仕上げ実績・ブログ
2012.05.21
1Ps鍛造ボルクと3Ps鋳造インパルのスーパーミラーバレル研磨(2次元)
1Ps鍛造ボルクTE37/18インチのバレル研磨(2次元)
茨城県のお客様・・元はハイパー塗装ガリ傷修理からバレル研磨2次元ノークリアー仕上げです。 ハイパー塗装部分修正ならバレル研磨より安く仕上がりますが、全面剥離からハイパー塗装丸塗りの場合はバレル研磨2次元の方が安くなります。
3Ps鋳造インパルシルエット/18インチのバレル研磨(2次元)
神奈川県のお客様・・元は切削ダイヤモンドカット傷修理からスーパーミラーバレル研磨2次元ノークリアー仕上げです。 バレル研磨2次元の方がオリジナルの切削ダイヤモンドカットよりお安くなります。
塗装剥離からブラスト研磨してハンド研磨します。
ハンド研磨後にバレル荒研磨します。
インパルのディスクはダイヤモンドカットのポリッシュでしたので塗装剥離後にブラストはかけず表面の旋盤カットラインの削除研磨をします。
インパルは本来3Psですが「インとアウト」を溶接結合されていますので実質2Ps構造でアウトリムは鍛造では有りませんのでBBFバフポリッシュ研磨をしてインナーリムはシルバー塗装となります。
磨き難いスタットブルト付近のセンター部もご覧の通りです。
細かな部分はひたすら人の手による研磨からのバレル仕上げとなります。
スポーク真下にある影になる帯ラインも万遍ん無く研磨して有ります。
タバコの写り込みもこんな感じです。
丸みを帯びたデザインは光の反射でより光沢感が出ます。
インパルのピアスボルト付近の塗装仕上げしてあった部分はユズ肌状の鈍い銀の光沢となりリムはBBFバフポリッシュ仕上げです。
ボルク1Psは丸ごとバレル磨きのため裏面、側面はついでに綺麗になります。
インパル3Psは分解してのリムとディスクの個別加工ですのでリム本体の裏面、側面はシルバー塗装オンクリアーとなります。
ノークリアーでは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる利点があります。 そのためスーパーミラーバレル研磨はノークリアーのご希望が多いですが、ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、定期的なメンテが必要です。
※ノークリアーのお客様へはメンテ用のコンパウンドを低価でお分けいたします。
白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。
ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーとパウダーコートクリアーとあります。
※古い鋳造ホイールへのパウダーコートクリアーは不向きです。
特性をよくご理解の上、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーいたします。
オンクリアー&ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアーのメンテナンスについてはこちら
ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら
一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。
※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。
以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
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2012.05.18
WORKシュヴァーツSC4/20インチの2色再塗装
人気のある「WORKシュヴァーツSC4」ですがこれは溶接ハメ殺しのため分解出来ませんので修理やリフレッシュ・リメークなど加工内容に制限や限界がある構造の2Psホイールです。
分解不能なモノはディスク塗装剥離も出来ませんから上塗り塗装となりディスク塗装にはリムマスキングを要しさらにカラー塗装もクリアー塗装もディスク隅々まで万遍無く塗装が届かないため完全な塗装の耐久性も期待度が半減します。
WORKシュヴァーツSC4/20インチのガリ傷修理から2色カラー仕上げ
山口県のお客様・・元は黒塗りから上面をダイヤモンドカットしたデザインですがハメ殺しのディスクのみのダイヤモンドカットは不可なため他の方法で個性を出して2色カラーとしました。
