲ってしまいます。
こうした輸送事故や紛失障害のために当社では発送時保険を掛けて有りますので即日修理して返送いたしました。
基本土台となる確実な修理が出来てこそリフレッシュ・リメークへと繋がります。
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2012.08.20
OZフッツーラ17インチ/スーパーポリッシュ3次元バレル研磨
相変わらずの根強い人気でBBS-RSに次ぐ入庫率の多いOZフッツーラの3次元研摩リフレッシュ・リメークです。
OZフッツーラは多くのパーツから構成されています。
1・アウターリム 2・インナーリム 3・センターディスク
4・キャッププレート 5・カーボンリング 6・エンブレム
7・ピアスボルト
完全分解可能な3Psのため各パーツごとの加工やパーツ交換が自由自在に着せ替えが可能です。
OZフッツーラはBBS-RSと同年代(20数年前の年代物)の3Psタイプで素材や構造もほとんど同じですのでRSと同じ作業の流れです。
OZフッツーラ17インチスーパーポリッシュバレル研磨(3次元)
埼玉県のお客様・・年期モノですのでそれなりの年数劣化や修復暦も有りましたがバレル3次元研摩で見事に復活してまだまだ現役として愛用されます。
使い捨ての流行ホイールと違って次の世代まで永く愛用されるホイールはそうはないですよね・・・
ディスク部の荒研摩からバレル荒研摩!
これから3次元仕上げとなります。
パウダーコートのインナーリム前処理研摩!
インナーリムへのパウダーコートグロスブラック噴射!
この時代のホイールにはパウダーコートなど存在しませんでしたので塗装も磨きも現代の技術で復活させます。
インナー2本の腐食が酷かったためパウダーコートの高温焼付け(200℃)により腐食部からの異物沸きが発生しました。インナーリムとは言えこれではまずいですので溶剤塗装で手直しです。
さすがに古いモノはそれなりのリスクを伴います。
3Psパーツ個別の塗装&磨きの完成です。
合体して完成! 素材の良い物はそれなりに綺麗になります。
インナーリムへのパウダーコートとブツの手無ししたインナーリム
リムとディスク天面もちろんディスクサイド面までバレル3次元研摩ならではの芸の細かいツル肌テカテカ仕上げとなっています。
■OZフッツーラ3次元研摩リフレッシュの詳細■
1・アウターリム バレル研摩(ノークリアー)
2・インナーリム パウダーコートグロスブラック
3・センターディスク バレル3次元研摩(ノークリアー)
4・ディスクキャッププレート バレル研摩(ノークリアー)
5・オリジナルロゴ OZゴールドシール作成
6・エンブレム 溶剤ウレタンレッドカラー
7・ピアスボルト 洗浄研摩
スーパーポリッシュバレル研磨のノークリアーは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる事が最大の利点です。そのためスーパーポリッシュバレル研磨はノークリアーのご希望が多いです。その反面ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、大切なホイールを定期的に磨いてやる必要があります。
白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。
ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーとパウダーコートクリアーとあります。
※古い鋳造ホイールや腐食の酷いモノへのパウダーコートクリアーは不可です。
素材の特徴、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーを選択ください。
オンクリアー&ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアーのメンテナンスについてはこちら
ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら
一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。
※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーも安心してお任せください。
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2011.10.30
OZフッツーラ・スーパーミラーバレル研磨3次元&不良リムからリム交換
コアなファンが多いOZフッツーラ18インチへのスーパーミラーバレル研磨3次元による完全オリジナルホイールの誕生です。
リム修理後にリムとディスクへの3次元研磨の予定でしたが、アウターリム3枚とインナーリム1枚が手の施し様の無い「悲惨で残念」な状態だったためリム交換を余儀なくとされ、元リムは削り込み修理のため手直し再生不可、廃棄処分です。
OZフッツーラ18インチのスーパーミラーバレル研磨3次元&リム交換
