仕上げ実績・ブログ - 2015年03月
2015.03.28
北米トヨタ純正20インチ/スーパーポリッシュバレル3次元研磨ノークリアー
毎度おなじみ当社自慢のフルポリッシュバレル研摩です。
バレル研摩には2次元研磨と3次元研磨が有りまた素地表現剥き出しのノークリアーとポリッシュ肌コーティングのオンクリアー(溶剤クリアーOrパウダークリアー)が有ります。
今回のバレル研摩は3次元研磨のノークリアー仕上げになります。
メッキと勘違いされる方がたまにいらっしゃいますが、アルミ素地の磨き工法バレル研摩によるフルポリッシュです。
北米トヨタ純正20インチ/スーパーポリッシュバレル3次元研磨ノークリアー
滋賀県のお客様・・・曲りガリ傷など一切ない新品同様程度良好な北米トヨタ純正20インチからフルポリッシュのバレル3次元研磨をいたします。
3次元ですので立体的なスポーク縦壁からリム奥まで隅々までハンド研磨
バレル荒研磨
バレル荒研磨からさらにハンド研磨してバレル中研磨
大方の光沢が出るまで通常のハンドバフ研磨
一般的なコンパウンドによるバフ研磨フィニッシュならここで終了ですがバフ研磨はバレル研摩にとっての前処理研磨ですので通過点にすぎません。
バフ研磨とバレル研摩を繰り返し行いペーパー目残りをチェックしてペーパー目が無くなるまで光沢が出るまで何回も同じ事を繰り返します。
万を期してバレル3次元研磨の完成です。
1Psは本体丸ごと水槽漬けのバレル研摩ですのでインナーリムから側面リムはついでに綺麗になります。
落ち着いた品の有るアルミ独特の光沢で高級感漂うプレミアムホイールになりました。※ノークリアーは剥げると言う概念が無くそれらは無縁です。
イベントエントリーとの事ですがそれに関係なく普段通り精根込めて磨き込んだフルポリッシュのカスタムホイールですので手造り感有る心のこもった作品に仕上がったかと思います。
ノークリアーの長所・・素材光沢がそのまま表現されます。クリアー層の下へ入る水の侵入など有りませんの白ミミズ腐食などは無縁です。また少々の傷直しや白ボケは手磨きでユーザー自身でリペアーメンテが出来ます。
ノークリアーの短所・・雨泥や塩カリ、降灰が被ったまま放置すると水垢や酸化腐食、白ボケを起こしますので普段のメンテが必要になります。お住まいの環境地域条件にも大きく左右します。
ノークリアーのメンテについて・・
アルミ素地無垢は泥や水気が一番の敵ですので泥汚れは水洗いして乾燥させた後に市販のコンパウンドで手磨きして水弾きの強いワックスを塗ってコーティングしておけば光沢を永く維持出来ます。洗車や磨きを至福の喜びとする方にはお勧めです。
バレル研摩の仕上がりは腐食の有無と素材造りの違い「鋳造(CAST)、鍛造(FORGED)」や「生産国(海外品・国産品)」などで大きく左右されます。
今回の北米トヨタ純正の鋳造(CAST)はエンケイさんの日本製ですのでバッチリ仕上がりましたが海外製の鋳造(CAST)は一部中国産が有るため素材造りの違いで上手く行かない場合も有ります。
生産国による仕上がりの違いはこちらhttp://243ok.co.jp/blog/category/465/
以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り今年も継続して往復送料無料キャンペーン中!※単品修理は当社送料片道負担になります。
メール返信のお願い・・日々膨大なメール問い合わせのため随時回答返信が出来ない場合や携帯からのメールで一部返信へ出来ない場合も有りますので3~4日たってもこちらからの返信メールが無い場合は直接お電話ください。
TEL0995-65-7225(日平日AM9:00時~PM19:00時)にお願いします。
日曜祝祭日はお休みです。
お問い合わせやお見積もりメールは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
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2015.03.27
BBS-RGRスーパーポリッシュバレル3次元研磨からのパウダークリアー
BBS-RGR18インチバレル3次元研摩からのパウダークリアーコーティングです。
「BBS・鍛栄舎・RAYS」など純国産鍛造(FORGED)ホイールは「パウダー塗って良し・バレル研摩して良し・軽くて取扱いに良し」と3拍子揃った世界一の高品質ホイールですので施工中の不具合がほとんど無く施工する側からしても安心できる世界一の高品質ホイールです。鍛造品は金属組織の密度の濃いためバレル研摩には一番相性がいいです。
今回のRGRも肉盛りを要すガリ傷が有りましたが肉盛り溶接修理が出来ないとフルポリッシュ仕上げのバレル研摩など絶対に出来ません。
BBS-RGR18インチ/バレル3次元研摩パウダークリアー
山口県のお客様・・・バレル研摩は2回目のオーダーで今回はRGRのバレル3次元研磨からのパウダークリアーです。
中古品ですのでガリ傷やパテ埋め補修は有りますが変な削り込み修理して有りませんのでこの位のモノは全く問題有りません。
パテ埋を削除してガリ傷肉盛り研磨形成!他店手直しで無い限り素直な修理などほぼ完璧に治してからフルポリッシュバレル研摩に入ります。
3次元研磨はスポークやその他立体的な箇所縦壁まで全て磨き上げます。
バレル中研磨からバレル荒研磨
1Psの場合は本体丸ごとのバレル研摩になります。
仕上げ前の一歩手前の状態ですが、ここでパウダーグロスブラックの追加希望が有り色塗りが有る場合は先塗りしてから磨きの手順のため真逆作業で手順が狂って来ました。
せっかく磨いた箇所へパウダーコートが被らない様にマスキングしてからの追加パウダーグロスブラック
先塗り黒なら本体丸塗りして塗装を剥ぎながら研磨になるためマスキングもする必要無く黒と磨きの2トーン自然に上がります。
インナーリムから側面リムはパウダーグロスブラックで天面バレル3次元研磨の完成!
