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仕上げ実績・ブログ - 2012年07月

2012.07.30

LM/LM-R/RS-GT/2Psのリム&ディスクだけの修理リフレッシュ

お盆休みも近づいて来て繁忙期が依然と続き日々追われていますので1週間ぶりのブログです。

今回のブログは入庫が多いLMとその他LM-R/RS-GTなど2Psのリムだけの修理からのリフレッシュやディスクだけの色換えなどフルリメークとは違いますがパーツのみのリフレッシュの紹介をします。

リムのみ加工でもディスクのみ加工でも2・3Psホイールは全て分解してのパーツ個別加工となるためピアスボルトも外したついでに全て洗浄研摩して装着しています。

一体型の1Psホイールは1個のパーツですので丸塗りや丸ごとポリッシュはもちろんの事、リムとディスクの個別加工も可能です。

別パーツを合体してある2Ps溶接ハメ殺しホイールはリフレッシュメニューが限られてしまい加工できないモノが多くなります。



その1・・リムのみ加工

LM-R&LMリム修理からのポリッシュ加工「ダイヤモンドカット&BBFバフポリッシュ」



リムのみの修理リフレッシュは「リムガリ傷修理~リム研摩形成~リムフランジ塗装やインナー塗装」を済ましてから「BBFバフポリッシュ・スーパーポリッシュバレル研磨・ダイヤモンドカット」などポリッシュ加工の手順となります。

         ↓

 

リムは曲りやガリ傷は付き物です。その曲りやガリ傷を修理してリムフランジの塗装をクリアーまで一旦完成させ最後に磨きのBBFバフポリッシュや切削のダイヤモンドカットとなります。



●RS-GT20インチ●

 

長崎県のお客様・・リムのガリ傷修理と白サビを削除してのダイヤモンドカット仕上げをします。ディスク部のハイパーシルバー(DSK)は程度良好のため加工無しです。





 

リムガリ傷肉盛り修理から







リム単体にてダイヤモンドカットして完成!





●LM18インチ●

 

愛媛県のお客様・・リムガリ傷修理からBBFバフポリッシュ仕上げします。ディスク部のハイパーシルバー(DSK)は程度良好のため加工無しです。







研摩用に他のディスクをつけて荒研摩から仕上げ研摩します。





 

BBFバフポリッシュをノークリアー仕上げしてロゴシールを製作貼り付けして完成です。

ダイヤモンドカットは虹色のラインを保護するためにオンクリアーが必須ですがBBFバフポリッシュは鏡面仕上げのためオンクリアーは任意です。

オンクリアー&ノークリアーにもそれぞれ一長一短が有りますのでご希望に応じてお受けいたします。



ポリッシュオンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら





その2・・ディスクのみ加工

LM-R&RS-GTのディスクのみの色換え



ディスク単体にしてからの塗装となります。ハイパー塗装に限らず既存の上塗り塗装の塗り替えはお勧めしません。

         ↓



ディスクへのハイパー塗装の塗り替えはパウダーコートをベースとしますので「塗装剥離+ブラスト研摩」によるアルミ無垢の状態にする事は必須作業です。





●LM-R19インチ●



千葉県のお客様・・・ハイパーシルバー(DSK)からハイパーブラック(DBK)へのディスクの塗り替えです。





 

ハイパーブラック(DBK)のベースとなるパウダーコートグロスブラックを塗りさらにサイディングしてアンダーコートしてからハイパー(銀膜)を透かしていきます。





 

ハイパー黒中間色のイメージ仕上げです。







リムは修復暦有りのため手を加えず洗浄のみとなります。





●RS-GT18インチ●



広島県のお客様・・ハイパーシルバー(DSK)からハイパーブラック(DBK)へ色換えです。塗装剥離+ブラスト研摩をしますので塗装の剥げ傷などは関係有りません。





 

コチラもハイパー黒中間色のイメージです。





 

リムも結構傷んでいましたが、予算的にリムポリッシュ加工は無しです。





フルリメークLM軍団 (リムディスク全てのフルリフレッシュ)

 

現時点の作業進行中と手付かずのLM軍団です。ハイパー塗装(DBK・DSK)やバレル研磨(2次元・3次元)、ブラッシュッド(2次元・3次元)、パウダーカラー、溶剤カラー、リバースディスクなど内容は様々です。他にLM同様に入庫の多いRS軍団とRG軍団などBBSだけで山積み状態です。





