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仕上げ実績・ブログ - ハイパー塗装(DBK・DSK)全面塗り替え

2012.12.16

BBS-LM18インチ/ハイパーブラック(DBK)とBBFポリッシュ

相変わらずほぼ毎日作業しているLMのリフレッシュ・リメークです。

今回は6本お送り頂きより程度の良い4本を選んで仕上げていきます。

2Psですので分解個別加工となりリム本体はパウダーシルバーからリムポリッシュをしてセンターディスクはパウダーグロスブラックからハイパーブラック(DBK)となります。

今有る様々な新しい塗装に対応するには粉体塗装(パウダーコート)は無くてはならない必須塗装です。



BBS-LM18インチ/パウダーコートからのDBKとBBF

東京都のお客様・・・LM6枚用意して頂きガリ傷の程度よりポリッシュの腐食痛みの少ないモノをチョイスして4本揃えます。





 

ガリ傷修理後、リム本体のパウダーシルバー用にシビアな前処理研摩します。





 

パウダーシルバー丸ごと静電噴射!





 

LMリム丸ごとパウダーシルバー3台同時に完成!





 

パウダーシルバー完成後にリムフランジシルバーを残しアウトリムのポリッシュとなります。





 

センターディスクも剥離研摩してパウダーコート前に120℃で空炊きします。





 

センターディスク丸ごとパウダーグロスブラックの静電噴射!







パウダーグロス完成から溶剤のハイパー銀膜添付のためにここから多くの工程が待ってます。 ハイパー塗装は空炊きから数えると5回の焼付けとなります。





 

パウダーコート肌を念入りに足付けサイディングして密着剤からアンダーコートへに入ります。





 

黒を透かした銀膜添付量でハイパーブラック(DBK)濃淡が決まります。

ハイパーブラックは黒濃からず薄からずの中間のイメージです。





 

ピアスボルトは既存の黒ボルトを付けて完成です。

クロームボルトがご希望の場合は有料となりますがクロームボルトと交換いたします。





 

2Psリム本体の裏面、側面はパウダーシルバー肌となります。







 

今回のアウトリムはBBFバフポリッシュのオンクリアー仕上げです。

ポリッシュリムオンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら

 

アウトリムポリッシュには当社では(BBFバフポリッシュ・バレル研摩・ダイヤモンドカット)のご予算お好みに応じて対応しています。



3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら

■BBS-LMリフレッシュ作業の詳細■

1・アウトリム・・・・・・・・・・・・ガリ傷肉盛り研摩形成

2・2Psリム本体・・・・・・・・・・パウダーシルバー

3・アウトリムポリッシュ・・・・BBFバフポリッシュオンクリアー

4・センターディスク・・・・・・・ハイパーブラック(DBK)

5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研摩交換無し

6・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研摩交換無し(パッキン一部交換)

7・BBSエンブレム・・・・・・・交換無し

※リムから付属パーツ(ピアスボルト・エアーバルブ・エンブレム・ステッカー)など中古から新品まで各種取り揃えています。

※付属パーツのみの販売は行なっていません。





4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。



お問い合わせやお見積もりは会社メール

nishi@243ok.co.jp  の方へお願いいたします。





年末年始のお知らせ

12月は29日までは年内納品も多いため交代製で日曜休み無しで朝6時からぶっとうしの仕事です。

12月30日~1月6日まで正月休みとなります。







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2012.12.08

ATSベンツ純正15インチDBK-P仕様リフレッシュ・リメーク

30年前の古~いレア物ATS15インチのベンツ純正ホイールを当時は無かった粉体塗装(パウダーコート)で進化した現代の塗装技術を生かし復活させます。

1Psホイールへのリム/ディスク個別加工は一旦塗装を済ましてからリムへのポリッシュ加工(BBFバフポリッシュやダイヤモンドカット)となり、作業の流れ工程はみな同じです。





ATSベンツ純正15インチ粉体塗装(パウダーコート)からDSK-P仕様!

 

大分県のお客様・・・年代モノですので経年劣化腐食やガリ傷は当然ありますが修復暦が有りませんので綺麗に復活できます。





 

お客様がご自分で剥離をトライしたみたいで途中で断念!

