仕上げ実績・ブログ - ダイヤモンドカットからバレル研磨
2014.04.28
ダイヤモンドカットからバレル2次元研磨パウダークリアー
鋳造(CAST)ホイールのダイヤモンドカットから頑丈肌パウダークリアー対応可能なバレル2次元研磨!
ダイヤモンドカットは先に丸ごとカラー塗装してリムやディスクの天面をMC旋盤でスライスワンカットすれば天面カット部以外はカラー表現になる量産向きのカラー&ポリッシュ方です。(磨きでは有りません。)
天面をスライスカットすれば鋭角な角が立ちます。その角張った部分にはクリアーが伸びて塗膜が薄くなり鋭角な部分から水の侵入で白ミミズシミが入ってしまいます。
角のたった箇所をクリアー塗膜が載りやすい様に下処理研磨で角エッジ部を潰してバレル2次元研磨して耐久性重視でパウダーオンクリアーします。
鋳造(CAST)ホイールダイヤモンドカットからバレル2次元研磨パウダークリアー
その1・・トヨタ純正/鋳造ダイヤモンドカットからバレル2次元研磨パウダークリアー
島根県のお客様・・・曲り、ガリ傷など有りませんがダイヤモンドカット特有の角部に白ミミズシミ有りです。※白ミミズはアルミ素地とクリアーの間に侵入したモノですので上っ面を磨いたらクリアーが剥げて素地が出るだけです。・・
丸ごと剥離から切削ラインをハンドアクション研磨で削除!この時点で鋭角な角も少し潰します。
バレル荒研磨~バレル中研磨~ハンド研磨~バフ磨き~バレル仕上げの完成!
ノークリアー納めならここで終了!
パウダークリアーの前に素地の奥部まで水気飛ばしの為に120℃で空炊き!
パウダークリアーの静電噴射!
丸塗りパウダークリアーの完成!
インナーリムから側面リムまでパウダークリアーで覆い保護します。
バレル2次元研磨は天面がテカッと光りスポーク側面はユズ肌光沢のいぶし銀の表現になります。(ハイパーシルバーみたいな感じです。)
その2・・TMW/鋳造ダイヤモンドカットからバレル2次元研磨パウダークリアー
茨城県のお客様・・・こちらも曲り、ガリ傷など有りません。ダイヤモンドカット特有の飛び石部や角部に白ミミズシミ有りです。
スポーク角部はクリアー層が薄いため水が浸入しますが、リムのシミは飛び石傷による水侵入です。
パウダークリアー前のバレル研摩完成!
バレル研摩はノークリアーでも対応可能です。
空炊きしてパウダークリアー静電噴射!
鋳造(CAST)ホイールなど切削で形成されたモノの側面部などはバレル研摩すれば特に光沢がでます。
パウダークリアーでバレルフィニッシュ光沢より2割程度の艶引き感は避けられませんが落ち着いた感の程よい光沢です。
スポーク角部も潰し丸みを帯びた形状の上にさらにパウダークリアーで覆えば角張ったダイヤモンドカットの溶剤オンクリアーよりは数倍長持ちしますし次回のリペアー代はベースが出来上がっていますので再ダイヤモンドカットの半値以下で収まります。
ダイヤモンドカットの単品修理の場合はお手持ちのホイールと表現を合す必要がありますので同質加工が必須となりますが、4本リフレッシュ・リメークの場合は同質加工に拘る事も無く耐久性重視なども考慮した違ったお好みの加工が出来ます。
■ポリッシュオンクリアー「可・不可」に付いて■
※低温焼き付け(60℃)の溶剤クリアーは大概のモノに対応出来ますが、高温焼き付け(200℃)のパウダークリアーは素材の「良し悪し」と「腐食の有無」で「可・不可」が決まります。
1・ダイヤモンドカット
虹色ヘアーライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。
溶剤硬質クリアーのみとなりパウダークリアーは不可です。
2・BBFバフポリッシュ
バフ光沢仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
3・バレル研摩
鏡面バレル仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
4・ブラッシュド
荒いブラシライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
メール返信のお願い・・日々膨大なメール問い合わせのため随時回答返信が出来ませんので3~4日たってもこちらからの回答返信メールが無い場合は直接お電話ください。
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2013.05.21
ハルトゲ22インチとカップホイール16インチ3次元バレル研磨
BMW用ハルトゲ22インチとゴルフ用ワーゲンカップホイール15インチを当店自慢のバレル研磨による3次元研磨します。
ポリッシュ仕上げは素材の良し悪し(生産国)により左右されますので2台伴に海外製のCAST鋳造ホイールのため本国生産(ドイツ製)なら良いですが・・・中国製だったら仕上がりは期待できません。
それらは入庫した時点では判断つきませんので磨いてから結果が見えてきます。・・でも今回は無事に2台共バッチリ光ってくれました。
同時入庫でしたので海外製鋳造ホイール2台まとめてバレル3次元研磨の紹介をいたします。
ハルトゲ22インチとワーゲンカップホイール15インチのスーパーポリッシュバレル3次元研磨
その1・・ハルトゲ1Ps22インチバレル3次元研磨(オンクリアー)
大阪府のお客様・・・2Psに見えますがダミーボルト付の2Psみたいな1Ps鋳造ホイールです。これを隅々まで3次元研磨で磨き込みます。
塗装剥離してから手作業にて数種類の特殊エアーツールを使い隅々まで研磨していきます。
肌が揃い平滑面が出たところでバレルのメディアを荒研磨用にしてバレル荒研磨!
