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仕上げ実績・ブログ

2011.06.14

ポリッシュ鏡面仕上げホイールの修正

ポリッシュ鏡面仕上げホイールの修正はカラー塗装のようにパテ埋めてカラーで隠しての誤魔化しができません。

溶接肉盛りから始まり研磨形成して、仕上げ研磨はペーパー目を完全に消すため細かで繊細な技術を要しどこでも簡単にできない修理です。

ポリッシュホイールの曲り、割れ、欠け、ガリ傷修理の流れとしてクリアーの「有無」によりクリアー剥離~アルミ溶接肉盛り~ハンド研磨形成~荒研磨~仕上げ研磨~BBFハンドバフ~バレル研磨~クリアー塗装「有無」で完成とる大まかな修理の工程です。



ポリッシュ鏡面仕上の修理は基本は同じ工程の修理ですので3種の修理のご紹介をいたします。

 



その1・・WISER-BBS-RGディスク付け根のクラック割れ修理

 

幸い裏まで割れが達していませんでしたので、エアー漏れはありませんでした。

こんな箇所の割れは原因が判りませんが、早めの対処ならほぼ完璧に治ります。



 

溶接が満遍なく溶け込むように割れた箇所を大きく開口します。





 

やや大きめに溶接します。

溶接は5分もかからない簡単な事ですが、場所的に研磨形成が一番難しい股グラです。





 

グラインダーやアクションサンダーが入らない股グラ角部はエアー超硬バーで大まかに削り、後はハンドヤスリでゴシゴシこすって形成します。



 

ハンドヤスリで形ができたら、後は根気良く、80番・120番・180番・320番・240番・400番・600番・800番・1000番・1500番まで番手を換えてぺーパー目を落として行き研磨確認のためコンパウンドのBBFバフガケします。



 

仕上げは当店自慢の水槽式セラミックによるスーパーミラーバレル研磨して完成です。

修理箇所だけで無く、最後は丸ごと研磨しますのでついでに全体がピカピカに蘇りお客様も大喜びでした。手元の3本もついでに光沢復元磨きだけの追加オーダーが入りました。

 

ちなみこのBBSは当社でバレル研磨したモノではなく他所様でBBFバフしたホイールです。





その2・・MR-S純正15インチガリ傷修理

 

結構エグレの大きなガリ傷修理でディスク部も至る所へ飛び石傷有りです。



 

フラットなリムはスポーク部の股グラと違い溶接から研磨形成など比較的簡単な修理です。



 

研磨形成は普段通り完璧な修理してフィニッシュはスーパーミラーバレル研磨にて全体の艶出し復活して完成です。



その3・・マセラッティー純正ガリ傷、ディスク欠け修理

 

このマセラッティーの純正はヨーロッパで3次元バレル研磨してあったホイールです。3次元バレル研磨は1本づつ職人の磨き込みのためコストが高くなり新品で1本25万円以上するらしく4本だと車が買えるビックリお値段の高級ホイールです。



 

「MADE IN JAPAN by NISHI」でのバレル研磨が完成です。

研磨方は同質ですので全く同じ様に仕上がります。

ちなみに25万円するホイールでも修理代は2万円以下で収まりました。

新品の価格に修理代は比例しません。

ダメージの大小は別として、表面処理の特性で修理代が決まります。

修理代の高い順位
(当店で対応している、デザイン面の同レベルでのリムガリ傷修理の平均的な順位です。)

1位・クロームメッキ(新品より高くなる事もあります。部分修理不可、全面やり直し)

2位・アルマイトメッキ(修理不可の場合が多いです。部分修理不可、全面やり直しし)

3位・スパッタリングメッキ(新品より高くなる事もあります。部分修理不可、全面やり直し)

4位・ダイヤモンドカット(新品より高くなる事もあります。部分修理不可、全面やり直し)

5位・パウダー塗装(カラーにより部分修理不可、全面やり直し)

6位・ハイパー塗装(部分修理可能)

7位・ミラーポリッシュ研磨(部分修理可能)

8位・ウレタンカラー塗装(部分修理可能)

9位・アルマイトへの鏡面仕上げ(リムのみ部分修理可能)

番外偏 ステンレスジャケット(ステンレスは修理不能のためジャケット交換となりますが交換不可もあります。)

※マグやスチールは表面処理加工不可のモノがあります。

※インナー(裏)リム修理は材質で修理価格が上下しますので表面処理には関係しません。







ダイヤモンドカットとミラーポリッシュとの大きな違い

ダイヤモンドカット
は磨き込みで無く、表面のみをPC旋盤で一皮削った切削仕上げのため新品の場合は同品をラインで大量に切削加工できますので量産向きでコストが安くあがり新品価格は中国産など1本5.000円から販売されています。

ダイヤモンドカット修正の詳細はこちら

それに対してミラーポリッシュの磨き込み3次元の下研磨は人間の手による1本づつの研磨作業のため量産向きでなくコストが掛かり新品価格は当然ダイヤモンドカットより遥かに高額となります。


しかし

修理となれば新品価格と修理代が逆転します。

1本モノを修理する場合はダイヤモンドカットはデザインや構造、動きが全て違うためカットする表面をコンピューターへ1本づつ立体数値化したデータを取る必要があります。切削カットする工賃では無く下準備のデータ出し(同じホイールでも4本全て1本ずつの数値データ出しとなります。)に時間とコストがかかり修理代が割り高となり、一部低価格で売られているダイヤモンドカットホイールは修理代が新品価格を超える事も少なく有りません。



それに対して磨き込みのミラーポリッシュはデータ出しなど必要なく、既に丸ごと磨き込んでありすので、傷箇所のみを修理して再度バレル研磨で磨けば全体的に均等な仕上がりとなり、比較的簡単に修理が出来るアナログ的なワンオフ向きのため短納期、低価格が実現します。

注)コンパウンドで磨くBBFバフ仕上げでは有りませんのでお間違えないように!



結論として・・新品は安くても修理代が割高となるダイヤモンドカット(デジタル修理)に比べて、新品が高くても修理代が安くなるミラーポリッシュ(アナログ修理新品価格と修理価格は逆転してしまいます。



以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様!低価格で完璧な修理をしてますので少々のダメージは心配いりません。

アフターケアーはご安心ください。





(有)オートサービス西HPはこちら


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