海外のホイールはベースが特殊でしかも厚塗りのため簡単には剥げません。







 

ガリ傷修理して剥離剤からブラスト掛けてさらにリム研磨機とハンド研磨でパウダーコートの前処理を念入りにします。







 

インナーや側面も研磨します。

※溶剤カラーなら一部前塗装が残っていても問題有りませんが、パウダーコートは一部の塗装残り研磨不足があればパウダーが載りませんのでシビアな研磨が必要です。









ハイパーシルバー(DSK)のベースとなる明るめのパウダーグレーを静電噴射します。









パウダー焼付け完了!・・リムをダイヤモンドカットする場合はバイトで切り込みためリムをマスキングする必要は有りませんが、BBFバフポリッシュは磨き込みのためパウダー肌が硬すぎて簡単に剥げませんので研磨し易いようにパウダーが被らない程度に大まかなマスキングをします。





 

パウダーグレーを透かしたハイパーの銀幕を添付してトップコートを塗ってハイパーシルバー(DSK)を一旦完成させます。







 

リムはBBFバフポリッシュですのでリム研磨機でひたすら磨き込みます。









リムをBBFバフポリッシュしてからはノークリアー希望のため完了です。

オンクリアーの場合はリムの構造によりリム面オンクリアーか、ディスクまで丸ごとオンクリアーかになります。





 

インナーリムや側面はベースカラーのパウダーグレーです。

愛車が外車ですのでブレーキパットカス付着もパウダーコートなら溶剤より高温度に耐え切れますのでメンテも期待出来ます。







 

古いホイールへ粉体塗装(パウダーコート)からDSK-Pへ現代風に模様替えしてイメージががらりと変わりました。



今回のリフレッシュはただ単にカラー塗装でお化粧するのでは無く、まだこれから永く現役として愛用するために粉体塗装をベースとしてアルミ素地をがっちりガードする事が最大の要因、目的です。





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2012.11.13

BBS-RGRハイパーブラック(DBK)とゴルフ純正ハイパーシルバー(DSK)塗り替え

BBS-RGR(鍛造)18インチDSKからDBKへの塗り替えとゴルフ純正(鋳造)18インチウレタンシルバーからDSKへの塗り替えです。



ハイパー塗装の「DBKとDSK」はベースとなる粉体塗装(パウダーコート)のカラーが違うだけで作業の流れ工程は全く同じです。



「DBKとDSK」のベースカラーの選択の違うところはDBKは全てグロスブラックとなりますが、DSKはグレーのベースカラーにより銀の表現が変わってきます。





BBS-RGR18インチハイパーシルバー(DSK)からハイパーブラック(DBK)へ再塗装リフレッシュ・リメーク



熊本県のお客様・・・元はDSKですが、ガリ傷修理ついでに色換え気分転換でDBKへ塗り替えします。





 

塗装剥離してから熔接肉盛りにてガリ傷修理します。

カラー塗装品ですのでパテ埋めでも対応できますが、強度を必要とするリム端しへのパテ埋め修理は一切行ないません。修理屋としての拘りです。





 

研磨形成原型修復してからホイール丸ごと研磨してハイパーブラック(DBK)のベースとなる粉体塗装(パウダーグロスブラック)を噴射します。





 

粉体塗装(パウダーグロスブラック)焼付け完成です。





 

パウダーコート肌へ直にハイパー銀膜添付は密着性が悪いため足付けのサイディングは必須作業です。





 

プライマー添付からアンダーコートしてその上にハイパー銀膜で黒を透かしながらハイパーブラック(DBK)表現をします。





 

ベースの黒とハイパー銀膜の程よい色染まったらそれを一旦100℃で焼いてさらにクリアーで銀膜を抑えて60℃で焼いてハイパーブラック(DBK)の完成です。

ハイパー塗装はベースから最低でも「4コート・4焼き」の手間のかかる高級塗装です。







 

インナーリムやリムサイド面はベースカラーのパウダーコートとなります。







 

ハイパーブラック(DBK)の完成です。ハイパー塗装は写真撮影の環境条件で濃く見えたり薄く見えたりしますので写真と現物の色合い表現はどうしてもやや違って来ます。





ゴルフⅢ純正/シルバーメタからハイパーシルバー(DSK)へ塗り替えリフレッシュ・リメーク

 

鹿児島県のお客様・・・こちらは普通もシルバーメタのゴルフ純正ホイールです。

他所で上塗りして有りましたが、それは関係無く、勿論こちらも塗装剥離から始まります。





 

