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仕上げ実績・ブログ - パウダーコートカラー丸塗り

2014.09.30

ENKEIパウダーグロスホワイト/ロゴ復元クリアー抑え

パウダーグロスホワイトからロゴシール保護抑えの溶剤クリアー仕上げです。

ロゴシールは塗装後の貼り付けでも構いませんが小文字の切り文字シールの場合はシールが剥げ易くなるため剥げ防止にクリアーで抑える方法が有ります。

塩ビのロゴシールは高温焼き付けのパウダークリアー200℃では溶けてしまうため低温焼き付け60℃の溶剤硬質クリアーになります。

ロゴシール復元貼り付けでパウダーコートフィニッシュ肌を希望する場合のロゴシールはパウダーコート肌の上に貼り付けになります。



ENKEIパウダーグロスホワイトロゴ復元クリアー抑え



長野県のお客様・・元はややパールの入った溶剤ホワイトのENKEI17インチです。







目視で確認出来ない曲りでじゅわ~と曲った感じのリムです。

こんな曲りは結構横振れを起こしますので逃がさず曲り修理から







剥離した状態ですがかなり腐食が進行しています。







小さなガリ傷でも深い傷は全て肉盛り溶接します。







リム、ディスクの研磨形成







インリムは腐食削除からリム研磨







パウダーグロスホワイトの静電噴射!







パウダーグロスホワイト冷却完成







パウダーコート肌を足付けサンディングしてシール貼り付けします。







デザイン天面部のみクリアー抑えから艶出し保護のため溶剤硬質クリアー塗って完成です。







インナーリムから側面リムは溶剤が被らない様にマスキングしてパウダーコート肌残しです。

裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点からインリムへのパウダー肌残しをする理由と拘りです。









塗装や磨きのリフレッシュは前処理(修理からの原型修復)と下処理(剥離研磨からのベース造り)がです。パテ埋めて色を塗る位の事は素人でも出来ます。







装着写真を頂きました。GX71系3兄弟「マークⅡ、クレスタ、チェイサー」は渋いいい車ですね。



4本フルリフレッシュ・リメークに限り送キャンペーン中!



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2014.07.05

RAYS-TE37SLとMKWのパウダーコートとロゴ復元制作

国産鍛造(FORGED)のRAYS-TE37SL17インチとアメリカ製鋳造(CAST)MKW19インチ2台共パウダーコートフィニッシュとロゴシールの復元です。

パウダーコートは腐食が無い限り国産の鍛造(FORGED)&鋳造(CAST)まず問題有りませんが、海外モノの鋳造(CAST)品は国産品に比べれば造りが良くないですのでやや不安も有りますがMKWに関しては特別問題も起こらず上手く行きました。

新品カラー設定には無いワンオフならでは強度重視のパウダーコート仕上げでTE37SLはグロスホワイト、MKWはハーフホワイトです。両者前処理からパウダーコートまでは同じ工程ですので2台まとめて紹介いたします。

RAYS-TE37SLとMKWのパウダーコートフィニッシュ

その1・・
RAYS-TE37SL17インチ鍛造(FORGED)パウダーグロスホワイト


宮崎県のお客様・・ダイヤモンドカット特有の白ミミズシミは有りますが曲りや傷の無い程度良好なTE37SL17インチです。量産新品のダイヤモンドカットはクリアー肌が超軟弱(剥げ易く白ミミズシミが入る。)ため耐久性重視のパウダーグロスホワイトにします。




塗装剥離ブラストからリム研磨


パウダーグロスホワイト静電噴射


自社で制作したロゴシールを貼り付けてパウダーグロスホワイト丸塗りの完成


1Psへのパウダーコートはインナーリムから側面リムまで全て塗ります。




GT-R用のレース仕様には耐久性重視のパウダーコートフィニッシュが一番理想的です。少々の飛び石などびくともしません!

その2・・MKW19インチ鋳造(CAST)パウダーハーフホワイト

長野県のお客様・・ガリ傷有りのハイパーシルバー(DSK)のMKW鋳造(CAST)19インチです。海外モノへのパウダーコートは仕上がりにやや不安が有りますがパウダーホワイトハーフ(5分引き)にします。




塗装剥離からガリ傷修理を済まして本体全面研磨


パウダーハーフホワイトの静電噴射


プラ製のキャップ1個爪が3ヵ所折れていてまたこちらの不手際で塗装の温度が高過ぎたため1個変形させてしまい2個新品をオーダーしての再塗装になりました。
プラ製のキャップは剥離が出来ない事と焼き付け釜の温度もマチマチで再塗装では損傷のリスクが高いためプラ製のキャップの塗装はやりたくないのが本音です。


プラ製のキャップへロゴを入れて艶消しクリアーで抑え完成です。


裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点からインナーリムから側面リムまでパウダーコートを丸塗りする理由目的です。


アルミ製のキャップならホイール本体と同時にパウダーコート出来ますがプラ製はパウダーコートが出来ないため溶剤塗装でパウダーコートの色に近づけ調色してさらに艶消しですのでプラ製キャップ塗装に手間が掛かりました。


装着写真を頂きました。

パウダーコートは高温焼き付け(200℃前後)のため海外の鋳造(CAST)ホイールは生産国、素材造りにより気泡、湧きが発生しますのでやってみない事には結果が見えませんが、中国製の鋳造(CAST)ホイールやクロームメッキ剥離からのパウダーコートフィニッシュはほぼ不可です。※パウダーコートは下地ベース利用として可能


4本フルリフレッシュ・リメークに限り送キャンペーン中!