より良い塗装のクオリティー追求なら当然、塗装剥離からブラスト研磨してアルミ無垢の状態からが理想的ですがアルマイトリムがくっついていますので剥離剤やブラストをすればリムを傷めてしまいます。それも出来ないためリムをマスキングして上塗り可能な溶剤ウレタンベース塗装となります。
指定の「マツダNo34Fカラー」を塗りメタリック系のためクリアー塗装まで完成させます。
ここからが赤ラインのための手の込んだ面倒なマスキングです。
4本ともなると気が遠くなりますので時間をかけのんびりやります。
直線ラインはフリーハンドでマスキングできますがRのきつい細かな円ラインはカッティングプロッターで製作してよりシビアーなマスキングをします。
ベースが黒系のためそのまま赤を塗れば「どす黒い赤」になりますので一旦白をベースに塗ります。
白の上に2色目の赤を塗ります。
赤が乾いたらマスキングを剥いで再度足付けサイディングしてもう一度ディスクだけ丸ごとクリアーを塗ってディスク面の2色塗装の完成です。
アップ部のR面はカッティングによるマスキングですのでギザの無い自然なR円状が出ました。
マスキングがありましたのでリム修理から研磨ポリッシュ仕上げは最後にします。
今回のディスク塗装は剥離はしていませんが「プライマー+サフ+34Fカラー+クリアー+ホワイト+レッド+クリアー」と計7回塗装をした事になります。その間当然中研ぎも有ります。
リムは目立ち難いRの際から上面のみBBFバフポリッシュ仕上げです。手間のかかる作業でしたのでやや納期がかかりましたが無事完成しました。
ちなみにシュヴァーツは本来アルマイト光輝リムですがハメ殺しのため当然ながらアルマイト加工も出来ませんので似た感じのポリッシュ磨き込みとなります。
2Psハメ殺しのリム修理から研磨について前回も説明しましたが復習します。
↓
①のリム天辺は修理から研磨は可能ですが、②の垂直縦面のリムは③の箇所が磨けませんのでリム全面研磨が出来ません。またリムとディスクの隙間はかろうじてマスキングテープが入る隙間しかないため汚れも取る事が出来ませんし無理して擦ればアルマイト肌に傷をつけてしまいます。
2Ps殺しホイールへの修理や塗装、磨きメッキなど加工不可な理由と限られる加工内容について
1・ディスクが突起したデザインやリムとディスクが同じ高さの構造はリムをプレス修理できませんので 曲り修理はデザインを選びます。
2・メッキ系(アルマイト・クローム・スパッタリングメッキ)は分解して個別のメッキ加工となるため再メッキは全て不可です。
3・リム部への全面磨きはリムとディスクへ研磨できる範囲の隙間がある事が条件となり出来るモノと出来ないモノがあり構造、デザインを選びます。
4・当然の事ながらリム交換は出来ません。
5・溶剤系カラー塗装やパウダーコートもマスキングを要したりまた丸塗りでもリムとディスクの隙間の奥部まで完全に塗装が載らないため満遍なく包み込みの塗装ができません。
6・リムのみやディスクのみまたは丸ごとのダイヤモンドカットは不可となります。
※平坦なディスクでリムまで繋がったデザインなら極一部可能なモノがあります。
7・スーパーミラーバレル研磨は構造により一部可能モノがあります。
8・溶接や塗装、磨きは現状の届く範囲までとなり完全な加工が出来ません。
※ダミーボルト付きの1Psホイールはダミーボルトさえ外せばホイール本体そのモノが1個のパーツ ですので上記加工のリム交換以外は全て可能です。
2Ps溶接ハメ殺しホイールはリフレッシュ、カスタムも多く制限されますが、なんといっても単品修理の場合オリジナルと同質の加工にはほとんど対応できないためお手持ちのホイールとの表現が変わってきます。 リムやディスク部がダイヤモンドカットとかメッキ(アルマイト・クローム・スパッタ)だったら分解しての同じ加工が出来ませんのでそこでもうおしまいです。
一般的のユーザーはダミーボルトが付いた2Ps溶接ハメ殺しである事は当然知らずにディスクだけ再メッキにしてくださいとか分解してリフレッシュ・リメークお願いします。など注文を多くいただきますが、それは無理な構造ですのでユーザー側ももっとホイールに関する知識を養ってください。
永く愛用すればいつかは塗装やメッキの劣化も出てきて傷や曲がりにも遭遇します。安物で使い捨てならともかく、高額でしかも修理再生できないホイールはどうなんでしょか?他にはステンレスジャケットとか・・
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単品修理は片道送料当社負担となります。
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2012.05.16
高額だったアルマイト光輝リム仕上げでも低価格で提供!