 

先日9月号の「K CAR Special」と言う軽車専門雑誌に当店の記事が3ページ特集掲載されていますので良かったら是非見てやってください。

PS:遠路はるばる鹿児島まで取材に来て頂いた三栄書房様ありがとうございました。





永く愛用すれば経年劣化して曲りやガリ傷もあって当然です。 最終の磨きや塗装は見た目だけのお化粧ですが、基本・土台となるホイール修理が出来ないと磨いて色塗って綺麗にお化粧しても意味が有りません。



4本リフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!



お問い合わせやお見積もりは会社メール

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お電話でもお気軽にお問い合わせください。

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2012.07.24

アドバンレーシング2Ps17インチ/リフレッシュフルレストア

アドバンレーシング2Ps17インチの全パーツフルレストアです。

2Psのリフレッシュ・リメーク自体は普段通り作業ですが、深いリムの奥へピアスボルトが収まりディスクが出っ張っているためピアスボルトの脱着にかなりの時間と手間隙かかる難儀なホイールでした。

量産ではどんな風に合体しているでしょうか?・・・



ADVAN Racing 2Ps17インチのフルレストア

 

兵庫県のお客様・・曲りやガリ傷は有りませんが腐食がかなり進行しています。





 

僅かに見えるピアスボルトの頭。

外すのはいいがハメル時にどうしたモノか今から不安になります。





 

ナットもボロボロですのでナメてしまい旨く外れるでしょうか?・・・







 

どうにか分解できましたが、ディスク側のピアスボルトの台座は腐食虫食いだらけです。







 

2Psリム本体はパウダーコートしますので剥離から研摩します。

本来3Psですがアウターとインナーを溶接でくっ付けて有りますので実質は2Psです。





 

パウダーコートグロスブラックの噴射!





 

インナーから側面まで丸ごとパウダーコートグロスブラック仕上げです。

アウターリムはBBFバフポリッシュにてこれから磨き込みします。







 

エンブレムとピアスボルトの受け皿は酷い虫食い状態です。

エンブレムはパテ埋めで補修出来ますが、ピアスボルトの受け皿は再生不能ですのでステンの丸ワッシャーと交換となります。





 

ピアスボルトの台座をアルミパテで補修してメイン塗装の下処理です。





 

ディスクとエンブレムは指定カラーNo「NTK2008-1187KAQ」のゴールドを塗装してこちらのパーツはひとまず完成です。



次はオーナメント、6角キャップ、ピアスボルト、ナットへのパウダーコートです。

              


 

キャップのオーナメントはパウダーコートシルバー





 

6角キャップはパウダーコートゴールド



 

ピアスボルトはパウダーコートゴールド





ナットもパウダーコートゴールド







 

ステンの丸ワッシャーをつけて合体の準備!





 

完成した2Ps本体リムとディスクをプレスして合体します。





ここからが難問のピアスボルトハメ付け作業です。

 

ピアスボルト押さえつけ用の手造り工具の作成!先っちょの6角が途中で潰れてしまい結局2個作るはめになりました。





 

一人が手作り工具で頭を押さえ込み、もう一人がナットを1個ずつ手で締める大人二人係りの締め付け作業となりボルトの数が多く気の遠くなる作業のため1日1個のペースで締め込み作業を完了しました。





 

ナットはこちらから提供してパウダーゴールド塗ってインナーと側面はパウダーグロスブラック仕上げとなります。





 

■ADVAN Rachingフルレストアの詳細 ■

1・アウターリム・・・・・・・BBFバフポリッシュ(溶剤オンクリアー)

2・リム本体・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック

3・ディスク・・・・・・・・・・・指定カラー溶剤ウレタンゴールド塗装

4・エンブレム・・・・・・・・・指定カラー溶剤ウレタンゴールド塗装

5・オーメント・・・・・・・・・・パウダーシルバー

6・6角キャップ・・・・・・・・パウダーゴールド

7・ピアスボルト・・・・・・・パウダーゴールド

8・ナット・・・・・・・・・・・・・パウダーゴールド

9・ピアスボルト皿・・・・・・ステン丸ワッシャーと交換

 

