仕上げ実績・ブログ
2013.10.24
スバル純正BBS-RG18インチ3次元バレル研磨+パウダークリアー
毎度おなじみ当社自慢の研摩工法によるスバル純正BBSバレル3次元研磨からのパウダークリアーです。
2次元研磨はスポーク縦壁はユズ肌光沢になりデザイン天面がバレル光沢ポリッシュになります。
3次元研磨はデザイン天面からスポーク縦壁隅々まで研磨しますのでデザイン、構造で納期、料金が変わってきます。
スバル純正BBS-RG18インチバレル3次元研磨からのパウダークリアー
岡山県のお客様・・・2セット目のオーダーです。いつもありがとうございます。
程度良好なハイパーブラック(DBK)です。3次元でも5本スポークと違いメッシュは縦壁が多いため時間と手間と根気のいる3次元研磨になります。
塗装剥離からブラスト研摩
天面からスポーク縦壁横壁すべてハンド研磨します。
インナーリムや側面リムは研磨機にて研磨
バレル研摩機にてバレル荒研磨からバレル中研磨します。
この段階ではまだ光沢など出ません。
後はひたすら人の手による研磨です。
3次元研磨は全体の8割は人力研磨ですので職人の勘と根気強さが要求されます
バレル研摩機は単なる仕上げ用なのです。
バレル研摩と人力研磨の繰り替えしをして光るまでこれの繰り返しです。
さていよいよ完成まじかの仕上げバレル研摩
バレル3次元研摩の完成!
これよりパウダーコートの下処理に入ります。
完全脱脂から空炊きして静電チェックしてパウダークリアーの噴射
パウダークリアーの完成!
インナーリムや側面リムも丸ごとパウダークリアーを被して有ります。
溶剤クリアーよりやや透明度は劣りますがパウダークリアーは肌強度重視です。
腐食が素地まで侵されていない場合の国産ホイール(鋳造&鍛造)ならパウダークリアーはほぼ問題なく可能です。
注:)中国製やアメリカ製の鋳造ホイールは新品、中古問わずパウダークリアーの高温焼き付けによる「湧き・ブツ」が確実に発生しますのでパウダークリアーは不可となり低温焼き付けの溶剤クリアーとなります。
ポリッシュへのクリアーコートには液体溶剤系(アクリル樹脂)と固体パウダー系(ポリエステル樹脂)があります。また液体溶剤系のアクリル樹脂にも1液型(硬化剤無し)と2液型(硬化剤有り)の2種類があります。
1液型(硬化剤無し)・・・新品ポリッシュホールへのクリアーコートは100%1液型(硬化剤無し)です。 硬化剤が入っていれば数時間で塗料とガンのノズルが固まってしまうため硬化剤の入ったモノは量産式には不向きなため自然硬化しなく肌が弱くても透明度が高い1液型が主流となります。透明度は高いですが塗装膜が薄く肌が弱い軟弱な事が欠点です。
2液型(硬化剤有り)・・・ワンオフ塗装向きで、1液が型よりさらに肌の硬い2液型は硬化剤の比率が高いほど硬質となり 塗料代も高くなります。艶感塗装肌の硬さも期待できるためワンオフでのクリアー塗装は2液型が主流となっています。
パウダーコートクリアー(ポリエステル樹脂)・・塗装膜と言うよりポリエステルの樹脂膜となるため肌が頑丈で密着性も高く 2液の溶剤系とは比べ物にならない硬質な肌となります。難点は素材を選びますので質の良くない鋳造品や腐食の酷いモノは気泡が発生します。またコストが割高となり透明度が溶剤系よりやや劣ります。
溶剤系の1液型・2液型とパウダーコートクリアーを解りやすく例えて言えば
1液型が「サランラップを1枚載せた」のに対して2液型が「やや厚めのサランラップを3枚載せた」感じで パウダーコートクリアー「透明の厚い塩ビシート」を載せた感じと表現すれば特性が判りやすくなると思います。?
頑丈で厚い塗膜となれば光沢艶引きや透明度も若干失われてしまいます。
見た目重視か耐久性重視かです。
ポリッシュクリアーの詳細はこちら
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