インナーリムポリッシュ部へ2コート目のパウダークリアーの静電噴射!
2コートパウダークリアーで完成です。
インナーリムから側面リムは2度手間で面倒だったパウダーグロスブラックになります。
手作業による芸の細かな職人技の磨き込みから仕上げはバレル研摩でないとここまでなりません。
ホール穴中心部は2000番手以上まで磨き込みます。
バレルフィニッシュ時よりパウダークリアーでやや艶引き感は出ますがパウダーコートによる耐久性重視が今回の最大の目的です。
派手な光物とは違いアルミ独特の光沢は高級感が有り品のある柔らかなイメージです。
オンクリアー&ノークリアーには一長一短が有ります。
ノークリアーの長所・・素材光沢がそのまま表現されます。無垢の状態ですので水の侵入による白ミミズ腐食などは無縁です。また少々の傷直しや白ボケは手磨きでユーザー自身でリペアーメンテが出来ます。
ノークリアーの短所・・雨風にさらされるといずれ酸化白ボケします。それらはDIY作業で輝きは復活しますがメンテがやや面倒です。
オンクリアーの長所・・クリアーで表面を保護すれば酸化白ボケはしませんので洗浄のみで磨きメンテは不要です。
※傷に強く密着性も良い頑丈肌のパウダークリアーでも完全無欠では有りませんので溶剤クリアーよりは「丈夫で長持ちお手入れ楽々」です。
オンクリアーの短所・・バレルフィニッシュ時よりやや艶引きが出る事と傷が入れば傷口から水の浸入で白ミミズ現象が現れます。クリアーが被ってますので白ミミズや小傷修理など一旦クリアーを全部剥がないとDIY作業では無理なため修理代のコストが掛かります。
バレル研摩の仕上がりは腐食の有無と素材造りの違い「鋳造(CAST)、鍛造(FORGED)」や「生産国(海外品・国産品)」などで大きく左右されます。
※クロームを剥離したモノや中国製品は素材造りが悪いためバレル研摩は不向きなモノが少なく有りません。
鋳造・鍛造問わず何をするにもmade in Japanです。
以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心ください。
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2015.03.24
トラフィックスター20インチ/クロームメッキからのブラッシュドパウダークリアー
トラフィックスター20インチのクロームメッキからの今人気のブラッシュドへのカスタム施工ですが、ブラッシュドカスタムのPRより先日のLM記事2015年3月21日のブログに続きインリム割れ修理とアウトリム研磨が皆様に伝えたい今回のブログのテーマです。
クロームメッキをただ削り込み研磨の処置をして有る上にインリム割れはいい加減な溶接に雑な研磨して有りまたそれを平滑にするために黒いシーリングが塗られている悪質極まりない修理のため同然その部分は手直しなど出来ませんので表面はブラッシュドのリメークで綺麗に蘇がえってもいつエアーが洩れてもおかしくないインリム割れ修復歴が残ったままの処置になりましたのでこれが大きな課題です。
トラフックスター20インチ/クロームメッキからのブラッシュドと粗悪なインリム修理
宮崎県のお客様・・・以前地元の修理屋さんにリムの曲りガリ傷修理を出したところただクロームを削り込んで研磨しただけの修理だったらしくこれ以上何とかならないかとのご相談から修理ついでにブラッシュドへ変更したトラフィックスター20インチです。
アウトリムの削り込み研磨修理も考えられない修理ですがさらにインリム割れの雑な溶接研磨からそれを隠すための頻繁に遭遇する悪質なコーキング隠し処理です。
コーキングを剥いだらこんな感じで同然手直し修理など出来ません。
タイヤを組んでお店でそのまま車両へ装着したためお客様も気が付かなかったようですがタイヤ組み換えをすればコーキングは剥げてしまいますのでコーーキング処理の悪行はいずれはばれてエアーが洩れ出します。
当社では溶接団子の手直しはしませんのでお客様が前回のお店に手直し相談した所、割れ修理からコーーキングの件は覚えて無いとの事?こんな修理に良く遭遇しますがふざけた業者が多すぎます。
アウトリムは元々はロームメッキで前回の修理でクロームの傷を取るために曲がった状態のままクロームを研磨して有ります。それ以外の箇所はクローム特有の自然劣化で剥げ腐食が多く出て来ています。
クローム外注剥離依頼から却って来たら次はクラックが入ったまま研磨を発見してクラック肉盛り修理など他店の手直しばかりでいやになります。
手直し修理を無事終わりようやくブラッシュドへ入ります。
ブラッシュドの完成後はパウダークリアーでコーティング
センターディスクの剥離からブラスト研磨
センターディスク1コート面のパウダーガンメタの静電噴射!
パウダーガンメタ丸塗りから天面を削りながらブラッシュドに入ります。
天面ブラッシュドの完成!これからパウダークリアーでコーティング
センターディスクへの2コート目のパウダークリアー静電噴射!
