仕上げ実績・ブログ
2011.04.14
カスタム化スパッタリングメッキとメッキホイール修正について
メッキされてないホイールへのスパッタリングメッキ加工とスパッタリングメッキ修理から再メッキ加工のご紹介です。
カスタム化へのスパッタリングメッキも修理後の再メッキもメッキは全て完全塗装&メッキ剥離からスタートします。
その1・・19インチ鋳造ホイールからスパッタリングメッキ
山梨県のお客様・・最初はスーパーミラーポリッシュ仕上げの予定でしたが、アジヤ産の鋳造品のため素材が悪くて素地表現のミラーポリッシュへは適さないと判断しましてスパッタリングメッキへ変更となりました。
スーパーミラーポリッシュもスパッタリングメッキも共通して塗装剥離から始まります。
スパッタリングメッキやクロームメッキなど素材の悪い鋳造品へのメッキ加工はツル肌への肌合わせをにするために下処理が煩雑となるため素材の悪いモノは下処理代がやや可算されます。
少々粗い素材のモノでも下処理さえしっかり出来ればツル肌の新品同様のスパッタリングメッキとなります。 下処理が命!
その2・・・18インチ鍛造ホイールへのスパッタリングメッキ
愛知県のお客様・・鍛造ホイールプロドライブです。
国産鍛造ホイールは塗装剥離したら、肌の質の違いが良く判ります。
鍛造品は磨いて良し、塗装して良し、スパッタして良しです。 さらに鍛造は軽いため取り扱いが楽で腰痛になりません。
※鍛造品へのクロームは素材を痛め強度低下になりますのであまりお勧めいたしません。
国産鍛造ホイールは密度が高く、高品質のため鋳造ホイールと違い下処理が簡素化され鋳造ホイールよりさらに高品質に仕上がります。
※注)スパッタリングメッキ4輪のホイール専用のため2輪ホイールやキャップなどパーツへのメッキが出来ません。
二輪ホイールやパーツへの蒸着式メッキは真空蒸着メッキとなります。
その3・・真空蒸着メッキからスパッタリングメッキ
奈良県のお客様・・ヨコハマのコニサーは本来スパッタリングメッキですが一遍、蒸着メッキしたらしく当然他の3本と色ずれを起こし、また数ヶ月で蒸着メッキの退色、剥がれが起きてきました。
ガリ傷修正からメッキ剥離
真空蒸着メッキもスパッタリングメッキも当社で全て塗装剥離しますのでお安く提供しています。
蒸着メッキ剥離代1本/4.000円~ (構造・サイズによります。)
黒光したこの色合い質感が本来のヨコハマ、コニサーとなります。
他3本とドンピシャリ合ってきます。
修理前の真空蒸着メッキとスパッタリングメッキの違いがお解りでしょうか?
真空蒸着メッキとスパッタリングメッキの違いは
アルミを飛ばしてくっ付ける真空蒸着メッキとクロームを飛ばしてくっ付けるスパッタリングメッキとなりクオリティー、耐久性、質感、料金が大きく違ってきます。
最近の新品ブランドホイールの蒸着式のメッキは100%スパッタリングメッキです。
※古いホイールやアジヤ産の廉価商品の蒸着式メッキは真空蒸着メッキがありますが、真空蒸着メッキホイールの再メッキ修理は対応していません。
真空蒸着メッキとスパッタリングメッキが共通する事は
ベースとなる塗装の上に金属を蒸着させてそれを抑えるためにクリアー塗装してある事です。 そのため一般的に塗装メッキと呼ばれています。
塗装スプレーでメッキするかのように勘違いされている方が多いようですが、スプレーでメッキなどできません。
金属層のクロームと違い、飛び石によるメッキ剥げを起こしやすい難点があります。
修理から剥離までは全て当店で行い、最終メッキ処理はスパッタリングメーカー工場へ外注依頼していますので自信を持って提供できます。
メッキ工場の仕上がりがいくら良くても基本・基礎となる修正がしっかり出来ないと凸凹状や波打ったままのメッキ仕上げとなってしまい、またいくら完璧に修正してもメッキの仕上がりが悪いとなんにもなりません。
当店の完全なる修理とメーカー工場によるメッキ処理との連携でスパッタリングメッキは新品同様となって帰ってきます。
スパッタリングメッキ修正の詳細はこちら
(有)オートサービス西HPはこちら
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コメント
APIS M-LUX G3 15インチ
メッキホイールにガリ傷と白いぶつぶつ?があります
スパッタリングメッキしてもらうのには
1本いくらでしょうか?
- 2018.04.14 18:18
- メッキホイール