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仕上げ実績・ブログ - RAYS TE37

2011.08.06

ボルクTE37・ニスモLM-GT4スーパーミラーバレル研磨(3次元)

RAYS製のアルマイトブロンズメッキのボルクTE37とニスモLM-GT4各2本ずつのスーパーミラーバレル3次元研磨です。 

高密度で高精度、頑丈で高価な「FORGED鍛造」と言えば世界で代表されるのはBBSRAYS鍛栄社の鍛造ホイールメーカーです。 

※鍛栄社は残念ながら倒産したらしいですが、鍛栄社の鍛造ホイールも抜群に良いホイールです。 

RAYS製の鍛造ホイール「ボルクTE37とニスモLM-GT」はスーパーミラーバレル3次元研磨と相性抜群です。

東京都のお客様・・アルマイトブロンズメッキのボルクTE37からミラーポリッシュ3次元


アルマイトブロンズメッキのニスモLM-GTからミラーポリッシュ3次元


まずはガリ傷肉盛り修理から


アルマイトメッキの丸ごと剥離
アルマイトメッキの特性、剥離についてはこちら


ユズ肌や荒肌を削除するためにエアーツールによる 手作業の荒研磨


エアーツールのハンド荒研磨が大方出来たら、バレル研磨の荒研磨に数回投入します。 これで大まかなエアーツールの荒がなくなり肌が揃います。


バレル荒研磨後、肌確認のため次はセラミック磨きによる仕上げ確認研磨をします。


仕上げ研磨ではエアーツールはもう使えません。
ここからは傷チェックしてペーパー目の削除、光沢が出るまで手力「ハンドペーパー」かけをします。
「ハンドペーパー」して「バフかけ」して「バレル機投入」の3工程を1本ずつ10回以上繰り返しの作業です。
指紋が無くなるくらいひたすら研磨します。





 
時間と手間をかければディスクサイド面もここまでツル肌ピカピカになります。
メッキとは違うアルミ独特の柔らかい落ち着いた大人の輝きです。 

素材自体の磨き工法のため素材の良し悪しに仕上がりが反映されます。
鍛造加圧式(FORGED)品は特にお勧めです。

今回はノークリアー仕上げです。 オンクリアー・ノークリアーはご希望に応じて対応いたします。
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら

クロームメッキのように錆び、腐食、剥げ、などの損傷劣化の心配もありません。
※普段のメンテナンスの有無で光沢の維持は左右されます。 

一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。

以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。

4本ワンセット磨きや塗装によるリフレッシュ・リメークはすべて送料往復無料です。
この機会に是非ご相談ください。

(有)オートサービス西

2011.07.05

VOLK TE37 パウダーコートからハイパー塗装(DBK)

VOLK TE37 17インチ 溶剤ウレタンホワイトカラー2本とアルマイトブロンズメッキ2本で表面処理は違いますが、塗装とメッキを剥いでアルミ無垢から同一条件にしてパウダーコートをベースとしてハイパー塗装(DBK)いたします。 

 
神奈川県のお客様・・すり傷程度で曲りも無く程度良好のウレタンホワイトとアルマイトブロンズのそれぞれ表面処理は全く違うTE37です。

 
ホワイトカラーの塗装式は剥離剤やブラスターで塗装剥離できますが、アルマイトブロンズはメッキのため剥離剤やブラスターでは剥離でできませんので特殊な方法でメッキ剥離します。 電解硬質クロームメッキ以外は自社で剥離可能です。
電解硬質クロームメッキは電気分解式のためクローム工場へお願いしています。
塗装&メッキ剥離についてはこちら


塗装&ブロンズメッキ剥離後、研磨、洗浄、脱脂して通常パウダーコートとなりますが、バレル研磨機を完備していますので、最終研磨にバレル荒研磨までしています。


ハイパーのベースコートとなるグロス(艶有り)パウダーコートです。
ハイパー塗装はベースを透かしながら銀箔を添付するレイヤー式の塗装のためベースとなるブラックの肌艶、レべリングでハイパー塗装の仕上がりが決まります。


粉状のパウダーが溶け込んで固まるタイミング180℃前後で40分ほど焼いて
パウダーがアルミに均等に溶け込んで下地はカッチカチの頑丈な下地となります。
塗装膜と言うより樹脂がへばりついた感じです。