香川県のお客様・・・古いホイールですので年数劣化はそれなりに有りますが、削り込みによる薄っぺらいイビツな形状のリムは使えません。変なリムは交換して、ディスク&キャッププレートを当店自慢のスーパーミラーバレル研磨で激変しました。
これで見た目もバッチリ!安全面も確保できました。
解りやすいようにリムへ色を付けてありますが、4本中3本(左が唯一生き残ったまともなリムです。)こんな感じで肉厚が僅か1ミリほどしかなく面も凸凹状態でこれをいくら綺麗に磨いても無駄な作業です。
カラー塗装なら傷部へパテでも埋めて誤魔化しも出来ますが、ポリッシュは剥き出し表現のためひたすら傷が消えるまで削ってしまう修理の事を素人騙しのポリッシュ削り込み修理と言います。
インナーリムも全体的に削りみ過ぎが1本有ります。
インナーリムは当店に在庫が有りましたので、無事交換してあります。
オーナーが女性のため、削り込みの事を報告しない限り気づいていません。
安物買いのなんとやら・・です。 現品を確認出来ないネット購入はここが一番需要です。
ディスク面の荒研磨です。
交換用のリムの確保が出来たら、後は安心してスーパーミラーバレル研磨への作業が進められます。
アウターリム以外のパーツの作業は既に完了していましたが、リアー側が欠品のためリップ4枚揃うのに入荷待ちの時間が2ヶ月以上かかりました。
先日各パーツも無事に揃い、翌日には組み付け合体完成となりました。
S様大変永らくお待たせしました。この場を借りてご報告いたします。
遅くなってすみませんでした。
手間暇かけた芸の細かな3次元研磨ですのでスポークサイド面(窓部)も表面同様の仕上りとなります。
フロント側はアウターリップ1.25Jと交換
リアー側はアウターリップ1.75Jと交換
インナーリムはスーパーミラー研磨とバランスの良いメリハリのあるブッラク塗装をお勧めします。
いつもの通りの出来栄えです。
カーボンリングは赤への塗り替えリクエスト!オーナーが女性ならではのセンスです。
■OZフッツーラ18インチ リフレッシュカスタム加工の詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・新品リップ交換(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・曲り修正/1本交換/艶ありブラック塗装(オンクリアー)
3・ディスク&プレート・・・・・・スーパーミラーポリッシュ3次元(ノークリアー)
4・カーボンリング・・・・・・・・・レッド塗装
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄・研磨(元が良いモノは綺麗に蘇ります。)
6・3Psコーキング・・・・・・・・透明シーリング打ち直し
7・エアーバルブ・・・・・・・・・リム交換により既存のバルブが使えないためバルブ交換
■中古購入時のアドバイス ■
中古品はガリ傷や曲りがあって当たりまえです。
変に磨いて修理してあるホイールよりもガリ傷や曲りのある現状のままのモノ、手付かずのモノを購入してから当店にご相談ください。
削り込み修理の手直しは全てお断りいたします。
最初で最後の削り込み修理の手直し作業例はこちら
私の仕事は「塗装専門」・「研磨専門」で塗りや磨きばっかりやっている訳では有りません。本業はホイールの修理屋です。 修理に関しては自信と誇りを持って20年以上これまで続けています。 綺麗に色塗って、ピカピカに磨いた「見た目!も大切」ですが、基本・土台となるホイールの修理が出来てこそ初めて塗装や磨きによるホイールへのお化粧が出来るのです。
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2011.09.06
OZフッツーラ・スーパーミラーバレル研磨3次元&リム交換
コアなファンが多いOZフッツーラ18インチへのスーパーミラーバレル研磨3次元による完全オリジナルホイールの誕生です。
リム修理後にリムとディスクへの3次元研磨の予定でしたが、アウターリム3枚とインナーリム1枚が手の施し様の無い「悲惨で残念」な状態だったためリム交換を余儀なくとされ、元リムは削り込み修理のため手直し再生不可、廃棄処分です。
OZフッツーラ18インチのスーパーミラーバレル研磨3次元&リム交換
香川県のお客様・・・古いホイールですので年数劣化はそれなりに有りますが、削り込みによる薄っぺらいイビツな形状のリムは使えません。変なリムは交換して、ディスク&キャッププレートを当店自慢のスーパーミラーバレル研磨で激変しました。
これで見た目もバッチリ!安全面も確保できました。
解りやすいようにリムへ色を付けてありますが、4本中3本(左が唯一生き残ったまともなリムです。)こんな感じで肉厚が僅か1ミリほどしかなく面も凸凹状態でこれをいくら綺麗に磨いても無駄な作業です。
カラー塗装なら傷部へパテでも埋めて誤魔化しも出来ますが、ポリッシュは剥き出し表現のためひたすら傷が消えるまで削ってしまう修理の事を素人騙しのポリッシュ削り込み修理と言います。