ガリ傷や曲がり修理が有りませんでしたのでいきなり剥離研磨からスタートです。





 

インナーリムとリム側面はもやや明るめのパウダーグレーベースカラー仕上げとなります。







明るめのハイパーシルバー(DSK)がご希望でしたのでベースとなるパウダーコートもやや明るめのパウダーグレーでハイパーシルバー(DSK)の色合いが決まります。



永く愛用すれば色は退色経年劣化して曲りやガリ傷も付いて当然です。 最終の磨きや塗装は見た目だけのお化粧ですが、基本・土台となるホイール修理が出来ないと磨いて色塗ってお化粧しても意味が有りません。



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2012.09.06

BBS-RGR17インチ/ハイパーブラック(DBK)リフレッシュ・リメーク

色を調色して塗る溶剤カラーと違いハイパー塗装はベースとなる色へハイパー銀膜を透かし目視しながら濃淡を調整して塗ると言うより降り掛けて染めていくレイヤー塗装方で、ワーク上に4層の塗膜で構成する「4コートx4ベグ」塗装のため専用の機材、ブース、設備が無いと出来ない高級塗装です。



塗装剥離~ブラスト研摩~アクション研摩~場合によりバレル研摩など前処理をしてから「1・パウダーコート(焼付け200℃)~2・アンダーコート(焼付け60℃)~3・ハイパー銀膜コート(焼付け80℃)~4・クリアートップコート(焼付け600℃)」の4コート(塗装)x4ベグ(焼付け)で前処理と塗装の工程が多いため手間と時間がかかり納期もそれなりにかかります。



BBS-RGR17インチ/ハイパーブラック(DBK)リフレッシュ・リメーク

 

愛知県のお客様・・・経年劣化退色は有りますが、曲りや大きなガリ傷の無い程度良なRG-Rです。





 

塗装剥離+ブラスト研摩からデザイン天面は肌合わせの研摩をします。





 

パウダーコートのためのインナーリムも全て研摩





 

120℃で空炊きします。水分を完全に飛ばす目的と冷えだしてやや暖ったかい加減の頃がパウダーの載りがいいです。





 

パウダーコート噴射!









パウダーグロスブッラク仕上げならここで終了です。

このパウダーグロスブラックをベースにハイパーブラック(DBK)へとさらに進みます。







パウダーコート肌の上へ直にハイパー(銀膜)添付はNGです。せっかく綺麗に仕上がったパウダー肌をサイディングします。





 

ハイパー(銀膜)を載せるために溶剤のアンダーコート(焼付け60℃)をします。



アンダーコートの上へハイパー(銀膜)を透かしながらイメージする黒濃淡のDBKへと染めて来ます。(ハイパー焼付け80℃)







ハイパー(銀膜)の上へクリアートップコート(焼付け60℃)して完成です。





 

撮影環境で写りが多少変わりますが、実際は黒薄めで銀の強いDBKです。





 

インナーリムはパウダーコートグロスブラックのベースカラーとなります。





 

こちらは丸塗りDBKに対してPを追加した「DBK-P(ポリッシュ)」仕様です。丸塗りハイパー塗装を一旦完成させてそれからさらにリムのポリッシュ研磨が追加作業となる1Ps個別仕上げです。リムが光るとハイパーがより引き立ち高級感が増します。

1Psの個別リムポリッシュ仕上げは「BBFバフポリッシュとダイヤモンドカット」が有ります。

どちらが良い悪いでは有りません、好みの問題ですのでご予算、ご要望に応じて対応いたします。





■ハイパー塗装の注意点とメンテについて■

頑丈肌のパウダーコートをベースとしてもハイパー(銀膜)から最終のトップコートまでの中間の塗装は前処理(サイディングや密着剤添付)が出来ませんのでパウダーからトップコートまでの中間の塗装はただ乗っかって挟まっている層のバームクーヘンのような状態です。これは新品量産品も純正ハイパーも同じ条件です。

簡単な1コート塗装と違い、4層以上の重ね塗りをして始めて特殊なメタルカラー表現が出来る訳ですのでこれら高級塗装はそれを犠牲にしてのカラー表現となるためメンテもデリケートに扱う必要が有ります。

