仕上げ実績・ブログ - ハイパー塗装(DBK・DSK)曲り・ガリ傷部分修正
2020.07.02
溶剤ハイパー塗装DBK部分修理から修理周辺ハイパー塗装DBK+溶剤アクリルクリアー丸塗り
溶剤ハイパー塗装DBK部分修理から修理周辺ハイパーDBK溶剤アクリルクリアー丸塗り
1・・傷修理の領域が狭いモノに限ります。メインの修理以外のあちこちに傷が有る場合は丸塗り再塗装修理になります。
2・・塗装剥げや塗装浮など塗装劣化が出始めたモノは剥離からの丸塗り再塗装になります。
3・・他所で修理して有るモノはオリジナル色でないため部分修理は出来ません。またパテ埋め修理の可能性も有りますので剥離からの丸塗り再塗装となります。
鹿児島県姶良市平松7366-4
TEL 0995-65-7225
FAX 0995-66-4606
Eメール nishi@243ok.co.jp
HP http://www.243ok.com/
定休日:日曜祝祭日
2020.02.20
BBS-LM21インチ限定販売DBK-P(DB-SLD)修理リフレッシュリメーク
BBS-LM21インチ/DBK-P(DB-SLD)リム修理リフレッシュリメーク
・2Ps本体・・・・・・・・・・ パウダーシルバー+パウダーアクリルクリアー
・センターディスク・・・・・・溶剤ハイパー塗装DBK(DB-SLD)部分修理部分塗装+溶剤クリアー丸塗り
・ピアスボルト・・・・・・・・洗浄研磨中古再利用
・ナット・・・・・・・・・・・洗浄中古再利用
・エアーバルブ・・・・・・・・洗浄研磨中古再利用
・エンブレム・・・・・・・・・洗浄研磨中古再利用
※ガリ傷削り込み修理や色塗って誤魔化せるパテ埋め補修など行っていません。
定休日:日曜祝祭日
電話番号 0995-65-7225
2019.12.10
BBS-LM18インチ/ハイパー塗装DBK-P(DB-SLD)部分塗装修理+リムフルパウダーコート
BBS-LM18インチ/ハイパー塗装DBK-P(SB-SLD)部分塗装修理+リムフルパウダーコート
・2Ps本体・・・・・・・・・・・パウダーシルバー
・センターディスク・・・・・・・溶剤ハイパー塗装DBK(DB-SLD)部分修理部分塗装
・ピアスボルト・・・・・・・・・クローム洗浄研磨
・ナット・・・・・・・・・・・・洗浄再利用
・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研磨再利用
・エンブレム・・・・・・・・・・磨き再利用
↓
定休日:日曜祝祭日
2018.05.22
BBS-LM19インチ曲り削り込み手直し修理からDBK-Pリフレッシュ・リメーク
BBS-LM19インチ曲り削り込み手直し修理からDBK-Pリフレッシュ・リメーク
第二陣4月以降入荷のLM軍団のお客様はもうしばらくお待ちください。
※超繁忙期で作業が追い付かず回らない状況ですので納期に関し猶予をお願いします。
日曜祝祭日はお休みです。
(有)オートサービ西
2014.10.21
BBS-LMハイパー塗装&ポリッシュ/DBK-P限定販売モデル仕様
LMのSP(シルバーポリッシュ)とフルDBK(ダイヤモンドブラッククリアー)を2台まとめてDBK-P限定販売モデル仕様の紹介です。
DBK-P(ダイヤモンドブラッククリアーポリッシュ)の略名称でDBKがディスクカラーを指しPのポリッシュが「BBFバフポリッシュ・ダイヤモンドカット」を指します。
切削ダイヤモンドカットは大量生産向きですので新品ポリッシュはほとんどが切削カットポリッシュになりますが、後加工の切削ダイヤモンドカットは1本ずつの形状データを計測してからのカット工法になるため逆にコストがかかります。
コスト面やカスタム思考の場合のPは「BBFバフポリッシュ・バレル研摩・ブラッシュド」など様々なポリッシュ方が選択出来ます。
BBS-LMハイパー塗装&ポリッシュ/DBK-P仕様
その1・・ハイパーブラック(DBK)+&BBFバフポリッシュ
茨城県のお客様・・・修復歴有りのLM-SP(シルバーポリッシュ)からDBK-Pにします。
ディスクの剥離からブラスト研磨
ベースとなるパウダーコートの静電噴射
ベースのパウダーコートをサイディングしてから「プライマー~アンダーコート~ハイパー銀膜~トップコート」とさらに4塗装、4焼きしてハイパーブラック(DBK)になります。ハイパー塗装はベースから数えて5コート塗装のため手間と時間のかかる高級塗装です。
アウトリムはBBFバフポリッシュのオンクリアーで組み付け完成!