リムのみまたはディスクのみ修理加工や単品修理はこちらからの送料片道負担とさせて頂きます。フルリフレッシュ・リメークでは有りませんので料往復無料

メール返信のお願い・日々膨大なメール問い合わせのため随時回答返信が出来ませんので3~4日たってもこちらからの回答返信メールが無い場合は直接お電話ください。
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2014.05.22

VOLK/ZE40鍛造(FORGED)パウダーレッドとパウダーキャンディーイエロー

パウダーコートは溶剤カラーの様に既存カラーへ上塗りは出来ませんので新品・中古・問わず塗装剥離ブラスト研磨して無垢の状態へ戻してからのスタートです。

今回はソリッド系「パウダースーパーレッド」と透明系「パウダーイエローキャンディー」との下処理の違いを案内します。

ソリッドやメタリック系のパウダーカラーは塗装剥離ブラスト研磨からハンド研磨して場合によりバレル荒研磨からパウダーコートを静電噴射します。それに対して透明のキャンディーは一般的なパウダーカラーと同じ下処理では透明キャンディーの特性が生かす事が出来ません。

透明系のキャンディーをより効果的に表現するためには前処理として当店自慢のバレル研摩と連携してベースを光らしてから透き通た光沢の有るキャンディー本来の表現が可能となります。



VOLK/ZE40パウダースーパーレッドとパウダーキャンディーイエロー



福岡県のお客様・・・新品同様の18インチVOLK/ZE40マットブルーガンメタ8本をパウダースーパーレッドとパウダーキャンディーイエローに塗り分けです。







8本同時に剥離からリム研磨



1台目・・パウダースーパーレッド



天面はさらにアクションハンド研磨







スーパーレッドのパウダー静電噴射!







1台目パウダースーパーレッドの完成!







インナーリムから側面リムまでパウダー丸塗りです。





圧倒的な赤で艶感もよくとても綺麗な赤ですね。







2台目・・パウダーキャンディーイエロー



ソリッドカラーと違いこちら透明系のキャンディーカラーはベースをまずはテカテカに磨いてからのパウダーコートになります。







ハンドバフから全体的に均等に光沢を出すためにバレル研摩でベース造りをします。







バレル2次元研磨の完成!天面はテカテカ光沢でスポークサイド面は2次元バレル特有の鈍いユズ肌のいぶし銀になりますのでキャンディーカラーも2次元そのままテカテカ光沢いぶし銀のまま反映されます。







パウダーキャンディー静電噴射!







光沢の有る透き通ったキャンディーイエローの完成です。







本体丸ごとバレル研摩しますのでインナーリムから側面リムまで透明感ある鮮やかなキャンディーカラーになってます。









バレル2次元研磨で下地を生かして天面は光沢有るキャンディーになりスポークサイド面はユズ肌光沢のキャンデーになります。







一旦バレル研摩しないと普通の下処理ではこのキャンディーカラーは表現は出来ません。







こちらバレル研摩無しの普段の下処理から同じパウダーキャンディーを塗ったモノです。基本色カラーと違った表現で個性的で綺麗では有りますがそれは本来のキャンディーとほど遠い表現です。







バレル研摩有り無しを比べれば一目瞭然!



今人気のブラッシュドも可能ですがブラッシュドはデザイン構造を選びます。またスポークサイド面を磨く目的でブラッシュドする場合でも前工程のバレル研摩は必須作業です。



キャンディーカラーの基本色「レッド・ブルー・イエロー・ピンク」と各色のLIGHTやDARKが有ります。またキャンディーカラーは配合が出来ますのでゴールドやパープルその他様々なカラーが可能です。

今後新色も出てきますのでご期待ください。



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2014.05.04

BBS-RGスバル純正STi修理手直しからのパウダーマットブラック



スバル純正BBS-RG-STiのパウダーマットブラックの再塗装!

単に塗り直しするだけでは無く塗装前の一番大切な原型修復のホイール修理からの再塗装リフレッシュ・リメークがメインテーマです。



BBS-RGスバル純正STi修理手直しからのパウダーマットブラック

埼玉県のお客様・・・全体的に程度はいいですが一部修理再塗装されていますので後塗りホイールの見積もりは先に塗装を剥いで現品確認後となります。







4本塗装を剥いで現品確認!









見えて来ました巣穴だらけのパテ埋め補修!