インナーリムも全体的に削りみ過ぎが1本有ります。
インナーリムは当店に在庫が有りましたので、無事交換してあります。
オーナーが女性のため、削り込みの事を報告しない限り気づいていません。
安物買いのなんとやら・・です。 現品を確認出来ないネット購入はここが一番需要です。
ディスク面の荒研磨です。
交換用のリムの確保が出来たら、後は安心してスーパーミラーバレル研磨への作業が進められます。
アウターリム以外のパーツの作業は既に完了していましたが、リアー側が欠品のためリップ4枚揃うのに入荷待ちの時間が2ヶ月以上かかりました。
先日各パーツも無事に揃い、翌日には組み付け合体完成となりました。
S様大変永らくお待たせしました。この場を借りてご報告いたします。
遅くなってすみませんでした。
手間暇かけた芸の細かな3次元研磨ですのでスポークサイド面(窓部)も表面同様の仕上りとなります。
フロント側はアウターリップ1.25Jと交換
リアー側はアウターリップ1.75Jと交換
インナーリムはスーパーミラー研磨とバランスの良いメリハリのあるブッラク塗装をお勧めします。
いつもの通りの出来栄えです。
カーボンリングは赤への塗り替えリクエスト!オーナーが女性ならではのセンスです。
■OZフッツーラ18インチ リフレッシュカスタム加工の詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・新品リップ交換(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・曲り修正/1本交換/艶ありブラック塗装(オンクリアー)
3・ディスク&プレート・・・・・・スーパーミラーポリッシュ3次元(ノークリアー)
4・カーボンリング・・・・・・・・・レッド塗装
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄・研磨(元が良いモノは綺麗に蘇ります。)
6・3Psコーキング・・・・・・・・透明シーリング打ち直し
7・エアーバルブ・・・・・・・・・リム交換により既存のバルブが使えないためバルブ交換
■中古購入時のアドバイス ■
中古品はガリ傷や曲りがあって当たりまえです。
変に磨いて修理してあるホイールよりもガリ傷や曲りのある現状のままのモノ、手付かずのモノを購入してから当店にご相談ください。
削り込み修理の手直しは全てお断りいたします。
最初で最後の削り込み修理の手直し作業例はこちら
私の仕事は「塗装専門」・「研磨専門」で塗りや磨きばっかりやっている訳では有りません。本業はホイールの修理屋です。 修理に関しては自信と誇りを持って20年以上これまで続けています。 綺麗に色塗って、ピカピカに磨いた「見た目!も大切」ですが、基本・土台となるホイールの修理が出来てこそ初めて塗装や磨きによるホイールへのお化粧が出来るのです。
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2011.07.07
OZフッツーラ18インチ/リム移植からのリフレッシュ!
OZフッツーラを蘇えらすため部品取りにOZのシュニッアーを用意していただきリムの移植によるホイールのワイド化からのリフレッシュです。
OZフッツーラをワイド化にするためにリム取りに互換性のあるOZのシュニッアーもご用意して頂き 計6本から美味しいどころ取りです。
その前に必要なリム4本がキチンと使えるか検査確認です。
6本の内5本が削り込みによる修復暦有りで、案の定、薄いリムとなっていました。
一番酷いのがフロント8Jでカミソリのように尖って薄くなり全体的に低くいためエアー漏れを起こしていたらしいですが、幸い尖ったこのリムは今回使いませんので廃棄処分です。 あと4本はキチンと修理すれば使えます。
部品取り用のシュニッアーのアウターリムも 1本削り込みによる修復暦有りでやや薄くなっていました。写真上のエグレのあるガリ傷の酷い方のリムが6本の内1本だけ唯一手付かずのオリジナルのままのリムです。
お客さんには「美味しいどころ」取りのつもりですが、こちらにとっては酷いリム4枚の修理が待ってます。
リム曲り修理からまず始ります。
使用するリム4本全てリムは薄くなっているわ、ガリ傷は有るわ、曲っているわで、お客様には失礼ですが写真には納まらないくらい程度の悪いホイールです。
イベント出品らしいですので、それに間に合うよう頑張りました。
ディスク再塗装のための塗装剥離です。
古いホイールへの上塗り塗装はいたしませんので全て塗装剥離からブラスター研磨をさせていただきます。
溶剤系ウレタンシルバーメタ仕上げですので下処理も溶剤系のサフとなります。
※塗装によりネジの入りが悪くなりますのでそれを防ぐため仮り止めネジです。
アウターリム、インナーリム、ディスク、キャップ、ピアスボルト各パーツそれぞれ無事、完成です。
元のリアー側のアウターリムをフッツーラ、フロントへ移植!
リム部品取り用のエグレのあったシュニッアーのアウターリムをフッツーラリアーへ移植!