後塗りのハイパー塗装に限らず量産新品や純正ハイパーも同じ構成手法のため高圧洗浄機や洗車機は厳禁です。

メンテはデリケートに扱いスポンジ等で手洗いシャンプーしてください。





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2012.07.18

AMG19インチ1Psスターリングシルバー(DSK)の再塗装

「AMG/STYLING Ⅲ」と「 AMGSTYLING Ⅳ」のガリ傷修理からスターリングシルバーへ全面塗り直しです。

AMGのハイパーシルバーをスターリングシルバーと言います。AMG独自の名称でメイカーによりハイパー塗装の名称はそれぞれ違います。

BBSのハイパー塗装を(DBK・DSK)と言いますが、これが一般的に知られた名称でハイパー塗装の固有名詞にもなっています。

その他に「グロス塗装、マーキュリーシルバー&ブラック、サテンクローム&シルバー」など様々ですが名称が違うだけで全てハイパー塗装です。

※)メーカーにより使っているハイパーの原料は様々ですので当社では国産、舶来4社のハイパー原料を使い分けています。 

今回のハイパーシルバーはパウダーのベース色がやや違うだけで前処理から塗装まで同じですので同時期入庫を2台まとめて紹介します。





AMG19インチ1Ps(鋳造ホイール)のガリ傷修理からハイパーシルバー(DSK)再塗装



その1・・「AMG STYLING Ⅳ」



東京都のお客様・・・この程度の傷なら部分修理のハイパーシルバーでいけそうですが、1本丸塗り修理してあり色が合っていませんでしたので4本丸塗り塗り直しです。





 

塗装を剥いでこれよりブラストを掛けます。





 

ガリ傷はもちろん肉盛り研摩形成します。





 

ガリ傷修理して天面やインナー、側面全て研摩してパウダーコートの前処理をします。





 

鋳造品はブツ沸きがたまに出ますので念入りに高温焼付けの空炊きをします。





 

パウダーコートグレー(やや黒強め)を噴射します。





 

グロスグレーに焼き上がりました。これからパウダー肌をサイディングしてアンダーコートしてハイパー(銀膜)を塗ります。

パウダー肌の上へ直にハイパー(銀膜)添付はパウダーの上層からメクレて来ますのでNGです。





 

ハイパー(銀膜)を塗ってから120℃で焼いて最終のトップコートも溶剤ウレタン硬質クリアーを120℃で焼いて完成です。





 

インナーリムとリムサイド面はベースのパウダーコートグレー(黒強め)となります。





その2・・「 AMG STYLING Ⅲ」

 

千葉県のお客様・・・ こちらは4本至る所へガリ傷が有り傷の領域が多かったためこれも全面丸塗りです。





 

実際は写真以上の肉盛り修理箇所が多かったAMGです。





 

リムガリ傷修理して表裏側面全面研摩します。





 

パウダーコートグレー(黒やや弱め)を噴射します。





 

ハイパーシルバー(DSK)の塗装完成!塗装のクオリティーよりパテ埋めでない完璧なガリ傷修理に注目ください。







インナーリムとリムサイド面はベースのパウダーコートグレー(黒弱め)となります。







ベースとなるグレーがやや明るめですのでハイパーシルバー(DSK)もそれに反映して明るめのハイパーシルバー(DSK)となります。





ハイパーブラック(DBK)は黒ベースからハイパー(銀膜)の添付量で黒の濃淡が決りますが、ハイパーシルバー(DSK)はハイパー(銀膜)の添付量では無くベースの色(黒の強いグレーから白の強いグレーなどやシルバー)でDSKの色調が決まります。





永く愛用すれば経年劣化して曲りやガリ傷もあって当然です。 最終の磨きや塗装は見た目だけのお化粧ですが、基本・土台となるホイール修理が出来ないと磨いて色塗ってお化粧しても意味が有りません。



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お詫び・・・お陰さまで今期は作年以上の入庫数で毎日多忙を極めています。先月から塗装室の増改築がさらに影響して現在お預かりしている分に関し普段の納期より一部延期される商品も御座います。その点はなにとぞご了承ご理解ください。もうしばらくすれば普段通り落ち着くと思います。