2Ps本体のインナーリムから側面リムは今回塗装無しで洗浄のみ
※ウェイトカスの削除は塗装が剥げますのでやや残ってしまいます。
DBK-Pのピアスボルトはクロームが定番ですので黒ボルトをクロームメッキして有ります。※クロームの社外ボルトでは有りません。
リムフランジは先塗り残しのシルバーメタからの丸塗りクリアー
ロゴシールも作成してSPからDBK-Pになりました。
その2・・ハイパーブラック(DBK)+&ダイヤモンドカット
千葉県のお客様・・・新品丸塗りのDBKです。ディスクのDBKはそのまま生かしてリムのみダイヤモンドカットしてDBKからDBK-Pにします。
インナーリムから側面リムはシルバーが被らない様にマスキング
リムフランジ部のシルバー塗装してクリアーで一旦抑えます。
リムフランジのシルバー塗装部を残してダイヤモンドカットのオンクリアー
黒ボルトをクロームメッキして組み付け合体完成です。※クロームの社外ボルトでは有りません。
2Ps本体インナーリムから側面リムは新品黒のままの色残しになります。
ダイヤモンドカット特有の虹色に輝くポリッシュ肌になります。
元々新品のDBKから新品同様の限定販売DBK-Pになりました。
左がBBFバフポリッシュで右がダイヤモンドカットです。
どちらが良い悪いでは無く加工条件での「可・不可」と予算と好みの問題です。
新品同様のオリジナルに拘る場合コストが掛かりますが「ダイヤモンドカット」がお勧めです。
※修復歴有るモノや共振するモノはダイヤモンドカットは出来ません。
※切削カット式のため若干肉厚が失われますので何回もダイヤモンドカットは出来ません。
※虹色ライン保護のため溶剤クリアーは必須条件です。
※ダイヤモンドカットへのパウダークリアーは出来ません。
コスト面や耐久性重視、カスタム思考の場合は「BBFバフポリッシュ・バレル研摩・ブラッシュド」がお勧めです。
※修復歴有るモノや共振するモノでも臨機応変に対応出来ます。
※磨き式のため何回でも同じ加工が可能です。
※BBFバフポリッシュ・バレル研摩の場合ノークリアーやオンクリアー(溶剤クリアー・パウダークリアー)どちらでも選択出来ます。
※ブラッシュドの場合荒目金属ライン保護のためオンクリアー(溶剤クリアー・パウダークリアー)は必須条件です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り送キャンペーン中!
メール返信のお願い・・日々膨大なメール問い合わせのため随時回答返信が出来ませんので3~4日たってもこちらからの回答返信メールが無い場合は直接お電話ください。
TEL0995-65-7225(日曜、祭日以外AM9:00時~PM19:00時)にお願いします。
(有)オートサービス西HPはこちら
2013.08.26
BBSその他純正ホイールハイパー塗装の部分修理
盆休み明けで忙しくており久しぶりのブログです。今回は受注の多いハイパー塗装の曲り、ガリ部分修理の紹介をします。
BBSを始めとする高級ブランドホイールや高級車の純正ホイールのカラーホイールは今やハイパー塗装が主流となっています。
メーカー、ブランド、モデルにより名称はそれぞれ違いますが、一般的にDBK・DSKと呼んでいます。「グロス、マーキュリー、サテン、クリスタルメタル」など名称が違うだけで同じハイパー塗装です。
小さな傷治しでも一般的な溶剤カラーのように調色して上塗り出来る簡単に塗装では有りませんのでハイパー塗装の修理は丸塗り修理が一般的で、そうなるとお手持ちのホイールと色合い濃淡のずれギャップが出てきますのでそれを解消したハイパー塗装の部分修理の紹介です。
BBS/DBK&DSKの部分修理からの部分ハイパー塗装仕上げ
その1・・BBS-RX18インチ/ハイパーシルバー(DSK)の曲り、欠け修理
曲りによる塗装ヒビが入っています。
曲り修理から削れ肉盛り溶接
研磨形成
曲り、欠け修理から部分ハイパー塗装の完成!