パウダークリアー丸塗りでセンターディスクは完成
※ブラッシュドへのパウダークリアーは1コートになりますが先塗りのパウダーガンメタはパウダー2コートになりガンメタがさらにもっちりとした艶が出ます。
個別にブラッシュドしたリムとブラッシュドしたディスクを組んで完成です。
※ピアスボルトも外したついでに1本ずつ丁寧に研磨して有ります。
リムのクローム腐食痕はやや残りましたが心配したパウダーコートによる発砲は有りませんでした。
元は独立した3Psですがアウトとインリムは溶接結合されているため実質2Psのため剥離の際はインリムまで塗装は無くなりますのでインリム塗装は別途料金にてお好みのパウダーカラーをお塗りします。
デザイン面はブラッシュドでバッチリ仕上がりましたがインリム修理は手直し不可のため不細工な溶接団子修理痕は残ったままで何とも中途半端な感じです。前回他店修理の「アウトリムの天面削った磨きとインリム割れのコーキング処理」で修理代が1本/45.000円!今回の修理リフレッシュ代より高い?・・・料金設定はお店の勝手ですのでとやかく言うつもりは有りませんが料金に見合った仕事してください。後が迷惑しますと言いたいです。
今回のユーザーも自分のホイールがクロームとは知らずお店の人が削って磨けば新品同様に治りますよ!と言われて修理に出されたようです。クロームメッキはアルミ素地の上に「銅、ニッケル、クローム」の他の金属膜が載ってるモノをポリッシュみたいに削って研磨してクロームと同じ肌になる訳など有りません。さらにインリム割れもいい加減過ぎる悪質なコーキング修理?
こんな事も多々有りますのでユザー自身がお持ちのホイールのオリジナルの表面処理をまず知る事が大切ですので大まかにご案内いたします。
■ホイールの各表面仕上げに付いて■
1・磨きポリッシュ系(BBFバフ研磨・バレル研摩・ブラッシュド)
2・切削ポリッシュ系(マシニング形成・PC旋盤ダイヤモンドカット)
3・メッキ系(光輝アルマイト・カラーアルマイト・スパッタリング・クローム)
4・カラー塗装系(溶剤カラー・パウダーコート・ハイパー塗装・キャンディーカラー)
5・各種素材「アルミ(鋳造・鍛造・合金プレス)・スチール・マグ・ステン・ジュラルミン」など
自分のホイールがどれに中るのかをユーザー自身が知る事が大切です。
※1Psや分解可能な2Psや3Psは一部外注加工と連携してほとんどの施工が可能ですが2Psや3Psハメ殺しはメッキ系(光輝アルマイト・カラーアルマイト・スパッタリング・クローム)と一部ダイヤモンドカットなど不可能なため施工内容が多く制限されます。
様々な表面処理する前に一番大切な基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
装着写真を頂きました。
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2015.03.21
BBS-LM18インチ粗悪な修理手直し不可のため純正リム交換
良く有るクラック溶接団子残し再クラックからの修理依頼ですがこんなモノは手の施しようもなくどうにもなりませんしまたよそ様の手を加えたモノへの再修理や手直しは出来ませんのリムが有ればリム交換してリフレッシュ・リメークまでしてお渡ししますので諦める前に一度ご相談ください。
お店によって修理方や考え方がそれぞれ違いますが溶接団子残しの修理が当たり前で一般的な修理とは思わないでください。
どこを治したか解らない様に原型復元するのが本来の修理です。
BBS-LM18インチ粗悪な修理手直し不可のため2Ps本体リム交換
秋田県のお客様・・・LM18インチのインリム割れ修理の依頼です。普通に割れての修理なら普段通り修理出来ますが一遍他所で手を加えた粗悪なビックリ修理からの再修理は出来ませんので今回はリム本体交換になりました。
※交換リムはLM純正鍛造(FORGED)リムです。社外品合金プレスでは有りません。
溶接団子残しのインリム割れ修理が頻繁に舞い込んで来ます。
※大きく盛り上げた溶接をすれば強度が上がるかの様に思われがちですが溶接との境目(赤丸部)が熱で凹んでしまうため境目部に割れが入ります。また凹んでいれば平滑な面出し研磨など当然出来ませんのでこのまま残すパターンです。
2本とも不細工で塗り壁みたいな溶接痕に缶スプレーで塗って有るだけ
一番大事な円の外周は溶接熱で歪んでしまったまま真円や振れ無視の適当な研磨をして有ります。エアーが洩らなければ良いってモノじゃ有りません。
強度確保が理由らしいですが、団子の上や横から割れてしまい何の根拠も効果も無く見た目も不細工で手抜き作業以外何物でも無いです。
ご丁寧に「修理OK」のシールが貼られていますが何がOKなのでしょうか?