溶剤仕上げならこのままでも構いませんがパウダーコートでは巣穴から気泡、湧きが出ますのでここままでは出来ません。この程度なら溶接手直しが可能です。









リムの外周も削り過ぎで薄くなっていますのでここもやり直しです。









巣穴が有った箇所は潔く削り落とします。









新たに肉盛り溶接









削り過ぎで薄くなったリム箇所も肉盛溶接で継ぎ足します。









巣穴削除から肉厚復元の完成です。

ホイール修理屋としての拘りでパテ埋め補修などやりません。

鋳造(CAST)ホイールは一部巣穴が出る事は有りますが密度の高い鍛造(FORGED)や板モノ合金プレスホイールは上手に溶接すればほとんど巣穴(ピンホイール)など出ません。







インナーリムから側面リムまで研磨して後はパウダーコートの下処理に入ります。









パウダーマットブラックの静電噴射!







パウダーマットブラックワンコートの完成!

座金ブッシュ式のホイールは全て外してからブラスト掛けて装着しています。







インナーリムから側面リムもパウダーコート丸塗りです。







綺麗に上手に塗装出来ました!・・の宣伝自慢の前に本質はホイール修理屋さんですから見えない前処理となる修理技術が有ってからの再塗装です。





パウダーワンコートの流れ

※1Psは本体丸塗りしてますが2・3Psは分解してリムとディスクパーツ別のパウダーコートになります。

①曲り、ガリ傷修理~ ②塗装剥離~ ③ブラスト研磨(ドライ&ウェット)~ ④ディスク部はアクションハンド研磨~ ⑤リム研磨(アウト、インナー、側面リム)~ ⑥丸ごとバレル荒研磨~ ⑦完全脱脂~ ⑧120℃空炊き~ ⑨静電パウダー噴射~ ⑩冷却完成!



パウダーコートは腐食の有無と素材造りの良し悪しで仕上がりが左右されます。

鍛造品は100%日本製ですので腐食が無い限り問題無しとして鋳造品も国産品で腐食が無ければほぼパウダーコートフィニッシュが可能ですが、中国製の鋳造品は高温焼き付けによるブツ、湧きが確実に発生しますのでパウダーコートフィニッシュはほぼ不可です。

有名社外ブランドホイールでも鋳造ホイールは海外特に中国で造られたモノが多くなってしまっています。・・・国産車の純正ホイールは日本製品(ほとんどエンケイ製)ですのでほぼ問題不具合が発生しません。



パウダーのメタリック系(ゴールド&シルバー)は発色、艶感は溶剤に比べてやや劣リますが、白黒(グロス&マット)のような原色カラーや調色を要さないソリッド系カラーは発色、艶感は溶剤に劣る事も無く頑丈肌のパウダーコートがお勧めです。



パウダーコートは調色が出来ませんので指定カラーで調色を要す場合は溶剤ウレタンカラーとなります。



●液体溶剤ウレタンカラー(液体スプレー式)は色合い見た目、耐久性はボディーカラーと同質です。欠点は傷に弱く、剥がれ易く、退色性に劣ります。最大の利点は調合次第で無限のカラーが作れる事と部分塗装重ね塗りが可能な事です。

●固体樹脂パウダーカラー
(固体静電式)の欠点は調色が出来ない事と部分塗装や重ね塗りが出来ません。最大の利点は密着性・退色性・耐光性・塗装肌の硬さは溶剤ウレタンカラーの比では有りません。



植毛塗装・チジミ塗装・ザラザラパウダー・ガンコートなど特殊塗装も可能です。



仕上げのお化粧塗装や磨きは基本土台となる修理が出来てからの話しです。





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2014.04.17

ifogido(アイフォージド)26インチ/ブラッシュドからパウダーグロスブラック

ブラッシュド傷直しついでに模様替えでアウト&インのパウダーグロスブラックです。

何分規格外のでかい26インチですのでリム研磨用のジク作成から始まり塗装や組み付けに難儀しましたが何とか上手くいきました。

2Psハメ殺しの場合今回のような加工は出来ませんので「大きい、小さい」は関係なく構造で加工の「可・不可」が決まります。



ifogido(アイフォージド)26インチ/ブラッシュドからパウダーグロスブラック



長野県のお客様・・・26インチは当店お初ですがとにかくでかい・・・値段も同然でかいです。タイヤとセットで軽自動車なら新車が買えます。







比べて見れがこんな感じ!18インチのRG-Rが小さく見えます。8インチホイールがかわいいですね。26インチとリムの出域で直径710ミリ有ります。高級鍛造(FORGED)ホイールですので重量は1Ps鋳造(CAST)ホイール19インチとほぼ同じくらいで取扱いは以外と楽でした。







バルブは小ささな穴一杯で収まっていますのでこれではバルブ交換時に簡単には外れそうも無くバルブ交換のたびにディスクを外さないといけない場合も出て来ます。







バルブ交換の事も考慮してサービスでU字型に逃げを掘りました。







26インチはお初のためリム研磨用の専用治具を造ってアウトリムの傷修理からリム研磨







インナーリムは白アルマイトでしたのでアルマイトを剥いでリム研磨用の専用治具でインリムも研磨します。







アウトリムへのパウダー静電噴射!