一旦ハンド研磨してバレルのメディアを中研磨用に変えてバレル中研磨!
バレルのメディアを仕上げ用に変えて、「ハンド研磨~バフ研磨~バレル仕上げ研磨」を数回繰り返しバレル3次元研磨の完成です。これから溶剤硬質クリアーを塗ります。
キャップとダミーボルトも磨いてオンクリアーして完成です。
1Psは本体丸ごとバレル水槽混入磨きのためインナーリムや側面リムもついでに綺麗になります。
スポーク縦壁からピアスボルト回りの周辺奥部まで芸の細かな研磨です。
メッキと違いアルミ独特の光沢風合い落ち着いた大人の輝きになります。
※このサイズのクラスなら3次元フルポリッシュ仕様の新品ホイールは4本で90万円以上しますが、低価格で全く同じ加工が可能となります。
バレル研磨は22インチまでが限界サイズです。
その2・・ワーゲンカップホイール1Ps15インチバレル3次元研磨(ノークリアー)
神奈川県のお客様・・・4本共ガリ傷だらけですが切削ポリッシュのシミ、腐食が少ないですのでこれならバレル研磨の効果大です。
※バレル研磨はガリ傷の有無よりシミ、腐食の程度で仕上がりが決まります。
素地むき出し表現ですので肉盛り研磨形成は誤魔化しが効きません。ここが腕の見せ所です。
肉盛り修理してリム研磨!ここからひたすら磨き込みに入ります。
中工程は上記ハルトゲとほぼ同じですのでカットします。
キャップは4枚欠品でしたのでこちらで4枚用意(ワーゲン純正品では有りません。)ワーゲンマークのシールを造って貼り付けしてバレル3次元研磨の完成です。
人相の悪い顔が映り込んでいます。・・・すみません。
色塗りと違い素地表現のポリッシュ仕上げは「素材・造りの良し悪し」と「虫食い腐食」の無い事が一番重要な点です。「虫食い腐食」が奥深く浸透したモノを無くなるまで削ってしまえばホイールが無くなります。
4本セット塗り替え、磨きリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
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2013.03.13
三菱純正のスーパーポリッシュバレル研磨とバレル傷修正
三菱純正ホイールへのバレル研磨によるオーダーメイドバレル2次元研磨と元々バレル3次元研磨して有るBBSのポリッシュガリ傷修正の紹介です。
純正ホイールにも極一部バレル研磨によるフルポリッシュ仕様がありますがコストがかかり高価になるため純正ホイールのポリッシュは量産向きの旋盤切削式のダイヤモンドカットが主流です。
三菱純正16インチのスーパーポリッシュバレル2次元研磨とフルポリッシュガリ傷修正
北海道のお客様・・・純正に多い量産式の切削ダイヤモンドカットの三菱純正ホイールです。
これをバレル2次元研磨にて磨き込みポリッシュホイールに変えます。
まずは塗装剥離してカット工法特有の旋盤ラインをハンド研磨ですべて削除します。
バレル荒研磨にて丸ごと荒研磨します。
いきなり完成ですが荒~中~仕上げと数回繰り返しここまでまります。
※他の金属膜を被せて光らすメッキでは有りませんのでノークリアーの場合剥げるという概念が有りません。
※ポリッシュオンクリアーの場合はクリアー剥げや飛び石傷による白ミミズシミ出現は避けられません。
完成写真を撮り忘れていましたので(よくあります。)お客様から自宅で撮ってもらった写真を提供して頂きました。
この映り込みはダイヤモンドカットや普通のバフ掛けでは絶対に表現出来ません。バレルならではのアルミ独特の柔らかい鏡面光沢になります。
※注:)同じ鋳造品でも海外製は素材や製法の違いから国産品のようにここまでの光沢は期待出ません!(鋳造も鍛造も日本製が品質世界一です。)
●●バレル3次元研磨のガリ傷修理●●
東京都のお客様・・BBS製鍛造のフェラーリ純正のガリ傷肉盛り修理です。
1本20万円以上する高級ホイールですが元々磨き込んで有る商品のため修理代はお安くなります。
肉盛り研摩形成はグラインダー、ヤスリ、ペーパーによる職人技アナログ修理です。
修理した箇所のアップですがいかがでしょう・・完璧です。(自画自賛)