アルマイト修理でお困りの方への朗報です。
2・3Psの合金プレスリムのほとんどはアルマイト光輝リムが主流です。
アルマイト光輝リムをメッキと思っている方が多い様ですが、正確にはメッキでは有りません。 アルミ素地自体を酸化皮膜してメッキのような光輝リム仕上げです。
2・3Psはインナー側も同じアルマイト処理されており光らす必要の無い箇所のため白アルマイト処理されています。アルミサッシのような感じです。
スパッタリングメッキやクロームメッキは他の金属をアルミに蒸着させるメッキ法でアルマイト光輝とは全く別モノですのでお間違えないようにしてください。
アルマイト光輝リムもスパッタリングメッキもクロームメッキもみな同様に僅かな傷修理でも全面やり直しのため高額なコストが掛かるります。そのためアルマイト光輝リムの通常修理ではバフ磨きでの修理となっています。
当店では高額なアルマイト光輝リムもアルマイト工場様との提携で低価格でアルマイト光輝リム再生のが可能となり従来の修理法の輝きで似せた鏡面ポリッシュ仕上げと変わらない料金が可能です。
アルマイト光輝リムの修理から再アルマイト光輝リム加工
長崎県のお客様・・他店でのアルマイト部分研磨修理からの手直しご依頼です。アルマイト皮膜は研磨しすぎると皮膜が剥げてアルミ素地が出てきます。 また市販されているアルミクリーナーで磨けば白シミやアルマイト剥げが起きますのでアルマイトリムへのコンパウンド磨きやアルミクリーナー使用は絶対NGです。
アルマイトリムを修理後研磨するれば当然ですがアルマイト層が落ちます。 そのため似たような仕上げとして輝きを似せた鏡面ポリッシュ仕上げにすることがほとんどです。・・・・が・・・・その鏡面ポリッシュと近い価格で当店ではアルマイト処理が出来ます。
新品と同質のアルマイト処理されたリムです。
ちなみにバフポリッシュ仕上げの場合14.000円~前後ですが同質のアルマイト処理して18.000円~なら酸化白ボケもしないしオリジナルと同質の肌となれば絶対アルマイト処理の方がいいに決ってます。
ディスクは今回手を付けていませんのでダイヤモンドカットポリッシュ特有の白ミミズシミが入っていますが、リムは新品と同質のアルマイト光輝リムとなります。
ディスク部もついでにダイヤモンドカットしてしまえばほぼ完璧に近い修理再生も可能と言う訳です。
注):2Psハメ殺しは分解できませんので、リムもディスクもオリジナルと同質の仕上げは全て不可能です。
アルマイト光輝処理再加工に2点の条件があります。
①・リムとディスク分解出来てリム単体になる事!
※リム単体の加工のため必須条件となります。
②・溶接を伴わない修理である事!
※素地自体の磨きから酸化皮膜させますので他のアルミを足した箇所は一部黒シミが入ります。それをご了承の場合は肉盛りしてのアルマイトもお受けいたします。
リム光輝処理(アルマイト・バフ・ダイヤモンドカット・バレル)などそれぞれ光沢、肌質の異なる様々な表現やお値段について
※2.3Psのリム単体にするための分解・合体工賃は含みません。
※曲りガリ傷修理は含みません。
※リムの口径、深さにより変動いたします。
1・・アルマイト光輝リム1本18.000円~
3Ps1枚型合金プレスリム
3Ps合金プレスモノチューブカールリム
ディスクがメッキでリムはアルマイト光輝の合体式です。2・3Psタイプでこれらが良くリムもメッキと勘違いされてるケースが多いタイプのホイールです。
3Ps合金プレスモノチューブカールリム
リムがアルマイトでディスクがハイパー塗装(DBK)です。
2・BBFバフポリッシュリム1本12.000円~
1Ps鍛造リム
3Ps合金プレスリム
3・・ダイヤモンドカットリム1本20.000円~
1Ps鋳造リム
2Ps鋳造リム
4・・バレル研磨リム1本15.000円~
2Ps鍛造リム
2Ps鋳造溶接ハメ殺し・・分解出来ないハメ殺しのリム全面を磨けるのはバレル研磨以外他に有りません。 ピアスボルトはボタン式のダミーです。
4本リフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
単品修理は片道送料当社負担となります。
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それでも返信がない場合は携帯やPCの迷惑メール設定などが考えられますので2~3日以内に当方からの返信が無い場合は確認のため直接お電話ください。
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