アウトリムへのパウダー静電噴射!







アウトリムのパウダーグロスブラック完成!(RS17インチのディスクを入れて見ました)







インリムのパウダーグロスブラック完成!







合体組み付け完成!※組み付けは大人二人がかりでかなり時間を要しました。







インリムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点からインリムにはパウダーコートがお勧めです。

腐食の酷い中古のインリムへのパウダーコートは高温焼きにより腐食部からブツ、湧きが出てしまいます。でも・・そこは裏面インリムですので溶剤塗装でビジュアル重視するより耐久性の観点から多少のブツは有り、犠牲としてもインリムにはパウダーコートの方が良いかと思います。ガラスコーティングなども必要ないです。







同表現のブラッシュドリムも渋くていいですが、ディスクのブラッシュドとリムのグロスブラックの2トーン表現も有りですね。







治具造りから始まり約2ケ月掛かりましたが何とか無事に終了しました。

※24インチ以上の1Ps鋳造(CAST)ホイールは取扱い上お断りしています。







一昨日完成したBBS軍団8台とその他3台計11台完成しました。写真以外の単品修理依頼品も9本完成です。梱包に丸1日掛かります。まだまだこんな状況がしばらく続きます。



超繁忙期のため今お預かりの商品など納期がずれ込んでしまいご迷惑おかけします。



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2014.02.26

OZ19インチ/Raffaello/3Psパウダーマットブラック塗り替え

OZ19インチRaffaello(ラフェエロ)3Psのパーツ別パウダーマットブラックへ塗り替え

超高額鍛造ハンドメイドのバレル3次元研摩3Psを分解して各パーツ別にパウダーマットブラックにします。

鍛造ホイールは鋳造ホイールの様に空気孔は全くできず組織も極めて密となり高い強度が得られます。そのためパウダーワンコートフィニッシュやバレル研摩に適した高性能ホイールです。





OZ19インチRaffaello3Psパウダーマットブラック塗り替え



福岡県のお客様・・・・毎月数件ご依頼頂く高級外車専門ディーラーのお得意様品です。スーパーカー用の鍛造ハンドメイド3PsフェラーリのRaffaello(ラフェエロ)など鹿児島では見た事も無く、車が買えるほどの高額なホイールですがなんと変な修復歴有りです。







まずは変な修復歴を手直ししてガリ傷修理!







アウトリムガリ傷修理してパウダーコートの前処理







インリムも剥離後に研磨機で研磨してパウダーコートの前処理







ディスクも剥離してブラスト研磨かけてからアクション研磨してパウダーコートの前処理











アウトリム・インリム・ディスクそれぞれ個別のパウダーマットブラックの静電噴射!









今回のメインイベントはアウトリムの赤ラインはシール式では無く拘りの赤塗りでリム端から6ミリ、赤ライン6ミリなど正確な数値の円状のハンドマスキングなど不可能ですのでカッティングプロッターでライン枠マスキングを作成します。







リム端からの距離数値など正確な円赤ラインのマスキングします。







下地が黒のためいきなりの赤ではドス黒い赤になりますので下地に一旦白を塗り鮮やかな赤を表現します。







赤ライン塗装は「密着プライマー~白~赤~クリアーコート」の4層塗装です。

シールのように貼り直しなど出来ませんので、失敗すればまたパウダーマットブラックからのやり直しになる作業リスクが伴うライン入れです。







3Ps全パーツ(計12枚)の個別塗装の完成!







フロント側完成







リアー側完成







インリムも腐食がなければ表デザイン面同様のクオリティーになります。

※注):インリムは普段洗浄メンテが出来ない箇所のため「パットカス、油、泥、コールタール、水気、その他傷」など付きやすくいつも汚れっぱなしの部位のため比較的新しいホイールでない限りほとんどインリムは腐食して傷んでいますのでパウダーコートした際に多少の荒出現(ブツ、湧き)など出る事は有りますがそこはインリムですので多少のブツ出現は許容範囲として御理解ください。







全体真っ黒ケでは無くピアスボルトと赤ラインのワンポイントのアクセントが付いて軽量性と鋼性の実現です。



パウダーワンコートの流れ

※2・3Psは分解してリムとディスクパーツ別の下処理からの作業となります。

①曲り、ガリ傷修理~ ②塗装剥離~ ③ブラスト研磨(ドライ&ウェット)~ ④ディスク部はアクションハンド研磨~ ⑤リム研磨(アウト、インナー、側面リム)~ ⑥丸ごとバレル荒研磨~ ⑦完全脱脂~ ⑧120℃空炊き~ ⑨静電パウダー噴射~ ⑩冷却完成!