これが本来のクラック修理です。研磨形成までして1.2万円~
※きちんと溶接研磨しても一遍割れたモノは強度が落ちますので割れる事も有りますがそれは使用条件化で左右されます。溶接後の研磨形成のに時間と手間が掛ります。溶接やりっぱなしの割れ修理など10分もかかりませんが溶接団子残しで1.5万円も頂けるのならこんな美味しい仕事は有りません。
LMのストックリムは多数在庫して有りますので修理不能な場合同サイズが有れば純正リムの提供から塗装して磨いてお客様のディスクに組み付けします。
純正塗装より耐久性の有るパウダーコートの下研磨して空炊き
2Ps本体丸塗りのパウダーシルバーの静電噴射
アウトリムはBBFバフポリッシュしてリム施工の完成です。
今回はリム端のリムフランジは先塗りパウダーシルバー残しですがリムフランジまで研磨も料金は変わりませんので希望に応じて研磨します。
ディスクからピアスボルトまで丸塗りされていましたのでピアスボルトの塗装を剥いで新たにパウダーグロスブラックを塗ります。
リム交換して安心安全なLMが無事生き返りました。
※ディスクの再塗装は今回行っていません。
2Ps本体インナーリムから側面リムのパウダーコートの利点・・・
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・」などの利点からインリムへは特にパウダーコートが効果的で新品の溶剤に比べて「丈夫で長持ちお手入れ楽々」です。
BBS-LMとRS部品取りストック品
↓
17、18のLMはセットモノで5セットバラ10本計30本以上有ります。
全てピアスボルト、ディスクも有りますので6セットは中古として商品化できますが自社の中古販売はオーダーが入った時に行いますので普段は修理の部品取りで提供しています。
RSのアウトリムは写真以外にも100枚以上ストックして有ります。
RSも組み付けすれば商品化できるホイールは20セット以上有ります。
良く有る(写真左)削り込み修理による薄っぺらくなったアウトリム
ヤフオフ購入の中古販売品で変に磨いて有るホイールはこんなのが多く手を加えて有る分それなりの料金になった上これがまた使い物になりませんので右のリムと交換です。
※曲りやガリ傷は治せても薄くなったリムの肉厚復元再生は出来ません。
こちらRS16インチ6セットは最近入手した中古市場でほとんど出回っていない希少な114-4Hの修復歴無しのRSです。軽四用のRS16x6.5JOFF+45/100-4Hベースとして最もベストなRSです。写真下左端のRSは未使用新品のレアモノです。
RS16インチ軽四、普通車用100-4Hはこちら
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
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2015.03.19
無限改造深リム15インチとR33純正17インチの2次元バレル研摩パウダークリアー
無限改造深リム15インチとR33純正17インチの2次元バレル研摩からのパウダークリアー2セットご依頼頂きましたのでまとめて紹介します。
フルポリッシュバレル研摩には2次元と3次元が有り2次元研磨はリムからディスク天面(平面磨き)に対して3次元研磨は(立体的な磨き)でディスクのサイド面窓部全ての研磨になるためサイズだけで無く構造デザインで「可・不可」と料金が決まります。
今回の無限改造深リムとR33純正は伴にリムからディスク天面(平面磨き)のバレル2次元研磨になります。
無限改造深リム15インチとR33純正17インチのバレル2次元研磨パウダークリアー
栃木県のお客様・・・無限改造深リム15インチ鋳造(CAST)とR33純正17インチ鍛造(FORGED)2台同時にバレル2次元研磨からのパウダークリアーご依頼いただきました。
無限改造深リムの方は三個一に溶接改造して有りますが大きなずれ振れも無く上手く切断溶接して有ります。関心しました。
磨きの方はペーパー目が多く残っていますがここは磨きの専門職プロにお任せください。
R33純正の再塗装の方は良く有るパテ埋め補修です。
再塗装されたホイールは塗装を剥いでみない事にはどんなんが出てくるか解りませんので塗装を剥いでから現状をご報告します。ほとんどがこんなのばっかりですが・・・
パテ埋め補修部を新たに肉盛り溶接します。
素地表現のポリッシュ仕上げですので確実なる肉盛り原型修復が求められます。
肉盛り溶接修理したホイールです。・・原型修復は完璧です。
ガリ傷肉盛り溶接修理が出来ないとポリッシュ表現のバレル研摩など出来ません。
2台共プラ製のキャップのため研磨出来ませんのでハイパーシルバー(DSK)に塗装します。
バレル研摩完成後はコーティングとしてパウダークリアーを静電噴射!
無限改造深リムのバレル2次元研磨からのパウダークリアーの完成
R33純正2次元研磨からのパウダークリアーの完成
無限改造深リムのサイド面もバレル研摩でついでに綺麗になりました。
R33の方はインリムへやや腐食痕が残りましたがさほど湧きも出ず上手く行きました。
無限改造深リムの方はディスク部のフィン天面からリムまでがツル肌光沢となりディスク天面下の狭くて複雑な磨けない箇所はユズ肌光沢になります。
圧縮された鍛造は金属組織の密度が濃いため鋳造よりさらに奥深い光沢になります。
スポークサイド面(窓部)がユズ肌のままの鈍い光沢表現が2次元バレル研摩です。
※ここから天面にブラッシュドすれば当店独自のバレル2次元研磨ブラッシュドになります。
無限はディスクのデザイン構造が複雑で狭いため3次元研磨は出来ません。
R33純正は立体的な磨き3次元研磨も可能です.