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2012.07.11

BBS-DTM17インチ DBKとDSKへハイパー塗り替え

BBS-DTM17インチの「DBKとDSK」へのハイパー塗装への塗り替えです。

ハイパーブラック(DBK)を「ガンメタ」?ハイパーシルバー(DSK)を「シルバーメタ」?と思い込んでいるユーザーが多いようです。ハイパー塗装とはベースを透かし銀膜を添付するメタル調のレイヤー式塗装方ですので「ハイパーと溶剤メタ」とは材料と塗装方が違いますので別モノ表現です。

「DBKとDSK」はハイパー前のベースが違うだけで前後の作業の流れは同じですので同時期入庫を2台まとめて紹介いたします。





BBS-DTM17インチのハイパーブラック(DBK)塗り替えリフレッシュ

 

愛知県のお客様・・他店でのハイパーブラック(DBK)塗装からの手直し再塗装です。





 

塗装を剥いで出てきました良くあるパテ埋め補修からの塗装です。









パテを削除して溶接にて肉盛りします。





 

肉盛りした部分の研摩形成はハンドパワーにて形を造ります。







 

ハイパー前までの前処理が終わればベースとなるパウダーコートグロスブラックを噴射します。





 

ハイパー添付後のトップコート前です。・・・パウダーコート面をサイディングしてからアンダーコートしてハイパー(銀膜)の塗り重ねで黒の濃淡を決めます。







 

トップコートを塗ってハイパーブラック(DBK)の完成です。







BBS-DTM17インチのハイパーシルバー(DSK)塗り替えリフレッシュ

 

福岡県のお客様・・ガリ傷はありますが、こちらは手付かずのシルバーメタのままでしたので作業がスムーズに進みます。





 

塗装剥離から・・ブラスト前です。







 

こんなガリ傷など上記パテ埋め修理手直しと比べればついで作業感覚で簡単に治せます。







 

リム研摩して天板にアクションをかけ平滑にします。









ベースがパウダーコートの場合はインナーリムも側面部も丸ごと研摩が必要です。









ベースとなるパウダーグレーを噴射!







 

パウダーグレーを200℃で焼付け完成!







 

アンダーコートしてハイパー(銀膜)塗ってトップコート塗ってハイパーシルバー(DSK)の完成です。







インナーリムやリムサイド面はパウダーコートグレー仕上げとなります。







ハイパーブラック(DBK)は黒ベースからハイパー(銀膜)の添付量で黒の濃淡が決りますが、ハイパーシルバー(DSK)はハイパー(銀膜)の添付量では無くベースの色(黒の強いグレーから白の強いグレーなどやシルバー)でDSKの色調が決まります。





永く愛用すれば経年劣化して曲りやガリ傷もあって当然です。 最終の磨きや塗装は見た目だけのお化粧ですが、基本・土台となるホイール修理が出来ないと磨いて色塗ってお化粧しても意味が有りません。



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2012.06.16

BBS-RG-R18インチ/ハイパー塗装(DBK)&リムポリッシュ個別仕上げ

1Psホイールへの塗装&リムポリッシュ個別仕上げはみな共通の作業の流れとなります。

塗装や磨き(溶剤ウレタンカラー・パウダーカラー・ハイパーカラー・ミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット)があり、リム加工には(アルマイト光輝リム・BBFバフポリッシュ研磨・ミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット)など当店ではバリエーション豊富に対応しています。それらのお好みご予算に応じて各組み合わせにより様々なリム/ディスク個別仕上げの表現が出来ます。

今回はホイール本体ディスク部の塗装部門(パウダーコートグロスブラックをベースのハイパー塗装DBK)にしてリムポリッシュ(BBFバフポリッシュ研磨)の組み合わせのリフレッシュ・リメークです。

組み合わせの内容が変わるだけで1Psリム/ディスク個別仕上げは塗装を済ましてからリムのポリッシュ加工となります。





BBS-RGR18インチハイパー塗装&リムポリッシュ(DBK-P)
 



山口県のお客様・・ハイパー塗装DSK-PからDBK-Pへカラー変更です。

ハイパー塗装のDSKもDBKも甲乙つけがたいメタル調で高級感ある塗装です。







2本削り込みによる修復暦有りでご覧の通り写真右はリムが薄く仕上げっています。ただ削っただけのこんな修理はプロとして恥ずかしい事です。

オーナーへご報告して形状は似たように造りますが肉厚は現状のままでのリムポリッシュ仕上げとなります。









塗装剥離ブラスト研摩からハンド研摩します。





 