インナーリムも曲り修理してグレーに再塗装
※ピアスボルトのナットも今回は塗装してあります。
■OZフッツーラ18インチ リフレッシュ加工の詳細■
1・アウターリム・・・・・・曲り、ガリ傷修正、BBF鏡面研磨&リム交換(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・曲り修理、グレー再塗装(オンクリアー)
3・ディスク&プレート・塗装剥離からシルバーメタ再塗装(オンクリアー)
4・ピアスボルト・・・・・・洗浄、研磨(錆びてない限り綺麗になります。)
5・ナット・・・・・・・・・・・・サビサビでしたのでシルバー塗装(有料)
6・エアーバルブ・・・・・・・洗浄、研磨
7・リフレッシュ、リム交換に伴うシーリング打ち直し
※1・削り込みによる修復暦のある薄くなったリムの肉厚の復元はできません。
※2・修復暦のあるモノでも最大限の手直しは可能な限り行なっていますが、手の施し用のないもモノもございます。
※3・リムポリッシュ仕上げは素地表現のため腐食、虫食いの酷いモノはシミの黒点、虫食いの斑点が残り完全に研磨、削除できない場合もあります。
アウターリムポリッシュ仕上げはBBF鏡面研摩、バレル研摩、ダイヤモンドカットの3種の研摩加工にて対応しています。
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
カラー塗装は溶剤系ウレタンカラーと粉体(パウダー)塗装で対応いたします。
※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。
粉体(パウダー)塗装についてはこちら
ポリッシュ加工、カラー塗装などご予算、用途に応じていかようにも対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
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2010.09.02
20インチOZフッツーラのミラーポリッシュ編
根強いファンの多いOZフッツーラ20インチを当店自慢のバレル研磨によるスーパーミラーポリッシュ加工です。
ただ磨き込むのではなく、肝心な曲りや傷の修正からきちんと直してピカピカにしています。
比較的程度良好で珍しいサイズ20インチOZフッツーラです。
1本修復暦有りの手直修正しから始まりリムガリ傷修正が完了してそれから磨きのため分解してリム/ディスク/キャップの3パーツ個別の磨きポリッシュ加工となります。
※インナーリムは今回塗装加工無しです。
塗装剥離後の荒研磨です。
ディスクとキャップの3次元ミラーポリッシュ完成です。
ピアスボルト穴にバレル研磨のメディア(セラミック)の玉々ちゃんが詰まっていますがこの玉々ちゃんでホイールが光ります。
派手さを抑えたアルミ独特の落ち着いた風合い輝きで、大口径フッツーラのミラーポリッシュは2つと無いホイールになりました。!
ピアスボルトは部品取りのホイールを2本別に提供していただきその中からより程度の良い物を厳選して磨きこんであります。
今回はノークリアー仕上げです。 オンクリアー・ノークリアーはご希望に応じて対応いたします。
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
ミラーポリッシュはクロームメッキのように錆び、腐食、剥げ、などの損傷劣化の心配もありません。
過去のブログのミラーポリッシュ関連も是非ご覧くだい。
(有)オートサービス西のHPはこちら
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2010.07.14
古~いホイルのリペアー・リフレッシュ・・その1
古くても人気のあるホイールや旧車愛好家のこだわりのホイールなどリペアー、リフレッシュの事なら経験と実績の有る当店にお任せください。
10~20年以上現役で使われていればホイールもそれなりに痛んでいます。
古いホイールで修正をしなで済むホイールはまずありません。
ホイール修正をまず基本、土台とし「ビシット直してから」お化粧の段階! 塗り換え、磨きへと繋がります。
2・3Psホイールで分解可能なホイールなどより綺麗に確実なし上がりのため全て分解してリム/ディスクそれぞれ個別の塗装・磨きの加工を行っています。
★リム研磨個別加工の詳細はこちら
★ディスク分解個別加工の詳細はこちら
完全なるホイール修正からリフレッシュ・リメーク
リム修正鏡面研磨/シルバーメタ塗装(完全分解しての個別加工です。)
リム修正鏡面研磨/コンメタ塗装
ハイパー塗装シルバーフェイス
たまにお目にかかるリム修正後の凸凹をコーキングで隠してある残念な修正ホイールです。
コーキング隠し修正に付いてはこちら
手直し修正鏡面研磨/シルバーメタ(完全分解個別加工)
リム修正鏡面研磨/オリジナル同色塗装(完全分解個別加工)
リム修正鏡面研磨/ブラック艶有り+ゴールドポリッシュ2色カラー(完全分解個別加工)
完全フルレストアーよりオリジナルに近い仕上げ、ダイヤモンドカット
オリジナルの新品より光沢があり仕上がりが良いです。
リム修正鏡面研磨/完全剥離シルバーメタ塗装(完全分解個別加工)
外したついでにピアスボルトもブラック塗装
古~いホイール、腐ったホイール、傷ついて曲ったホイールなんでもご相談ください。
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