パウダーコートは腐食の有無と素材造りの良し悪しで仕上がりが左右されます。

鍛造品は100%日本製ですので腐食が無い限り問題無しとして鋳造品も国産品で腐食が無ければほぼパウダーコートフィニッシュが可能ですが、中国製の鋳造品は高温焼き付けによるブツ、湧きが確実に発生しますのでパウダーコートフィニッシュはほぼ不可です。

有名社外ブランドホイールでも鋳造ホイールは海外特に中国で造られたモノが多くなってしまっています。・・・国産車の純正ホイールは日本製品(ほとんどエンケイ製)ですのでほぼ問題不具合が発生しません。



パウダーのメタリック系(ゴールド&シルバー)は発色、艶感は溶剤に比べてやや劣リますが、白黒(グロス&マット)のような原色カラーや調色を要さないソリッド系カラーは発色、艶感は溶剤に劣る事も無く頑丈肌のパウダーコートがお勧めです。



パウダーコートは調色が出来ませんので指定カラーで調色を要すカラーは溶剤ウレタンカラーとなります。



●液体溶剤ウレタンカラー(液体スプレー式)は色合い見た目、耐久性はボディーカラーと同質です。欠点は傷に弱く、剥がれ易く、退色性に劣ります。最大の利点は調合次第で無限のカラーが作れる事と部分塗装重ね塗りが可能な事です。

●固体樹脂パウダーカラー
(固体静電式)の欠点は調色が出来ない事と部分塗装や重ね塗りが出来ません。最大の利点は密着性・退色性・耐光性・塗装肌の硬さは溶剤ウレタンカラーの比では有りません。



植毛塗装・チジミ塗装・ザラザラパウダー・ガンコートなど特殊塗装も可能です。



最終の塗装や磨きは前工程の基本土台となる修理がキチンと出来てからの話しです。





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2014.01.16

ボルクTE37とボルクプロドライブのパウダーコート

RAYSの1Ps鍛造ホイールへのパウダーワンコートフィニッシュ丸塗り塗装の紹介です。

2台共腐食が無く素材の良い国産鍛造ホイールですのでパウダーコートカラーフィニッシュが可能です。

溶剤カラーでもパウダーカラーでも丸塗り塗装は簡単そうに見えてややインパクトに欠けますが、耐久性重視のパウダーコートは剥離研摩の下処理に時間と手間がかかります。さらにパウダーコートフィニッシュは溶剤塗装の様に後で部分手直しが出来ない一発勝負のため不具合が出たら一からやり直す事も有ります。

RAYS/TE37RTとYAYSプロドライブのパウダーコートフィニッシュ
その1・・TE37RT18インチパウダーグロスホワイト
埼玉県のお客様・・・真っ赤なTE37RTです。TE37RTはリムへの切り込みラインと掘り込みロゴが入っていますがこれを削除して耐久性重視の真っ白なパウダーグロスホワイトフィニッシュ仕上げます。


剥離からブラストかけてリム研磨からディスク研磨


肌合わせにパウダーコート前の当店独自のひと手間かけたバレル研摩


ディスクの削り凹文字とリムの切り込みラインを削除します。


元々無かったかの様に自然な感じで文字とラインを研摩削除


パウダーグロスホワイトの噴射!


冷却乾燥!


パウダーグロスホワイトフィニッシュ完成!


新しい商品のためラベルは上手に剥いで再利用出来ました。
※古いホイールラベルは再利用できませんので剥離削除になります。


丸塗りのパウダーグロスホワイトワンコートフィニッシュの完成!

その2・・プロドライブ17インチパウダーマットブラック

宮崎県のお客様・・・・4本皆ガリ傷有りのガンメタです。


剥離からブラスト研摩


4本皆ガリ傷肉盛修理からです。
カラー塗装修理に良く有るパテ埋め塗装など致しません。


天辺のプラ製のエンブレムが上手く外れてくれさえすればアルミ製のキャップなら塗装を剥いで研磨してパウダーコートが出来ます。


キャップへのパウダーレッド噴射!


パウダーマットブラックの噴射


ホイール丸塗りパウダーマットブラックとキャップパウダーレッドの完成!


パット面は研摩して有りませんがパット面研磨してから納品しています。



パウダーワンコートの流れ※1Psの場合

※2・3Psは分解してリムとディスク別々の下処理からの作業となります。
①曲り、ガリ傷修理~ ②塗装剥離~ ③ブラスト研磨(ドライ&ウェット)~ ④ディスク部はアクションハンド研磨~ ⑤リム研磨(アウト、インナー、側面リム)~ ⑥丸ごとバレル荒研磨~ ⑦完全脱脂~ ⑧120℃空炊き~ ⑨静電パウダー噴射~ ⑩冷却完成!