インナーリムや側面部も研摩機にて全て研摩します。







ブラストハンド研磨してさらにパウダーコート下地用にバレル荒研磨かけます。

これが他所ではやっていない当店独自の1工程増やした下処理です。








 

通電チェックからパウダーグロスを蒸着噴射して、一時保管箱に置き、4本同時に焼付け釜で200℃で焼き付けて粉を溶かします。





 

溶けた粉が艶有りハイグロスブッラクへとなります。

塗装膜ではなく樹脂膜ですのでアルミ素地へ黒の樹脂がガッチリ、ガードします。

※溶剤系の場合はリムへマスキングしませんが、パウダーは肌が硬いためリムポリッシュ研磨する時パウダーを剥ぐのに苦労しますらリム研磨する事をする場合は研磨 し易いように簡易的にマスキングします。







 

これからハイパーを塗ってクリアー塗装まで済ましてリムを磨き込みます。







 

ハイパー塗装(DBK)とリムポリッシュのDBK-Pの完成です。





 

ホイール本体の裏面・側面はベースとなるパウダーグロスブッラク仕上げです。

裏面インナーはシルバーよりホイールが締まって見えてしかも汚れが目立ちませんので後塗りのインナー塗装は黒がお勧めです。





 

写真右が薄かったリムですが、パット見解らないように手直しして有ります。





 

パイパーブッラクは黒中間色のイメージです。



今回のリムポリッシュはお客様のリクエストでBBFバフ鏡面研磨ノークリアー仕上げで、さらに本体丸ごとガラスコーティング処理して有ります。

ガラスコーティングについてはこちら





当社のアウターリムへのポリッシュ加工は「BBFバフ鏡面研磨・スーパーミラーバレル研磨 ・ダイヤモンドカット」の3通りのポリッシュ加工が可能です。

どのポリッシュ方が「良い、悪い」かの品質の差はありません。ご予算とお好みでリクエストされたモノをお受けします。

3通りのアウターリムポリッシュ研磨の特徴お値段はこちら



オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら



ノークリアー納め後のメンテナンスについてはこちら





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2012.05.23

BBS-RG/RG-Rへの丸塗りハイパー塗装リフレッシュ

1Ps鍛造ホイールのBBS-RG/RG-Rへの丸塗りハイパー塗装のリフレッシュ・リメークです。

ハイパー塗装は剥離から始まりパウダーコートをベースとしてハイパー塗装となります。今回紹介のRG同様に1Psホイールへの丸塗りは他の商品も全く同じですのでハイパー塗装への色換えをお考えの方も参考にしてください。

ハイパー塗装までは同じ工程ですが、最終の色表現となるハイパーの「銀膜濃淡」の表現は3台それぞれ違います。

ほぼ同時期に入庫しましたので3台まとめてハイパー塗装の作業の流れを紹介します。





BBS-RG/RG-Rへの丸塗りハイパー塗装のリフレッシュ・リメーク

 

岡山県のお客様・・シルバーメタから銀膜を多めとして銀の強いハイパー塗装です。





 

千葉県のお客様・・劣化退色したハイパー塗装DBKからほぼ同色の濃淡に近づけたハイパー塗装DBKです。





 

滋賀県のお客様・・劣化退色したガリ傷修理ありのハイパー塗装DBKからやや黒を強くしたハイパー塗装DBKです。





 

・・パウダーコートがベースですので全て塗装剥離+ブラスト研磨から始まります。





 

・・ガリ傷や曲がりのあるモノは当然修理してから塗装の下処理へ入ります。





 

・・修理箇所のリム形成!普段通り完璧です。





 

・・ディスク面も平滑にするためにハンド研磨します。





 

・・リム研磨機にてインナーリムや側面も丸ごと研磨します。

ここもしっかりやらないとパウダーが弾いてくっ付きません。







・・パウダー下準備として120℃で約20分ほど空炊きします。







・・静電チェックしてパウダーグロスブッラクを噴射します。







・・パウダー(粉)が200℃の熱で溶けて塗膜と言うより樹脂膜のグロスブラックとなります。このパウダーグロスの上にいきなりハイパーを塗るのでは有りません。 これからさらに表面のみパウダー肌をサイディングしてハイパーへのアンダーコート塗装してからパイパー添付となります。





 