元の高級ホイールに蘇りました。メインの修理箇所とは別の色んな箇所にも結構ある+α傷もついでに研磨してバレルで仕上げれば少々の+α傷も綺麗に無くなります。
フルポリッシュガリ傷修理は肉盛り溶接修理がキチンとできないと磨き込みへと先に進めません。
ポリッシュ修理(ダイヤモンドカットとバレル研磨)の修理代の違いについて
ダイヤモンドカット・・・素材の良し悪しに関係なく丸塗りのカラー塗装してから旋盤で天面カットしてそれ以外の箇所は色が残る量産向きのポリッシュ方です。
フルポリッシュバレル3次元研磨・・・光らすために良い素材造り(鍛造など)から始まり1本づつ磨き込みのため作業コストがかかり量産向きでないため高額ホイールとなります。
ダイヤモンドカットのワンオフでのガリ傷修理の場合1本ずつ構造をプログラミング数値化しての表面ワンカット工法のため低価格のホイールでも関係なく修理代が高額となってしまい新品価格を超える事も少なくありません。これはダイヤモンドカット修理の最大の課題です。
量産向きでない高額のフルポリッシュは元々磨き込んで有りますのでまた同機のバレル研磨機での再研磨となりますから高額のフルポリッシュでもホイール修理代は安くなります。
同じポリッシュ修理でも安いホイールの方が高いホイールより修理代が高くなり逆転してしまいます。
カラー塗装仕上げと違いバレルポリッシュ仕上げは素材の良し悪しで仕上がりが左右されます。
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2013.02.21
エンケイディッシュ14インチスーパーポリッシュバレル研磨2次元
30年ほど前の懐かしいエンケイディッシュのバレル研磨による再ポリッシュです。
当時の鋳造は今の機械式鋳造と違い砂型式のため素材製法が違うため上手く光ってくれるか不安もありましたが何とか当時無かった現代の技術バレル研磨でここまで光沢が蘇りました。
今お預かりの近況報告も兼ねましてご案内いたします。
エンケイディッシュのスーパーポリッシュバレル研磨2次元
三重県のお客様・・・年代モノにしては程度が良い商品です。剥離から途中まで磨いて有りましたがここからは磨き職人プロの出番です。
曲り修理してからスポークサイド面縦壁や文字部のブラスト研磨
裏も塗装が残っていましたのですべてブラストにて削除
デザイン天面はハンド研磨によるアクション荒研磨
ホイール側面はリム研磨機による研磨
インリムもホイール研磨機による研磨
バレル荒研磨を1本1時間ほどかけて後は何回もハンド研磨とバレル研磨仕上げを繰り返します。
バレル研磨仕上げの完成!
荒から完成までの中工程は紹介しきれませんがバレルにセットしてハイ完成では有りません。長い長い道のりです。
タイヤを組んでしまえば見えない側面もご覧の通りです。
ホール穴付近はバレルの回転円周が小さいため外周と違い上手く光ってくれませんのでこの部分が一番難し箇所です。
2次元ですのでディスク縦壁は鋳物肌のままの鈍い光沢となります。
バレル研磨途中経過報告
荒から只今中研磨までのバレル作業中のホイール8台です。(完成品では有りません。)
この場を借りて進行状況をお知らせします。自分のがどれか解りますか?
写真左から(フェラーリ純正20インチY様・OZ19インチN様・アドバン18インチN様・三菱純正16インチS様・ワーゲン純正19インチM様・LM20インチF様・OASIS20インチM様・LM17インチI様)仕上げは入荷順に進めておりノークリアーなら即日発送となりますが、溶剤オンクリアー、パウダーオンクリアー、カラークリアーなどはさらに次の工程が控えています。
専属のスタッフが朝から晩まで心込めてひたすら磨いていますのでしばらくお待ちください。
ここにない写真4台の方はまだ修理から剥離中です。明日もバレル3台入荷予定です。
カラー塗装仕上げと違いポリッシュ仕上げは素材の良し悪しで仕上がりが左右されます。
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2012.11.20
ダイハツコペン純正ホイールのバレル研磨からのカラー塗装
ダイハツコペン純正ホイールを一旦バレル研磨してからカラー塗装を2本左右互い違いに塗り分けのバレル研磨&カラー塗装です。!
