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2016.11.10

LM19インチ/パウダーDSK-Pフルパウダーコート裏組み

LM19インチ/パウダーDSK-Pフルパウダーコート裏組みLM19インチのパウダーコートDSK-Pフルパウダーコートの裏組み仕様です。

高級感有る溶剤のメタル調ハイパー塗装は4層以上の重ね塗りのため塗装が剥げ易く脆いのが欠点です。

ハイパー塗装の欠点を補うために頑丈肌パウダーコートの「ミラークローム&スーパークリアー」によるDSK調とPのポリッシュから2Ps本体フルパウダーコートで模様替え!

BBS-LM19インチ/パウダーコートによるDSK-Pフルパウダーコート裏組み


茨木県のお客様・・・他店修復歴有りのLM-DSK-Pですが手直し修理から耐久性重視のフルパウダーコートによるDSK-Pに塗り替えします。

「クレーム無し」と書き込んで有る修復歴ホイールが頻繁に舞い込んで来ますが「上手く直っていませんヨ!」って意味でしょうか?・・・

削り込み修理からさらにガリ傷がついていますので現状での修理になります。

肉盛り溶接研磨形成しますが他店修理の肉厚が基準になります。
※曲りガリ傷は治せても削り込んで失われた肉厚復元は出来ません。

インナーリムから側面リムの剥離からリム研摩

2Ps本体のパウダーシルバー静電噴射!

アウトリムをBBFバフポリッシュしてポリッシュ面への密着性向上のためのガスグラスプライマーの化学処理

BBFバフポリッシュしたアウトリムのパウダークリアー静電噴射!

センターディスクの剥離ブラスト研磨

ハンドアクション研磨

バレル荒研磨まですればパウダーコートの下処理はほぼ完璧です。

1コート目のパウダーミラークロームの静電噴射!

パウダーミラークロームをベースとしてDSKの準備

2コート目のパウダースーパークリアーの静電噴射!

洗浄研磨したピアスボルトを裏組組み付けして完成です。
※裏組の注意点は下記説明

裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんのパウダーコートのカラーに関係なく「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などインリムはパウダーグロスブラックがお勧めです。またガラスコーティングなども必要有りません。

パウダークリアー独特のモッチリした頑丈肌のポリッシュクリアーになります。

先塗りしたリムフランジのパウダーシルバー残し

■LM19インチパウダーコートDSK-P裏組(アンダーディスク仕様)の詳細■

・アウターリム・・・・・・・BBFバフポリッシュ(パウダークリアー)
・2Ps本体塗装・・・・・・パウダーシルバー
・センターディスク・・・・パウダーコートDSK
・ピアスボルト・・・・・・・クローム洗浄研磨再利用
・ナット・・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨再利用
・エアーバルブ・・・・・・・洗浄研磨再利用
・エンブレム・・・・・・・・・赤パッチ新交換

パウダーコート(DBK&DSK)は200℃高温焼き付けの塗膜では無く樹脂膜のため「密着性、耐光性、耐色性、耐熱性、頑丈肌」など溶剤ハイパー塗装の比では有りません。「丈夫で長持ちお手入れ楽々」で耐久性やメンテナンスの面ではパウダーコートによる(DBK&DSK)が断然優位です。

・・パウダーコート(DBK&DSK)の弱点欠点・・

1・パウダーコートは粉(個体)の静電気蒸着方のためプラ樹脂製は通電せず高温焼き付けに耐えきれませんので金属製以外のモノは施工が出来ません。
2・液体ガン吹き溶剤塗装の様に臨機応変に部分塗装修理が出来ません。
3・200℃高温焼き付けのため「虫食い、腐食、巣穴」の酷いモノは空気発泡現象が起きます。
4・パウダーコート(DSK)は溶剤DSKとほぼ同じ色調色合いになりますが、パウダーコート(DBK)はやや青赤みが有り溶剤DBKとは若干の色ずれが有ります。

【溶剤ハイパー塗装とパウダーコート塗装肌の強度比べ】 実験YouTube動画

https://www.youtube.com/watch?v=EwgV3IQNJiU

■溶剤ハイパー塗装の特性のおさらい■

ハイパー塗装は一般的な調色した溶剤2コートカラー塗装と違い4~5層の塗装を重ねたレイヤー式のメタル調表現のため密着性を犠牲にして成しえる高級感あるハイパー塗装になります。

  

ハイパー塗装はベースカラーの上へ銀膜から最終のトップコートまでの中間塗装はサイディングや密着剤添付が出来ません。つまりベース上の中間から上の層まではバームクーヘンのように挟んで重ねてあるだけのため密着が悪くなり飛び石に弱く、また取り付け時の工具干渉やタイヤ組み付け傷など付きやすく塗装肌が軟弱な事が最大の弱点ですのでタイヤ組み付けや装着作業また普段のメンテなど極デリケートに扱いう必要が有ります。 

それら密着性を犠牲にして特殊なカラー表現ですので高級特殊塗装と言われる(ハイパーやスパッタリングメッキ)は重ね塗り手法のためカスタム塗りも社外量産新品や純正ホイールなどハイパー塗装は全て高圧洗浄機や洗車機は絶対厳禁です。

・・LM裏組(アンダーディスク)仕様の注意点・・

表組用の勘合を作られたディスクを裏から組めば当然勘合が合いません。勘合の無いディスクを裏から組んで既存のピアスボルトを締めて「ハイ完成!」と安易な組み付けでは有りません。

勘合の無い裏組のため最善の方法を施しては有りますが正規の組み付けでは無く改造の組み付け装着とまりますので強度的な面など当社での責任は負いかねますので自己責任としてご判断ください。

再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。

4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!

お問い合わせやお見積もりは会社メール nishi@243ok.co.jp  の方へお願いいたします。 

メール返信のお願い・・毎日多くのメール問い合わせのため随時回答返信が出来ない場合や携帯からのメールは一部返信不可や文字化けなどが有りますので3~4日たってもこちらからの返信メールが無い場合は直接お電話ください。

TEL0995-65-7225(日平日AM9:00時~PM19:00時)にお願いします。日曜祝祭日はお休みです。

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