仕上げ実績・ブログ
2011.11.23
BBS-RS17インチ リフレッシュ・リメーク(プリマドンナ仕様)
相変わらずの人気でおなじみの旧RSのガリ傷、曲り修理からプリマドンナ仕様へのリフレッシュ・リメークです。
修理からリフレッシュ・リメークは損傷劣化程度がそれぞれまちまちのピンキリですが今回のRSは1本の修復暦以外は程度良好なホイールでした。
旧RS17インチ プリマドンナ仕様
香川県のお客様・・ポリッシュのシミやガリ傷、曲がりは中古ホイールにあってあたりませです。そんな事は関係ありません。変な修復暦さえなければ問題無く綺麗に蘇ります。
まずはリム修理(曲り・ガリ傷)から始まります。
ガリ傷修理とインナーリム曲がり修理から始まります。
ガリ傷は誰が見ても解りますが、インナーリム曲りは厳重に検査チェックしないと見た目では判断つきません。
1本だけリム修復暦の手直しです。
前の修理屋さんが恐らく傷直しでリム天井を削って直してその結果平ペッタらく四角くなって角が立ったリムになっています。
削り込み修理ですので、当然他の3本よりやや薄く、低く仕上げっていますが、今回は他のリム形状に似せての復元手直しだけとなります。肉厚や高さの復元は出来ません。と言うより肉厚や高さ復元はいたしません。
手直し不可の削り込み修理について
ディスク部パール塗装への下処理塗装の準備です。
6角キャップゴールドポリッシュのためにバレル研磨機にてピカピカにポリッシュ化します。その後、ゴールドキャップとなります。
ピアスボルトの洗浄から1本ずつ研磨します。
その後ゴールドピアスにします。
RS各パーツの完成です。
RSは個別に加工しますので、これだけ沢山のパーツが有ります。
RSの加工は最初の頃は面度臭くて苦に思っていましたが、毎日やっていれば要領や手際も良くなり慣れてきました。今もRSは5セット作業中です。
「経験に勝る修行なし」です。
組み付け完了です。!
ディスク部とメッシュプレートはパールホワイトとなります。
裏面、側面はパールホワイトのベースカラーのホワイト仕上げとなります。
■BBSーRS17インチ プリマドンナ仕様の詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・リム修理からBBFバフ鏡面研磨(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・ホワイト塗装(オンクリアー)
3・ディスク&プレート・・・・・・パールホワイト(オンクリアー)
4・6画キャップ・・・・・・・・・・3次元ミラー研磨(ゴールドポリッシュ)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研磨ゴールドメッキ調
6・ナット・・・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨
7・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研磨、パッキン一部交換
8・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し
9・エンブレム・・・・・・・・・・・・交換無し
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
アウターリムのポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット」の3種類の研摩加工に対応しています。
※構造により対応できないモノも有ります。
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
RSリムやRSリムに類似する旧式のOZ(AMG・フッツーラ)などの3Ps1枚型の肉薄リムは肉厚確保や強度確保の面からダイヤモンドカットカットは不可となります。それらはBBFバフ鏡面研磨仕上げかスーパーミラーバレル研磨の磨き込み工法での対応となります。
ダイヤモンドカットについてはこちら
ディスク部へのカラー塗装「溶剤系ウレタンカラー・粉体パウダー塗装」と当店自慢の「スーパーミラーバレル研磨(ミラーポリッシュ)」いたします。
※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。
粉体(パウダー)塗装についてはこちら
(有)オートサービス西HPはこちら
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- BBS-RS/修正リフレッシュ・リメーク