カラー塗装が粉体塗装(パウダーコート)の場合は塗装が先になりますが、今回指定カラーのためバレルで磨いた後で溶剤の色を被す方法です。
コペン純正ホイールバレル研磨からカラー反転塗り分け塗装
福岡県のお客様・・・ダイハツコペンの純正。塗り替えが目的で福岡からわざわざご来店頂きました。来店ついでにバレル研磨の作業風景を見学されて帰りしな急に気が変わったらしくバレルとカラーとの融合をリクエストされ急遽加工内容の変更となりました。
スポーク窓部は塗装でデザイン天面がバレルポリッシュの前処理
スポーク窓部はバレルポリッシュでデザイン天面がカラー塗装の前処理
窓部は塗装用に荒く仕上げて、デザイン天面がバレル仕上げの完成です。
窓部はバレルポリッシュ仕上げでデザイン天面がカラー塗装用に荒く仕上げます。 窓部へのポリッシュはバフ磨きではこの表現は出来ませんのでバレル研磨ならではの得意技です。
マスキングに時間と手間がかかりました。インナー側へもカラーが被らないように養生します。!
溶剤の指定カラーを塗った後、メタリック系のカラーですのでクリアーで一旦抑える必要があります。
ポリッシュを保護するためだけでなくマスキング筋やポリッシュとカラーとの裁断面などを覆い被す役目としてカラー塗装部を再度足付けサイディングしてからホイール丸ごとクリアーを塗ります。つまりクリアーは今回二度塗りです。
車両左側はスポーク天面部バレル研磨でサイド面はカラー塗装となります。
車両右側のスポーク天面部はカラー塗装でサイド面がバレル3次元研磨となります。
バレルは本体丸ごと研磨しますのでインナーや側面も丸ごとクリアーを塗ります。
カラー&ポリッシュ表現は通常はカラー塗装を済ましてその後、塗装を剥ぎながらポリッシュ加工をします。ダイヤモンドカットは全てこの方法です。
しかしダイヤモンドカットは天面しかでカット出来ませんのでスポークサイド面は塗装仕上げとなります。
そこでバレル研磨の出番となりますが、バレル研磨は水槽の中で本体丸ごと磨きのため、セラミックボールの圧力で先に色を塗ってしまえば塗装が所々剥げてしまいます。 塗装が粉体塗装(パウダーコート)でしたらセラミックボールの圧力にも耐えてきれて前塗装でいけますが、パウダーコートは調色が出来ないため調色可能な溶剤カラーを塗る場合は今回のような作業手順となります。
またバフ磨きならダイヤモンドカットの様に溶剤カラーを塗った後で塗装を剥ぎながらのポリッシュ加工も可能です。しかしスポークサイド面はバフ磨きでは旨く磨けません。また面の広いデザインなどバフ磨きではバフ傷、バフ焼け、バフムラが出てしますのでバレルでなければ今回の様な光沢は表現できない訳です。でもポリッシュは全て素材の良し悪しで決まります。
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2012.08.26
エンケイ15インチとハヤシストリート14インチのバレル研摩(2次元)
エンケイ15インチとハヤシ14インチの1Ps鋳造(Cast)ホイールへのスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)ノークリアー仕上げです。
2台とも同じようなポリッシュ加工ですがハヤシはサイド面をブラックにしたやや手の込んだ2次元ポリッシュをしてみました。
同時期入庫で同時期に作業しましたので2台まとめて紹介いたします。
その1・・エンケイ1Ps15インチのスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)
群馬県のお客様・・・新品同様で手を付ける所のない程度良好な1Ps鋳造(Cast)ホイール。 先月三栄書房さんの雑誌取材の時のホイールです。
剥離ブラスト研摩からハンド荒研摩!修理の無い商品はいきなり塗装剥離から始められますので作業が順調に進みます。
バレル荒研摩を数回して仕上げ研摩へと入ります。
仕上げ前の中研摩です。まだホール穴付近は白っぽく荒の傷がまだ沢山残っています。これが消えるまで何回もハンド研摩して地道に仕上げて行きます。
バレル研摩仕上げの完成です。
1Psは本体丸ごと研摩ですので、インナーリム、側面部もついでに綺麗になります。
光り難い凹面のホール穴付近も均等に輝き、センターキャップ小物はトレース研摩機からさらにバレル研摩しての2台の研摩機を活用しての研摩です。
リムポリッシュ部もBBFバフポリッシュとはまた違ったバレル独特のアルミの柔らかい輝きとなります。
その2・・ハヤシ14インチのスーパーポリッシュバレル研磨(2次元黒塗装)
鹿児島県のお客様・・・1976年製で36年前のホールです。この頃はクリアーなど塗って有りませんので艶引き白ボケはしていますがオンクリアーされていないためオンクリアー特有の白シミ、虫食い、腐食が出ていません。
オンクリアーの虫食い、腐食発生の原因はこちら
元の旋盤切削ポリッシュではなく磨き込みバレル研摩で復活させるために旋盤ラインを消して荒から中研摩の状態です。
ポリッシュ仕上げの前にスポーク窓部へ黒の塗装をしてクリアーまで一旦塗ってそれからデザイン天面部を磨き込んで行きます。