ハイパー塗装の前に自然冷却します


グロス(艶有り)パウダーコートの完成です。
パウダーコートのブラック艶有り仕上げならここで完成ですが、これから黒を透かしながらのハイパー塗装です。
1・アンダーコート 2・ハイパー銀箔塗装 3・クリアー塗装のあと3工程の塗装となりますがここからは溶剤系のため60℃前後の3工程全て焼く付け塗装となります。


付属するパーツもホイールとは別に同じ工程で塗装します。
※プラ樹脂製のキャップパーツなど高温で焼いてしまうと素材が反ったり一部溶けてしまう恐れがあるためパウダーコートは不可のため低温焼く付けの溶剤系ウレタンでのベースコートとなります。
※キャップは溶剤ブラックで奥の丸いモノ4個は金属製でしたのでパウダーコートしてあります。


ホイールハイパー塗装(DBK)です。


付属するパーツのハイパー塗装(DBK)です。


イメージする色合い(DBKの濃淡)は全く同じ工程で濃淡、濃度を合わしてもホイールの構造、デザインにより色合いが違って見えます。

カラー塗装の場合はカラーで素材が覆われますので構造、デザインほとんど影響されませんがハイパー塗装はベースを透かしながら銀箔を載せて透かしていきますので平べったいモノと丸みを帯びたモノでも光の反射率が違いまた明るい所と暗い所でも濃淡が違って見えます。

そのため違う構造デザインのモノを提出されて「これを見本に濃淡を合わせてください。」と言われましても構造、デザインが違えば全く同じ様にはなりにくいです。

光の反射の加減で濃淡が違って見えるのもハイパー塗装の特徴でもあります。

注)パウダーコートのベースについて
アルミ無垢素材の上面にベースとなる頑丈なパウダーコートをする事により溶剤系のサフ下地より格段に密着性は向上します。しかしパウダーの下地となる土台が頑丈ても、パウダーの上面へハイパー塗装やスパッタリングメッキで新たな塗装を被せたモノは上面塗装の特性となり、塗膜の硬さ、耐久性や退色性は最終塗装の特性に依存されますので下地にパウダーコートしたからと言って塗装剥げや塗装割れが起きにくいと言う意味では有りませんので勘違いの無いようにお願いします。

パウダー塗装についてはこちら

スーパーミラーポリッシュ・BBF鏡面研磨・ハイパー塗装・ウレタンカラー塗装・粉体パウダー塗装など、磨きや塗装が出来ても、基本・土台となる確実な修理、修正が出来てそれら、お化粧が生きてきます。

見た目だけ綺麗にしても意味がありません!!

(有)オートサービス西

2010.07.27

VOLK TE37 アルマイトブロンズメッキからスーパーミラーポリッシュ

18インチVOLK TE37 鍛造加圧式(FORGED) アルマイトブロンズメッキの修正から当店自慢のスーパーミラーポリッシュ研磨加工です。  

アルマイトブロンズメッキは塗装品では有りませんので、再塗装にせよ、スーパーミラーポリッシュにせよまずは、アルマイトブロンズメッキの剥離から始まります。 

※作業例の商品はお客様ご依頼のリフレッシュ・リメークしたホイールです。販売品では御座いませんのでお間違えないようお願いします。 

手直し研磨からスーパーミラーポリッシュ研磨

お客様がポリッシュ仕上げをトライして途中で断念してのご依頼のVOLK TE37です。


まずはアルマイト剥離から始まりますが、アルマイトは一種のメッキ加工のためブラスターや剥離剤では剥離できませんので専用薬品にて剥離します。
アルマイトメッキの特性・アルマイトメッキの修正/剥離についてはこちら


アルミ肉盛りによるガリ傷修正。ポリッシュ仕上げのため誤魔化しの出来ない修正です。

 
素人さんの荒研磨のため凸凹状の波うち状態からの手直しのため下処理にかなり時間がかかりました。
※注)素人さんのハンドペーパー程度は構いませんが、使いなれないエアーツールを使うと余計なところを削ったり、削りすぎたりして結果、凸凹になってしまい写真のような状態になり工賃も割高となりますので、手を加えずご依頼ください。

 
苦労た結果、3次元スーパーミラーポリッシュPremiumホイールが完成しました。
素材自体の磨き工法のため素材の良し悪しに依存はいたしますが、鍛造加圧式(FORGED)は特に推奨いたします。
今回はノークリアー仕上げです。 オンクリアー・ノークリアーはご希望に応じて対応いたします。

オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
クロームメッキのように錆び、腐食、剥げ、などの損傷劣化の心配もありません。

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