その2・・BBS-RF18インチ/ハイパーブラック(DBK)のエグレ修理
溶接肉盛
研磨形成
ハイパーブラック(DBK)の完成
その3・・BBS-RG18インチ/ハイパーブラック(DBK)のリムガリ傷修理
肉盛溶接
アウトリム全周研磨形成
アウトリムのみハイパーブラック(DBK)の完成
純正&社外ホイールのハイパー塗装の部分修理
その4・・日産純正19インチ/ハイパーシルバー(DSK)のガリ傷修理
肉盛溶接
ハイパーシルバー(DSK)の完成
その5・・アドバン18インチ/リムの僅かな傷修理
傷が僅かでもリムへのパテ埋め修理などは行っていません。
肉盛溶接の研磨形成
ハイパーブラック(DBK)の完成
その6・・レクサス純正19インチ/肉盛り溶接をするほどでもない塗装剥げ傷レベルのハイパーブラック(DBK)修理
リム傷以外の+αの飛び石傷もあちこちに有ります。
リム傷修理+αの飛び石傷のハイパーブラック(DBK)部分修理完成
ハイパー塗装部分修理の「可・不可」の条件
1・・傷修理の領域が狭いモノに限ります。メインの修理以外のあちこちに傷が有る場合は丸塗り再塗装修理になります。
2・・塗装剥げや塗装浮など塗装劣化が出始めたモノは剥離からの丸塗り再塗装になります。
3・・他所で修理して有るモノはオリジナル色でないため部分修理は出来ません。またパテ埋め修理の可能性も有りますので剥離からの丸塗り再塗装となります。
■ハイパー塗装部分修理のまとめ■
1・リムのガリ傷修理はすべて肉盛り研摩形成をいたします。
リムへのパテ埋め修理など起こっていません。
2・ハイパー塗装の部分修理は最後にクリアーコートを丸塗りしますので修復歴が無くて塗装程度の良いモノに限ります。
4本リフレッシュ・リメークは送料往復無料となりますが、単品修理の送料は片道当社とさせて頂きます。
(有)オートサービス西
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2012.11.28
TOYOTAマークX純正ハイパーブラック(DBK)ガリ傷修理
一昔前は純正ホイールの修理依頼はほとんど無かったのですが、最近の国産車純正ホイールは高級思考からハイパー塗装(DBK)・(DSK)が多いためハイパー塗装のガリ傷修理依頼も頻繁に入庫します。
ハイパー塗装はメーカーやモデルにより様々なカラー名称が付けられていますがベースカラーに銀幕を透かしたレイヤー式塗装のハイパー塗装の基本はみな同じです。
今回紹介するマークX純正4本ハイパー塗装丸塗り修理は勿論、部分塗装が難しいとされるハイパー部分修理もお任せください。
TOYOTAマークX純正ハイパーブラック(DBK)ガリ傷修理
マークX純正4本みなガリ傷の修理です。
丸塗りの場合は塗装剥離ブラスト研磨から始まります。
ガリ傷肉盛り熔接
リム原型修復は完璧です。後は色を塗るだけ
ハイパーシルバー(DSK)のベースとなるグロスブラック
ハイパーブラック(DBK)丸塗り完成!
ハイパーブラック(DBK)と言ってもこの純正ホイールは黒の弱い銀を強めにしたDBKです。
BBS18インチ/リムガリ傷修理からリムのみ部分ハイパーブラック(DBK)塗装
深いガリ傷は全て肉盛り熔接をします。
カラー塗装はパテ埋め修理でも誤魔化せますが、そこは修理屋プロとしてそんな塗装修理はしていません。
熔接焼けが入りますのでリム面は後で塗装を剥いで全周研磨します。
リムのみ修理塗装のため今回はディスクへは触りません。
リム面全周ハイパーブラック(DBK)完成後は勿論ディスク面も丸ごとクリアーで抑えて有ります。 ディスクに付いた飛び石傷もついでに部分塗装済み !