※2次元研摩は天面研磨のため3本スポークも12本スポークも複雑な荒目のメッシュも料金は変わりませんが3次元研摩の場合3本スポークや12本スポークではスポークサイド面の数の研磨領域が大きく違いますので料金が異なります。
※複雑な構造のデザインや目の細かなメッシュなどは3次元研磨は出来ませんので天面2次元研磨になります。
以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
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2015.03.17
BBS-RE18インチ/パウダーコートによるハイパーシルバー(DSK)調
パウダーコートによる溶剤ハイパー塗装(DSK)調の紹介です。
溶剤のハイパー塗装はベースから銀膜添付してトップコートまで5塗装5焼きの溶剤重ね塗りをして初めて高級感有るハイパー塗装になります。
ベースがパウダーでもその上は溶剤の多層コートのため塗膜が厚くなる上に間の層はサイディング出来ない重ね塗りの挟んだままのため密着性は悪くなりますがそれらを犠牲としてメタル調のハイパー塗装になります。ハイパー塗装は剥げ易く肌が脆いのが溶剤ハイパー塗装の最大の弱点です。
そんなハイパー塗装の最大の弱点を解消するのがパウダーコートによる新種の「パウダーメタルシコート」と「パウダースーパークリアー」の2コート組み合わせによるパウダーコートフィニッシュです。「密着性、耐光性、耐色性、頑丈肌」は溶剤ハイパー塗装の比では有りませんので「丈夫で長持ちお手入れ楽々」な理想的な塗装方です。
【溶剤ハイパー塗装とパウダーコート塗装肌の強度比べ】 実験YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=EwgV3IQNJiU
BBS-RE18インチ/ハイパーシルバー(DSK)極似の頑丈肌パウダーメタルシルバー再塗装
石川県のお客様・・・RE純正カラーのハイパーシルバー(DSK)です。
肌の弱いDSKから新種のパウダーコートで溶剤のDSKとほぼ同じ表現で耐久性重視のパウダーコートに塗り替えます。
ガリ傷肉盛り修理から・・・塗装完成後は見えない裏方の当たり前の工程が一番重要です。
※リムへの削り込み修理やパテ埋め補修など一切行っていません。
剥離からブラスト研磨からリム研磨・・・塗装や磨きは修理からの前下処理が命です。
※この段階で腐食痕が出て見えてくればパウダーコートは不可となり溶剤でのハイパー塗装に切り替えます。
パウダーの2コートですのでレベリング向上のためにバレル研摩をかけてより念入りに平滑面出しをします。
パウダーコートの為のバレル研摩からさらに化成処理して考えられる万全の下処理から160℃以上のオーブン空炊をします。手間暇経費を掛けています。
1コート目のパウダーメタルシルバー静電噴射
1コート目のパウダーメタルシルバーで充分ハイパーシルバー(DSK)風ですがメタルシルバーのままでは鉛色に変色しますのでコーティングの為に2コート目のパウダークリアーは必須条件です。
2コート目のパウダースーパークリアーの静電噴射
メタルシルバー+スーパークリアーの2コートパウダーの完成!
溶剤のハイパーシルバー(DSK)に似た感じです。
インナーリムから側面リムまで丸塗りのパウダー2コート
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・」などの利点からパウダーコートがより効果的です
少々の飛び石にはびくともしません。
メタルシルバーによるDSK風は一般的な銀メタ立ちの強いシルバーメタとは違いメタ目の無いメタル調でゴージャスな高級感有る雰囲気です。
左「パウダーメタルシルバー」で右「溶剤ハイパーシルバー(DSK)」ですが比べて見ても色合い質感、表現はほとんど変わりません。
パウダーメタルシルバーによる溶剤ハイパーシルバー(DSK)風
※濃い目のグレーベースからのハイパー塗装(DSK)と言った感じでしょうか・・
パウダークロームによる溶剤ハイパーブラック(DBK)風
※パウダーコートDBK風はパウダースモークブラックでやや赤と青が少し強い感じす。
こちらhttp://243ok.co.jp/blog/2014/12/22986/
ハイパー塗装のような表現で「密着性、耐光性、耐色性、頑丈肌」の耐久性重視なら「丈夫で長持ちお手入れ楽々」のパウダーコートが絶対お勧めです。
■溶剤ハイパー塗装の特性のおさらい■
ハイパー塗装は一般的な調色した溶剤2コートカラー塗装と違い4~5層の塗装を重ねたレイヤー式のメタル調表現のため密着性を犠牲にして成しえる高級感あるハイパー塗装になります。
ハイパー塗装はベースカラーの上へ銀膜から最終のトップコートまでの中間塗装はサイディングや密着剤添付が出来ません。つまりベース上の中間から上の層まではバームクーヘンのように挟んで重ねてあるだけのため密着が悪くなり飛び石に弱く、また取り付け時の工具干渉やタイヤ組み付け傷など付きやすく塗装肌が軟弱な事が最大の弱点ですのでタイヤ組み付けや装着作業また普段のメンテなど極デリケートに扱いう必要が有ります。
それら密着性を犠牲にして特殊なカラー表現ですので高級特殊塗装と言われる(ハイパーやスパッタリングメッキ)は重ね塗り手法のためカスタム塗りも社外量産新品や純正ホイールなどハイパー塗装は全て高圧洗浄機や洗車機は絶対厳禁です。
※ハイパー銀膜の上に直接クリアーコートして有るためリムへシールなど貼ってシールを剥いだ時にクリアーも付いて剥げる事が有ります。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