10・エアーバルブ・・・・・・ロングタイプと交換





アウターリムのポリッシュ仕上げは「BBFバフポリッシュ研摩・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット・ブラシェッド」の4種類の研摩加工に対応しています。 



アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら 

ダイヤモンドカットについてはこちら

ディスク部
へのカラー塗装「溶剤系ウレタンカラー・粉体パウダー塗装」と当店自慢の「スーパーミラーバレル研磨(ミラーポリッシュ)」いたします。

※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。

粉体(パウダー)塗装についてはこちら





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2012.07.18

AMG19インチ1Psスターリングシルバー(DSK)の再塗装

「AMG/STYLING Ⅲ」と「 AMGSTYLING Ⅳ」のガリ傷修理からスターリングシルバーへ全面塗り直しです。

AMGのハイパーシルバーをスターリングシルバーと言います。AMG独自の名称でメイカーによりハイパー塗装の名称はそれぞれ違います。

BBSのハイパー塗装を(DBK・DSK)と言いますが、これが一般的に知られた名称でハイパー塗装の固有名詞にもなっています。

その他に「グロス塗装、マーキュリーシルバー&ブラック、サテンクローム&シルバー」など様々ですが名称が違うだけで全てハイパー塗装です。

※)メーカーにより使っているハイパーの原料は様々ですので当社では国産、舶来4社のハイパー原料を使い分けています。 

今回のハイパーシルバーはパウダーのベース色がやや違うだけで前処理から塗装まで同じですので同時期入庫を2台まとめて紹介します。





AMG19インチ1Ps(鋳造ホイール)のガリ傷修理からハイパーシルバー(DSK)再塗装



その1・・「AMG STYLING Ⅳ」



東京都のお客様・・・この程度の傷なら部分修理のハイパーシルバーでいけそうですが、1本丸塗り修理してあり色が合っていませんでしたので4本丸塗り塗り直しです。





 

塗装を剥いでこれよりブラストを掛けます。





 

ガリ傷はもちろん肉盛り研摩形成します。





 

ガリ傷修理して天面やインナー、側面全て研摩してパウダーコートの前処理をします。





 

鋳造品はブツ沸きがたまに出ますので念入りに高温焼付けの空炊きをします。





 

パウダーコートグレー(やや黒強め)を噴射します。





 

グロスグレーに焼き上がりました。これからパウダー肌をサイディングしてアンダーコートしてハイパー(銀膜)を塗ります。

パウダー肌の上へ直にハイパー(銀膜)添付はパウダーの上層からメクレて来ますのでNGです。





 

ハイパー(銀膜)を塗ってから120℃で焼いて最終のトップコートも溶剤ウレタン硬質クリアーを120℃で焼いて完成です。





 

インナーリムとリムサイド面はベースのパウダーコートグレー(黒強め)となります。





その2・・「 AMG STYLING Ⅲ」

 

千葉県のお客様・・・ こちらは4本至る所へガリ傷が有り傷の領域が多かったためこれも全面丸塗りです。





 

実際は写真以上の肉盛り修理箇所が多かったAMGです。





 

リムガリ傷修理して表裏側面全面研摩します。





 

パウダーコートグレー(黒やや弱め)を噴射します。





 

ハイパーシルバー(DSK)の塗装完成!塗装のクオリティーよりパテ埋めでない完璧なガリ傷修理に注目ください。







インナーリムとリムサイド面はベースのパウダーコートグレー(黒弱め)となります。







ベースとなるグレーがやや明るめですのでハイパーシルバー(DSK)もそれに反映して明るめのハイパーシルバー(DSK)となります。





ハイパーブラック(DBK)は黒ベースからハイパー(銀膜)の添付量で黒の濃淡が決りますが、ハイパーシルバー(DSK)はハイパー(銀膜)の添付量では無くベースの色(黒の強いグレーから白の強いグレーなどやシルバー)でDSKの色調が決まります。





永く愛用すれば経年劣化して曲りやガリ傷もあって当然です。 最終の磨きや塗装は見た目だけのお化粧ですが、基本・土台となるホイール修理が出来ないと磨いて色塗ってお化粧しても意味が有りません。



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お詫び・・・お陰さまで今期は作年以上の入庫数で毎日多忙を極めています。先月から塗装室の増改築がさらに影響して現在お預かりしている分に関し普段の納期より一部延期される商品も御座います。その点はなにとぞご了承ご理解ください。もうしばらくすれば普段通り落ち着くと思います。