ハイパー塗装の単品修理の場合、1本丸塗りしてしまえばお手持ちのホイールの黒や銀の濃淡が変わってきますので極力部分修理をして周りとの濃淡を合わす塗装修理をしています。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
単品修理は送料片道当社負担となります。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
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2012.01.11
フェラーリ純正&スバル純正ハイパー塗装の部分修理修正
社外高級ブランドのカラーホイールは今やハイパー塗装が主流となっています。
国産・外車の純正ホイールもハイパー塗装が多く採用されているため修理依頼も多くなっています。
新しいタイプでメタル調の表現となるハイパー塗装の部分修理は難しいと言われていますが、そのハイパー塗装の部分修理の紹介をいたします。
メーカーやブランド、モデルにより名称はそれぞれ違いますが、ベース色(黒やグレー)を透かして銀膜添付のレイヤー式塗装方をハイパー塗装と言います。
ハイパー塗装の代表的なBBSを例にとるとDBK(ダイヤモンドブッラククリアー)・DSK(ダイヤモンドシルバークリアー)と呼ばれて他に「グロス塗装、マーキュリーシルバー、マーキュリーブラック、サテンクロームシルバー」などカラー名称が違うだけで塗装の基本はみな同じ手法です。
私ら庶民には一生縁の無い高級外車の純正も国産スバルの純正も損傷の違いで料金が決まります。ハイパー塗装の修理の手間はみな同じですのでホイールが高い安いは修理代に関係しません。
フェラーリ純正(ハイパー塗装シルバーフェイス)のガリ傷修理
福岡県のお客様・・13Jもある極フトのフェラーリ純正ホイール!
塗装が剥げて一部アルミが削られています。この程度なら一般的にパテ埋処理からの塗装修理が多いようですが当店ではリム端しへのパテ埋め修理は行なっていません。
リム端しへパテ埋めしたらタイヤの脱着時にパテが剥げてしまいす。
強度確保から考慮して全て溶接修理です。 これが本来のホイール修理屋の仕事です。
パテ埋め塗装ならユーザー修理でも出来ます。
修理した箇所のみの研磨形成の平滑出しです。
修理した周辺部分のみハイパー塗装してクリアーはもちろん丸塗り仕上げです。
修理していない箇所と違和感無くハイパー(シルバーフェイス)の色を合わしてあります。
※注)4本リフレッシュ・リメークの場合は裏面、側面も塗装をいたしますが単品修理は表面となるデザイン面のみの塗装ですので、裏面、側面の塗装はいたしません。
スバル純正BBS製(ハイパー塗装ブッラクフェイス)のガリ傷修理
千葉県のお客様・・僅かな傷ですが高額商品となるBBSのオーナーはこれも気になります。
干渉の衝撃で傷が隆起していましたので傷箇所だけでなく側面裏面の肉盛りが必要となります。
上っ面だけ肉盛りすればよいもでは有りません。
ゴッドハンド研磨
全て手作業による部分荒研磨形成です。 この工程ではエアーツールは使いません。エアーツールはあくまでもペーパー目削除用です。
原型修復完成!
下地にグレーと黒が見えますがこれがハイパー塗装のベースとなるカラーです。
ガリ傷部周辺のみハイパー塗装して完成です。
肉盛り研磨形成から一切パテを使わず部分修理してさらに周辺部のみハイパー塗装修理しています。これこそが修理屋としての拘りと技術の差です。
ハイパー塗装の傷修理はメッキ修理と同様に僅かな傷でも他所では丸塗り修理が一般的です。丸塗りでは単品修理の場合、お手持ちのホイールと確実に色ずれが起きます。
丸塗りの方が簡単ではありますが色ずれれを解消するために当店ではハイパー塗装でも部分修理、部分塗装をしています。
塗装仕上げ(溶剤ウレタンカラー・ハイパー塗装・パウダーコート)など下地をカラーで隠せる塗装品はどんな修理をしたのか判らなくなります。つまり塗装修理品は大概の事なら誤魔化しが利きます。それら作業の透明化を図るために当店では写真を撮って全てお客様へ提出またはブログ等で紹介しています。
基本土台となるホイール修正が出来てこそ4本リフレッシュ・リメークへと繋がります。パテ埋めて、削り込んで塗装するだけなら誰でも出来ます。
単品修理は片道当社負担となります。
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2011.12.12