パウダーコートは腐食の有無と素材造りの良し悪しで仕上がりが左右されます。

鍛造品は100%日本製ですので腐食が無い限り問題無しとして鋳造品も国産品で腐食が無ければほぼパウダーコートフィニッシュが可能ですが、中国製の鋳造品は高温焼き付けによるブツ、湧きが確実に発生しますのでパウダーコートフィニッシュはほぼ不可です。

有名社外ブランドホイールでも鋳造ホイールは海外特に中国で造られたモノが多くなってしまっています。・・・国産車の純正ホイールは日本製品(ほとんどエンケイ製)ですのでほぼ問題不具合が発生しません。

パウダーのメタリック系(ゴールド&シルバー)は発色、艶感は溶剤に比べてやや劣リますが、白黒(グロス&マット)のような原色カラーや調色を要さないソリッド系カラーは発色、艶感は溶剤に劣る事も無く頑丈肌のパウダーコートがお勧めです。

パウダーコートは調色が出来ませんので指定カラーで調色を要すカラーは溶剤ウレタンカラーとなります。

●液体溶剤ウレタンカラー(液体スプレー式)は色合い見た目、耐久性はボディーカラーと同質です。欠点は傷に弱く、剥がれ易く、退色性に劣ります。最大の利点は調合次第で無限のカラーが作れる事と部分塗装重ね塗りが可能な事です。

●固体樹脂パウダーカラー
(固体静電式)の欠点は調色が出来ない事と部分塗装や重ね塗りが出来ません。最大の利点は密着性・退色性・耐光性・塗装肌の硬さは溶剤ウレタンカラーの比では有りません。

植毛塗装・チジミ塗装・ザラザラパウダー・ガンコートなど特殊塗装も可能です。

最終の塗装や磨きは前工程の基本土台となる修理がキチンと出来てからの話しです。

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2013.12.17

RAYS/TE37鍛造ホイールの曲り割れ修理からパウダーコート

RAYS/TE37鍛造ホイールの曲りによる割れ修理と4本ガリ傷修理から仕上げはパウダーグロスブラックホワイトによるリフレッシュ・リメークです。

鋳造や鍛造は粘り軟度が有りませんので曲がってしまえば根本にクラックが入ってしいます。

それに対して板モノ合金プレスは粘りが有るため少々の曲りではクラックは入りませんがホイール本体が歪む事があります。

RAYS/TE37鍛造ホイール18インチの曲り割れ修理からパウダーグロスホワイト+シールの復元オンクリアー


宮崎県のお客様・・・1本は深いガリ傷と大きな曲りとそれに伴ったクラックも入っています。他3本も皆ガリ傷だらけのかなり程度がよろしくないTE37です。


曲りをまずは治してプ割れ修理から入ります。


仮止め溶接から本番の肉盛溶接をします。


研摩形成した後、タイヤを組んで割れた箇所の修理部分からエアー漏れをしないかチェックします。もちろんOKです。


こちらは4本ガリ傷肉盛り修理ですが実際はこれ以上有りますが写真に納まりきれません。


曲りによる割れた方の研摩形成完成です。
パテ埋めなど一切行っていません。


リム研磨からハンドアクション研磨して通常はパウダーコートに入りますがさらにもうひと手間かけてバレル荒研磨でより平滑に肌を揃えます。


パウダーグロスホワイトの噴射!


パウダーコート冷却乾燥!
本来はここで終了ですがロゴシール制作から貼り付けが有りますのでオンクリアーでシールを抑えます。


インナーリムや側面リムはパウダーコート肌を残すためクリアーがインナーリムや側面リムに被らないようにマスキングします。


ロゴシールはクリアーで抑えてありますのでシールが剥がれる心配は有りません。


曲がって割れていた箇所のアップです。
※色を塗ってしまえばどんな修理でも誤魔かせますのでカラー再塗装修理品は怪しいモノが多いです。


インナーリムや側面リムはパウダーコート肌残しです。


こちらはガリ傷修理したホイールです。
パテ埋めや削り込み修理などホイール修理屋の職人としてプライドが有ります。

今回はお客様の都合で個別に2本ずつの提出でしたが2本ずつでは修理は基よりパウダーコートなど作業効率が悪いため1本単価が割高になりますので4本修理リフレッシュ・リメークの場合は4本同時提出でお願いします。

特にハイパーブラック(DBK)など2本ずつの場合レイヤー式の塗装方のため濃淡、色ずれを起こしますのでハイパー塗装塗り替えは4本同時に限ります。

パウダーコートも溶剤カラーもバレル研摩も基本、土台となる修理が出来てからの話しです。

4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。

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2013.11.15

無限新品GP1Ps17インチ/ホワイト&レッドのパウダーコート2度焼き

RAYS製の鍛造新品卸し無限GP1Ps17インチのホワイト&レッド個別の2度焼きパウダーコートフィニッシュ仕上げです。

ワンポイントカラー追加は通常メインカラーの上へマスキングして溶剤カラーで仕上げますが、今回のワンポイントカラーのリムフランジ赤もパウダーコートフィニッシュの拘り希望のため手順が逆になり先にワンポイントレッドを済ましてからメインのパウダーホワイトにした2コート重ね塗りでは無くパウダー個別の2度焼きです。

その理由は下記に説明してありますので最後まで見てください。





無限GP1Ps17インチ新品卸し/ホワイト&レッド2コートパウダー



宮城県のお客様・・・アルマイトブロンズの新品購入からのご依頼です。









アルマイト薬品剥離!

