仕上げ実績・ブログ - アルマイト光輝グロスブラック
2012.07.03
エクイップ22インチ/光輝アルマイトグロスブラックのガリ傷修理
最近国産ブランドメーカーから出た新しい黒!それが光輝アルマイトグロスブラックです。
光輝アルマイトに黒を着色されたモノで修理屋泣かせの特殊な酸化皮膜工法です。
パウダーコートグロスブラックや溶剤ウレタングロスブラックとは違った独特な肌の黒となります。
解りやすく例えると漆塗りの奥深い黒光りしたお仏壇のような感じです。
エクイップ22インチ/光輝アルマイトグロスブラックのリムガリ傷修理
東京都のお客様・・いつも高級ホイールの修理をいただいている外車ディーラーのお得意様です。 当社のお客様は一般ユーザー様と業者様は約半々です。
ガリ傷の写真を撮り忘れていましたのでいきなり肉盛り溶接から・・
アルマイト光輝リムは肉盛り溶接すれば溶接箇所に黒シミが入りますが、黒染めアルマイトのため黒シミも目立ちませんので遠慮なく溶接肉盛りが出来ます。
溶接箇所の部分研摩
アウターリムのアルマイト剥離、全面研摩!
BBFバフポリッシュ仕上げならここで完了ですが、これはあくまでも光輝アルマイトの下処理を目的としたBBFバフポリッシュのためテカテカに磨き込む必要があります。メッキ系の下処理はバフ磨きの良し悪しでメッキの仕上がりが左右れます。
バランサーみたいな構造したホイールを高速回転させてペーパーを充てリムを磨く一般的なリム研摩機では無く、ホイールを低速で回転させながらバフ機自体が高速で前後斜めに動く半自動BBFバフポリッシュ研摩機(特許品)でのBBFバフポリッシュです。リム研摩機よりムラのない光沢が出ます。
これからアルマイト工場へ出荷します。
↓
問題発生! 本来3Psタイプですがインとアウトを溶接でくっ付けてあったため水槽液アルマイト処理する際にインとアウトのツナギ面から液垂れが出てシミが入るとの不具合の報告が有りアルマイトブラックは中止となり当方で溶剤ハイグロスブラック塗装へと変更になりました。
※1Psは本体丸ごとまた2・3Psなどアウターリム単体になる場合は光輝アルマイト処理はもちろんブロンズ、ブラックその他着色されたカラーアルマイトも可能です。
光輝ブラックアルマイト処理に引けを取らないように溶剤ウレタングロスブラックのガンスプレー塗り仕上げです。4枚塗りですからパット見はオリジナルに近い状態になったかと思います。
ピアスボルトを磨いてネジ緩み防止剤ロックタイトを付けマットブッラクのディスクと合体して完成です。
下処理研摩をBBFバフポリッシュまでしていましたので黒光り具合も上々です。
注):アルマイト処理された表面への部分直塗りは密着性が極端に劣るためアルマイト剥離は必須です。
色換え、磨きしてお化粧だけしても意味がありません。確実なる修理が出来でこそリフレッシュ・リメークへと 繋がります。
4本リフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
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