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2012.07.14

アミスタッド21インチスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)と雑誌取材

アミスタッド21インチ鍛造ホイールのスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)ノークリアー仕上げです。

先月末より新規ブース搬入に伴う塗装室増改築と整理や片付けなどが12日にやっと終わり翌日は雑誌取材がありまた1日潰れてしまい14日(土)から本格的に塗装を開始しました。

今お預かりのホイールは入庫順で塗装作業いたしますので今しばらくお待ちください。





アミスタッド21インチ鍛造ホイールのスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)

 

白ミミズシミがポチポチ入り始めたダイヤモンドカットです。

一旦カラー塗装を丸塗りしてから天面部を旋盤でカットすればサイド窓部のカラー塗装が必然的に残りカットした天面だけが切削ラインとなるポリッシュ方をダイヤモンドカットと言います。 天面部をカットすればホール穴やスポーク角部は鋭角に角張ってしまいます。その角部から水の浸入による白ミミズのサビがどうしても入ってしまう避けられない腐食です。

オーナーはその白ミミズシミが気になるためバレル研摩へと別加工になりました。

※白ミミズシミはアルミとクリアーの間に水が侵入していますので上面をいくら磨いてもクリアーが剥げるだけで無駄な抵抗です。





 

1本修復暦有りでイビツな形状でしたのでリム形状を整えます。







 

旋盤ラインを削除してツル肌鏡面仕上げの前処理をします。

オンクリアーの場合はスポークの角張った箇所からの水の浸入をなるべく防ぐために荒研摩の段階で角をやや潰しクリアーを載せやすくします。

ここからは普段通りのバレル研摩荒から仕上げ研摩となります。







 

中写真を撮り忘れていましたのでいきなり完成です。

2次元研摩ですのでスポーク側面は鈍い半光沢アルミ肌となります。

新品はダイヤモンドカットよりMP(ミラーポリッシュ)の方が高額ですのでより高級感が増します。 クロームメッキとは違うアルミ独特の光沢風合い、落ち着いた大人の輝きとなります。







 

この写り込みは素材が鍛造である事とスーパーポリッシュバレル研磨との相性です。





・・・お知らせ・・・

先月三栄書房さんからホイール修理とリフレッシュ・リメークの特集記事の申し入れが有り、昨日13日(金)は雑誌取材のための丸1日でした。・・また仕事が溜まってしまう。(汗)

 

目の前で修理の風景やバレル研摩機を稼動してBBSとエンケイとアミスタッドの完成までをライターさんとカメラマンの方に見てもらいましたが写真や文章では伝わらない実際目で見たリアルな仕上がりに大変感動されていました。

当社独自の企業秘密な面も多少有りますのでその辺の掲載は一部NGです。・・

どんな記事になるかは私にも解りませんが、7月末に発売されるそうですので是非読んで見てください。







スーパーポリッシュバレル研磨のノークリアーは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる事が最大の利点です。そのためスーパーポリッシュバレル研磨はノークリアーのご希望が多いです。その反面ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、大切なホイールを定期的に磨いてやる必要があります。



白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。

ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーパウダーコートクリアーとあります。

※古い鋳造ホイールや腐食の酷いモノへのパウダーコートクリアーは不可です。

素材の特徴、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーを選択ください。

オンクリアー&ノークリアーの特性についてはこちら



ノークリアーのメンテナンスについてはこちら



ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら



一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。

※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。





以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。



4本セットリフレッシュ・リメークに限り今年も送料往復無料キャンペーンを継続中です。



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2012.07.11

BBS-DTM17インチ DBKとDSKへハイパー塗り替え

BBS-DTM17インチの「DBKとDSK」へのハイパー塗装への塗り替えです。

ハイパーブラック(DBK)を「ガンメタ」?ハイパーシルバー(DSK)を「シルバーメタ」?と思い込んでいるユーザーが多いようです。ハイパー塗装とはベースを透かし銀膜を添付するメタル調のレイヤー式塗装方ですので「ハイパーと溶剤メタ」とは材料と塗装方が違いますので別モノ表現です。