アルマイト剥離はカラー塗装の剥離に比べて1工程剥離が増えます。







乾式ドライブラスト!







湿式ウエットブラスト!







デザイン天面はハンドアクション研磨!







アウトリムやインナーリムや側面リムはリム研磨機にて研磨!

素材によりさらにバレル研磨かける事も有ります。

これでパウダーコート前の下処理は万全です。







先にリムフランジのパウダーレッドの噴射!









パウダーレッド乾燥後に赤を残しながらライン出しのリム研磨してその他の箇所もすべて再研摩し直します。









2度焼き目のパウダーホワイトの下準備OK!







パウダーグロスホワイトの静電噴射!









キャップは当初アルミ製と思い込みパウダーコートの予定でしたが、よく見ると樹脂の上にアルミ板を張り付けて有るタイプのためパウダーコート不可となり溶剤ホワイトに急遽変更です。







凹文字への黒塗りはマスキングなどデザイン上無理ですので凹文字部分を黒で埋めてさらに研磨しての黒文字出しとなりキャップも手間がかかりました。









リム赤と白との境目の段差ともやもや感を無くして自然なラインを出すかがポイントです。







新品卸しでしたのでラベルシールも上手く剥いで再利用できました。

※一遍剥いだシールは粘着力が有りませんので薄い両面テープで張り付けて有ります。









赤と白で見た目は何て事無いようですがパウダーコートフィニッシュ同士の2色カラーは難しい塗装なのです。これが溶剤カラーなら簡単に重ね塗り出来ます。



●・・パウダー2コート塗装について・●

1回目のパウダーコートは金属肌無垢の状態のため通電しますので静電噴射ができます。しかし重ね塗りの2コート目は1コート目の塗膜が被っているため電気を通さず粉が付着しません。そこで2コート目は釜焼き(150℃位)して熱した状態で粉を溶かしながら強制的に付着させる方法になります。

粉を溶かしながらの塗装となれば塗装中の異物、ゴミ噛みが有っても途中削除が出来ませんので一発勝負で手直しが効かないリスクの高い塗装になります。

パウダー2コートの重ね塗りは作業リスクを伴う上にレベリングが落ち見た目も劣ります。

パウダーカラーコートは1コートがベターです。



今回の無限の場合は白がメインカラーですので白を焼いてから赤を重ねて焼けば赤のレベリングが落ちる上に白が2度焼きになりますので白が黄ばんでしまいます。パウダーコートの特性を踏まえた上で2コート重ね塗りでは無く白と赤を別々に2度焼き付けすれば白は黄ばむ事は有りませんし赤も鮮やかな赤になります。



パウダーワンコートの流れ※1Psの場合

※2・3Psは分解してリムとディスク別々の下処理からの作業となります。

①曲り、ガリ傷修理~ ②塗装剥離~ ③ブラスト研磨(ドライ&ウェット)~ ④ディスク部はアクションハンド研磨~ ⑤リム研磨(アウト、インナー、側面リム)~ ⑥丸ごとバレル荒研磨~ ⑦完全脱脂~ ⑧120℃空炊き~ ⑨静電パウダー噴射~ ⑩冷却完成!



パウダーコートは素材の良し悪し(生産国)で仕上がりが左右されます。

鍛造品は100%日本製ですので腐食が無い限り問題無しとして鋳造品も国産品で腐食が無ければほぼパウダーコートフィニッシュが可能ですが、中国製の鋳造品は高温焼き付けによるブツ、湧きが確実に発生しますのでパウダーコートフィニッシュは不向きです。

有名社外ブランドの鋳造ホイールは中国で造られたモノが多くなってしまっています。・・・国産車の純正ホイールは日本製品(ほとんどエンケイ製)ですのでほぼ問題不具合が発生しません。





パウダーのメタリック系(ゴールド&シルバー)は発色、艶感は溶剤に比べてやや劣リますが、白黒(グロス&マット)のような原色カラーや調色を要さないソリッド系カラーは発色、艶感は溶剤に劣る事も無く頑丈肌のパウダーコートが絶対お勧めです。



パウダーコートは調色が出来ませんので指定カラーで調色を要すカラーは溶剤ウレタンカラーとなります。



●液体溶剤ウレタンカラー(液体スプレー式)は色合い見た目、耐久性はボディーカラーと同質です。欠点は傷に弱く、剥がれ易く、退色性に劣ります。最大の利点は調合次第で無限のカラーが作れる事と部分塗装重ね塗りが可能な事です。

●固体樹脂パウダーカラー
(固体静電式)の欠点は調色が出来ない事と部分塗装や重ね塗りが出来ません。最大の利点は密着性・退色性・耐光性・塗装肌の硬さは溶剤ウレタンカラーの比では有りません。





