仕上げ実績・ブログ
2012.06.07
カールソン19インチ1/6&1/16再塗装&ダイヤモンドカットのリフレッシュ
カールソン1Ps鋳造19インチ「1/6と1/16」の再塗装からダイヤモンドカットへのリフレッシュです。
1Psのリム/ディスク個別仕上げは全て本体カラー塗装を済ましてからアウターリム部をご予算、お好みに応じてポリッシュ加工(BBFバフ・ダイヤモンドカット)いたします。
1Psへの丸塗りカラー塗装フィニュッシュと違いさらにリムポリッシュ加工が追加されますのでのポリッシュ加工がワン工程追加料金となります。今回のカールソンに限らず1Psリム/ディスク個別加工は全く同じ作業の流れですので是非参考にしてください。
カールソン1Ps鋳造19インチ「1/6と1/16」の再塗装からダイヤモンドカット
その1・・カールソン1/16鋳造19インチシルバーメタ&ダイヤモンドカット
福岡県のお客様・・塗装面もリムポリッシュもかなり痛んでいますが無垢の状態ゼロからスタートすればほぼ元通りに蘇ります。 パウダーコートから溶剤カラーさらにダイヤモンドカットと連携すれば中古再生技術としてこれ以上の仕上がり感は他に無いかと思います。
シルバー塗装部は退色劣化が進みリムポリッシュ部は修復暦有りで雑な研磨仕上げです。
剥離からブラスト研磨、ハンド研磨、リム研摩を済ましてベースとなるパウダーコートシルバーを噴射します。
パウダーコートシルバー丸塗りの完成!
パウダーコートシルバーはあくまでもベースファンデーションですので表デザイン面はお化粧となる溶剤ウレタンシルバー塗装のために足付けサイディングをします。
溶剤ウレタンシルバーからクリアートップコートまで完成させた後、リム面のポリッシュに入ります。
アウターリム部をダイヤモンドカットしてクリアートップコートを塗って全て完了となります。
ホイール本体の裏面インナー部と側面部は最初に丸塗りしたベースとなるパウダーコートシルバーフィニュッシュとなります。
その2・・カールソン1/6鋳造19インチシルバーメタ&ダイヤモンドカット
神奈川県のお客様・・こちらはリムのガリ傷は有りますがディスク部の塗装の状態が良好のため、上記1/16のように塗装剥離からブラスト、パウダーを要さず既存の塗装へ溶剤シルバーカラーしてのダイヤモンドカットでしたのでと下処理代がカットされた分お安く上がっています。
こちらも一旦シルバーメタをクリアーまで完成させた後リムのみダイヤモンドカットとなります。
1/6と1/16は完成後の仕上がりの見た目は同じですが下処理からの塗装工程が大きく違いますので納期や料金も変わってきます。
1Psのリム・ディスク個別仕上げはリムポリッシュが「BBFバフポリッシュ・ダイヤモンドカット」どちらでも一旦本体を丸塗りカラー塗装完了後さらにリムポリッシュ加工となります。
★お値段、カスタム、個性重視ならBBFバフポリッシュ!
★新品の肌オリジナル同質重視ならダイヤモンドカット!