BBS-RGR ハイパー塗装のガリ傷修理とその他の注意点について
ブランドホイールや高級車の純正ホイールなどへ多く採用されているメタル調の新しい塗装方がハイパー塗装(DBK・DSK)です。
人気が高く注目される新しいカラーホイールのハイパー塗装(DBK・DSK)はよく出回っている分、曲りやガリ傷の修理も多くまた「溶剤ウレタンカラー塗装」と違いハイパー塗装は難しい「修理・塗装」でもあります。
ハイパー塗装の部分修理とハイパー塗装の取り扱いタイヤバランスについて今回説明いたします。
BBSハイパー塗装ガリ傷修理とウェイト傷修理
肉盛り溶接を必須とする良くあるハイパー塗装のガリ傷です。
この程度の傷修理でも丸塗り塗装が一般的ですが当店では部分修理を可能としています。
ガリ傷は普段通り肉盛り溶接をします。
リム端しへのパテ埋め修理はしていません。
表デザイン面へこのようなバランスウェイト打ち込みをしてあるモノを良く見かけます。
イン側や鉄ホイールならウェイト打ち込みでも構いませんが、肌表面が繊細なハイパー塗装やメッキホイールなどこれではまずいです。
ハイパー塗装の上層面は銀膜のデリケートな塗装肌のためウェイト打ち込みにより塗装の割れ、傷、欠けなどデザイン塗装面を傷をつけてしまします。
ガリ傷箇所の部分修理ハイパー塗装の完成です。
ウエイト傷箇所の部分修理ハイパー塗装の完成です。
一部のガリ傷修理でハイパー塗装を丸塗り塗装してしまえばお手持ちのホイールと確実に色ずれを起こします。
それを回避するために傷箇所のみのハイパー部分修理、塗装をしていますのでほぼ同質の色合い濃淡表現が可能となり他のホイールと色ずれ等の欠陥を解消しています。
★タイヤバランスについて★
タイヤはゴム製品のためタイヤ自体の不均等な真円や肉厚のバランスをとるためにホイール側へウェイトを足して均等に回るように調整するのがタイヤバランスです。
タイヤバランサーでホイール自体の振れや歪み調整して直せるモノではありません。
ホイール自体が横振れや縦振れを起こしたホイールをいくらタイヤバランス機がゼロの数値が出てもホイール自体が振れている訳ですのでタイヤバランスをとっても関係はなくハンドル振れは当然出てきます。
例)・・扇風機の3枚羽の1枚欠けていたら扇風機が大きく振れて異音がして均等に上手に廻りませんよね。それと理屈は同じです。
ホイール自体の曲りや歪みが無くなってこそ本来のホイールとタイヤの調整バランスが取れてハンドル振れなどが収まります。
タイヤバランスは本来ホイールのイン/アウト最両先端へウェイトを付け調整した方が一番正確なバランスがとれます。
しかしそれではホイールデザイン面へ傷をつけてしまうためホイール内側へ貼り付けてウェイト調整をします。
アウト内側とホイール最端ではアウト側の距離の誤差があるた正確なタイヤバランスとれず多少の誤差が起きます。
※ホリ深なホイールほど距離が長くなるため誤差がさらに大きくなります。
多少の誤差はあってもサーキットを走るわけでもありませんから一般公道用のホイールですのでアウト側のその誤差もほとんど問題なく貼り付け式のウェイト調整で十分です。デザイン面へ傷を付けるリスクより良い方法です。
■ハイパー塗装やスパッタリングメッキのタイヤ組替え、バランス、車両装着時の注意点について■
ハイパー塗装やスパッタリングメッキは下地が頑丈なパウダーコートでもその上面は極薄のアルミ銀膜の塗膜の為、表面は柔軟性が無く粘りの無い特性上、タイヤはめ込みやバランス、車両装着など細心の注意が必要です。
経験ノウハウのあるプロショップでタイヤ取り付けをしてください。
ハイパー塗装の2次的損傷の例です。・・・・
1・タイヤ組み付け時の塗装剥げ。
普通リム表面組み替えの場合、のタイヤビート擦り圧等で、リムフランジ部の塗装のメクレや、塗装削れなどの恐れがありますので、ビート油を普段よりたっぷり付け滑りやすくしてください。また鉄製レバーで強く捻り込んでのレバー削り傷は表面のメッキや塗装剥げの原因にもなります。
裏組み替え、リバースホイールの場合、チェンジャーのチャック締めの傷がリムフランジ端部につく恐れがありますので、チャックに布地、ゴムカバー等を敷いて、直にリムを夾まぬ様にセットしてください。
ハイパー塗装やスパッタリングメッキまたは19インチ以上のホイールの組み換え作業は従来のチャック式チェンジャーではなくハブボルトに取り付ける最新式のレバーレス式チェンジャーでの組み替えを推奨します。