「DBKとDSK」はハイパー前のベースが違うだけで前後の作業の流れは同じですので同時期入庫を2台まとめて紹介いたします。





BBS-DTM17インチのハイパーブラック(DBK)塗り替えリフレッシュ

 

愛知県のお客様・・他店でのハイパーブラック(DBK)塗装からの手直し再塗装です。





 

塗装を剥いで出てきました良くあるパテ埋め補修からの塗装です。









パテを削除して溶接にて肉盛りします。





 

肉盛りした部分の研摩形成はハンドパワーにて形を造ります。







 

ハイパー前までの前処理が終わればベースとなるパウダーコートグロスブラックを噴射します。





 

ハイパー添付後のトップコート前です。・・・パウダーコート面をサイディングしてからアンダーコートしてハイパー(銀膜)の塗り重ねで黒の濃淡を決めます。







 

トップコートを塗ってハイパーブラック(DBK)の完成です。







BBS-DTM17インチのハイパーシルバー(DSK)塗り替えリフレッシュ

 

福岡県のお客様・・ガリ傷はありますが、こちらは手付かずのシルバーメタのままでしたので作業がスムーズに進みます。





 

塗装剥離から・・ブラスト前です。







 

こんなガリ傷など上記パテ埋め修理手直しと比べればついで作業感覚で簡単に治せます。







 

リム研摩して天板にアクションをかけ平滑にします。









ベースがパウダーコートの場合はインナーリムも側面部も丸ごと研摩が必要です。









ベースとなるパウダーグレーを噴射!







 

パウダーグレーを200℃で焼付け完成!







 

アンダーコートしてハイパー(銀膜)塗ってトップコート塗ってハイパーシルバー(DSK)の完成です。







インナーリムやリムサイド面はパウダーコートグレー仕上げとなります。







ハイパーブラック(DBK)は黒ベースからハイパー(銀膜)の添付量で黒の濃淡が決りますが、ハイパーシルバー(DSK)はハイパー(銀膜)の添付量では無くベースの色(黒の強いグレーから白の強いグレーなどやシルバー)でDSKの色調が決まります。





永く愛用すれば経年劣化して曲りやガリ傷もあって当然です。 最終の磨きや塗装は見た目だけのお化粧ですが、基本・土台となるホイール修理が出来ないと磨いて色塗ってお化粧しても意味が有りません。



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2012.07.07

19インチ鋳造スーパーポリッシュバレル研磨とスタッフ募集!

当店一押し自慢のスーパーポリッシュバレル研磨です。

最初の修理と最後のオンクリアーが有る場合は私が行なっていますが、バレル研摩の下処理から完成仕上げまでは専属のスタッフが朝から晩まで付きっ切りで磨き込んでいます。

好きな音楽を聴きながらただ黙々とホイールが光るまで磨き込む地味で根気の要る作業ですが、誰にも干渉されず自分の世界に入って独り言を言いながらやる仕事が好きな人には向いている仕事です。

「つるむより一人がいい」・・私が元々そのタイプですからこんな仕事出来るんです。

こんな仕事の好きな人はいませんか? 研摩職人募集中!です。

ホイール修正にも興味の有る方は私が厳しく指導しますのでこちらも同時募集中!です。





19インチ鋳造1Psスーパーポリッシュバレル研磨(2次元)



新潟県のお客様・・モデル名は不明ですが純国産の商品なら問題無くこんに綺麗になります。







ホワイトをそのまま上塗りされていますが、どっち道、剥離して無垢の状態からの研摩作業ですのでそんなのは関係有りません。









塗装を剥いでブラストを掛けます。

シミ、腐食も有りませんのでこれなら予定通り事が順調に進みます。







バレル投入前の人の手によるアクションペーパーで面を出します。







バレル荒研摩機で1時間ほど荒研摩します。







途中経過の半光沢状態です。バレル仕上げ研摩機に何回もかけて光沢ムラやペーパー目を入念にチェックしてバレル研摩機投入とハンド研摩の繰り返しです。







最後に私のチェックでOKがでればポリッシュ仕上げの完成です。

その後オンクリアーの場合トップコート塗装となります。







磨き難いスポーク下の帯面も万遍無く磨き込んでいます。今回は2次元ですのでスポークサイド面(窓部)はユズ肌の鈍い光沢となります。

スポークサイド面(窓部)まで全て平滑ツル肌に仕上げる事を3次元ポリッシュと言います。









1Psは本体丸磨きですので汚れていたインナーリムや側面リムもついでに綺麗になります。 使えばすぐに汚れてしまう箇所やタイヤを組めば見えない箇所でもお納めした時に綺麗なって返ってくれば気持ちがいいものです。