と言ったところでしょか?どちらが良い悪いは有りません。好みの問題です。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
PS:最近たまにこちらからのメールの返事が返ってこないとクレームが御座います。 手が空かず当日返信は出来ない事も多々ございますが、2~3日以内には返信するようにしています。
それでも返信がない場合は携帯やPCの迷惑メール設定などが考えられますので2~3日以内に当方からの返信が無い場合は確認のため直接お電話ください。
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2012.06.05
スポーテック(SPORTEC) MONO10/19インチ
溶剤ウレタンカラーの再塗装の場合、既存の塗装へ上塗りが可能ですが既に他所で上塗りされたカラーホイールへまた上塗りすればさらに塗膜が厚くなってしまいます。それより前回他所でどんな下処理を施したのか定かでは有りませんので上塗り塗装されたホイールへの再塗装は全て塗装剥離して無垢の状態からの塗装とさせて頂きます。
塗装剥離して無垢の状態になれば通常の溶剤サフだけでなくパウダーコートも選択できます。
スポーテック(SPORTEC)MONO10/19インチ曲り修理から再塗装リフレッシュ
岐阜県のお客様・・以前も他のホイールの修理から再塗装を頂いたお客様です。
修理してそのままベロッと上塗りしたのでは有りません。塗装剥離してブラストして研磨してパウダーコートから溶剤ウレタンカラー「アウディーボディー色NO:LY9C」塗装と手の込んだ再塗装 です。
1本が大きな曲り有りです。これを直さないと後の3本も先へは進めません。
重量のある肉厚の鋳造品の曲り修理は合金リムと違い難しい修理です。
塗装が修理の邪魔になりますので大まかに塗装を剥いでからプレスしましが、鋳造品は粘りが有りませんので強引にプレスすると赤丸部のリムとディスクの付け根にクラックが入ってしまいます。クラックが入らないように余熱して時間を掛けジュワーとプレス修理します。
押し込みの衝撃によるエグレが有りますが、中周円と外周円が出たらプレス終了です。 ガリ傷や曲がり修理が本来のホイール修理屋のお仕事です。修理が出来ないと塗装や磨きへと先に進めません。
プレス出しで足りない外周円を表裏包み込むように溶接肉盛りします。
溶接肉盛りした箇所をハンド研磨形成します。ここが腕の見せ所です。
これからブラスト研磨、エアーツールハンド研磨、リム研磨となります。
形を形成して原型復元したら荒研磨から塗装下処理となりますが、海外の鋳造ホイールは鋳物肌が粗いためそれを削ってからさらに他所には無いバレル研磨機にて荒研磨をかけます。
これで素地の表面全体が平滑になれば塗装肌も当然平滑な肌に仕上がります。
ベース下地としてパウダーホワイトを厚めに塗ります。
200℃で10分間チンして下地ベースのグロスホワイトになります。
これからさらにパウダー肌の表デザイン面を磨いで溶剤ウレタンカラーでお化粧塗装をします。
アウディーボディー色溶剤カラー「NO:LY9C」の完成です。
パウダーコートの白もアウディーボディーの白も写真やモニターではあまり違って見えませんが・・・
ホイール裏面やサイド面は下地ベースとなるパウダーグロスホワイトフィニュッシュとなります。
お客様より装着写真を頂きましたので紹介いたします。
溶剤ウレタンカラーへの再塗装で塗装剥離を要した場合はパウダーコートをベースとして塗装した方が断然お勧めです。
近年のブランドメーカーの量産式新品ホイールのカラー塗装ホイールは全てパウダーコートからの溶剤カラー塗装仕上げとなっています。メーカーの新品とはブースや機器の設備が違いますし、また私共は中古の1品モノを扱っていますので新品とのクオリティーの差は多少有って当たり前です。新品に少しでも近付けるように下処理からの工程やノウハウなどほぼ同じ方法で日々努力精進の毎日です。
PS:つい最近他のお客様からですが、奥さんに「あんたいつの間に黙って新品ホイール買ったのよ」って怒られたそうです。嬉しいクレームです。・・・
●溶剤ウレタンカラー(液体スプレー式)は、車のボディーカラーと同質ですので、耐久性は十分なレベルですが、傷に弱く、剥がれ易く、退色性に劣ります。しかし最大の利点は調合次第で無限のカラーが作れる事と部分修理、重ね上塗り、部分塗装が可能な事です。
●パウダーコートカラー(固体静電式)は調色が出来ない 、部分塗装や重ね上塗りが出来ません。しかし最大の利点は密着性、退色性、耐久性、肌の硬さは溶剤ウレタンカラーの比では有りません。
完全無欠の塗装は存在しませんので、それぞれ一長一短があります。
そんな一長一短を目的に応じて使い分けや複合してこそベストな塗装の選択です。
スーパーミラーポリッシュ・BBF鏡面研磨・ハイパー塗装・ウレタンカラー塗装・粉体パウダー塗装など、磨きや塗装が出来ても、基本・土台となる確実な修理、修正が出来てないと見た目だけ綺麗にしても意味がありません!!
4本セットリフレッシュ・リメークに限り今年も送料往復無料キャンペーンを継続中です。
修理ついでに色換え、磨きなどお考えの方はこの機会に是非ご相談ください。
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- パウダーコートベースからの溶剤カラー塗装
2012.05.31
BBS-RS17インチスーパーミラーポリッシュとリム交換&パウダーコート
LMに次ぐ入庫数の多い旧RSへのスーパーミラーバレル研磨からアウターリップ交換によるカスタムワイド(F9J&R10J)になったスーパーポリッシュRSの紹介です。
バレル研磨でなければ磨けない「ディスク部・メッシュプレート・キャップ」はミラーポリッシュしてインナーリムはパウダーコートしてアウターリムは新品交換です。
BBS-RS17インチのスーパーミラーバレル研磨からリム・パーツ交換
群馬県のお客様・・サビサビのピアスボルトやリム修復暦有りで腐食劣化の有る事など今回は関係ありません。それら全て交換してさらに色塗りでは芸がないとの事でディスクをバレル研磨にてスーパーポリッシュにしたら激変しました。
分解前に立ちはだかる壁!