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2015.03.14
BBS-RGパウダーコートベース溶剤カラー&ポリッシュのリフレッシュ
BBS-RG16インチパウダーコートベースからの溶剤カラー&リムポリッシュの個別仕上げです。
新品同様で上塗り可能なモノ以外の再塗装は全て塗装を剥いで無垢の状態からの再塗装になりますのでその場合は溶剤ベースでは無く溶剤の指定カラーと近似のパウダーコートをベースにしてインナーリムから側面リムはそのままパウダーコート肌を残し耐久性重視でよりベストな塗装方です。
1Psのカラー塗装&リムポリッシュはカラー塗装を先塗り済ましてからリムポリッシュ(BBFバフポリッシュ・ダイヤモンドカット・ブラッシュド・バレル研摩)の手順となります。
BBS-RG16インチパウダーコートベースからの溶剤カラーリフレッシュ・リメーク
その1・・パウダーシルバーベースから溶剤シルバー&ポリッシュ
東京都のお客様・・・常連お得意様でBMW用初期型本国生産(当時の西ドイツ製)RGです。年代モノの車には当時モノのホイールでないと現行モデルは似合いません。
まずは曲り、ガリ傷修理から
曲り、ガリ傷修理が終われば剥離研磨してパウダーコートの下準備
インナーリムから側面リムまで完全研磨
ベースとなるパウダーシルバーの丸塗り
パウダーシルバー完成後に溶剤シルバーでお化粧塗装に入ります。
プラ製キャップは塗装しか出来ませんのでアルミ製に交換します。
アルミ製6角キャップをバレル研摩で磨き込みパウダークリアーでコーティング
アウトリムはBBFバフポリッシュして完成
インナーリムから側面リムはマスキングしてのパウダーコート肌残しです。
オーナーが定期的に磨くとの事ですのでアウトリムはノークリアーです。
オンクリアーは白ボケはしませんがガリ傷や飛び石傷でクリアー層の間に水が浸入して白ミミズが入ります。(ポリッシュオンクリアーの避けられない宿命ですがより長持ちさせるのがパウダークリアーです。)
ノークリアー白ミミズは入りませんが無垢肌の状態では酸化白ボケしますので市販のコンパウンドで磨くなど小まめなメンテが必要です。
オンクリアー&ノークリアーどちらも一長一短が有ります。
その2・・パウダーゴールドベースから溶剤ゴールド&ポリッシュ
岩手県のお客様・・・若干のガリ傷とポリッシュ特有の白ミミズシミが有る位で程度は良い方です。
当たり前のガリ傷肉盛り修理から・・・素地表現のポリッシュ面ですのでここが一番肝心要で腕の見せ所です。傷が消えるまでひたすら削り込みすればどうなるか想像つきますよね・・修理過程の透明化こそがブログのメインです。
使用中古品で曲り、ガリ傷修理の無いモノはほとんど有りませんので・・・
ガリ傷修理研磨形成して天面アクション研磨による平滑面出し
インナーリムから側面リムまで完全研磨
ベースとなるパウダーゴールドの静電噴射!
パウダーゴールドはこんな感じですがこれからさらに溶剤指定カラーでお化粧塗装をします。
※このパウダーゴールドのままでリムをポリッシュにすればパウダークリアーの丸塗りが出来ます。
インナーリムから側面リムはパウダーコート肌を残すために溶剤ミストが被らいない様にマスキングして天面のみ溶剤ゴールドのお化粧塗装へのサイディング下準備
溶剤ゴールドのお化粧塗装完成後に塗装を剥ぎリムを磨いてポリッシュ面は溶剤のクリアーコーティングして完成です。
インナーリムから側面リムのパウダーコート肌残し理由・・・
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・」などの利点からインリムへは特にパウダーコートが効果的です
ディスクのカラーが溶剤ですのでアウトリムポリッシュも同条件の溶剤クリアーになります。
6角キャップまで磨いて有ると全体がより引き締まります。
※プラ樹脂製のキャップは研磨出来ませんので塗装仕上げになります。
パウダーゴールド肌からのリムポリッシュの場合は丸塗りのパウダークリアーが塗れますが溶剤塗装をした場合はパウダークリアーが塗れませんので同種の溶剤クリアーになります。最終コーティングのクリアーは先塗りカラーと同じ方法でなければいけません。
※2・3Psはリムとディスクのパーツ別の個別塗装ですのでどちらも自由に選択出来ます。
その他BBS軍団パウダークリアーフィニッシュ4台本日完成しました。
左から「RGRパウダーゴールド&ポリッシュパウダークリアー」・「RGRバレル3次元研磨パウダークリアー」・「RS-GTバレル3次元研磨パウダークリアー」・「RS-GTバレル2次元研磨パウダークリアー」今日もBBS2台入庫してBBS軍団今9セット作業進行中です。一年中繁忙期ですの今しばらくお待ちください。
※16日(月)は私が体調不良のため従業員も休ませて臨時休業します。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
TEL0995-65-7225(平日AM9:00時~PM19:00時まで日曜、祝祭日はお休み)
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2015.03.10
ポルシェアロイフォックスのパウダーグロスブラック&バレル研摩
ポルシェアロイフォックス15インチ/パウダーブラック&バレル研摩
東京都のお客様・・・年代モノですのでそれなりに傷んでいますが修復歴が無いし素材が鍛造(FORGED)ですのでこれなら復活できます。
まずは曲りチェックから曲り修理!数十年も使ったホイールで曲り、ガリ傷のないモノなどまず有りません。
インリム曲り修理が終われば剥離から全面研磨
リムとバナナディスクは後で磨きますので先に傷直し
先塗りのパウダーグロスブラックの静電噴射!
