仕上げ実績・ブログ
2011.04.28
静電粉体パウダー塗装、本格稼動開始!
従来の粉体パウダー塗装用の焼付け釜は小さくて要領が悪かったため一部の下塗装でしか利用出来ませんでしたが、今回大型焼付け釜をついに設置いたしましたので、下塗装はもちろんパウダーフィニッシュ仕上げも可能となりました。
さらに大は小を兼ねるで一気に3セット同時に焼付け可能なため、電気代の節約や作業の簡素化、効率性の向上で低料金、短納期を実現できます。
※修理の酷いモノや素材の悪いモノは下処理に時間を要します。
粉体パウダー塗装の一番の利点は塗装膜が硬くて頑丈!さらに母材への密着性が優れている事です。
そのためハイパー塗装のベースコートして、またウレタンカラー塗装の下塗装として、これまで下地塗装が目的の役割でしたが、最近ではパウダーのカラーバリエーションも豊富となり粉体パウダー塗装でのフィニッシュ仕上げも十分なクオリティーを提供できます。
大型バイクのフレームも丸ごと入るサイズですのでハーレーダビットソン、フレームカラー HDブラック や他大型バイクフレーム塗装もお任せください。
粉体パウダー塗装の用途はホイールやパーツだけに限りません。
粉体パウダー塗装は下地用でも、仕上げフィニッシュでも、ホイール丸ごとやディスク&リム塗り替えなどは既存の塗装剥離が必須となります。
こちらマイスターのディスクは密着性向上のためのウレタンカラーの下処理目的のパウダー塗装です。
これから先の仕上げ塗装は指定カラーを調色して溶剤系(液体)ウレタンカラーで従来のスプレー塗装仕上げとなります。
エンジンヘッドカバー
粉体パウダー塗装・・マットブラック仕上げ
※高熱になるパーツは溶剤系では耐え切れませんので200℃前後で焼く、パウダー塗装の耐熱性でがっちり耐えきれます。
粉体パウダー塗装・・シルバーメタ仕上げ(クリアーを塗った状態では有りません)
粉体パウダー塗装・・ゴールドメタ仕上げ(クリアーを塗った状態では有りません)
※メタリック系はパウダー塗装でも溶剤系塗装でも最終的にクリアーを塗っての仕上げとなります。
粉体パウダー塗装・・マットブラック(丸塗りならここで全て作業終了!)
しかし、このBBSはこれで完成ではありません。
マットブラックが一旦終了後、これから、さらにリム研磨、ポリッシュ鏡面仕上げが待っています。
完成はまた後日ブログにて紹介いたします。
裏面も丸ごとパウダー塗装となります。
粉体パウダー塗装でのフィニッシュ仕上げです。
パウダー塗装もブラック系やその他ソリッドカラーはメタリック系のようにクリアーを塗る必要がありません。
それでも、光沢や艶をさらにお望みの場合はクリアー塗装(パウダー&溶剤)のクリアー塗装もいたします。
今後、全面色換えリフレッシュに伴い、塗装剥離を要す作業の場合は耐久性の向上のため全て粉体パウダー塗装(下地用またはフィニッシュ仕上げ)で対応いたします。
※1・ウレタンカラー塗装の場合は下地塗装としてパウダー塗装いたします。
※2・ハイパー塗装(DBK・DSK)の場合は下地ベースコート(ブラック&グレー) パウダー塗装いたします。
※3・マットブラックやクリアーブラックその他ソリッド系で調色を要さない既存のパウダー色仕上げの場合はパウダー塗装にて塗装いたします。
粉体・パウダー塗装についてはこちら
スーパーミラーポリッシュ・BBF鏡面研磨・ハイパー塗装・ウレタンカラー塗装・粉体パウダー塗装など、磨きや塗装が出来ても、基本・土台となる確実な修理、修正が出来てそれら、お化粧が生きてきます。
見た目だけ綺麗にしても意味がありません!!
(有)オートサービス西HPはこちら
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