植毛塗装・チジミ塗装・ザラザラパウダー・ガンコートなど特殊塗装も可能です。





4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。 



お問い合わせやお見積もりは会社メール

nishi@243ok.co.jp  の方へお願いいたします。

お電話でもお気軽にお問い合わせください。

0995-65-7225  担当ニシまで



(有)オートサービス西HPはこちら

2013.10.29

ブラック&オレンジ/ハイグロスパウダーコートフィニッシュ

こちら鹿児島ではPCのネット普及率は残念ながら全国下から二番目です。そのため「みんカラ+」は鹿児島で3件で内2件は全国チェーン店で地場ショップは当社1件だけです。・・・パウダーコート事態の存在を知らないためパウダーコートはほとんど普及していませんのでパウダーコートとは何なのか?どんなものか?・・・ここ鹿児島にもパウダーコートを普及して行きたいと思っています。そんな地元鹿児島からの稀なパウダーコートご依頼分2台まとめて紹介します。

2台共、純国産日本製の鋳造・鍛造ですのでパウダーコートフィニッシュが可能です。※中国産とアメリカ産=中国製の鋳造ホイールへのパウダーコートフィニッシュは不具合が多いため基本不可です。一部アメ鍛が有りますがそれは可能です。

ブラック&オレンジ/ハイグロスパウダーコートフィニッシュ
その1・・ハイグロスブラックパウダー

鹿児島市内のお客様・・・・RAYS製鍛造のTDRです。多少の傷は有りますが程度良好ですのでパウダーコートフィニッシュは可能です。


剥離からブラスト&ハンド研摩します。


グロスブラックの静電噴射!


アルミ製のキャップもパウダーグロスブラック


キャップエンブレムもアルミ製では有りますが極薄のため高熱で反ってしまう恐れがありますのでこれは低温焼き付けの溶剤ブラックで塗装します。


エアーバルブはストレート式と交換してこれもパウダーグロスブラックを塗ります。
※不具合失敗を想定して1本は予備です。


パーツ別のパウダーグロスブラックの完成!


インナーリムや側面リムもハイグロスのパウダーコートで黒光しています。

その2・・ハイグロスオレンジパウダー

鹿児島県串木野市のお客様・・・RAYS製鍛造のハイパーブラック(DBK)です。
レース使用のためより「耐光性、耐熱性、耐久性」重視で頑丈肌のパウダーコートでやや派手目で個性豊かなオレンジを塗ります。


剥離してブラスト研磨からハンド研磨


パウダーグロスオレンジの静電噴射!


1Psですのでインナーリムや側面リムもパウダーコート丸塗りです。


個性豊かなオレンジパウダーですがレースなど過酷な環境下では一番適した塗装がパウダーコートです。
レベリングビジュアルより頑丈肌重視がパウダーコートの売りです。

パウダーコートの流れ※1Psの場合

※2・3Psは分解してリムとディスク別々の下処理からの作業となります。

①曲り、ガリ傷修理~ ②塗装剥離~ ③ブラスト研磨(ドライ&ウェット)~ ④ディスク部はアクションハンド研磨~ ⑤リム研磨(アウト、インナー、側面リム)~ ⑥丸ごとバレル荒研磨~ ⑦完全脱脂~ ⑧120℃空炊き~ ⑨静電パウダー噴射~ ⑩冷却完成!

パウダーコートは素材の良し悪し(生産国)で仕上がりが左右されます。
鍛造品は100%日本製ですので腐食が無い限り問題無しとして鋳造品も国産品で腐食が無ければほぼパウダーコートフィニッシュが可能ですが、中国製の鋳造品は高温焼き付けによるブツ、湧きが確実に発生しますのでパウダーコートフィニッシュは不向きです。

有名社外ブランドの鋳造ホイールは中国で造られたモノが多くなってしまっています。・・・国産車の純正ホイールは日本製品(ほとんどエンケイ製)ですのでほぼ問題不具合が発生しません。

パウダーのメタリック系(ゴールド&シルバー)は発色、艶感は溶剤に比べてやや劣リますが、白黒(グロス&マット)のような原色カラーや調色を要さないソリッド系カラーは発色、艶感は溶剤に劣る事も無く頑丈肌のパウダーコートが絶対お勧めです。

パウダーコートは調色が出来ませんので指定カラーで調色を要すカラーは溶剤ウレタンカラーとなります。

●液体溶剤ウレタンカラー(液体スプレー式)は色合い見た目、耐久性はボディーカラーと同質です。欠点は傷に弱く、剥がれ易く、退色性に劣ります。最大の利点は調合次第で無限のカラーが作れる事と部分塗装重ね塗りが可能な事です。
●固体樹脂パウダーカラー
(固体静電式)の欠点は調色が出来ない事と部分塗装や重ね塗りが出来ません。最大の利点は密着性・退色性・耐光性・塗装肌の硬さは溶剤ウレタンカラーの比では有りません。

植毛塗装・チジミ塗装・ザラザラパウダー・ガンコートなど特殊塗装も可能です。

4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。 

お問い合わせやお見積もりは会社メール nishi@243ok.co.jp  の方へお願いいたします。

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