先塗りパウダーグロスブラックの完成
リムとディスクのパウダー黒残りをハンドアクションで剥ぎながら通常のバフ磨きまでは全て手作業によるハンド磨き込みをします。
BBFバフ研磨から仕上げはバレル研摩までして完成です。
キャップもバフ磨きからバレル研摩
やや腐食痕が残っているためパウダークリアーは避けて溶剤硬質クリアーでコーティングしますのでインナーリムから側面リムはあえてパウダーコート肌を残すため一手間掛けてマスキング!
表デザイン面のみ溶剤硬質クリアーで完成です。
インナーリムから側面リムのパウダーコート肌を残す理由・・・
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの理由で溶剤が被らない様にマスキングによる一手間掛けてインナーリムから側面リムはあえてパウダーコート肌を残します。
通常のバフ磨きなら先塗りカラーは溶剤でも構いませんが磨きがバレル研摩の場合は先塗りカラーが溶剤でしたら水槽セラミックの圧力で塗装が剥げてしまうためバレル研摩とカラーの組む合わせは密着性の高いパウダーコートに限ります。
■ポリッシュへのパウダークリアー「可・不可」に付いて■
※低温焼き付け(60~90℃)の溶剤クリアーは腐食が有っても腐食部からブツや湧きなど発砲しませんが、パウダーコートは高温焼き付け(180~220℃)のため腐食が有ればブツや湧きなど発砲しますので「腐食の有無」と「素材の良し悪し」でパウダークリアーの「可・不可」が決まります。
1・ダイヤモンドカット
・虹色ヘアーライン保護のためオンクリアーは必須条件です。
・溶剤硬質クリアーのみとなりパウダークリアーは不可です。
2・BBFバフポリッシュ
・バフ光沢仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
・溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
3・バレル研摩
・鏡面バレル仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
・溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
4・ブラッシュド
・ブラシライン保護のためオンクリアーは必須条件です。
・溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
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2015.03.07
ダイヤモンドカットの修理ついでにブラッシュドにリフレッシュ・リメーク
2台とも元はダイヤモンドカットですが修理代を抑えてるためにダイヤモンドカットより比較的低予算で収まる今人気のブラッシュドにリメークしてさらに塗装状態も良かったため剥離無しで溶剤部分塗装からのブラッシュドでご予算に合したリフレッシュ・リメークです。
虹色に輝く繊細な旋盤切削ライン(CDみたいな感じ)のダイヤモンドカットに対して銀色に鈍く輝く荒いブラッシング模様(ステンのヘアーラインみたいな感じ)をつけ落ち着いた質感がブラッシュドの特徴です。
2台とも元の溶剤カラーを生かしてのブラッシュドですのでトップコートも溶剤クリアーになりますが、剥離ブラストからの場合は先塗りにパウダーカラーを塗れますのでブラッシュドのトップコートも丸塗りのパウダークリアーが塗れます。
ダイヤモンドカット修理ついでにブラッシュドにリメーク
その1・・クレンツェ19インチ/ダイヤモンドカットから艶消しブラッシュド
宮崎県のお客様・・・ガリ傷からリム曲りの有るクレンツェです。修理ついでにダイヤモンドカットから艶消しのブラッシュドで渋目に決めます。
リムがタイヤ側へ押されて押し込みによるリム下りの曲りガリ傷です。
その他数ヵ所肉盛りを要すガリ傷有り
インリムも僅かですが曲がっています。
※インリムはディスクから距離が有り深い構造ですので僅かな曲りでも横振れや形状が楕円状になりますのでインリム曲りの方が見た目のアウト曲りより使用に影響します。
下がったリムを引き上げプレス修理して肉盛りをします。
ガリ傷肉盛りですがリム端はブラッシュドの素地ポリッシュ仕上げのため鋳造(CAST)に付き物の巣穴が出ない様に慎重に溶接します。
今回は塗装剥離無しの部分塗装のため修理箇所周辺とその近辺の部分塗装です。
天面ポリッシュ部の塗装を研磨で剥いでブラッシュドの下準備
スポーク天面をブラッシュドして仕上げは艶消しクリアーの丸塗りで完成です。
繊細な切削ラインとは一味違う荒目ラインのブラッシュドです。
曲り、ガリ傷箇所の原型修復はほぼ完璧です。
光沢有るブラッシュドとは一味違い艶消しブラッシュドで渋く仕上がりました。
その1・・ジオバンナ22インチ/ダイヤモンドカットから艶有りブラッシュド
山形県のお客様・・・リムの曲りは無しでディスクに傷が有る程度です。
ダイヤモンドカットからこちらは艶有りのブラッシュドにします。
自分で研磨したようですがポリッシュの部分磨き修理は却って不格好になりますので手を加えない方がいいです。
ちょっとした削れも肉盛修理
ベースカラー(溶剤黒)は元のままで天面のみブラッシュドして艶有りクリアーで完成!※作業の流れは「その1・・クレンツェ」と同じですのでカットします。
トップコートがパウダークリアーなら肉厚感有るモッチリした感じでブラッシュドには相性がいいですが溶剤の場合肉厚感がそこまで表現出来ません。
肉盛りした箇所はどこを修理したか解りません。
●・ポリッシュ(ダイヤモンドカット・ブラッシュド・BBFバフ研磨・バレル研摩)の修理コストについて・●