窓の黒を残しデザイン天面部のバレル仕上げ研摩完了です。
サビサビの座金は特別磨いた訳では有りませんがついでに綺麗になっています。
汚れて痛んでいたリムサイド面もご覧の通り光沢が復帰しました。
36年前のホイールでも腐食、虫食いが無ければバレルでここまで蘇ります。
※注:)ハヤシは古いホイールのため上記エンケイと比べて同じ鋳造でも製法、合金素材の違いで若干の巣穴や腐食痕は多少出現します。
※窓部サイド面塗装は追加料金となります。
鏡面レベルに引き出すために各研摩機の前処理研摩から仕上げの最終兵器は高度なバレルフィニッシュです。
↓
4台の研摩マシーンがあればホイールに限らず大概のモノは磨き加工出来ます。
1・油式リム研摩機
曲りやガリ修理後に面出しの荒研摩からインナーリム研摩や切削油を使って仕上げ研摩まで出来る高速回転式の一般的なリム専用研摩機です。
2・湿式トレース研摩機
バフ専門工場で使っている小物パーツ専用の研摩機です。 バイクのパーツやホイールのキャップはもちろんホイールのセンターディスク天面なども研摩できます。
3・湿式BBFバフポリッシュ研摩機
「1・油式リム研摩機」での仕上げフィニッシュがどこも一般的ですが、これだけではどうしてもペーパーラインが出てしまいまた深リムなどは特に研摩ムラが出るためホイール側を低速回転させてバフ側が高速回転して磨き込む事でリム全面を均一にムラ無く磨き込みが出来る半自動バフ研摩機です。
4・水槽混入湿式バレル研摩機
1~3の研摩機は前処理研摩として利用して小物パーツからディスク部またホイール本体丸ごと研摩できる日本に数台しか無い当店自慢のセラミックと液体コンパウンドで磨く水槽混入湿式バレル研摩機です。
※写真の泡はシャンプーでは有りません、液体コンパウンドの泡です。
※お預かりする商品は基本中古品です。色んなマシーンをいくら揃えても修理が出来ないと無駄な機械になってしまいます。
ノークリアーでは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる事が最大の利点です。そのためスーパーポリッシュバレル研磨はノークリアーのご希望が多いですが、ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、大切なホイールを定期的に磨いてやる必要があります。 ※ノークリアーのお客様へはメンテ用のコンパウンドを低価でお分けいたします。
白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。
ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーとパウダーコートクリアーとあります。
※古い鋳造ホイールへのパウダーコートクリアーは不向きです。
素材の特徴、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーを選択ください。
オンクリアー&ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアーのメンテナンスについてはこちら
ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら
一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。
※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
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2012.07.14
アミスタッド21インチスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)と雑誌取材
アミスタッド21インチ鍛造ホイールのスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)ノークリアー仕上げです。
先月末より新規ブース搬入に伴う塗装室増改築と整理や片付けなどが12日にやっと終わり翌日は雑誌取材がありまた1日潰れてしまい14日(土)から本格的に塗装を開始しました。
今お預かりのホイールは入庫順で塗装作業いたしますので今しばらくお待ちください。
アミスタッド21インチ鍛造ホイールのスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)
白ミミズシミがポチポチ入り始めたダイヤモンドカットです。
一旦カラー塗装を丸塗りしてから天面部を旋盤でカットすればサイド窓部のカラー塗装が必然的に残りカットした天面だけが切削ラインとなるポリッシュ方をダイヤモンドカットと言います。 天面部をカットすればホール穴やスポーク角部は鋭角に角張ってしまいます。その角部から水の浸入による白ミミズのサビがどうしても入ってしまう避けられない腐食です。
オーナーはその白ミミズシミが気になるためバレル研摩へと別加工になりました。
※白ミミズシミはアルミとクリアーの間に水が侵入していますので上面をいくら磨いてもクリアーが剥げるだけで無駄な抵抗です。