ノークリアーでは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる事が最大の利点です。そのためスーパーポリッシュバレル研磨はノークリアーのご希望が多いですが、ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、大切なホイールを定期的に磨いてやる必要があります。 ※ノークリアーのお客様へはメンテ用のコンパウンドを低価でお分けいたします。



白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。

ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーパウダーコートクリアーとあります。

※古い鋳造ホイールへのパウダーコートクリアーは不向きです。

素材の特徴、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーを選択ください。

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ノークリアーのメンテナンスについてはこちら



ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら



一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。

※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。





以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。



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2012.07.06

R35GTR純正とY33シーマ純正のパウダーコート

日産純正ホイールのR35GTR純正20インチはパウダーコートグロスブラックに再塗装!Y33シーマ純正16インチはパウダーコートマットブッラクに再塗装!

R35GTR純正はRAYS製の鍛造品でY33シーマ純正はENKEI製の鋳造品です。国産の純正ホイールは鍛造・鋳造問わず世界一高品質ですのでパウダーコートフィニュッシュでも腐食が無い限り綺麗に仕上ります。

※中国・アメリカ製の鋳造品は素材が粗いため高温焼付けでパウダーコートすれば巣穴から空気や異物の沸きが出てきます。そのためパウダーコートはベースとして利用しフィニュッシュは低温焼付けの溶剤カラー仕上げとなります。



R35GTR純正鍛造ホイール20インチのパウダーコートハイグロスブラック

 

大阪府のお客様・・DSKとDBKの9.5J通しを2枚ずつ別々に購入。ガリ傷修理ついでにパウダーコートグロスブラックへ色換えです。





 

DBKは程度良好ですが、DSKの2本はガリ傷だらけです。







 

ガリ傷修理前にまずは塗装剥離から





 

塗装で隠せますからリムを削ってお終いレベルの傷かも知れませんが、そこは修理屋としてのプライドが許せませんので何回も言いますが、パテ埋めや削り込み修理は維持でもしません。







 

リムのガリ傷肉盛り研摩形成してスポーク部はレベリング(平滑)出しのためにアクションをかけます。







 

さらに他所ではやっていない当店独自のバレル研摩機で荒研摩を1時間ほどかけて表裏丸ごと平滑出しをしてパウダーコートまでの前処理をします。





 

脱脂して水分が完全に抜けるように120℃で空炊きします。







 

パウダーコートグロスブラックの焼き上げ完成です。

前処理で丸ごとバレル研摩の荒研摩をかけてありますのでスポークサイド面や窓部も平滑面が出て来ます。





 

インナーリムやリムサイド面もバレル荒研摩の効果で黒光します。







Y33シーマ純正鋳造16インチパウダーコートハーフマットブラック

 

神奈川県のお客様・・こちらは傷も曲りも無い程度良好なホイールです。







 

剥離からブラスト研摩してバレル荒研摩にかけます。







 

パウダーコート噴射!







 

焼き付け完成です。キャップはプラ製のためパウダーコートが出来ませんのでメッキのリングを残して溶剤でのマットブラックでの対応です。







 

インナーも側面も丸ごとパウダーコートマットブラックとなります。





全面再仕上げリフレッシュ・リメーク価格の安い順位から紹介します。

1位・溶剤ウレタンカラー塗装  2位・パウダーコートフィニッシュ  3位・パウダーベース溶剤ウレタンカラー塗装  4位・バレル研摩2次元  5位・ブラッシュッド   6位・ハイパー塗装  7位・ダイヤモンドカット  8位・バレル研摩3次元  9位・スパッタリングメッキ  10位・クロームメッキ

と言った順位ですがこれはあくまでも当店の基準です。

※溶剤ウレタン塗装とダイヤモンドカット以外は全て剥離らかブラスト研摩のアルミ無垢からの前処理が前提です。

※リムのみのディスクのみ加工では料金順位が変わります。

※1Ps個別仕上げや2・3Psホイールはリムとディスクそれぞれ別々の加工の組み合わせになります。





●液体溶剤ウレタンカラー(液体スプレー式)は、車のボディーカラーと同質ですので、耐久性は十分なレベルですが、傷に弱く、剥がれ易く、退色性に劣ります。しかし最大の利点は調合次第で無限のカラー指定カラーが作れる事と部分塗装重ね塗りが可能な事です。