新品量産品のダイヤモンドカットは磨きでは無く旋盤カット形成ですので同品大量生産可能でコストが安くなる量産向きですが、ブラッシュドやバレル研摩の新品量産品は全て人の手による施工のため数がこなせません。そのためコストが掛かり量産品ではダイヤモンドカットよりブラッシュドやバレル研摩の方が遥かに高額になります。
それが修理やワンオフ施工になればダイヤモンドカットは出来上がったモノを1本ずつコンピューター数値データ化する必要が有るため小ロットではコストが高くなりハンドメイドのブラッシュドやバレル研摩は元がワンオフ向きのため量産では高額なブラッシュドやバレル研摩の方がダイヤモンドカットより安く上がり修理作業コストは逆転します。
※軽四の純正や廉価品の中国製のダイヤモンドカットなど修理代の方が高く付きます。
★ポリッシュ新品量産品の料金順位・・・・
高い方から・・1位・フルポリッシュバレル研摩~2位ブラッシュド~3位ダイヤモンドカット
★ポリッシュ修理ワンオフ施工の料金順位・・・・
高い方から・・1位・ダイヤモンドカット~2位ブラッシュド~3位フルポリッシュバレル研摩
ポリッシュに関して言えば量産向きかワンオフ向きかで左右され新品が安くても修理代は高くなり新品が高くても修理代は安くなり新品価格に反比例します。
解りやすくシール制作で例えれば版下制作からのシルク印刷は版下さえあれば数百枚単位で量産印刷出来ますので刷れば刷るほど1枚単価が安くなりますが、小ロット向きの版下を要さないカッティングシールは1枚ずつカストリが必要なため枚数が多くなれば手間と時間が掛かり1枚単価の手間賃が高くなります。
たった4枚のシールの場合でもシルク印刷は枚数に関係無く版下制作代が掛かります。版下を要さない小ロット向きのカッティングシールは1枚から制作出来ます。ダイヤモンドカットで言えばその版下がコンピューター数値データ化に中りしかも使用中の中古ホイール4本は全く同じ動きをしませんので1本ずつ版下を造るのと同じ理屈作業になります。
磨きや塗装により4本リフレッシュ・リメークは基本となる修理が出来てからの話しです。※素地表現のポリッシュは修理の誤魔化しが効きません。
ホイール4本フルリフレッシュ・リメークに限り往復送料無料!
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2015.03.04
BBS-LM18インチ/リム&ディスク/フルパウダーコート
LM18インチ耐久性重視のリムもディスクもフルパウダーコート仕上げです。
個人タクシー使用のLMのため耐久性重視で飛び石に強い頑丈肌で密着性が有り紫外線や熱にも強く退色しにくなど普段のお手入れも楽々なのがフルパウダーコートフィニッシュの一番の利点です。
パウダーコートの欠点は調色が出来ませんので希望カラーのイメージに近いカラー選択となります。また素材の悪いモノや腐食の有るモノは高温焼き付けによるブツや発砲が出るため素材の良し悪しを選びます。
BBS-LM18インチ/リム&ディスクのフルパウダーコート
東京都のお客様・・・ディスク上塗りからリム研磨されたLM18インチです。個人タクシーのオーナーさんで仕事用のため耐久性が良くお手入れ楽なフルパウダーコートに塗り替えします。
ピアスボルトが付いたままでの上塗りでしたので飛び石により塗装膜があちらこちら剥げています。
ディスクの塗装剥離ブラスト研磨から面出しアクションハンド研磨してより密着性向上のために化成処理(化学反応被膜)をします。これで下処理はバッチリ!塗装は下処理が命です。
化成処理から1コート目のガンメタパウダーコートの静電噴射!
2コート目の下処理をしてパウダークリアー静電噴射!
リムのガリ傷肉盛り溶接修理 ※大きな曲りや割れ修理に比べれてガリ傷肉盛り修理など何て事ない修理ですが削り込みやパテ埋め補修など理解出来ません・・・
ガリ傷修理が終われば2Ps本体丸ごとの研磨
2Ps本体のインナーリムから側面リムのパウダーグロスブラックの静電噴射!
リムフランジ部からパウダー塗装残りを剥ぎながらBBFバフ研磨します。
アウトリムのBBFバフポリッシュ後はパウダークリアーでコーティング
黒ボルトから再クロームしたピアスボルト装着合体完成です。
インナーリムから側面リムのパウダーグロスブラックは見た目だけが目的ではありません。裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムへは特にパウダーコートが効果的です
元の黒ボルトよりも再クロームしたピアスボルトでワンポイントのアクセントになりディスクのガンメタとリムポリッシュをより引き立てます。
■LM18x8Jフルパウダーコートの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・BBFバフポリッシュ(パウダークリアー)
2・2Ps本体リム・・・・・・・パウダーグロスブラック
3・センターディスク・・・・スパークアイロンダーク
4・ピアスボルト・・・・・・・・黒ボルトからクローム
5・エアーバルブ・・・・・・・新品交換
6・エンブレム・・・・・・・・・交換無し
※LM20本以上RS70本以上の純正リムをストックしてありますのでリム交換の祭はお問い合わせください。
同時期入庫したその他のLM軍団パウダーコート3セット完成「パウダーシルバー+ポリッシュ」・「リム&ディスク/パウダーマットブラック」・「パウダーマットブラック+裏組ポリッシュ」詳細は後日ブログにて案内します。
※現在進行中のLM軍団4台はもうしばらくお待ちください。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
TEL0995-65-7225(平日AM9:00時~PM19:00時まで日曜、祝祭日はお休み)
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