・・銀膜のハイパーを塗った時点です。 クリアーはまだ塗って有りません。

この段階でベースの黒を透かしてハイパーの添付量により濃淡を決めて行きます。 

 

・・最後はトップコートです。銀膜のハイパーを塗ってから90℃で釜で焼いて銀膜が完全硬化した後クリアーコートしてまた釜で焼いて全て完成となります。



①~⑩までがハイパー塗装完成までの基本的な流れですがご覧の通りハイパー塗装は手間と時間のかかる塗装なのです。

そのまま上塗りでいきなり黒塗ってハイパー塗ってのハイ完成と言う訳には行きません。





それぞれ違うハイパー塗装濃淡の完成!

       ↓

 

銀膜を多くして銀の強いハイパー塗装!





 

一般的なハイパー塗装DBKの黒濃淡





 

銀膜を少なめにして黒が若干強いハイパー塗装





 

1Ps丸塗りは全てインナーリムとリム側面はベースのパウダーブッラクとなります。

 ちなみに新品は側面までパウダーは塗って有りません。



注:お願い)ハイパー塗装は調色して塗るのでは有りませんので、黒の濃淡に関し「黒濃い目から中間色また銀濃い目」などアバウトな表現となり写真やモニターでも表現が変わります。濃淡の見方も個人差が生じて完成品とイメージが若干違う事も有るかと思いますが、ハイパー塗装の濃淡については過去の範例とこちらのお任せでお願いしたします。





ハイパー塗装からリムポリッシュ

 

こちらは丸塗りDBKに対して「DBK-P(ポリッシュ)」仕様です。丸塗りハイパー塗装を一旦完成させてそれからさらにリムのポリッシュ研磨が追加作業となる1Ps個別仕上げです。リムが光るとハイパーがより引き立ちます。

リム面ポリッシュ仕上げには「BBFバフポリッシュとダイヤモンドカット」が有ります。 目的、ご予算に応じてお申し出ください。







基本的にご依頼品は新品ではありませので経年劣化して曲りやガリ傷もあって当然です。 それらをキチンと直してからのハイパー塗装となりますので基本・土台となるホイール修理が出来ないと色塗ってお化粧しても意味が有りません。



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PS:最近たまにこちらからのメールの返事が返ってこないとクレームが御座います。 手が空かず当日返信は出来ない事も多々ございますが、2~3日以内には返信するようにしています。

それでも返信がない場合は携帯やPCの迷惑メール設定などが考えられますので2~3日以内に当方からの返信が無い場合は確認のため直接お電話ください。



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2011.10.25

新品ワタナベ15インチ パウダーコートからハイパー塗装

「ハコスカの定番」30数年前から変わらない、RSワタナベを現行車へマッチンングするため今風にアレンジ !

ワタナベ独特の砂型の風合いを今現在の新品も変わりなく表現されいます。

昔から変わらない砂型鋳造製法の歴史伝統の肌を残した砂肌の粗い風合いを現代風にアレンジ表現するためにはそれなりの下処理を要し素材の問題も多々発生します。



砂型鋳造ホイールからパウダーコートをベースとしてハイパー塗装



兵庫県のお客様・・ワタナベ15インチ 新品ホイールへのパウダーコートをベースとしてハイパー(銀強し黒薄め)でシルバー基調を多めにしたハイパー塗装(DBK)です。素材も問題で下処理に苦労したハイパー塗装です。





塗装剥離からブラスト研磨







ワタナベ独特の荒肌です。

砂型鋳造のため不純物も多く陥没や大きな巣穴も多数あります。強度的には実際、鍛造ホイールの半分以下ですが、これが伝統のワタナベです。







粗い砂肌を消すために色んなハンドエアーツールを使い分けてひたすら研磨です。







スーパーミラーバレル研磨の3次元下処理と同じようにR面、股グラ、側面、ホール穴付近と隅々まで砂肌を削除します。







ここから他所に無い当店自慢の荒研磨用のバレル研磨機の登場です。

この状態でも何か工夫すればどこにも無い商品になりそうな肌質です。







表面ツル肌になったらベースとなるパウダーコートのための空炊きです。

ゆっくり焼いて水分を完全に飛ばします。







通電チェックしてパウダーコート噴射!







異物による湧き欠陥の出現!(涙)  パウダーは焼いてみないと結果が見えません!