1本修復暦有りでイビツな形状でしたのでリム形状を整えます。
旋盤ラインを削除してツル肌鏡面仕上げの前処理をします。
※オンクリアーの場合はスポークの角張った箇所からの水の浸入をなるべく防ぐために荒研摩の段階で角をやや潰しクリアーを載せやすくします。
ここからは普段通りのバレル研摩荒から仕上げ研摩となります。
中写真を撮り忘れていましたのでいきなり完成です。
2次元研摩ですのでスポーク側面は鈍い半光沢アルミ肌となります。
新品はダイヤモンドカットよりMP(ミラーポリッシュ)の方が高額ですのでより高級感が増します。 クロームメッキとは違うアルミ独特の光沢風合い、落ち着いた大人の輝きとなります。
この写り込みは素材が鍛造である事とスーパーポリッシュバレル研磨との相性です。
・・・お知らせ・・・
先月三栄書房さんからホイール修理とリフレッシュ・リメークの特集記事の申し入れが有り、昨日13日(金)は雑誌取材のための丸1日でした。・・また仕事が溜まってしまう。(汗)
目の前で修理の風景やバレル研摩機を稼動してBBSとエンケイとアミスタッドの完成までをライターさんとカメラマンの方に見てもらいましたが写真や文章では伝わらない実際目で見たリアルな仕上がりに大変感動されていました。
当社独自の企業秘密な面も多少有りますのでその辺の掲載は一部NGです。・・
どんな記事になるかは私にも解りませんが、7月末に発売されるそうですので是非読んで見てください。
スーパーポリッシュバレル研磨のノークリアーは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる事が最大の利点です。そのためスーパーポリッシュバレル研磨はノークリアーのご希望が多いです。その反面ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、大切なホイールを定期的に磨いてやる必要があります。
白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。
ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーとパウダーコートクリアーとあります。
※古い鋳造ホイールや腐食の酷いモノへのパウダーコートクリアーは不可です。
素材の特徴、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーを選択ください。
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※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。
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2012.06.18
TRA京都ナパーム14インチ100-4Hバレル研摩2次元+パウダーコートクリアー
入手困難な人気モデル「TRA京都ナパーム100-4H」14インチへのスーパーミラーバレル2次元研磨からパウダーコートクリアーのリフレッシュ・リメークです。
ガリ傷修正からスーパーミラーバレル研磨(2次元)して最終の表面保護役として密着性、耐久性、塗装肌の頑丈さから静電式(固体)「パウダーコートクリアー」仕上げです。
TRA京都ナパーム14インチスーパーミラーバレル2次元研磨+パウダーコートクリアー
長野県のお客様・・元は黒と表面部のみ切削ポリッシュですが、2次元丸ごと研摩ポリッシュ仕上げしてパウダーコートクリアーを丸塗りしてポリッシュ面をがっちりガードしました。
塗装剥離からブラスト研摩します。
インナーリムは既に腐食が進行中です。
研摩機にて腐食の削除をします。
腐食、虫食いが酷い場合は完全には削除できませんが早い処置でしたので概ね削除出来ていました。
2次元ですのでリムとディスクは上面のみハンド研摩します。
バレル荒研摩からバレル仕上げ研摩を数回かけて肌を確認します。
バレルの中心部に当たる回転円周率の少ない中心部は旨く光ってくれませんのでハンド研摩で磨き込みます。
中心部となるキャップ、スタットボルト付近も光って来ました。
クリアーを塗る事によりポリッシュ光沢の艶引き感は避けられませんが、耐久性重視でパウダーコートクリアーを塗ります。
パウダーコートクリアーの完成です。
インナーリムもリム側面部もパウダーコートクリアーで丸ごと保護して有ります。
※注)ポリッシュ肉盛り溶接について
深いガリ傷は溶接でアルミを足す必要が有ります。アルミを足す事で肉厚や原型の復元をします。 しかし傷口へ足したアルミとホイール母材(アルミ合金)は全く同じではないため肌質が合わない事も稀に出てきます。それらはカラー塗装なら色で隠れますが、ポリッシュ素地表現でしかも磨き込むほど「足したアルミと母材」との肌質の違いが出て来ます。それを気になる人もいます。
その僅かな肌違いを回避するために溶接せずに削りこんでしまえば母材の肌がそのまま表現できますのでその方が無難で簡単な修理です。
