仕上げ実績・ブログ
2012.07.14
アミスタッド21インチスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)と雑誌取材
アミスタッド21インチ鍛造ホイールのスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)ノークリアー仕上げです。
先月末より新規ブース搬入に伴う塗装室増改築と整理や片付けなどが12日にやっと終わり翌日は雑誌取材がありまた1日潰れてしまい14日(土)から本格的に塗装を開始しました。
今お預かりのホイールは入庫順で塗装作業いたしますので今しばらくお待ちください。
アミスタッド21インチ鍛造ホイールのスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)
白ミミズシミがポチポチ入り始めたダイヤモンドカットです。
一旦カラー塗装を丸塗りしてから天面部を旋盤でカットすればサイド窓部のカラー塗装が必然的に残りカットした天面だけが切削ラインとなるポリッシュ方をダイヤモンドカットと言います。 天面部をカットすればホール穴やスポーク角部は鋭角に角張ってしまいます。その角部から水の浸入による白ミミズのサビがどうしても入ってしまう避けられない腐食です。
オーナーはその白ミミズシミが気になるためバレル研摩へと別加工になりました。
※白ミミズシミはアルミとクリアーの間に水が侵入していますので上面をいくら磨いてもクリアーが剥げるだけで無駄な抵抗です。
1本修復暦有りでイビツな形状でしたのでリム形状を整えます。
旋盤ラインを削除してツル肌鏡面仕上げの前処理をします。
※オンクリアーの場合はスポークの角張った箇所からの水の浸入をなるべく防ぐために荒研摩の段階で角をやや潰しクリアーを載せやすくします。
ここからは普段通りのバレル研摩荒から仕上げ研摩となります。
中写真を撮り忘れていましたのでいきなり完成です。
2次元研摩ですのでスポーク側面は鈍い半光沢アルミ肌となります。
新品はダイヤモンドカットよりMP(ミラーポリッシュ)の方が高額ですのでより高級感が増します。 クロームメッキとは違うアルミ独特の光沢風合い、落ち着いた大人の輝きとなります。
この写り込みは素材が鍛造である事とスーパーポリッシュバレル研磨との相性です。
・・・お知らせ・・・
先月三栄書房さんからホイール修理とリフレッシュ・リメークの特集記事の申し入れが有り、昨日13日(金)は雑誌取材のための丸1日でした。・・また仕事が溜まってしまう。(汗)
目の前で修理の風景やバレル研摩機を稼動してBBSとエンケイとアミスタッドの完成までをライターさんとカメラマンの方に見てもらいましたが写真や文章では伝わらない実際目で見たリアルな仕上がりに大変感動されていました。
当社独自の企業秘密な面も多少有りますのでその辺の掲載は一部NGです。・・
どんな記事になるかは私にも解りませんが、7月末に発売されるそうですので是非読んで見てください。
スーパーポリッシュバレル研磨のノークリアーは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる事が最大の利点です。そのためスーパーポリッシュバレル研磨はノークリアーのご希望が多いです。その反面ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、大切なホイールを定期的に磨いてやる必要があります。
白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。
ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーとパウダーコートクリアーとあります。
※古い鋳造ホイールや腐食の酷いモノへのパウダーコートクリアーは不可です。
素材の特徴、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーを選択ください。
オンクリアー&ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアーのメンテナンスについてはこちら
ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら
一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。
※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り今年も送料往復無料キャンペーンを継続中です。
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