リスクの少ない溶剤カラー塗装と違いパウダーコートは180℃以上の高温焼きのため時として素材からの予期しない湧き、異物出現などもあり手直しを余儀なくされる事があります。

;※低温焼けで液体塗料の溶剤カラーなら先にサフで抑えきれますのでこんな症状はまず出ません。







手直しのためのパウダーコート肌へのサイディング!

パウダーコートは表面が硬いため溶剤のようにいきなり1500番手では削れ切れませんので800番位からスターとして2000番手まで徐々にペーパー目を上げてサイディングします。







2コート、時により3コートしてやっとパウダー完成の冷却風景です。







ベースとなるパウダーの黒の上へハイパーの銀膜をのせます。

今回は「黒薄め銀膜強し」の感じです。

ハイパーBDKは「黒濃い目、中間、薄め」など銀膜の濃淡で表現します。







砂肌ブツ肌がここまでツル肌ハイパーとなります。 



 

●鋳造(鋳物式)の2通りと鍛造(加圧式)について●

鋳造CAST(鋳物式)
は熱したアルミ合金を溶かして鋳型に流し入れた後に冷却して形成していく製法のため、金属組織が粗く方向性のない状態となるため空気孔(ピンホール・巣穴)が多く発生します。

それに対して鍛造FORGED(加圧式)は日本刀を作るような製法で加熱し圧力をかけ、叩きながら形成していくため鍛造は大量生産には向かない製法のためコストが掛かり高価なホイールとなりますが、鍛造は組織も極めて密となり空気孔は全くできず高い強度が得られるため軽量で密度の高い鍛造品は素材表現の磨き工法スーパーミラーバレル研磨などにより効果がより発揮されます。

 

近年のCAST鋳造(国産車純正や国産社外ホイール)などほぼ機会式のためバレル研磨や高温焼付けのパウダーコートでも問題ありませんが、今回の「ワタナベ」のような旧式の砂型式や「MADE INアジヤ産」のCAST鋳造品はアルミ合金の不純物が多く、組織が粗いため素材自体の空気孔(ピンホール・巣穴)がさらに荒くなりそれらが表面上に現れるため磨き工法のバレル研磨には不向きな素材となりますが、溶剤ウレタンカラー塗装パウダーコートカラーで被せますので素材の良し悪しに関係なく下処理次第でどうにか対処可能です。











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2011.08.10

RANGE ROVER レンジローバー純正ホイールのリフレッシュ・リメーク

RANGE ROVER純正ホイールへのハイパー塗装と溶剤ウレタンカラー塗り替えによるリフレッシュ・リメークです。

お盆休みのお知らせ。

8月13日(土曜日)~16日(火曜日)

17日から平常通りの営業となります。






 

ガリ傷修理からハイパー塗装(DBKブラックフェイス)



 

塗装の退色、艶引きの年数劣化は当然あります。ガリ傷以外は程度が良い方です。



 

まずは曲り、ガリ傷への肉盛り研磨形成の修理から全て始まります。



 

ハイパー塗装はベースとなるブラックやグレーはパウダー塗装と溶剤ウレタン塗装とあります。今回はコスト面の配慮でベースコートは溶剤ウレタンのブラックベースからのハイパー塗装となりました。

※パウダーコートをベースとする場合は完全塗装剥離が必須となります。

粉体・パウダー塗装についてはこちら



 

オリジナルと同じ仕上げの2トーンカラーのリフレッシュです。

修理前のダークブルーは既に退色、艶落ちしていますので新に塗った色合いや艶感はやや違ってきます。





 

ガリ傷への肉盛り修理



 

リム、ディスク下処理後、リムのシルバーメタをクリアーまで先に完成させます。



 

ディスク部の塗装のために完成したリム部のマスキングをします。





 

ダークブルー塗装完了(クリアー塗装前)

リムとディスク部を別々にクリアーを塗ってしまえばマスキング筋が出てしまいます。 この段階ではクリアー塗りません。



 

リム部マスキングを剥いでディスクからリムまで丸ごとクリアー塗装をする事によりリムとディスクのカラーの境目に段筋の無い自然でフラットな肌になります。





基本、土台となるホイール修正がキチント出来て磨きや塗り替えへのリフレッシュお化粧へと繋がります。





単品修正品は片道送料当社負担となります。



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