しかし削り込んで肉厚が薄くなり、形状が変わるよりは一部の肌質違いより肉厚と強度確保を優先してあえて面倒な溶接の方が良いと判断して深い傷は肉盛り溶接で形成しています。
削り込みで肉厚が薄くなっても同質の肌合わせを重視するのか、溶接によりその箇所の肌質が微妙に違っても肉厚原型強度重視をするかの選択となります。
数センチ四方の微妙な肌違いを「気になる・気にならない」は個人差の問題ですが、たまにかなり神経質なユーザーもいますので、溶接で足したアルミとホイール母材とでは同じ金属でも同質合金では有りません事本来の肌とは材質、デザイン、構造、修理箇所により「目立つ目立たない」があるモノと理解してご判断ください。
一概に「鋳造・鍛造・合金プレス」「アルミ・マグ・スチール」と言っても「同じモノ・同じ素材・同じ製法」は各製造メーカーでそれぞれ違いますので、そんな違うモノへ補修用のアルミ合金を足して全く同じ肌になるはずも有りませが、ほとんど解らないレべルでもあります。ポリッシュ修理(ミラーポリッシュ・ダイヤモンドカット)はパテ埋め修理が絶対出来ませんので肉盛り溶接は「原型修復、強度確保」のための補修としてなくてなならない修理なのです。
ポリッシュへのクリアーコートには液体溶剤系(アクリル樹脂)と固体パウダー系(ポリエステル樹脂)があります。また液体溶剤系のアクリル樹脂にも1液型(硬化剤無し)と2液型(硬化剤有り)の2種類があります。
1液型(硬化剤無し)・・・新品ポリッシュホールへのクリアーコートは100%1液型(硬化剤無し)です。 硬化剤が入っていれば数時間で塗料とガンのノズルが固まってしまうため硬化剤の入ったモノは量産式には不向きなため自然硬化しなく肌が弱くても透明度が高い1液型が主流となります。透明度は高いですが塗装膜が薄く肌が弱い軟弱な事が欠点です。
2液型(硬化剤有り)・・・ワンオフ塗装向きで、1液が型よりさらに肌の硬い2液型は硬化剤の比率が高いほど硬質となり 塗料代も高くなります。艶感塗装肌の硬さも期待できるためワンオフでのクリアー塗装は2液型が主流となっています。
パウダーコートクリアー(ポリエステル樹脂)・・塗装膜と言うよりポリエステルの樹脂膜となるため肌が頑丈で密着性も高く 2液の溶剤系とは比べ物にならない硬質な肌となります。難点はコストが高いのと透明度が溶剤系よりやや劣ります。
溶剤系の1液型・2液型とパウダーコートクリアーを解りやすく例えて言えば
1液型が「サランラップを1枚載せた」のに対して2液型が「やや厚めのサランラップを3枚載せた」感じで パウダーコートクリアー「透明の厚い塩ビシート」を載せた感じと表現すれば特性が判りやすくなると思います。?
頑丈で厚い塗膜となれば光沢艶引きや透明度も若干失われてしまいます。
見た目重視か耐久性重視かです。
ポリッシュクリアーの詳細はこちら
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
PS:お問い合わせや見積もりなどこちらからのメールでの回答など手が空かず当日連絡は出来ない事も多々ございますが、2~3日以内には返信するようにしています。 それでも返信がない場合は携帯やPCの迷惑メール設定などが考えられますので2~3日以内に当方からの返信が無い場合は確認のため直接お電話ください。
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- バレル研磨/国産車
- ダイヤモンドカットからバレル研磨
2012.05.28
ボルクGr-A16インチと三菱純正15インチのスーパーミラーバレル研磨
北九州市のお客様からボルクGr-A16インチと三菱純正15インチへのスーパーミラーバレル研磨のオーダーを2台頂きましたのでまとめて紹介いたします。
ボルクGr-Aも三菱純正も共に数十年前の年期モノですがポリッシュホイールとなって蘇りました。
純正の1Psは本体丸ごと研磨となりますがボルクの3Psは分解してアウターリムとディスクとキャップとキャッププレートとそれぞれパーツごとのバレル研磨となります。
その1・・ボルクGr-A16インチのスーパーミラーバレル研磨(2次元)
北九州市のお客様・・ボルクGr-Aのフルポリッシュは世界に二つとないワンオフオンリーワンです。
ボルクGr-Aのバレル研磨はお初でしたが構造と素材はBBS-RSとほぼ同じですので作業内容は変わりません。
曲りやガリ傷は有りませんが腐食がやや酷いため1部腐食シミの痕跡が残るかも知れません。
ディスク部の剥離からブラスト研磨してハンド荒研磨です。
別工程となるアウターリム部はBBSのディスクを仮付けして荒から仕上げとなります。
インナーリムは白アルマイト処理されていましたので今回はあえて塗装や磨きをせず白アルマイト肌をそのまま残します。
Gr-Aのバレル研磨はお初ですので、この6角キャップとキャッププレートをバレル研磨機にどうやってセッティングするかが課題です。
そこでヤフオフと中古ショップからGr-Aを2本ずつ4本購入してオーナメントだけを利用するため「ディスクを叩き切ってやったぜ!・・・ワイルドだろ~・・しかもGr-Aのキャップにしか使えないのにだぜ~・・」 もちろんお客様へジグ代なんて請求しませんヨ!