●固体樹脂パウダーカラー
(固体静電式)は調色が出来ない事と部分塗装や重ね塗りが出来ません。しかし最大の利点は密着性退色性耐久性塗装肌の硬さは溶剤ウレタンカラーの比では有りません。





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2012.07.03

エクイップ22インチ/光輝アルマイトグロスブラックのガリ傷修理

最近国産ブランドメーカーから出た新しい黒!それが光輝アルマイトグロスブラックです。

光輝アルマイトに黒を着色されたモノで修理屋泣かせの特殊な酸化皮膜工法です。

パウダーコートグロスブラックや溶剤ウレタングロスブラックとは違った独特な肌の黒となります。

解りやすく例えると漆塗りの奥深い黒光りしたお仏壇のような感じです。





エクイップ22インチ/光輝アルマイトグロスブラックのリムガリ傷修理



東京都のお客様・・いつも高級ホイールの修理をいただいている外車ディーラーのお得意様です。 当社のお客様は一般ユーザー様と業者様は約半々です。

 





 

ガリ傷の写真を撮り忘れていましたのでいきなり肉盛り溶接から・・

アルマイト光輝リムは肉盛り溶接すれば溶接箇所に黒シミが入りますが、黒染めアルマイトのため黒シミも目立ちませんので遠慮なく溶接肉盛りが出来ます。







溶接箇所の部分研摩







アウターリムのアルマイト剥離、全面研摩!







 

BBFバフポリッシュ仕上げならここで完了ですが、これはあくまでも光輝アルマイトの下処理を目的としたBBFバフポリッシュのためテカテカに磨き込む必要があります。メッキ系の下処理はバフ磨きの良し悪しでメッキの仕上がりが左右れます。

バランサーみたいな構造したホイールを高速回転させてペーパーを充てリムを磨く一般的なリム研摩機では無く、ホイールを低速で回転させながらバフ機自体が高速で前後斜めに動く半自動BBFバフポリッシュ研摩機(特許品)でのBBFバフポリッシュです。リム研摩機よりムラのない光沢が出ます。







  これからアルマイト工場へ出荷します。

 ↓



問題発生! 本来3Psタイプですがインとアウトを溶接でくっ付けてあったため水槽液アルマイト処理する際にインとアウトのツナギ面から液垂れが出てシミが入るとの不具合の報告が有りアルマイトブラックは中止となり当方で溶剤ハイグロスブラック塗装へと変更になりました。

※1Psは本体丸ごとまた2・3Psなどアウターリム単体になる場合は光輝アルマイト処理はもちろんブロンズ、ブラックその他着色されたカラーアルマイトも可能です。







光輝ブラックアルマイト処理に引けを取らないように溶剤ウレタングロスブラックのガンスプレー塗り仕上げです。4枚塗りですからパット見はオリジナルに近い状態になったかと思います。







ピアスボルトを磨いてネジ緩み防止剤ロックタイトを付けマットブッラクのディスクと合体して完成です。









下処理研摩をBBFバフポリッシュまでしていましたので黒光り具合も上々です。

注):アルマイト処理された表面への部分直塗りは密着性が極端に劣るためアルマイト剥離は必須です。





色換え、磨きしてお化粧だけしても意味がありません。確実なる修理が出来でこそリフレッシュ・リメークへと 繋がります。



4本リフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。

 



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2012.07.02

塗装室増改築





最新鋭の新しい塗装ブース設置に伴いまして6月30日よりただ今塗装室を増改築中です。

7月11日完成予定です。

足の踏み場のないごちゃごちゃした状態です。修理から剥離や塗装下地処理は普段通り行なえますが、メインの塗装やクリアー塗装またパウダーコートなどは専用ブース完成後となりますので現在お預かりして作業中のお客様へは納期に関してお時間がかかります事ご理解、ご了承ください。

PS:ノークリアー納めのスーパーミラーバレル研磨は塗装工程が御座いませんので予定通りの納期でお納めいたします。



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