ホイール本体の腐食に伴いピアスボルトのナット側も原型をとどめず外しようの無い状態ですので潔くグラインダーでカット削除します。 もちろんピアスボルトも廃棄です。
無事に3分割できたらインナーリムを剥離から研磨してパウダーコートの下準備です。
インナーリムへ固体の粉を静電気でくっ付けたパウダー噴射状態です。
これを200℃でチンすれば樹脂膜のグロスブラックとなります。
※腐食の酷いモノへの高温焼付けのパウダーの場合は腐食部から一部空気や異物など沸きの現象が現われます。でもそれも場所的にインナーですので許要範囲としてください。
インナーリムパウダーグロス完成!
60℃焼きの溶剤と違いパウダーは200℃の高温焼付けで樹脂膜の頑丈肌となりパットカスや汚れも付き難く掃除メンテがやり易いためインナーリムには適した塗装です。 最近のバイクのフレームやホイールなど、ほとんどがこのパウダーコートです。
ディスク部はミラーポリッシュ用に剥離ブラストからハンド荒研磨します。
一旦磨いて細かな部分をチェックして表面の溝やエグレ箇所も念入りに研磨します。
バレル仕上げ研磨の完成です。2次元ですのでメッシュサイド面は鈍い銀の光沢となります。 これからクリアーコートの塗装をいたします。
メッシュプレートとキャップ用の改良版のバレル研磨用ジグにセッティングして磨き込みます。
シミだらけの痛んだキャップもピカピカになります。
さらにポリッシュからゴールドキャップへ加工します。
ポリッシュへ金を染めてゴールドポリッシュキャップとなります。
ゴールドメッキでは有りません。ゴールドポリッシュです。
2.5Jのアウターリップも入荷して全パーツ完成揃い組み!
ゴールドピアスボルトを装着組み付け完成です。
インナーリムは丸ごとパウダーコートグロスブラックフィニュッシュとなります。
F側アウターリップ0.5Jから2.5Jアップで7Jから9JとなりR側アウターリップ0.5Jから2.5Jアップして8Jから10Jとなりました。
大口径ホイールよりもホリ深ホイールの方が断然かっこいいです。
RSは日本に限らず世界で人気商品のため最近海外からのメールや電話でのお問い合わせが有ります。色を変えたり、磨くだけでなくサイズ変更も自由自在に世界に一つの自分だけのRSを提案、提供いたします。※スーパーRSやLMは2Psですのでインアウトの交換は出来ません。
BBS-RSは20年前の年代モノの中古品です。ガリ傷や曲りがなど劣化は当然あります。基本、土台となるホイール修理が出来て初めて様々なパーツと取り替えて世界に二つと無いRSが追求できます。ただ単にパーツ交換さえすれば良いモノでもありません。
■BBSーRS17インチ リフレッシュカスタム加工の詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・2.5Jの新品リップ交換(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・パウダーコートグロスブラック
3・ディスク&プレート・・・・・・バレル研磨ミラーポリッシュ(オンクリアー)
4・キャップ・・・・・・・・・・・・・・ゴールドポリッシュ
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・新品ゴールドクロームと交換
6・3Psコーキング・・・・・・・・シーリング打ち直し
7・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研磨
8・エンブレム・・・・・・・・・・・交換無し
BBS-RSアウターリムのサイズや交換の詳細はこちら
アウターリムポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩、スーパーミラーバレル研磨、ダイヤモンドカット」の3種の研摩加工にて対応しています。
※リムの構造、材質、損傷程度で対応できないモノの有ります。
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
ディスク加工は「スーパーミラーバレル研磨・溶剤系ウレタンカラー・パウダーコート・ハイパー塗装」などバリエーション豊富に対応しています。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
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お電話でもお気軽にお問い合わせください。
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PS:最近たまにこちらからのメールの返事が返ってこないとクレームが御座います。 手が空かず当日返信は出来ない事も多々ございますが、2~3日以内には返信するようにしています。
それでも返信がない場合は携帯やPCの迷惑メール設定などが考えられますので2~3日以内に当方からの返信が無い場合は確認のため直接お電話ください。
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