2・タイヤバランス時の塗装剥げ。
角張った箇所へテーパーコーンを直に強く締め装着するとセンターハブの塗装割れ、剥げを起こします。テーパーコーンをテープ等でカバーして軽く締めてセットするようにしてください。
※新品ホイールでもテーパーコーンを直に付けたり荒く装着すれば写真の様に角部の塗装が割れ剥がれてしまいます。
3・はめ付け時のボックス工具干渉による傷。
車へホイールを装着する際、エアーインパクトの振動、振れでボックス工具がナット穴の案内、サイド面へ干渉して塗装剥げ、塗装欠けを起こしますので、ご面倒でも全て手締めによる取り付けをしてください。
単品修理は片道当社負担となります。
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- ハイパー塗装(DBK・DSK)曲り・ガリ傷部分修正
2011.12.01
カールソン&BBS-RGRハイパー塗装の修理
ハイパー塗装とは一般的に(DBK・DSK)と呼ばれます。メーカーやモデルにより独自の名称が様々ありますがベースカラーを透した銀膜添付式のレイヤー塗装方は全てハイパー塗装です。
溶剤ウレタンカラー塗装はあらかじめ「調色配合」して色を作り塗装する方法ですが、ハイパー塗装はベースカラーを透かした「レイヤー式透かし塗装」のため修理後のハイパー塗装は「材料代の違い、塗装工程の多さ、複雑差」などで溶剤ウレタンカラー塗装より割高となります。
今回紹介する修理品(カールソン&RGR)は共に1Psホールのハイパー塗装ですが、同じ黒ベースのハイパー塗装(DBK)でも銀膜添付量の違いで「カールソン」と「BBS-RGR」では黒表現が違いますし、また「丸塗り仕上げ」と「丸塗りからさらにリム研磨」では作業工程も違ってきます。
修理自体は簡単でもハイパー塗装が伴えば納期と料金がそれなりにかかります。
その1・・カールソン/リム曲り・ガリ傷修理からハイパー塗装&リム研磨
大きな曲りとリムディスクへのガリ傷修理です。
スポーク傷部にハイパー塗装のベースカラーの黒が見えます。
硬い1Ps鋳造品のため余熱しての曲り箇所へのプレス修理です。
どっち道、塗装のやり直しのためプレス痕や溶接焼けは気にしなで曲りをしっかりと直します。
曲って縮んだ状態になっていますので、プレスだけでは外周面は出ないため肉盛りにて足りない箇所を足して造ります。他箇所のガリ傷もついでに肉盛り溶接します。
リムポリッシュ面の原型修復完成です。
これからディスク面へのハイパー塗装の下処理からメイン塗装へと入ります。
ハイパー塗装下処理からハイパー塗装完成です。
クリアーコートまで一旦終了させてこれからリムポリッシュ研磨となります。
完成したディスク部(ハイパー塗装)へ傷が入らないようにリム研磨します。
リム研磨(オンクリアー)して完成となります
※本来リムポリッシュ面はダイヤモンドカットですが、コスト面からお客様のご希望でBBFバフ鏡面研磨(オンクリアー)となります。
その2・・BBS-RGR/パテ埋め&ガンメタ塗装の手直し修理からハイパー塗装(DBK)丸塗り再塗装
パテ埋めや似たようなガンメタ部分塗装ではDBKのRGRが台無しです。
ディスク面へもポチポチと飛び石傷や擦り傷がありますが、全面塗り直しですのでそれらは料金に関係しません。
パテを削除して肉盛り溶接の研磨形成です。
パウダーコートまでの中工程はいつも紹介していますのでの今回は省略します。
ハイパー塗装のベースコートとなるパウダーコートグロスブッラク塗装
銀膜をやや少なめに添付してハイパー塗装(DBK)黒濃い目となります。
色合い濃淡に関して厳密に言えばオリジナルと全く同じとは言えないかも知れませんが、ガリ傷やパテ埋め手直しをした箇所の原型の修復は完璧です。
塗装仕上げ(溶剤ウレタンカラー・ハイパー塗装・パウダーコート)など下地をカラーで隠せる塗装品はどんな修理をしたのか判らなくなります。つまり塗装修理品は誤魔化しが利きます。それら作業の透明化を図るために当店では写真を撮って全てお客様へ提出またはブログ等で紹介しています。
基本土台となるホイール修正が出来てこそ4本リフレッシュ・リメークへと繋がります。パテ埋めて、削り込んで塗装するだけなら誰でも出来ます。
単品修理は片道当社負担となります。
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