シュテッヒのディスクをジグとしてオーナメントを溶接で貼り付けて準備完了です。
6角キャップとキャッププレートも無事に研磨出来て20パーツ完成です。
合体完成!中古品では有りますが在庫の程度良好なクロームピアスボルトを装着してイベントに間に合うようこちらを先に納品いたしました。ホイールが光ればキャップもピアスボルトも光っていないと仕上がりが半減します。
その2・・三菱純正15インチのスーパーミラーバレル研磨(2次元)
5~6年程度のホイールでも劣化の酷いモノも有りますが、数十年前のホイールの割りには腐食もそこまで進行していませんのでオーナーが大切に使っていた様子が伺えます。
剥離からまずはガリ傷修理です。
鍛造品や合金プレス品は密度が高いため溶接により巣穴ピンホールはほとんど出ませんが、鋳造品はどんなに旨く溶接しても素材によりピンホールが稀に出る事があります。ちなみにこれは旨くいきました。
ハンド研磨してバレル荒研磨を1時間以上かけます。
2次元ですので窓部のガンメタ塗装箇所はユズ肌アルミの鈍い光沢となり表面は磨きムラのないツル肌鏡面ポリッシュとなり 数十年前のホイールでもここまで綺麗に蘇ります。 プラ製のキャップは磨けませんから塗装にての対応となります。
ノークリアーでは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる利点があります。 そのためスーパーミラーバレル研磨はノークリアーのご希望が多いですが、ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、大切なホイールを定期的に磨く必要があります。
※ノークリアーのお客様へはメンテ用のコンパウンドを低価でお分けいたします。
白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。
ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーとパウダーコートクリアーとあります。
※古い鋳造ホイールへのパウダーコートクリアーは不向きです。
素材の特徴、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーもいたします。
オンクリアー&ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアーのメンテナンスについてはこちら
ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら
一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。
※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
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PS:最近たまにこちらからのメールの返事が返ってこないとクレームが御座います。 手が空かず当日返信は出来ない事も多々ございますが、2~3日以内には返信するようにしています。
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2012.05.21
1Ps鍛造ボルクと3Ps鋳造インパルのスーパーミラーバレル研磨(2次元)
1Ps鍛造ボルクTE37/18インチのバレル研磨(2次元)
茨城県のお客様・・元はハイパー塗装ガリ傷修理からバレル研磨2次元ノークリアー仕上げです。 ハイパー塗装部分修正ならバレル研磨より安く仕上がりますが、全面剥離からハイパー塗装丸塗りの場合はバレル研磨2次元の方が安くなります。
3Ps鋳造インパルシルエット/18インチのバレル研磨(2次元)
神奈川県のお客様・・元は切削ダイヤモンドカット傷修理からスーパーミラーバレル研磨2次元ノークリアー仕上げです。 バレル研磨2次元の方がオリジナルの切削ダイヤモンドカットよりお安くなります。
塗装剥離からブラスト研磨してハンド研磨します。
ハンド研磨後にバレル荒研磨します。
インパルのディスクはダイヤモンドカットのポリッシュでしたので塗装剥離後にブラストはかけず表面の旋盤カットラインの削除研磨をします。
インパルは本来3Psですが「インとアウト」を溶接結合されていますので実質2Ps構造でアウトリムは鍛造では有りませんのでBBFバフポリッシュ研磨をしてインナーリムはシルバー塗装となります。
磨き難いスタットブルト付近のセンター部もご覧の通りです。
細かな部分はひたすら人の手による研磨からのバレル仕上げとなります。
スポーク真下にある影になる帯ラインも万遍ん無く研磨して有ります。
タバコの写り込みもこんな感じです。
丸みを帯びたデザインは光の反射でより光沢感が出ます。
インパルのピアスボルト付近の塗装仕上げしてあった部分はユズ肌状の鈍い銀の光沢となりリムはBBFバフポリッシュ仕上げです。
ボルク1Psは丸ごとバレル磨きのため裏面、側面はついでに綺麗になります。
インパル3Psは分解してのリムとディスクの個別加工ですのでリム本体の裏面、側面はシルバー塗装オンクリアーとなります。
ノークリアーでは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる利点があります。 そのためスーパーミラーバレル研磨はノークリアーのご希望が多いですが、ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、定期的なメンテが必要です。
※ノークリアーのお客様へはメンテ用のコンパウンドを低価でお分けいたします。
白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。
ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーとパウダーコートクリアーとあります。
※古い鋳造ホイールへのパウダーコートクリアーは不向きです。
特性をよくご理解の上、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーいたします。
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ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら
一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。
※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。
以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
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